「どうしーてニッポン人、あなたたちーは
 背中、まるめーて、いる、ありますか?」
「いや、その、畳に座っての生活だからかなぁ」
「タタミ? シックスタタミね?」
「英語で畳み六畳のことですか? ...
意思か欲望か気まぐれか好奇心か
こうして今
あなたはこの詩を読んでくれている
つまり、23篇で100円のこの電子詩集を購入して頂いたわけだ。

不思議っちゃ不思議
自分の詩が売れたんだ ...
弛緩する全景
すり抜けてゆく数々の春夏秋冬
繋ぎとめていたかった面影ばかり霞んでゆく

夕陽を背に
手を振り合ったランドセル
当然のように
その先には明日たちが
待っていた 待って ...
暗い部屋で明るい話題はすぐに尽きる
暗さに慣れた眼で外へ出たら
眼はたちまち太陽の餌食になった

帰りたい部屋を見失い
彷徨い歩いた夜更け
君と手を繋ぎたくなる
コンビニまでの途中
電 ...
ライカが半世紀以上も前に
レンジファインダーのカメラを完成させたことで

他のメーカーは
異なる方式の開発へと向わざるを得なくなる

当時一眼レフカメラは
撮影の際にブラックアウトすると ...
 ぼーっとした子だったわね

 みんなが笑ってるとき

 なにがおかしくて笑ってるんだかわからないの

 でも、「いま笑うときなんだなあ」って、

 なんとなく気付くようになったんじゃ ...
遠くに見えるのは
幼子の手をひいた二人の影
エノコログサを君の鼻にくすぐれば
ころころと笑い
秋の残照に解きはなされた

浜茶屋のまずいラーメンをすすり
それぞれの砂粒が肌に残り
それ ...
 狐の里でたんぽぽ茶すゝる

 放置した退屈 空気冷やす

 人との関わりで余計な退屈また増やす

 開き始めた花咲くまで見届ける

 ゆとりのない部屋のゴミを隅に追いやる
圧倒的な魅力さえあれば
すべて
うまくいくのにね

たとえば食事
たとえば逢瀬
圧倒的な魅力さえあれば

願いはくずれるためにある

ダックワーズを
ほろほろ食(は)んで

...
     休日の午後4時、
     大きな鍋にぐらぐらと
     日々のあれこれが沸騰する時間
     きっかり2分
     それ以上でも、それ以下でもない
...
脳は頭がわるい

と顔が笑う



混色と純色をまだしらない

まだらのだらしない原っぱで


家を建てない


美と死と箸をすっともってしまうと

テレビのタモリと暗 ...
ああしかし目の前のこの虚空すら窒素や酸素に充たされていて 水銀柱は地中深く突き刺さり
僕の居場所はとっくに奪われ

あゝ星だ、あんなに輝き爆発して
雪降る宇宙を溶かしている

地平遥か入道雲が踊り
こちら側では子らの笑顔が弾ける

もう行か ...
ちいさく、なった




もいちど、ひらいて

見ようかな


あせを、ぬらした

想い


あのひも、かわらぬ

入道雲
上手くいったり
いかなかったりする恋

切ない想いが
雨に濡れて重くなり
明るくなれない心模様

逢えれば嬉しい
逢えなければ寂しい

雨の日よりも
晴れた日のほうが
寂しさは ...
天使たちが急ピッチでクレーム処理に追われている

みんな気付き始めたのだ
鉄格子の向こう側の魅力に
夏の子孫になり損ねました

また置いてけぼりです

誰もが暑い坂を駆けてゆくのに

白い夏制服の誰もが

それなのに僕ときたら

汗のかき方さえ習得していません

父も祖父 ...
今朝も管総理はファイザーCEOと会食をした。

森をまたもや功労者にするらしい。
あなたの歩みで星が止まるから綺麗だと思う
欠けていく影 低空飛行で会う街
暗記した電話番号の棘が残る眼

壊れるなら誰にでもなれたね



優しく素材を並べ替える音楽室で
入道雲 ...
世界は終わってしまっていた
ただ 世界が終わってしまったことに
気づかないひとりが
円形舞台のうえで
踊っていた
世界は終わってしまっているので
そこに音楽はないのだが
音楽があるかのよ ...
花ならば
一番うつくしいのは咲き始めの頃
おずおずと開きかけたつぼみの輝き

咲き誇る満開の時を過ぎ
花びらを散らす
それで終わり?
歎きながら枯れる日を待つ?

