水底に置かれて
屈折した空を見上げては
ただの黒い点となって
あぶくを吐きつづける私は
その蒼に抱かれながら
浄化という名のもとに
この躰を満たしながら
還りましょう 雨に
...
気付きを渇望していて
それは同時に恐怖でした
目を閉じれば蛙の鳴き声が
聞こえます
顔を覆う手に雨が降ります
砂漠の真中に 街灯の隅に
泥まみれのまつげが
ひとり世界を睨むとき
...
今日死んだ太陽の
お仕着せな光を反転させて
月が夜を奪う偽物の夜
太陽を復活させる呪文
水晶を微電流で虐めて
僕たちも一緒に
ふるえる
言葉が聞きたかった
なのに
誰 ...
見える水音
見えぬ水音
草を伝い
草を描く
影を避けて
水を歩む
雨のあとの
浮き沈む道
おぼえられ
わすれられ
名前は鳥のようにすぎる
地は蒼い
...
泣いたよ
思い出したら
あっさり出てきたよ
あの時は
全然泣けなかったのに
そしたら一緒に
あの歌も思い出して
思わず歌って
歌詞わかんなくて
結局ラララ
かしゃり と
とる
ひとたび記録し
絵を覗き込み
なにを撮り落としたのか確かめる
ぱしゃり と うつしている
そらをうつしては そらいがいをもとめ
うみをうつしては う ...
猫の舌のザラついた感触を思い出してニヤリとする。
猫を触ったことが無い人は、ああ猫舌かと考えただろう。
そう思ってまたニヤリとする。
タラの芽を採りに
山に入ったら
先にあさるものがいた
トリ
野のトリ
トリにはかなわない
トリの歯型のついた
きずものを手に ...
仮にぼくは明日を生きていないとして
今のぼくが生きるメリットはあるかい
仮にぼくは死ねない人間だとして
ぼくが生き続ける理由はあるかい
理由など何にもないんだって教えてよ
そしたら諦める ...
真夜中にはかなく舞い飛ぶ
黒アゲハは暗闇にとけ込んでいなくなった
夢の見過ぎで狂った世界の
中で僕はまた孤独のままで
君が泣いた涙がはじけて
世界に響き渡った
一つ ...
深夜
車にひかれた
猫と目があった
虚ろ
何も映さないはずの
その瞳に車のライトが映った
一瞬
ありえないことだが
猫の声が聞こえた気がした
梅雨の晴れ間を狙って
そっけなく届いた封筒が愛しい
きみが指を強く押し付けたはずの
テープをもどかしく剥がす、剥がす
剥がすと
草色の便箋に並んだ文字が
少し潤んだ懐かしい声に変わ ...
ヒトラーの「わが闘争」を
いつもポケットに入れていた
まるでサリンジャーの小説の
脇役のようなH君から
十二年ぶりに電話がきたのは
二年まえのことだった
十二年前H君は中国人の留学生に ...
無名がいい
有名だと
逆上せる
ハングリー精神を欠く
コツコツ努力して
飯をかき込んで
トレーニングして
ジョギングして
人の評価ばかりを
気にすると何もできない
絶対なる ...
朝、目覚めて、海を、見に行く。
ねぼけ、まなこに、潮風、しみる。
寝巻に、残る、熱、冷めてゆく。
寝汗が、冷えて、少し、目覚める。
海辺の、ディスコは、閉店、時刻。
...
世界の中心で愛を叫んでも大切な人に届きはしないので
埼玉の端っこで僕は君に愛を囁くのだ
森の貝をとり
水にひたし
透きとおるのを待つ
巨大な草の{ルビ族=やから}の
息つぎを待つ
湿った土
霧が告げる鳥
岩をしめす手
声 匂い 熱
姿以外の緑 ...
例えばある人を愛しく思う。
その人は自分の世界の中では一番美しい人。
自分が劣等感を感じずに付き合える異性の中で一番美しい人。
あるいは自分が落とせる異性の中では一番美しい人。
ある日 ...
どろどろと、もがいている
ここから逃げたくて
どこかに行きたくて
どうにか生きたくて
けれどどうしていいかわからない
そんな状態は蛹に似ているのだと気付いた
いつか蝶になれる
世 ...
あの日には戻れはしないと知りつつも心は今も戻ろうとする
例えば自分の頭の中を引っ掻き回してみれば分かること。
例えば一週間の自分の行動を思い返してみれば分かること。
自分って誰?
自分って何?
アイデンティティーなんて名前はかっこいいけれど ...
の丘に
咲いたダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの蹄鉄の
隠された場所の
の丘に
びっしりと生えそろう数億のダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの
暴かれた場所の
の丘
...
