昔友人と歩いていた道は
新宿から そして
隣の原宿へと続く道だったことを思い出す
イチョウ並木の黄色の間を歩いた


僕らは ドトールへ入った
悪態を聞いていた彼と よく晴れていた
見 ...
私が高校生の時
それが君を知ったはじめての機会
他の人とは違う3次元MVに
エネルギッシュな語彙が流れるドラムンベース
独り誰にも知られずに何十回、何百回聞いていた

私が大人になった時
...
トルソの夕焼けに
切断された四肢の休息を
みるものはない

石理から拭きとられた水も
砂漠をこえ ひとをこえ
高低をのみほしてきた

砂時計はアシンメトリーである
あらゆる風と雲 ...
名前がある
そこにある
私の名前だ
そこにある
指でなぞる
古い名前だ
何も覚えていない
美しい響きだ
長い間耳にしなかった

花を摘みに出掛けた
みんな何処かへ行ってしまった
...
杉の梢に雲が絡む
それは川であったり
馬であったり
龍であったりする
大樹に向かい私の足が根になるとき
私は蒼天の
川に遊び
天翔ける風となり
未知なるものの微笑みを知る
昼間の月が山から出てくる
満月に近い間は
遠くて明るい
ほうぼうでじっとしてきた気もする。

そうでなかったのと同じぐらいに。

ここが惑星だとおもえば軽減する筈の、ディスレクシアがある。

けれども全土なのだし、惑星は観念、全土という語感の支 ...
意地


無惨

不様


ー 哀愁 ー
人間の記憶というものは
とても不思議なものだ

記憶のふるさとを探しに
人間の体のなかへと旅にでる

(脳への旅)

おおかたの記憶は

脳にある記憶の倉庫の
無数の抽斗のなかに ...
谷川さんが引用した八木重吉を引用するようなこと
それは

それとは

床六尺にちらした
不具の幼体

いちるの穹だ
ええ、生まれて一度もこの家の敷地を出たことはありません/はい、生まれて一度だけこの家の屋根から海に飛び込んだことがあります/
いつかの夏、この家を飛び出して七日のあいだ何処かを彷徨い歩いていまし ...
ふたつの静寂を飲み込んで
プロペラ機のエンジンが止まる
見てきた景色、幾らでも話して聞かせられるよ
触って確かめられるものなら
膨らんだり縮んだり
自由自在は健気だけれど
いつか歩幅を揃え ...
雨の匂いと
ここには無い風が
少し冷えた窓枠に溶け込む
濁りながら
視界を浸す音に
帰ろう

応えるつもりだった
いきいそいで来たきもして
ここはちかげつ、いやもう九かげつか
もうはるなのね
はるでしょぅ
いつもいつもおわる気のするのは
なぜだろぉ
桜ひらひらまう迄は
ながらえつつも
はだえの{ル ...
春の匂いがする。ステンレスの苦い匂い。花の甘い匂い。
*
ちいさく静電気を起こす。君だろうが、僕だろうが、そんなの関係なかった。
*
たまごの黄身と白身が離ればなれになったみたい。ぽっかり ...
定義が転がっていく、上へ上へと。私たちはだから、全員で、その定義を責めなければならないと思った。なぜだろうみな共通して、定義がとんでもない罪を犯しているような気がしてしまったのである。だからといって、 ... ゆるやかに自傷

ゆるやかに

もぐもぐもぐもぐ

食べたくないけど 食べちゃうの

もやもやもやもや 晴らすため

ゆるやかに自傷

ゆるやかに

ぷちぷちぷちぷち

...
パラソルを立てるとパラレルワールドに



僕の目が今日はいい天気だと言う



喋る蝶 翻訳調で翻る



いつだってあの日の声が温かい
職場のパートさんが、若い高校生のアルバイトに、マリー・アントワネットって学校で習った?って聞いてて、何言ってんだと思っていた、当たり前過ぎて、その人は若い子はなんにも知らないって思ってる節があって、ど ... リモートワークは普段からネットをよく使う人でなければ
定着しないのだなと
付け焼刃でやってもやっぱりよくないできないや
に落ち着く

