失態
追及
責任転嫁
ベロ出しチョンマ
もう、春
ユキヤナギの蕾も
いよいよ膨らみ始め
風もぬるい
連翹の
硬い蕾もそこはかとなく
黄の兆し
あまりに短絡にわいた
羽虫たちは
ふためきつ ...
誰もいないから見ていたのだ
午後の空のボールを
角の僕はまだ見たことのない空を
見ていた 僕は 十字架に
そして遠くに見えた 街並み
僕は思い出していたのだ
海に家族で出かけた日
...
私の肩に架る琥珀色の雨が降り続いている
それをただ描かれた水面が凪いでいくように、と願い
果てまでも眺めている
透過するわたしと糖化するあなたの影が
一筋の蝋燭に反芻して ...
一通り娯楽は揃った四畳半のような脳に住み慣れている
昨日より
今日食べたいちごは甘い
そうやって僕は春を感じる
砂漠の中で
獣とぶつかって
探り合いながら破れた
ポケットの穴に
吐き出せない種を撒くから
ここには雨が降って欲しい
...
雨のダブリンは
まるで揺らめく炎のよう
遠い汽笛が木霊して
アスファルトを静かに濡らしてゆく
(そのとき碧い目をした少年は
白い息を吐きながら
雨降る外をいつまでも
いつまでも眺め ...
最悪の悪徳。それを寿げ。すました顔で平然と血で汚れた手を差出すのだ。供物のように身を横たえよ、恐ろしい龍や番犬の牙に偉大にも身を捧げるため。そのようにして、いくつもの滅んだ帝國は歴史の溝に清らかにも棄 ...
ガラス片
窓枠
風
無人
さびしくはなくて
かなしくもない
部屋を出て街を歩いた
コンビニ迄の道
太陽がまぶしくてさ
日陰では立ち止まってしまった
もし
極限迄に喉が渇いてしまったら
水の匂い嗅ぎ分 ...
初雪のニュースを聞けば鳥肌が立ち急激に寒さ意識する
自転車に乗って私に逢いに来るあなたは白馬に乗った気分で
台風は超大型を保ったまま広い範囲が影響受ける
夜空見て雲が邪魔して星はない ...
空を見上げて歩いていた海で
カレイを拾ったことがある 砂の中にいた
それを投げ上げたけれど 空の下で
ざらついていた それを 拾わず帰った
すれ違う男の胸の肋骨の間にすっと通る合口
知り合いに切り付けるのは気が引けるという理由でお前は生きる
脳ミソが煮えたぎるその瞬間は女子校行のバスの中かも
たぶん僕は悩殺よりも瞬殺派だ
まわりくどい締めゴロシよりは死刑が良い
ときどき趣旨を忘れたりするが
詩みたいなものを日記みたいに描く
僕にはまっとうな友達がいないみたいだ
アビー ...
水平が
輪になって
迫ってくる
目を閉じて
開け方を忘れた
手のひらをかたく
握ったまま
抱かれにいく
目があかないので
誰にかは
わからない
今ひとつ使い勝手のわからない脳だと私の脳は言います
前方不注意で迷い込んだ森で
僕の死骸は笑っていた
それが実に正夢で
私は確かに発狂している
もう望んでない
もう恨んでない
上澄みだけが
強がって
僕を守ろうとした
無意 ...
あんまり良い詩を書いちゃ心配よ
と
ウミネのおかあさんは言う
ウミネは
無花果の好きな島の男の子だ
ウミネは
時々
ひとりでぶらぶらと
白い砂浜にやってきて
波の音が
ズザザザァー ...
- Der Traum, wieder
一瞬で、どんな夢だったのか忘れてしまうが
胸が潰れるような氣持ちのさなか目覺める
かたちのないもの
かんがえにな ...
骨を動かすと
神様が降りて来る
筋肉を震わすと
宇宙が唸る
みんな、みんな
大好きなんだ
生きて息して
居て下さい
突き抜ける青、天空に
たましいは今日も饒舌だ
...
文章の森に
本の生る木があった
こっちの枝には推理もの
あっちの枝には時代もの
てっぺん辺りに専門書
棘の節には官能小説
若芽には児童書
ある日のことである
その木に甘い砂糖のような雷 ...
