答えは求めていない
そう、聞くだけの苦しみを与えているのよ
あなた、
発言は許してあげない
そうね、私の話を聞けばいいのよ
とりとめのないくだらない話
独りよがりでちっとも面白くない話
...
甘い砂糖を身に纏う
ねじれねじれのドーナツ
苦い珈琲の準備をしてる途中で
やっぱり、やめておこう
紅茶の方が無難かな?
こっちの方がいいなって思ったりする
今日は何を聴こうかな?
...
ぼくは詩人
可能という言葉は
不可能という言葉があって
その意味が可能となる
今日もまた
朝の散歩をしていると
歌人に出会いました
詩と短歌は技法が違う
そんな話がふと ...
綺麗ね、とならんで毎日歩いた
これが、あの子の世界
キレーネがゆれて
キレーネがキレーネの蜜を吸い
キレーネに囲まれた
キレーネを歩き
キレーネを眺めると
キレーネがのぼり
キレー ...
開店時刻の前
Cafeのマスターは
カウンターでワイングラスを拭きながら
時々壁に掛けられた一枚の水彩画を見ては
遠い昔の旅の風景を歩く
*
セーヌ川は静かに流れている ...
ミス・レインの優しい歌声が響く
土曜日の正午
久しぶりの休日
窓の外の優しい雨音に
微かに溶けこんだ
あなたの囁くような歌声を聴けば
垂れてしおれた花々は頭(こうべ)を上げ
お転婆な ...
いつも疲れて帰ってくるあなた
ご飯を食べて
お風呂に入って
ベッドに休まる頃には
ぐったりと死んだように眠るあなた
家に一日中居た私には
まだ眠りにつくのは早い
でもあなたを起こさぬよう ...
愛国者保護法が施行されたので スーパーの愛国記念セールで缶詰やら 乾パンやら ガスボンベやらを買って 帰り道のホームセンターでローンを組んでシェルターを予約し パソコンで遺書を書いて オンライン書店で ...
どしゃぶりの雨の中で
僕は大粒の涙を流しながら
自転車を全力でこいでいた
頬にあたる雨がちくちくしていたかった
どうせ僕なんか醜いだけさ
他人はぼくの欲しいモノを持ってい ...
噴水が作り出す虹を
半開きの口で眺めながら
大人たちは
頬を伝う涙を
不器用に指先で拭う
地面に残る無数の弾痕
それを
無数の直線で結びながら
星座の形を踏んでゆく
子どもたち
...
今夜の僕は
今夜の僕は
夜空を流離う箒星
地上には
帰りたくない
地上に帰りたい
君がいるから
僕はいつも迷い
心はいつも漂う
君の気持ちが分らない
多分
君は僕 ...
耳をふさぎ、目をつぶり、口を閉じ、息を止め、心臓のボリュームを最小限に抑えた時、
無意識からいろんな光が出る時がある。
大脳に隠れていた幾千万の言葉と映像、そして音。
わたしが ...
植物はなんだか、あたしの意識の外で成長している
きっと昨日よりも六センチ伸びた
君は光と一緒になれていいね
むせ返った部屋で片目を潰した私は呟いた
だってとても羨ましかったんだ
...
最後
と
口にするには浅はかな日々
正しいのは何だ
正しいのは誰だ
ちがう
正しさなんてない
希望も絶望も
同じ望みからうまれたと知った日
...
メロンのきみどり震えてる
君のリボンのちょうちょの模様
キスはまったく騙し絵のよう
眩暈を起こしてうずくまる
めくらぬ日めくりゆらゆら揺れる
きみどり色が褪せぬよう
きれいな君を守るよ ...
海の底は
静かで
静かすぎて
気が狂いそうになる
岩棚に腰掛けて
マリンスノーが
降り積もっていくのを
サングラスを透かして
見つめてる
屍骸
ぜんぶ屍骸
降り注 ...
四つの脚をたて
温度の低い床に
椅子が停泊している
いつまでも出航しないのは
その方法を忘れてしまったから
ではなく
航行すべき海が
椅子の内に広がっているからだ
水が溢れ出さ ...
重い空気の層を
深く静かに潜っていく
透明なダイバー
海草のように
太陽の光を反射して
揺れるブラインド
妻が突然
勢いよく窓を開けると
マシンガンのように
降り注ぐ光の粒
撃 ...
きじがなくとうたれるけれど
うぐいすないてもうたれない
はてさてなぜなのでしょうか
「人間が食うからじゃないか」
もはんかいとうをありがとう
でもはずれですちがいますよ
わたしがう ...
「おれ死ぬね」ねで終わる死にはなんとなく潔さがかんじられずただのお休みメールだとおもい絵文字をかえすと
泣きながら電話がかかってきた
「死ぬな」といわれ目が覚める
全くそういう気分じゃな ...
龍は脱皮する
少年は青い海の中で
その抜け殻と戯れる
白く透き通ったその皮に
そっと指先をつける度に
少年の過去が
ひとつ
またひとつと
未来へと昇華されて行く
少年の中 ...