いいえ そこからま ...
○「詩と死」
せっかく生きているのだから
何かできることをやろう
「今日一日生きた証し」に
何かやろう
僕はそう思いながら
この独り言を書いている

○「お笑い番組」
今のお笑いは
...
スポーツの世界の

勝ち負けが

今までになく

小さなことのように

思えてくる
今は別のSNSに嵌ってる
そこでも詩を書いて短歌詠んでる

グループに入って投稿してるから
反応がダイレクトにつたわってくる

それが気持ちよくて気持ちよくて
やめられなくて止まらなくな ...
 知らぬうちタイヤに穴があく

 退屈とは人が生きている証

 叢踏みしめウサギの息探し

 度が過ぎて今日もまた何も得ず

 雑踏で手足に逃げられる
     もともと弱っていたのか
     怪我をしていたのか
     詳しくはわからないが
     知り合いが土鳩を踏んでしまった
     まだ息はあるが瀕死の状態で
  ...
主観的には何色であろうともひとまずあれは真っ青な空 旅先の温泉の
露天風呂から上がり
室内の入口で
横を向くと
だだっ広い温泉プールがあった


どぼん、と入り
ぴょんと跳ねれば、ふわり
もうひとつ跳ねれば、またふわり
さらに跳ねれ ...
吹きつける向かい風
この寒さを味わえるのも残り僅か
そう思うと
厚めのニット帽も自然と外したくなる

長引く寒波
ここ数年で稀に見るほど寒い2月
乱れるダイヤ
各地での落雪・転落事 ...
華やぐ赤日の高層
目に入れても痛くない素振りで
有無言わせず
ベールの向こうへ手招き

「こんなはずでは・・・」と
口には
出さなかったのが
何よりもリアルな証拠となって
後味を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
猫背一族の野望イオン自由詩021/7/24 11:46
100円ポエムkomase...自由詩2*21/7/24 10:42
重底音自由詩3*21/7/24 10:39
暗いくらい暗い人のこたきひろし自由詩321/7/24 7:36
プロも夢中になるライカの魅力とはst自由詩321/7/24 6:26
A Boy墨晶自由詩3*21/7/24 5:44
きりとられた残像山人自由詩6*21/7/24 5:33
自由律俳句「食べられる退屈」(61)遊羽俳句021/7/24 3:07
ダックワーズuminek...自由詩4*21/7/24 0:14
沸点石田とわ自由詩6*21/7/23 22:32
居間末下りょう自由詩5*21/7/23 22:24
_いる短歌021/7/23 22:10
此処に未練を捨て置いてひだかたけし自由詩821/7/23 19:49
なつ令和9年自由詩521/7/23 19:11
雨で濡れた恋夏川ゆう自由詩221/7/23 18:52
2021年7月の革命TwoRiv...自由詩6*21/7/23 18:46
夏の子孫クーヘン自由詩5*21/7/23 16:31
ええかげんにも・恥すらないのかナンモナイデ...自由詩2*21/7/23 13:18
日記に地平線を描いた水宮うみ自由詩7*21/7/23 12:30
幸福な踊り手塔野夏子自由詩4*21/7/23 10:55
花ならばLucy自由詩421/7/23 10:05
独り言7.23zenyam...自由詩1*21/7/23 7:51
コロナ下のオリンピック自由詩1*21/7/23 6:38
破壊と破戒こたきひろし自由詩221/7/23 6:25
自由律俳句「食べられる退屈」(60)遊羽俳句121/7/23 2:59
人間と鳩と生ゴミと石田とわ自由詩4*21/7/22 22:45
_いる短歌021/7/22 22:25
温泉プール服部 剛自由詩421/7/22 20:55
早く、早く、早くkomase...自由詩1*21/7/22 20:29
分水嶺なき神話に自由詩1*21/7/22 20:28

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