忘れじの、なんのその。
今日も、愛すべき君への歌を詠う。
酔っぱらいのほうが、人生の花見坂はあるきやすいのだ。
尊き君に歌を詠う。
欲の渇望と権力への吐き気。
まるでなにかを産みだす ...
無限の広がり
押し寄せて来る 海
有限を抱きしめ
波頭を黄金に光らせて
この夕べあの夕べ、
無限のうねりに身を委ね
麻痺した記憶が癒されるよう
柔らかなしとねを 広げて、広げ ...
鏡を上に向けすぎた昼
映らない
何も
映らない
雪が径をすぎる
さかな ふるえ
背びれ 夕刻
自ら 光の個のほうへ
応えをしまい
さらに しまう
...
人災の大爆発か彼の心おさめる矛先壊れている犬。。
カタチ
セイチ
イノチ
血
あの日地面がおおきく揺れだしたから
工場の高い建物さえしなりだしたんだ
工場内に積み上げられた製品がまたたく間に崩れだして
あっちこっちで悲鳴があがる
逃げなければ
俺は持ち場の非常 ...
きっとやっと咲いた
薔薇でもあっただろう
でも眼には棘のまず薔薇
まずの井戸をおりていくと
また別な薔薇を踏む
柔らかな感触に慌てて
傷口とそれから棘とを
裸足の空に付与している
{引用=読みたい本がある
明日にしようか
明後日にしようか
書店に行き
お金を払って
買って読みたい
詩でなくとも
ロマンスでなくとも
料理でなくとも
指で頁を繰り
じっと ...
僕は歩くことで
僕の思いを
知るのだろう 僕は
僕の中の道を
二〇一五年十月一日 「℃℃℃。」
℃■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■■■ ...
たくさんの動き続けるものを見て、人でなくてもいいと思った
ある終わりをうたう
お前の知るうちは来ない
信仰はパンにはならない
始まりはもう来ている
無知の鞭をふるって
不快さを隠しもせぬくせ
軽率な笑顔をふりまいて
押しつけるうたを
象徴のよ ...
次の議題に移ります
春の観光ポスターの件です
佐藤議員より
福島県の「福」の漢字を
震災から復興するまではずっと
復興の「復」に変えるという提案です
わだしは賛成です
真面目くさって ...
覆水盆に返らず
小さく揺れただけなのに
人の縁は変わってしまう
震災の水は海に返った
大きく揺れただけなのだ
海の恵は変わらない
久しぶりに神保町に行ったので
ビニ本でも買おうかと思ったが
売っていなかったので
1970年代初期に活躍した
ニューヨークのユダヤ人詩人
ジョージ・ゴールドシュタインの
詩集「一日の過ごし ...
君は傍観者
ただ見ているだけ
それだけ
どうしようもないからと
その口はよく回るけれど
そんなことなら
せめて黙っていられれば良かったね
君は傍観者
その、つもりだっただろうけれど ...
シーンを変えろ
問題の周囲は幻で
{ルビ那由多=なゆた}の日々の中心点は
いつも自分自身
いたずらにふり回される前に
指よ、鍵盤の上を踊れ
瞬時を歩む、ジャズマンの手のよう ...
東日本大震災10周年記念で
盛り上がりたいところですが
コロナ1周年記念と重なるので
どっちで盛り上がるべきか
正直困ってマンション組合の理事長に
相談したところ
「そりゃあ死人の数からい ...
月夜のメダルは天に貼り付き
煌々と照らされた道筋を
飲んだくれ共が泳いで行く
忘却の淵に全てを沈め
麻痺した脳髄
カンカン鳴らし
平手を打って泳いで行く
泥団湿地の現の原に
拘泥す ...
仮にそれが作られたものであっても そのすべてが紛い物であったとしても
美しいと感じたこの心は紛れもなく真実といえよう
見えないゴミ屋敷 地下水まで潜り込んで
この手は刃こぼれ知らずの剣 石垣 ...
あの日、ぼくは死期の近い人のそばにいた。基督教系のホスピスへ出入りし、ただその人の横に座っていた。モルヒネのせいで朦朧としたその人にとっての今は、50年前の初夏の昼下がりだった。そして、ホスピスは何十 ...
風の音が優しくなると
背中を押されたようで
無理しても歩いて来た
消えないで僕の故郷は
壊れたって空に抜ける
思いを巡らす時はまた
聞こえるよ祈りに似た
胸の声が今日は日本に
小さな灯 ...
