旅立ちの晩白い花一斉に咲く
何を吸い込み綿は湿る
葛切って箸立ての割り箸なくなる
少年美しく床の間から降りる
黄砂の頃韓国が懐かしくなる
一本のごぼうを買ったのだ
家に持ち帰る 道で
線路にかかる長い橋を渡る
でも 僕は暗がりの中で 一人
バイクとすれ違った
ライトをつけた 二台と
物質は在るだろう。また現象も。しかし「自然」は観念だよね。
ひたすらシャンプーを
やっている
シャカシャカ音が心地よい
やられてるおっさんは
目を瞑ったまま
微動だにしない
よほど気持ち良いんだろう
見ているこちらも
おっさんの気持ちを想像して ...
クロとシロが交じるとき
光は放たれるだろうか
奇跡とか希望を求めるのは
夢に過ぎないのだろうか
目の前の現実と向き合っているけれど
目を背けたくなることも事実であり
思い通りにならないこと ...
朝、空間は秋となる。
ホワイトの時計は時間を食っている。
二極に分かれた、ブルジョワとマルチチュードの戦いは、
まだまだ起こりそうにない。
マルクスなんて読まなくても、
デビ ...
目元が有村架純に似てるって
あなたに言われたとき
良かったと思った
だって先生に
そうお願いしたんだから
手術の翌日に
私はすべてのアルバムを燃やし
画像ファイルを消した
例え誰か ...
ワンイシューで
戦うのがこれからの選挙だと思う
あれやこれや
政策並べたって
一般人は高度に複雑化された
今の政治問題なんか
これっぽっちも分かりゃしないし
立候補している政治家だって
...
快晴に
飛行機雲一筋
圧倒的安全圏より放たれる銃弾
狙いは無差別
I wanna be killed by Something I can't resist.
If so, Ev ...
お前は煤色の赤ん坊を抱いて
焼け焦げたアスファルトを裸足で踏みしめる
サイレンだと思っていたのはいくつもの悲鳴で
雨雲に見えていたのはなにもかもが
無に還ろうと爆ぜる努力の証だった
...
霜月
本当に霜でも降りそうだ。
昼間の怒りの感覚と
冷たい夜との温度差で
自分の頭が軋むとき
暗闇で虫が鳴いているのが聞こえた。
コロコロと。
お前達の行く先は
冷たくなる ...
標本になった眼球
島中 充
ガラスの向こう そのむこう 窓ガラスのむこうに
水銀灯に照らされ さくらの花が満開でした
風が吹いたのか
さらさら ...
散らかして主人の目をみてはぐらかし
畜生はさるじゃましたと
たとえばきみを大切におもうこと
難破する世界では猫ときみだけが
僕の救いなのかもしれないのだ
神田神保町一冊100¥のコミック
表紙の朽ちかけた神霊全集と世界地図
ひとの周波数は様々 ...
野菜食べ窓ガラスにアマガエルはり付く
餅つきを外から見守る
砂風呂から遺体見つかる
鼻風邪引いて車輪回る
屋根に乗る虹昇りゆく
また逢うときまで あなたの手で
白樺の傍でそっと包まれた蕾。
とっておきの焔を、
きっと摘み取って 欲しいから、
微笑んだままで
とびきりオシャレをして
この深淵にお別れをしたいの ...
情報の他にも米とか小麦とか食ってるだろう知ってるんだよ
手の甲に痣ができた
どこにぶつけた訳でもないのに
赤紫のそれが鮮明に色を放っている
そして不安を覚える
夢見心地に徘徊しているのではないかと
月も星も輝くことのない暗い空の下を
どれほど歩 ...
地下鉄やネオンの街で育つ星
対岸へ光のように渡ってく
痛みのなかにある水を飲んでいる
人格の無いまま回遊していたい
6分の1だけ月に落ちていく
くしゃくしゃに
まるめた明日は
60兆のキセキ
あの日の、
これからの
まぼろし
くしゃくしゃの
わたしの
こころの
からだの
すべての
くしゃくしゃの
キセキ
目を閉じているのに
感じてしまう
穏やかな気配
それは頬に
レコードの針を落とすような
光の歩みが
瞼を青くする
影になる場所で
隠れる前に
寝返りを打てば
会いに行ける
...
なにもかもおしまいにする
口にしてはいけない
例のあいつ
わたしは疑っている
道をゆく九分九厘の人が
みんなそいつをふところの隠しにいれているのではないかと
シータとパズーの重ね合 ...