私に、その葉に落ちている、
甘美な雫を下さい。
私に、そのほのかで優しい花びらの
色を下さい。
夜をこえて 夜空を駆けて
眠るあなたのうでのなか 忍び込みたい
あなたの見るゆめ
金の砂漠 蒼の水底
耳をすませて
私にきかせて
ねむるあなたのそばにいるから
明け方のそら ...
とまらない泪を,真似たかのように降りしきる雨。
今時,三流ドラマですら使わないであろう言い回しを選ぶ,自らに苦笑した。
だけどほんとう。
笑いがこぼれてしまうくらい,それはあたしの頬を伝 ...
ピカソみたいに一日じゅう
セントジェームスのシャツを着て
たくさんの女と子どもたちに囲まれ
好き勝手に暮らしたい
白くない砂浜に
空のペットボトルが漂着し
三ツ矢サイダーだの
おーい ...
涙が海だと言うならば
貴方の海でおぼれたい
水面に沈みゆっくりと
魚になってしまいたい
そしてあなたの海の中
真珠探してさまようの
涙が海だと言うならば
貴方の海でおぼれたい
波に ...
「神様 早く わたしを殺してください」
泣きながら そう祈ったら
頭がとても 透明になった
生と死の 両方の 入り口に立っているようで
物音ひとつしなかった
そのまま
わたしは 薬物 ...
みんなわたしにやさしいです
誰も彼もやさしいです
みんなわたしにやさしいです
王子さまもお姫さまもやさしいです
マジシャンも泥棒もやさしいです
みんなわたしにやさしいです
魔女もお ...
命短し恋せよ乙女
そういったのは 誰だっけ?
動悸息切れ目眩して
胸はくるめき加速する
恋の病に冒されて
明日の月日が減っていく
恋はあたかもろうそくで
心の炎が燃えるから
命が短 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕顔
落合朱美
自由詩
31*
06/5/29 23:54
ある夜
かや
自由詩
2*
06/5/29 23:39
矢文、我に放て
たりぽん(大...
自由詩
12*
06/5/29 23:21
午後と熱
木立 悟
自由詩
8
06/5/29 22:56
ラララ
茜幸美
自由詩
2*
06/5/29 22:36
うつす
かぜきり
自由詩
2*
06/5/29 22:31
猫の舌
花丸ぺけ
未詩・独白
1*
06/5/29 22:27
トリにはかなわんよ
杉菜 晃
自由詩
3*
06/5/29 21:36
本当にぼく?
蟻
自由詩
2
06/5/29 21:32
スクランブル交差点
こめ
自由詩
9
06/5/29 21:09
路上の瞳
436
自由詩
0
06/5/29 20:46
トパーズと六月
銀猫
自由詩
12*
06/5/29 20:13
鳥人間コンテスト
ZUZU
自由詩
13
06/5/29 20:06
有名人
ペポパンプ
自由詩
2*
06/5/29 20:00
波乗り
水在らあらあ
自由詩
7*
06/5/29 19:52
純愛壱○○
完食
自由詩
1
06/5/29 19:31
遠霊鏡
木立 悟
自由詩
3
06/5/29 19:24
本当の愛って?
腰抜け若鶏
散文(批評...
1
06/5/29 18:21
夕凪サナギ
/N
自由詩
1
06/5/29 18:12
戻ろうとする
夏川ゆう
短歌
2
06/5/29 18:02
ペルソナ
腰抜け若鶏
散文(批評...
1
06/5/29 17:35
の丘
ふるる
自由詩
33+*
06/5/29 17:29
蓮の花
はなムシ
自由詩
2
06/5/29 16:25
千夜一夜
紫翠
自由詩
6*
06/5/29 15:09
Another Ending(プロローグ)
和歌こゆみ
未詩・独白
3*
06/5/29 14:41
セントジェームスのシャツを着て
atsuch...
自由詩
4*
06/5/29 14:12
今度は十文字の涙
AKINON...
自由詩
2
06/5/29 14:09
おなじ神様に祈るのか
第2の地球
自由詩
2
06/5/29 14:08
みんなわたしにやさしいです
アサリナ
自由詩
7*
06/5/29 14:00
真説・ゴンドラの唄
AKINON...
自由詩
0
06/5/29 13:53
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
6264
6265
6266
6267
6268
6269
6270
6271
6272
6273
6274
6275
6276
6277
6278
6279
6280
6281
6282
6283
6284
6285
6286
6287
6288
6289
6290
6291
6292
加筆訂正:
遺灰
/
前田ふむふむ
[06/5/29 21:48]
若干の修正
真説・ゴンドラの唄
/
AKINONA
[06/5/29 16:53]
改題しました。
5.78sec.