もう三日も雨は止まない

路上駐車されたドイツ車の
スモークガラスに映りこんだ影
乳白色のビニール傘をさすおれの姿が
鎌を担いだ死神に見えた

雨は嫌いだ
雨が嫌いだから
傘も嫌いだ ...
レインコートを身にまとい
土砂降りの朝をゆく
雨の
一粒一粒は
私の中に入ろうとして

もがく
流れる
つたって落ちる

あなたは
ていねいになぞってくれた
私の中に入ろうとし ...
人にクズと言われ
人に唐変木と呼ばれ
はしためと言われ
暴言を吐かれる

互いの価値観を認めず
妥協を知らない
我を通し引く事を知らない
人を傷つける

疲れが溜まる
やるせない ...
今朝卸したばかりのお洒落なパンプス
爽やかな淡い色合いのパンプス
新人さんと間違えられたくない思いで
ヒールをちょっと高めにしてみた
でもつま先はさっきからストッキング越しに
どこか逃げ道を ...
戻らない時間の隣りで
君は話し始めた

止まない雨は 空ばかりではなくて
君の心にまでも 落ちていたことを知った
しとしとと
傍にいた だけ

けど
100円ショップの 傘の下でも
...
そうだよぼくが悪い
すべてぼくが受け持とう
あの黒猫の片足がないのも
すべてぼくが受け持とう
馬鹿らしいかね
あぁそうです
君の飲んだ後のティーカップに残るぼくの感情
それは店員さんに持 ...
軽いジャンプでは空は飛べない
地球の重力に引っ張られるから
軽い助走でも空は飛べない
地球の重力に負けてしまうから


               泣きたくなったら泣けばいい
     ...
空を飛ぶことを夢見て
ニワトリ、ペンギン、ダチョウたちは
スキージャンプに挑戦する
「スズメ達が見てきた景色と同じものを見られるだろうか」と
高く高く飛ぶ

陽気なオウム、九官鳥たちは
...
雨を見る蝶
草を分ける黒い道
滝の音にふりかえり
光が空を割るのを見る
西の半分がとても暗く
夜風は水のにおいになってゆく



壊れた傘が
春を乗せたまま川を流れ ...
僕は、女が欲しい
女のかたちではなく、女というものだ
できれば女のかたちに入っていると
うれしいが
それが別のかたちでもかまわない

君がもしも男だとしたら
僕は女というものになりた ...
 この世のはかなさにつぶされそうでも
 矛盾の果てに苦しくとも
 生きることは最低限の仕事です

 嵐の日が訪れようと
 日差しの強さにめげそうでも
 生きることは最低限のルールです

...
君の瞳に住む子犬は元気ですか?

ときどき聴こえてくる鳴き声は
わたしの胸をしめつけます

かわいかったたったひとりの親友
あの時かかえて逃げちゃえばよかったな

抱きつきすぎて嫌がら ...
切れた小指もそのままにして
向かった先の
目の前の人の名前が思い出せない

違う名前が頭を占領して
本当の名前がその下に隠れている

脳内では
働き手の高齢化で仕事の進みが好くない
...
君の視る景色と
手のひら合わせて
君の言う芸術の
世界を覗くよ

果てない空と
続く道 曲がり道
背中支える
君の手にこみ上げる

君の世界
明日も教えて
来週も
何年後も
...
奇妙に融けあった
二つのクノップフが
二つの正方形の
触れあうかたちに浮かんでいる




金の枠にふちどられて
腰と背と後頭部を
翼に犯された天使が
無表情 ...
幽霊の家族が

庭の見える部屋で

絵のなかの少年が動き出すのを見て

笑っていた
見世物小屋のなかの
見せるもののない見世物




誰も見ない見世物
まだ暗き
湖のほとりに
銀の鈴ひとつ

小さく小さい音
カップに注ぐハーブティー
白樺林にミント香る

チッチッ、チッチッ、チィ、と何の鳥かな

ほのほのと霧のかかる
湖のほとり ...
自分が幸せな時間を過ごしていると感じるときに
なぜその幸せが訪れているかを少しだけ考えてもいい
そしてその幸せの理由に、ちょっとだけ感謝してもいい
少しだけその幸せを他の人に感じてもらう方法を実 ...
絶望を映した水溜りにひとり沈んでいく。

電線が、

そこには写りこんでいてひょっとしたら
水溜りに呑まれていく自分の、
手や肩に引っかかるかと思ったのだけれど
意外にもそれはやわらかく ...
醤油が
涙の味に思えて
よく考えたらそれは
だしつゆで
涙には
だしがきいているのだと
気がついたわけだ


