○「終活」
「失ったもの」を
数えて生きるよりも
「まだあるもの」を
数えて生きていこう
○「殺し文句」
(女)「あたし、初めてなの」
(男)「俺はマジだぜ!」
○「天気予報」 ...
壁に掛けた絵が傾いて
棚から雑誌が滑って落ちた
花瓶が床で砕けて散った
みんな急いで外に出た
電線が揺れていた
千切れるほどに揺れていた
笑ってる人もいた
隣の建物で大きな音がし ...
コロナウイルスの騒ぎで
ウイルスというものに興味がわいて
いろいろ調べてみたが
調べれば調べるほど
ウイルスの奥深い謎の
底なし沼が見えてくる
その謎のなかで
最も面白いのは ...
砂浜であたたかな光を浴びながら
私たちは貝殻に閉じ込めたことばを砕いている
細かい粒子がキラキラしては手のひらで
掴み切れないものをかろうじて掻き集めて拾っている
足の裏に微かな熱を感 ...
卵
ヒヨコ
鶏
チキン
血肉
ウンコ
私の場合は創作文を書くことで詩的体験を楽しみ波長の合う対象には憑依して連詩を書いてきた根無草。伝えたいこととかなんも無いフラットだから解るのかもしれないけど、悪文と駄文は別なんだよね。自称ネット詩人を ...
雜文
オレはただ寢ていた
朝、何度かドアチャイムが鳴ったと思う 無視した
もう午後だったと思う
そのうち
うるさいサイレンが聞こえた
...
踏んではいけない物を踏む
満月見て左足だけ踊る
足止めて表札見る
寄せ集まりでも鮮やかな色成す
石畳の道に迷う異国の異教徒
眠りはひきちぎられた
まだべとつく膜をまとった渇きは脈打ち、指々を起こす
酔いどれた眼球に絡みつく、裂きたがりの指々
乞い、這い、掻き壊す指々
私は、したたかに心臓をうつ
故郷の焼ける臭気
...
「私」というまとまりはほらかき氷のように崩れやすいけど、在る
夜になってしまった
森で野宿だ
きっと、綠色の夢を視るだろう
すると
焔のような瞳の狼がフラッと現れ
「あの、橫で寢ても良いですか」と云う
「良いけど」
...
眼下の川では子供たちが裸ではしゃぎ
遠く茶褐色の岩峰が冷たい灰色の空を背景に連なっている
僕はゆらゆら揺れる色褪せた肌色の廃棄バスの屋根の上
何とかバランスを取りながら何度も落ちかけ
終に ...
眠る私と眠らない私
半球睡眠の見る夢
日々の
狩る私と狩られる私と
生きているうちに
おはようと、おやすみと
まだ生きているうちに
ごめんなさいと、ありがと ...
田畑より家ばかり増え様変わり公園すらも半分になり
見上げれば太陽だけが元気いい無人の駅に足りない活気
蜜柑だけではなく他の柑橘類山の上まで連なる黄色
ジャズを聴き大人の世界巡る旅高校 ...
つい最近まで
私の住む地域は
「利用出来る店舗はありません」
と表示されていた
東京から1時間圏内なのに
な、なんで?
とショックのあまり
スマホを叩き壊して
ベランダから
「ウーバ ...
二〇一七年五月一日 「もろもろのこと。」
だいぶ本を処分したんだけど、またぼちぼち本を買い出したので、本棚にかざる本をクリアファイルで四角く囲んでカヴァーにして立ててかざれるようにしてるん ...
当面することが無い俺達は
頭の包帯を真新しいものに替え
ベンチを探しながら、公園の中を首輪の無い犬の様に歩く。
親父が一切の記憶を失った事と
俺がいざこざから退学した事は、互いに関係が ...
ディオニソスに魅入られ
葡萄の蔓の絡まる酒杯を享けた
昏い眼光を滾らせ
無形の岩漿を地に撒いた
ピンセットで標本台に載せる
一分の狂いなき手つきでつがえた
アポロンの銀の矢が
杯を貫 ...
シンプルにストレートに質問を投げかけるだけ投げかけてみて私は去りますが、大いに啓蒙されたり、錬冶されてみたいという、気持ち悪い甘えに忠実になり、ここを解説した次第ですが…如何なものでしょうか…
弟の家には
尻尾がある生物が居るらしい
網戶を半開きにしていた處、
勝手に入ってきて、そのまま定住したのだそうだ
洗面臺や便器にうずくまったりしないし
胡瓜を見て氣絕 ...