気配を交わす
凪いだ水面に立ちこめる霧のような
気配を交わす
かたちあるものは
言葉にしたものは
どんなにいとおしくても
見つめつづければ
ゲ
シュ
タ
ル
ト
...
高いところから
低いところへ、
広いほうへ
明かるいほうへ
夥しい言葉の群れが
かたまり
解れ、また 縺れ
しまいに
いちまいの 布のようになった
それを拾いあげ
...
あの雲の向こうには
無窮の青空が広がる
それだけでいいんだ
私の生まれてきた理由は
誰も帰らない家が在った
十年ぶりに男が一人帰った
その家を壊す支度に
雑草に覆われ
壁は罅割れ色褪せ
繁栄の代償に
突然選ばれた家族
怒りは擦れ違う
日々が過ぎても
これで癒 ...
桜が大きくなったよ!と笑ってた
花屋の花がこっちを見てと微笑んで
店員は口を糸で引っ張られて笑顔で
ただそれを茫然と視界に入れて
空はただただ衒ってさ
独り、ただただ脚を動かす
他人よ ...
海底99メーターの孤独
エヴェレスト単独登攀の孤独
子供が離れた孤独と
爺ちゃん婆ちゃんのいない孤独
不安に怯えても孤独と融和しようぜ
もう子供じゃないんだから
もし好きなことがあ ...
私の中に降る雨は
永遠に枯れることを覚えず
汚したものは数知れず
許したものは僅かなれど
愛してしまうのだろうか?
私も人となって
愛していくのだろうか?
春の訪れるに任せ
私の足 ...
夜が明けたばかりの街を弔う指先には小さな形而上学が安らいでいる。早朝からキーボードを叩いている私には国道のねじれる音すら聞こえない。しばらくして私は朝の道を歩き始める。そこには散歩の感傷よりもスポーツ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
忘れじの
a i
自由詩
1
21/3/12 13:10
抱擁
ひだかたけし
自由詩
4
21/3/12 13:08
あかり くらがり
木立 悟
自由詩
5
21/3/12 10:06
今日は4のない日だ。
足立らどみ
短歌
1
21/3/12 8:16
ち
ヨロシク
自由詩
1
21/3/12 7:59
あの日地面がおおきく揺れだしたから
こたきひろし
自由詩
9
21/3/12 6:36
ある一つの詩作
道草次郎
自由詩
3*
21/3/12 6:28
春の本
津煙保存
自由詩
7*
21/3/12 5:26
夜の散歩
番田
自由詩
2
21/3/12 1:23
詩の日めくり 二〇一五年十月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
21/3/12 0:08
_
いる
短歌
1
21/3/11 23:08
空虚
ブルーベリー
自由詩
1
21/3/11 22:48
復興するまで復島県
イオン
自由詩
1*
21/3/11 22:33
覆水海に返った
〃
自由詩
0
21/3/11 22:32
ジョージ・ゴールドシュタイン詩集「一日の過ごし方」
花形新次
自由詩
2
21/3/11 21:15
君は傍観者
鳴神夭花
自由詩
1+
21/3/11 21:05
ジャズマンの指
服部 剛
自由詩
3
21/3/11 20:39
記念式典
花形新次
自由詩
0
21/3/11 20:36
飲んだくれの歌
ひだかたけし
自由詩
5
21/3/11 19:01
見えないゴミ屋敷
余韻
自由詩
0
21/3/11 18:41
夕焼けの記憶
道草次郎
散文(批評...
5*
21/3/11 18:21
あれから10年
ミナト 螢
自由詩
1
21/3/11 17:20
気配を交わす
塔野夏子
自由詩
3*
21/3/11 16:17
なんかいも忘れなおす
はるな
自由詩
6
21/3/11 14:30
アオゾラ
渡辺亘
自由詩
3
21/3/11 12:26
十年忌
大村 浩一
自由詩
7*
21/3/11 12:02
インテグラルが死ぬ前に
月夜乃海花
自由詩
0
21/3/11 11:21
海底99メーターの孤独
梅昆布茶
自由詩
11
21/3/11 11:13
空席
妻咲邦香
自由詩
3
21/3/11 9:59
健康
葉leaf
自由詩
0
21/3/11 4:22
679
680
681
682
683
684
685
686
687
688
689
690
691
692
693
694
695
696
697
698
699
700
701
702
703
704
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
3.89sec.