ぼくは詩人
飾った言葉も
無垢な言葉も
言い表せない時もある
今日もまた
朝の散歩をしていると
白い蝶に出会いました
ふわりふわり
その飛ぶ姿を目で追う
ぱたぱた ...
金魚と水草
窓のところにおいてある水槽には、金魚が一匹と、水草が入っています。二人は仲良しでした。ある日、お母さんが窓のところを掃除したので二人ははじめて窓の外を見ることができました。空 ...
私が通った田舎の女子高は、昔はそれなりに名門の高等女学校だったらしい。しかし私が通ったころは、もうそんな過去の栄光など地に墜ちていた。そのころはまだ援助交際という言葉がなかったけれど、そんなことして ...
本ばかり読んでいて勉強というものをまるでしなかったので、学校の成績は芳しくなかった。テストの成績は悪くなく、進学校にも行けないことはない、と言われたのだけれど、いかにせん、遅刻と欠席の回数が多すぎ、 ...
お年玉の全額を本に変えるのが習慣だった。地元ではまともな本が買えないから、母の実家がある街で買った。母の実家は一応県庁所在地にあって、その周辺にはそれなりに書店や古書店があったのだ。一年に一度か二度 ...
この世界には特殊な星のもとに生まれ
重い重いハンディキャップを背負った人がいる
あんたはどうだ?
欲しいものを手に入れるために血ヘド吐くまでしがみついたか?
勝負に勝つためにプライドが ...
春の雨だ
激しい弾丸だ
貫かれて
雪はかすかに呻く
輝きは失われ
疲れて
蝋のように溶けてゆく身体
止める術はない
木々は目を覚ましている
鳥たちも気づいている
この叩きつ ...
脳みそのひだの裏
すこしめくれて
黄色の花が目の前に見えたよ
じいちゃんの鉢植え
庭の色
もう見られないものは
ここに隠れていた
よかった
ここにあったのか
恋はあたかも 影法師
追えば逃げ 逃げれば追うの
そういったのは 誰だっけ?
ならば 月よ 星よ 太陽よ
街の灯よ 夢まぼろしよ
照らしておくれ 明々と
四方八方から 包み ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
聞くことだけを許してあげる
暗闇れもん
自由詩
2*
06/4/18 23:41
おやつで思い出す過去の一時
海月
自由詩
1*
06/4/18 23:21
ぽえむ君−掛詞−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/4/18 22:40
ただひとつの言葉
長谷伸太
自由詩
3
06/4/18 22:20
セーヌ川の畔で
服部 剛
自由詩
12*
06/4/18 22:11
ミス・レインの優しい休日
AKINON...
自由詩
4
06/4/18 20:31
呼吸と心臓
美味
自由詩
4*
06/4/18 20:04
春の出来事
窪ワタル
自由詩
4+*
06/4/18 19:06
醜い音速自転車
こめ
自由詩
4*
06/4/18 18:34
行く春や
大覚アキラ
自由詩
3
06/4/18 18:30
@頼りない心
貴水 水海
自由詩
3
06/4/18 18:14
詩でも日記でもメッセージでもない言葉です。
むらさき
未詩・独白
3*
06/4/18 18:04
自慰
エラ
自由詩
1
06/4/18 17:12
月下心中
なるせ
自由詩
1
06/4/18 17:11
メロンのリボン
ふるる
自由詩
11*
06/4/18 17:11
image dive #2
大覚アキラ
自由詩
0
06/4/18 17:03
その、平穏
たもつ
自由詩
23
06/4/18 16:28
image dive #1
大覚アキラ
自由詩
3
06/4/18 16:04
「正義をなすぜ!」
竜一郎
自由詩
2*
06/4/18 16:01
あたししあわせだったとつぶやきながら愛するひとの腕の中で
モリマサ公
自由詩
12*
06/4/18 14:52
最後の龍
ペヨー太
自由詩
2
06/4/18 13:19
ぽえむ君−白蝶−
ぽえむ君
自由詩
11*
06/4/18 10:33
金魚と水草
長谷伸太
散文(批評...
0
06/4/18 10:14
異形の詩歴書 高校編その2
佐々宝砂
散文(批評...
3
06/4/18 8:20
異形の詩歴書 高校編その1
〃
散文(批評...
4
06/4/18 8:19
異形の詩歴書 14歳冬
〃
散文(批評...
4
06/4/18 8:17
PERFECT
腰抜け若鶏
自由詩
1*
06/4/18 8:02
Lent(レント)
北野つづみ
自由詩
3*
06/4/18 7:53
確かに
蒼木りん
未詩・独白
2
06/4/18 7:51
陽気な女房は言った
AKINON...
自由詩
1
06/4/18 7:34
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6281
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6288
6289
6290
6291
6292
6293
6294
6295
加筆訂正:
【Sonnet】あなたが私を讃える度に
/
AKINONA
[06/4/18 20:29]
少し訂正しました。
5.68sec.