春の雨だ
激しい弾丸だ
貫かれて
雪はかすかに呻く
輝きは失われ
疲れて
蝋のように溶けてゆく身体
止める術はない
木々は目を覚ましている
鳥たちも気づいている
この叩きつ ...
脳みそのひだの裏
すこしめくれて
黄色の花が目の前に見えたよ
じいちゃんの鉢植え
庭の色
もう見られないものは
ここに隠れていた
よかった
ここにあったのか
恋はあたかも 影法師
追えば逃げ 逃げれば追うの
そういったのは 誰だっけ?
ならば 月よ 星よ 太陽よ
街の灯よ 夢まぼろしよ
照らしておくれ 明々と
四方八方から 包み ...
あなたが私を讃える度に
本当の私はあなたから遠ざかるのです
愛しいあなた
私はただの女です
ただ無心に、そして貪婪に
ただ一人の男の愛をこいねがう
生身の女なのです
至上の ...
僕ら望んでここに落ちた
理想郷への緒を断って
泣き喚きながら
それでも前へ って
羽はなく
ねじくれた四肢がかろうじて生えた
這っていくしかないんだね
...
分かり合うことよりも
同じ空気を吸うことがしたい。
あるいは空気を吸うことも忘れるほど
誰より傍にいて
呼吸を感じて、体温を、脈を、感じて…
言葉は
二人の間にただ浮遊する
辿り着く ...
新しい歌を数滴
耳に流し込むだけで
僕は簡単によみがえる
3059円が僕の生命線
蝶のように舞うのか蜂のように刺すのか
黒板消しを片手に、
アルファベットの「b」を脅す少女。
森の寝息が聞こえる夜
小さな生きものの見る夢は
無塵の砂丘にしみこむ雨の
蒼く芽ぶいた花の種
明日を知ることが堅く閉ざされている
明日を知ることの恐れを知っている
...
太陽の下で
アリのように
右往左往
みつからない明日は
僕の神経をすり減らせる
重くのしかかる
思いどうりにいかない苦しみ
羽交い締めの生活に
身体はあともど ...
君が好きだ
それしか言えない
ストレートにしか言えない
君が欲しいと
君の傍に居たいと
それしか言えない
他の言葉が出てこない
僕の願いはたった一つしかないから
それしか言えないんだ
...
カシャカシャカシャ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ギィ・・・ぃ・・・ぃ・・・
・・・コリッ・・・ジュリッ・・・
お主何を喰うた?
人を喰うてみた
ど ...
ハンディカムの
デジカメの
そして携帯の画面の中で
君は微笑みながらも
なんだか窮屈そうだ
僕は君の眼を見てるつもりで
君にはレンズを見せていた
写った君の数だけ
みつめ合 ...
あ〜あ
地獄に落ちちゃった
ここが地獄かぁ
なんて苦しいんだろう
なんて苦しいんだろう
あ〜あ
悪いことばかりしてきたからなぁ
当たり前だよ
後悔し ...
とおいひの
うたになまえをあげましょう
ながいこと
おまえさまの 「な」をしらなかったね
はじめまして、なつかしいうたよ
ひとひら
のーとの「きれはし」にやどっておいでだね
はな ...
遠くへ行ってはいけませんか?
「あ〜!こんないい天気の時は遠くに行ってしまいたいなあ。」
そんな時は頭の中の曖昧MAPで
時には南国のプライベートビーチに椰子の実が
流れ着く場所を想像 ...
朝起きて
寝ぼけた{ルビ面=つら}で
鏡を見たら
直毛の黒髪の中から
ふにゃりとした{ルビ白髪=しらが}が1本
飛び出していた
指でつまんで
ハサミで切って
手のひ ...
初めてあなたに出遭った晴れた春の日の朝
それまでは何の面識もなかった赤の他人
ぎこちない会話ぎこちない態度
あなたも私も人見知りをしていたのかな
出遭った偶然
恋する必然
何も知ら ...
プキ魂
卑屈ダンス
侍待ち
迫害権
油田貧乏
不謹慎煮
打擲団
二段変身願望
先進国大ハッスル首脳会議
ダミーカメレオン
不注意ボタン
モダンチョメチョメ
ソクラテス弾
けっ ...
濁った池に
あめんぼうが浮いていた
何にも考えてないような
のんびりとした浮かびようだった
池の周りは夏だった
数メートル下の底に沈んだ
黄土色の軽薄な泥が
水面を死海のように見せた ...
くるくる回ってきみの気を引く
第一宇宙速度
目に入るのは青い地球ばかりで
どうしてこんなに寂しいんだろう
きみは美しく,光りすぎている
きみが僕にそっぽを向いた
第二宇宙速度
さよう ...