あなたの楽園へ行った人へ
帰ってこないでください
きっとそこでは、なにもかも違うのでしょう
あなたは俗世の言葉を忘れて楽園の言葉を口にする
わたしにはわからない
耳に心地よく華やかな調べ ...
生きているかぎり
食べない人はいない
だれもかれも食べている
そのありようは
そのままその人の日々を反映して
丁寧に手をかけた一汁三菜も
インスタントに湯であたためたものも
凍え ...
膝を抱えた女を殺した
首を絞めようとしたら手を振り払われたから
出会ったのは駅前の公衆便所の前で
「私を殺してくれるんですか?」と聞かれて
俺は「お前を殺すのは俺じゃない」と答えて
...
ぬかの手入れをし朝食を作りながら考える
誰もこんな風にはできないのだと
PCに更新をかけながら考える
誰もこんな風にはできないのだと
生活が複雑になりすぎた
多く一般人が置いてけぼり ...
潮風の中
海岸の老いた果樹は
最後の力を振り絞り
実を三つ実らせた
木の下には少年がいて
あとがきを書き続けている
美しいゴミだらけの海岸で
壊れかけのロボットたちは
自分 ...
いたずらにつけられた名前で一生袖にされ
数億数兆数京の命それぞれに意味求める
盆に探しもしない雉の鳴き声聞く
黄色い花咲いて西瓜かメロンかカボチャか
指先が乾きすぎて ...
自分らしさなんか
信じない
自分探しなんて
おこがましい
自我なんか
この世の遊び
考えること
感じること
その場かぎりの
浮遊物
無とか
空とか
名付けること ...
後世が裁いてくれると思うには未来を信じる必要があり
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
自由律俳句「食べられる退屈」(140)
遊羽
俳句
0
21/11/4 3:40
夕方の道
番田
自由詩
1
21/11/4 1:39
_
いる
短歌
0
21/11/3 22:47
AMSR
花形新次
自由詩
0+
21/11/3 22:40
ドリーミング
坂本瞳子
自由詩
1*
21/11/3 22:29
二つの神話
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/11/3 20:51
有村架純
花形新次
自由詩
2
21/11/3 20:21
自称詩人的人間を世の中から抹殺する党世界に平和をもたらすため ...
〃
自由詩
1
21/11/3 20:02
together
TwoRiv...
自由詩
5*
21/11/3 18:20
野性よ、削ぎ落された地平を
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
21/11/3 15:50
コロコロ
asagoh...
自由詩
4
21/11/3 13:27
標本になった眼球
島中 充
自由詩
1
21/11/3 13:22
じゃあまた明日
足立らどみ
短歌
2
21/11/3 8:00
ちいさな宇宙にて
梅昆布茶
自由詩
14
21/11/3 7:03
自由律俳句「食べられる退屈」(139)
遊羽
俳句
0
21/11/3 0:12
薄弱華恋
あらい
自由詩
1
21/11/3 0:07
_
いる
短歌
0
21/11/2 23:09
痣ができた
坂本瞳子
自由詩
3*
21/11/2 22:20
無重力
水宮うみ
川柳
2*
21/11/2 20:51
60兆のキセキ
草野大悟2
自由詩
2
21/11/2 20:09
朝の光
ミナト 螢
自由詩
2
21/11/2 19:54
例のあいつ
凍湖
自由詩
3
21/11/2 15:48
あなたの楽園
〃
自由詩
1
21/11/2 15:00
だれもかれも食べている
〃
自由詩
2*
21/11/2 14:41
水と死体
竜門勇気
自由詩
1*
21/11/2 13:25
ハードモード
りゅうさん
自由詩
4
21/11/2 2:50
実を三つ
◇レキ
自由詩
1*
21/11/2 2:05
自由律俳句「食べられる退屈」(138)
遊羽
俳句
1
21/11/2 1:06
自我の自然死
シホ.N
自由詩
1
21/11/1 23:34
_
いる
短歌
1
21/11/1 23:07
668
669
670
671
672
673
674
675
676
677
678
679
680
681
682
683
684
685
686
687
688
689
690
691
692
693
694
695
696
697
698
699
700
701
702
703
704
705
706
707
708
加筆訂正:
知らずにもとめて
/
ただのみきや
[21/11/2 8:15]
修正
4.32sec.