睡
雨
雷雨
悪態
遺伝子工学の世界からやってきた
遺伝子を操作するワクチンを接種して
mRNAという遺伝子を
体の中に打ち込んだ人は
遺伝子を組み換えされた食品などを
もういやだと拒否できなくなった
...
つがいになったんだって
そんなの考えたことなかった
考えたことなかったけど
なんかいつの間にか
つがいになってたんだってさ
昨日と明日
ネジとドライバー
太陽と海
シナモンとウ ...
その秋、ユレは泣かなかった
毎日、悔しさに、哀しみに、怒りに、高揚に、ユレの心は動いた
夜だった
寝室に忍び込んだ、はやるユレにうながされ
私たちは
真っ暗なコスモス畑を走った
林の奥に
...
人により人と呼ばれて人となる循環定義の蒸し暑い朝
紅い薔薇神経質そうに咲く
暗闇でイガを踏む
一歩踏み入れ異臭
何かゞ起こる前二つ三つとくしゃみ
素手で持てない物を持たされ
優柔不断をバランス感覚だと誤魔化しているだろう?
綱渡りに憧れてはいるが
綱の張り方を知らないだろう?
綱さえうまく張れればそう落ちることはないんだよ
500ワットの電子レンジがキッチンで ...
擦れ合うふたつの金属のような
疫病の女の叫び声が
複雑に入り組んだ路地で反響を繰り返し
縺れ合っては消えていく雨交じりの夜明け前
悪夢から滑落した俺は
自分がまだ生きているのか確かめてい ...
今まで見たことのない世界って
今まで誰も見たことない筈なのに
さもありなんと言う世界を演出して
テレビや映画や本に
よく出て来るよね
それ絶対おかしいだろ
誰も見たことないんだった ...
大雨が滝のように降り続いている
人間の世界に自然があるのではない
自然の中に人間の世界があるのだ
人間も自然の一部に過ぎないのだ
勘違いしてはいけない
人間がどんなに科学を発達させても
自 ...
日付順文書リスト
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日付
独り言8 . 17
zenyam...
自由詩
1*
21/8/17 14:34
数日遅れで花は咲いた
妻咲邦香
自由詩
2*
21/8/17 13:23
謎だらけのウイルスと免疫システム
st
自由詩
5
21/8/17 11:51
砂浜でことばを砕く
かんな
自由詩
3
21/8/17 9:26
巡
ヨロシク
自由詩
0
21/8/17 8:03
自称ネット詩人を突き抜けて欲しいのかな?
足立らどみ
自由詩
2
21/8/17 7:43
顛末
墨晶
散文(批評...
3*
21/8/17 6:16
自由律俳句「食べられる退屈」(79)
遊羽
俳句
2
21/8/17 3:07
延命
凪目
自由詩
0
21/8/17 0:24
_
いる
短歌
1
21/8/16 23:16
Hunter
墨晶
自由詩
2*
21/8/16 22:40
無垢と大地(改訂)
ひだかたけし
自由詩
11
21/8/16 20:41
mRNA
AB(なかほ...
自由詩
1
21/8/16 20:14
妄想
夏川ゆう
短歌
3
21/8/16 19:15
Uber Eats
花形新次
自由詩
1
21/8/16 19:13
詩の日めくり 二〇一七年五月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
11*
21/8/16 17:55
舌をだらりと下げ
三明治
自由詩
0
21/8/16 17:43
アポロンの眼
天寧
自由詩
1
21/8/16 17:35
現代詩って何?
過去ログ倉庫
21/8/16 16:28
Hug
墨晶
自由詩
3*
21/8/16 15:27
朝
ヨロシク
自由詩
0
21/8/16 8:01
もう拒否できない遺伝子操作
st
自由詩
2
21/8/16 3:06
君とはしゃべれない
竜門勇気
自由詩
1*
21/8/16 2:45
碑
凪目
自由詩
1
21/8/16 0:09
_
いる
短歌
0
21/8/15 23:48
自由律俳句「食べられる退屈」(78)
遊羽
俳句
1
21/8/15 23:25
潮の満ちる波打ち際で
ゼッケン
自由詩
1
21/8/15 23:21
火炙りの朝
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
21/8/15 21:36
今まで見たことのない世界
こたきひろし
自由詩
2
21/8/15 19:16
自然災害
zenyam...
自由詩
1*
21/8/15 12:04
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3.24sec.