使うためにはそれ以外にやりようがなかった
僕のようなヒ ...
5時6時
暗くはなってくるけれど
まだまだ遊ぼう
親が来るまで
本日のお品書き~パスタ~


 食ひにゆく西洋うどんを空駆けて

 日本のパスタの夜明けは1984年である。それまではスパゲティといえば、ふにゃふにゃのナポリタン。ママーの茹でパスタにケチャ ...
疼痛
激痛
鈍痛
鎮静

鈍痛
激痛
鎮静

激痛
激痛


人がいる
地球儀の上じゃなくて
地球の上に

地球儀の上は世界じゃなくて
世界は
地球の上に
その表面に円状になって広がっていた

人がいる
人がいる
人がいる

人はどこに ...
砂塵がもうもうと上がる
町ひとつが燃え上がるようだ
夕景
しばらくして車がガタガタと揺れる
土の渦がフロントガラスの向こうを通り過ぎる
渦、渦。
もうもうと
風が通り過ぎる
時々僕は
街角に立ち尽くしている
見上げていたりする ビルの空を 
タワレコに入っていく男
女は見ている 窓の宝石を


僕が 昔食べた アイス屋はもう無い
それを並んで食べた女の ...
海よりもとおい海の
浜辺には声の真空があり
水と石だけがきざまれて在る

列島の等高線をきりおとして
おんなたちは口々に
あれが星の曲率なのだとささやく

だがひとえに言ってしまえ ...
 昏い暗いブルーライトを喰らう蛾侭の鱗粉は
  夢想が作り出した名ばかりの怪物
   ただのネオンサインに遮ぎられた殺虫灯の明かりに
いつかきっと鳥籠に召されたし
 窮屈な空白は塵と誇りばかり ...
接待されるのが楽しいかというと
そうでもない
接待する方も面倒くさいんだろうなあって
気を遣うしね
どうせだったら現金渡されて
お好きに使って下さいというのが良いかな
欲しくもないプレゼン ...
傷付く事にも慣れたなんて哀し過ぎる
消えてくれない痛みに彩られ
綺麗な心を捨ててまでも追いかけたい夢がある

日曜日は新しいスケッチブック
最初に描いたのは何もない空だった
世界を動かすそ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あの頃番田 自由詩021/2/27 1:01
私(たち)は今日もねじれている月夜乃海花自由詩1*21/2/26 17:41
断章新染因循自由詩521/2/26 17:08
妻咲邦香自由詩121/2/26 16:15
杉の梢黒田康之自由詩021/2/26 11:53
昼間の月自由詩021/2/26 11:34
ディスレクシア道草次郎自由詩2*21/2/26 9:51
ヨロシク自由詩121/2/26 8:25
記憶のふるさとst自由詩321/2/26 4:19
極論道草次郎自由詩1*21/2/26 2:48
姉妹の家末下りょう自由詩1*21/2/26 1:43
ダールベルグ妻咲邦香自由詩121/2/25 23:22
人のいない部屋の仄暖かさnoman自由詩221/2/25 22:58
はるはなのみて道草次郎自由詩1*21/2/25 21:38
2021 ssゆうと自由詩121/2/25 17:43
善良なる定義に関してただのおと散文(批評...121/2/25 16:36
ゆるやかに、自傷。まりい自由詩221/2/25 16:26
パラソルワールド水宮うみ川柳1*21/2/25 16:14
世代の話山岸美香散文(批評...021/2/25 12:45
僕の仕事でないのでりゅうさん自由詩121/2/25 10:43
ずっとこの時間が続けばいいのにまりい短歌021/2/25 9:54
料理で俳句⑫パスタSDGs俳句121/2/25 9:39
ヨロシク自由詩021/2/25 8:10
ひとがいるんじゃないかなこたきひろし自由詩321/2/25 6:35
突風黒田康之自由詩221/2/25 2:46
交差点の眺め番田 自由詩121/2/25 0:34
海のパース新染因循自由詩16*21/2/25 0:27
扨も其の後あらい自由詩221/2/24 21:53
接待して欲しい花形新次自由詩021/2/24 20:31
エディブル・フラワー妻咲邦香自由詩121/2/24 20:24

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