君からのメールがこない、
と泣く
頬濡れなくても
曇っていく空
焦点の合わない目、と
見つめ合う
私はきっと
夢を見ているんだろう、
と信じるしことしかできない
囚われて逃げられ ...
いつもより青い
そんな空の表情を
今日は違うばしょで
あの子と歌った
あの子が歌うと
空は笑い
あの子は風だと
密かにおもった
ぼくはあの子の
小さな笑顔が
すてきだともおもった
...
体育館で映画を見た
エイシャキはカタカタ小さく鳴り
ちょっと傾いた画面に首をかしげながら
次第に視界は緑のジャングルに包まれていった
帰り道
今日2度目の夕日
長く伸び ...
麦が降っている
魚が立っている
耳が語っている
あなたはかくも
祝福されている
ぼくは詩人
自由とはその人の心が広いほど
広いものかもしれない
今日もまた
朝の散歩をしていると
1人の女性に出会いました
朝からお酒を飲んでいる
着ている服もヨレヨレで ...
もう帰ってくるなって
遂にあなたは突き放した
しょんぼりした私に
それでも
少しだけためらってくれたね
優しい人が好きです
優しい人を守りたくなりました
間違いを犯さずに
生きていようとつとめてきた
少なくとも
大きな間違いだけは
生後 という
言葉がある
生まれた 後
という意味だが
つまりはこの世に参入してからの
...
水の底にじっとしている
大きかろうか小さかろうが
石は皆平気な顔をしている
水の中にいて水が見えていないのか
冷たい中で
何食わぬ顔をしていて
どいつもこいつも
嘘だと思った
川ぷ ...
影ン絵 つる 日の
下弦夜 つむ 火の
島 戸に 夕 かぜ
しまいを 往く つげ
傍ら 飛ぶ 身を
語らせぬ シャおん
かけせいて ほとに
かえせみに ほとる
つみ こ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Lent(レント)
北野つづみ
自由詩
3*
06/4/18 7:53
確かに
蒼木りん
未詩・独白
2
06/4/18 7:51
陽気な女房は言った
AKINON...
自由詩
1
06/4/18 7:34
【Sonnet】あなたが私を讃える度に
〃
自由詩
0
06/4/18 7:26
『ユートピア』
しろいぬ
自由詩
0
06/4/18 5:31
媒介
かのこ
自由詩
0
06/4/18 3:53
蘇生
しでん
自由詩
3*
06/4/18 3:47
Re:
プテラノドン
自由詩
4*
06/4/18 3:32
今宵小さな星が降る
ベンジャミン
自由詩
9*
06/4/18 3:29
桃源郷
山崎 風雅
自由詩
1*
06/4/18 2:58
恋の話1
瀬冬翼流
自由詩
0
06/4/18 2:31
鬼
〃
自由詩
0
06/4/18 2:19
シャッターチャンス
loveon...
自由詩
5
06/4/18 2:13
地獄
山崎 風雅
自由詩
2*
06/4/18 1:30
うたになまえを
紫翠
自由詩
2*
06/4/18 1:24
こっそり、ここだけの話。
mac
自由詩
2*
06/4/18 1:23
「?」
服部 剛
自由詩
7*
06/4/18 0:59
For the first time...
Lily o...
自由詩
5+*
06/4/18 0:43
新語開発委員会
かめたろう
自由詩
1
06/4/17 23:58
あめんぼう
まきび
自由詩
2*
06/4/17 23:51
サテライト
haniwa
自由詩
3
06/4/17 23:39
下弦の月
蓮見
自由詩
1
06/4/17 23:09
空の歌
〃
自由詩
2
06/4/17 23:08
エイシャキ
ススメ
自由詩
2
06/4/17 23:03
そろもん(誕生日の話)
みつべえ
自由詩
3
06/4/17 22:56
ぽえむ君−自由−
ぽえむ君
自由詩
7*
06/4/17 22:43
強い明日に生きていく
さー行きまし...
自由詩
1*
06/4/17 22:18
生後
岡部淳太郎
自由詩
10+*
06/4/17 22:10
将監川
長谷伸太
未詩・独白
1
06/4/17 22:05
散闇
砂木
自由詩
6*
06/4/17 21:28
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
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6280
6281
6282
6283
6284
6285
6286
6287
6288
6289
6290
6291
6292
6293
6294
6295
6296
加筆訂正:
天気雨の狐よ
/
かぜきり
[06/4/17 22:38]
並びを修正
5.58sec.