だしつゆかけて
菜の花を茹でて食べた

しばらく泣いていないので
...
耐震強度を偽装した家で
地震計を作っている
冗談のような本当の話をしたら
誰も本当のこととは
思ってくれない
何回言っても信じてくれないから
やっぱりあれは冗談だよと
頭をかいたら
み ...
在りつづける羽
鳴りつづける羽
変わりつづける羽
空の空に重なる黄金


宙に鎖がれた魂が
風のなかで動けずにいる
鉄に鉄を打ち込む音が
雲の下に響きわたる


...
泥水のような灰色の空が、
切り立つ垂直の地平を蔽い、点から線へ変貌する驟雨は、
藍色の抽象画の顔を育てている。
列車の窓に映る凡庸な景色は、引き摺るように、
後ろ向きに、失われた過去を走ってゆ ...
みてよ みてよ
わたしのこと
って ものほしげな
おはなにも ちゃんと
みずを やってますか
駅員さんの制服が

ころもがえをして半袖になっていた

八百屋さんの店先には

すいかもならぶようになった



パレットいっぱいの藍色に

オレンジ色の絵の具を流し込んだよう ...
「キミが好きです」

叶わない事はわかってた
だからこれは私のため
私がこの気持ちに区切りをつけるため

涙は流さない、そう決めた

「ありがとう」

きっと私の顔は
泣きそうで ...
憎しみ、不満、嫉妬。
策略と陰謀。
表の笑顔と裏の憎悪。
誰もが他人の幸福を喜ばず、
他人の涙を見て悦に浸る。

他人が幸福になるのを許されないように、自分もまた幸福になることを許されない ...
ずっと先に

時間も場所もとびこえて

わたしのような人間が生まれるとしたら

そのそばには

あなたのような人間も生まれるに違いない
ぼくは詩を書きたい

歌は灯火 詩は心
自然に生あり 人に命あり

今日もまた

朝の散歩をしていると
あじさいに出会いました

今にも雨が降りそうな
暗い空の中
輝くものは鈍 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
死神大覚アキラ自由詩206/5/23 9:28
レインコートuminek...自由詩10*06/5/23 9:08
ろくでなしペポパンプ自由詩2*06/5/23 8:00
Blue Note(斜光線)恋月 ぴの自由詩27*06/5/23 7:37
あまがさ ひより自由詩1*06/5/23 4:38
クレソンの香り自由詩106/5/23 3:06
無題(僕と風)海月自由詩0*06/5/23 2:46
鳥のオリンピック壺内モモ子未詩・独白6*06/5/23 2:24
二季夜香木立 悟自由詩606/5/23 1:48
きみのかたち、ぼくのかたちたりぽん(大...自由詩14*06/5/23 1:07
生きる道山崎 風雅自由詩2*06/5/23 0:53
瞳の子犬アサリナ自由詩4+*06/5/23 0:45
きれる蒼木りん未詩・独白006/5/23 0:22
君の世界ANN自由詩306/5/23 0:15
ノート(36Y.5・20)木立 悟未詩・独白106/5/22 23:58
ノート(36Y.11・29)未詩・独白106/5/22 23:57
ノート(35Y.4・22)未詩・独白106/5/22 23:56
白樺林ふるる自由詩8*06/5/22 23:52
幸せの時間たにがわR未詩・独白106/5/22 23:52
赤い水溜りが誘う朽木 裕自由詩1*06/5/22 23:49
だし蒼木りん未詩・独白406/5/22 23:32
ニュースの時間あおば自由詩7*06/5/22 23:10
ひとりのとり Ⅱ木立 悟自由詩206/5/22 22:51
訃報のみずうみ前田ふむふむ自由詩9+*06/5/22 22:02
そろもん(ガーデニングの話)みつべえ自由詩306/5/22 22:02
しょか。美雨自由詩106/5/22 21:33
惹かれものの小唄吉村自由詩006/5/22 21:28
それでも心は穏やか。腰抜け若鶏散文(批評...106/5/22 21:26
輪廻茜幸美自由詩1*06/5/22 21:20
ぽえむ君−花玉−ぽえむ君自由詩10*06/5/22 20:54

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加筆訂正:
きれる/蒼木りん[06/5/23 8:55]
修正しました
だし/蒼木りん[06/5/23 8:52]
修正しました
無題(僕と風)/海月[06/5/23 2:48]
題名は未だに未定です。
6.64sec.