僕は空を見ているのだ
遠くの山の でも
感覚からは遠い夜に
僕の 感覚自体としての
でも遠くに光る街灯は
暗がりの中に存在するものだ
朝 地上を見下ろしたときに 航空機の上から
...
氷上に跳ねるけもの えものを見つけたとして
すれ違う私を知らず 私は呼ぶことはない
自然の中のすれ違いで私はまた今日をいきていく
知っている 夜が明けたことをただつれて
丸い顔
優しそうで
素直そうで
安心できる笑顔
丸いボール
たのしい遊び相手
こちらの意思を伝えると
素直に答えてくれる
ラグビー ...
どこまでもここから遠い身体に比喩として手をさしのべている
どこか金属的なノイズ、揺れる路上のリズムと、スニーカーのゴム底のスクラッチ、腕時計の文字盤をスルーして時は過ぎていく、流れ去るもののすべてのことを俺は知っている―とどまるものに比べても、ずっと―狂 ...
ここは
いや
ココも
遺跡なんだヨって
たくさんの詩が
歌っている
世界には
あんまり多くの発表会がある
けれども
孤独はいっこう
うまりそ ...
詩集を出したばかりの頃
卒業後初めての同窓会があった
みんなそれぞれの世界で活躍していて
「詩集を上梓しました」と宣伝すべき立場と
疎ましく思われる現実とに混乱した
高1で同じクラス ...
一雨毎に深まりゆく
この春日に佇んで
私は浅く息を継ぐ
虚脱の朝に不安な昼に
剥ぎ取られてしまった色を探し
*
記憶の奥の入学式
通り過ぎてく畑の野草
お母様と手を繋ぎ
...
降っているけど
どうせあなたは
雨粒のあいだを通り抜けて
両手鍋を抱えて来るのでしょう
ええ、いつだってあなたは
「最高のカレーができた」と云って
坂道 ...
最近は
朝の寒さが和らいできて
冬がすっかり死んで春が来たなと
そう思う
死んだという荒いワード ...
地球とは叡智を究め滅ぶ星
今日も最期の夢を見ている
感情が死んでいく
論理の下に埋もれて
死んでいく
ニュースは私を否定した
その論理は
私は排除すべきものであると
私は許されないものであると
私を否定した
いつか私が死 ...
三日月の鍵爪を栞 微炭酸の蜜を拵える タイピングの錯覚
読みかけの本に溜息。少し癖のある彩を抑えた 薬指の小股まで
柔らかで蒼い壁面。舐めるように徘徊するもの
むしろ 虚ろ岩礁は 凪いだ海を ...
{引用=恋}
掌にそっと包んだ蜘蛛に咬まれて
上気した頬――金の産毛の草原へ
わたしは微睡みを傾けた
卒塔婆に書かれた詩のように
高く傾いだ空の下で
訪れては去って行く
たった一つの ...
「星くず」
しんだらみんな
星くずさ
だからそんなに
泣かないで
「雨」
いま
雨の音を聴いている
雨を書くとは何だろう
雨のもたらす心象(イメージ)を表現したい ...
静けさ 揺れる
春の雨、
光の空から
降り注ぎ
宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては時を刻み
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する
静けさ 奥 ...
他人がお前に関して言ったり書いたりしたこと
それを通して自分を知ろうとするお前
そこに最大の過ちがある
自分で書いたことをもって自分を知ろうとせよ
自分は外部に存在するのではないことを忘れるな ...
雨粒がポタリポタリと落ちるのを
ショッピングモールの四階の暗い駐車場で
一緒に見ていた
やわらかい君の太ももはあたたかかった
じっと雨粒を見つめているその長めの睫毛は
ぼくにとてもよく似てい ...
生きてるってサイコーなんですかね?
まだ生まれたばかりの赤ちゃんに
その耳元で囁いたって
泣き出すだけです だけですよね
この世界に産まれてこれてサイコーかい?
聞いてもちんぷんかんぷ ...
あの日
君と別れて仕込んだ
涙のしずく
断ち切れない
未練の想いで
気づいたら
10年物の琥珀色
ブランデーグラスのなかで
香りたつ
今も
変わりはしない君への ...