朝6時、目を覚まして
ひとり、鏡に微笑むの
「わたしはきょうもげんきです!」
口の端引っ張り笑うんだ
「大丈夫、私は元気だから。」
所詮、誰も気づかないよ
いつもの電車
みんなやっぱ ...
明後日の風が
薄い緑に見えるのは
わたしに宿る
かすれた色眼鏡のせい
閉店の知らせばかり舞い込む
メールボックスには
この世でたったひとつの
返信が届かない
山羊の顔して探すだろう
...
すっかり日々は暖かくなり
桜もいよいよ開花間近
なのに私の心は鉛の様
不安と恐怖が波打って
奥底から沸き上がる
(昨夜は凶暴な悪夢に襲われ
汗みどろで目が覚めた)
すっかり日々は暖か ...
昨日。朝からの雨と風で、もしかしたら最後の勤務は営業休止になるのかもしれない。と、スキー場勤務最終日を期待したが、営業休止の連絡の電話は鳴らず、今シーズン最後の道の駅で時間をつぶすことにした。三月に ...
別離
色々
成長
再度
米って左右対称じゃない
犬歯のように少し欠けてる
その犬歯みたいな米は
臼歯で噛むと甘くなる
そういえば
オオカミの犬歯を
あの人はお守りにしていた
もっと噛んでくれてもよかったのに
白い皿をニトリで手に入れたのだ
栗を置くための土台として
アスファルトには一体何が置かれるべきだろう
ゴムボールを手に 考えていたのだ
この肉塊、まあね、そう言うお前らもさらなるその一部分なんだが
居場所がなくなって
途方にくれてしまいかけてる
キスなんて一度か二度しただけ
そんな唇を舌で舐めても
そりゃ渇いているだけさ
日は落ちて
周りは昏くなっていく
ためしに心臓止 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
テヘ
ヨロシク
自由詩
1
21/3/17 7:59
もう、春
道草次郎
自由詩
3*
21/3/17 6:25
消えてゆく街
番田
自由詩
2
21/3/17 1:40
淫雨
あらい
自由詩
2
21/3/16 23:48
_
いる
短歌
0
21/3/16 23:06
トレンチコートの詩
ミナト 螢
自由詩
3
21/3/16 20:51
雨のダブリン
ひだかたけし
自由詩
4*
21/3/16 19:22
叛逆
道草次郎
自由詩
5*
21/3/16 11:04
虚
ヨロシク
自由詩
0
21/3/16 7:59
太陽がまぶしくてさ
こたきひろし
自由詩
1
21/3/16 6:52
星
夏川ゆう
短歌
2
21/3/16 5:39
潮干狩りとカレイ
番田
自由詩
4
21/3/16 1:20
通り魔短歌1
花形新次
短歌
2
21/3/16 1:12
所在
梅昆布茶
自由詩
11*
21/3/15 23:06
水平
はるな
自由詩
4
21/3/15 22:39
_
いる
短歌
2
21/3/15 22:19
死骸
TwoRiv...
自由詩
13*
21/3/15 21:48
ウミネ
道草次郎
自由詩
3*
21/3/15 21:01
ひとでなし
墨晶
自由詩
6*
21/3/15 19:58
たましいと骨
ひだかたけし
自由詩
5
21/3/15 19:31
文章の森での出来事
道草次郎
自由詩
4*
21/3/15 18:35
嘘つきプラクティス
月夜乃海花
自由詩
2
21/3/15 17:22
オムレツ
やまうちあつ...
自由詩
0
21/3/15 15:58
春の肉感
ひだかたけし
自由詩
4
21/3/15 13:35
今日からは道の駅には寄らない
山人
散文(批評...
7*
21/3/15 8:07
巡
ヨロシク
自由詩
0
21/3/15 7:57
米
黒田康之
自由詩
2
21/3/15 3:43
水色の午後に
番田
自由詩
2
21/3/15 1:41
_
いる
短歌
0
21/3/14 23:11
帰る場所がなくなってしまった
こたきひろし
自由詩
6
21/3/14 22:57
677
678
679
680
681
682
683
684
685
686
687
688
689
690
691
692
693
694
695
696
697
698
699
700
701
702
703
704
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
加筆訂正:
反省なんかしない
/
ただのみきや
[21/3/15 16:23]
修正
反省なんかしない
/
ただのみきや
[21/3/15 5:53]
修正
3.46sec.