今日は午後の川原の道を歩いていたのだ。でも、空の向こう側にいる、かつての自分の思いを確かめるようにして。僕はファミマで買ったコーヒーを手にしながら、今の、僕ではなかった頃のことを思い出していたのだ。か ...
今日で地下鉄サリン事件から26年。
本来、平成の新興宗教団体のはずだった歴史上稀有な犯罪集団が犯した事件。
当時、一連のオウム事件から警察の一般人の電話盗聴が公然と話題になり、
ポケットにカ ...
身体があなたとわたしを絶対に隔ててむかいあわせてくれる
ちいさく溝を掘って
きのうまで咲いていた黄色い花を埋葬する
名前を考えているうちに
いつのまにか旅立ってしまった
知らないうちに
抜け殻みたいに影だけが残った
通り抜けていったものは
...
高木ブーに
ブタのコスプレをさせて
ブーブー言わせようと
計画したが
容姿をあげつらうのは
良くないと識者から
批判の声が多数上がったため
断念し、謝罪した
高木ブーは騒動に対し
...
長い夢に落ちて 浮かび上がった地図は
ただの思い上がりだった 苦し紛れのなんとやらで
死に物狂いの人でも死ぬわけじゃない
そりゃなかには死んでしまう人もいるのだろうけど
赤く黒く滲んだ傷跡 ...
マンボウをマクラがわりにシュンミン詩
えええぇー!! ここで会ったが100年目ー!?
UFOに乗って夕焼け眺めてる
銀河系よりすこしだけ強い人
あの店の美味しいパンを食べたい!!!!
川柳のように短い糸だった
文末の句点がもってる円周率。
文章の外へ脱字は逃げてった
匿名であなたと話す夜のまち
未来には当然明日も含まれている
世界が果たしていつ終末をむかえるか
予言は幾つも聞いて来たけど
今のところどれも外れてる
なのにさ
自ら命を縮めるなんて
バカバカしい
どんなにほ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空と感覚
番田
自由詩
2
21/3/22 0:58
_
雨へのダブリ...
自由詩
2
21/3/22 0:48
丸い物
佐白光
自由詩
0
21/3/22 0:48
_
いる
短歌
1
21/3/21 22:55
いつだってわずかなものを求めて街を彷徨っている
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
21/3/21 21:57
生きてあり
道草次郎
自由詩
3
21/3/21 21:29
同窓
鵜飼千代子
自由詩
16*
21/3/21 21:20
放擲されたこの夜に
ひだかたけし
自由詩
8
21/3/21 19:31
白米
墨晶
自由詩
5*
21/3/21 19:23
幸せな人生 正解の人生
TAT
自由詩
2*
21/3/21 19:22
地球
TwoRiv...
短歌
4*
21/3/21 18:50
感情の死刑宣告
〃
自由詩
8*
21/3/21 17:34
インスタントメッセージ
あらい
自由詩
2
21/3/21 13:55
気化の誘惑
ただのみきや
自由詩
4*
21/3/21 13:49
ついーと小詩集5
道草次郎
自由詩
6*
21/3/21 12:54
春歓
ひだかたけし
自由詩
5
21/3/21 12:49
鏡に向けての檄文
六九郎
自由詩
2*
21/3/21 9:54
笑顔
道草次郎
自由詩
10*
21/3/21 8:41
生きてるってサイコーなんですかね
こたきひろし
自由詩
2
21/3/21 8:39
琥珀色の涙
st
自由詩
3
21/3/21 5:48
上野公園の花
番田
散文(批評...
2
21/3/21 1:50
今日で地下鉄サリン事件から26年。
足立らどみ
散文(批評...
2
21/3/20 23:42
_
いる
短歌
1
21/3/20 23:12
未詩・ちいさな弔意
あまね
自由詩
7
21/3/20 22:13
高木ブー
花形新次
自由詩
0
21/3/20 21:01
長い夢に落ちて
余韻
自由詩
1
21/3/20 17:55
夢シリーズ
足立らどみ
川柳
2*
21/3/20 13:00
ここで会った
水宮うみ
川柳
2*
21/3/20 12:56
川柳のような
〃
川柳
3*
21/3/20 12:40
未来には
こたきひろし
自由詩
1
21/3/20 8:05
675
676
677
678
679
680
681
682
683
684
685
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687
688
689
690
691
692
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3.38sec.