たった一人の人を

一億人の中から見つけ出して

めちゃめちゃ嬉しかったあたしは




たった一人の人が

いつかまた

一億人の中に埋もれてゆく

哀しみを知らな ...
忙しいって言って

心を停めるから

終わってんだよ


支えあわないで

独りで閉じるなら

人で在る価値なんて


そうやっていつまでも塞いでて

そうやっていつま ...
離し始めたのは

お互い同時位だったかな



不思議だね

惹かれた時もタイミングぴったりで


最後までピッタリなんて

ちょっと嬉しいかもしれない
春のスウィッチはさくら色
澱んでしまった想いもほどかれる

咲いた咲いた春が咲いた

萌黄いろのそよ風に乗って
ほんのりと街が色づいていく

ふらふらと漂い気分浮上中

山からの冷 ...
 13歳の私は、キャプテン・フューチャーと火星シリーズと栗本薫の小説を愛した。それらの本はすべて母が母自身のために買ったものだった。母が買ってくる本はだいたいが私の趣味にあっていたし、面白くもあったの ... あたらしいいのち

ふきこむのはあなた

このてのひらに
今年最後の花びらが

君の髪に 舞い落ちたとき

僕は 始めて

恋の 儚さを 知った


君は
僕の 愛した
艶やかな 黒髪を
別れの後に
切ってくれるのだろうか・・・
...
ただ一度
抱き締められた
その腕は

遠い日の
引き潮のように
わたしを
つれていってしまいました

ここにいる
わたしは
こい を
しているのですか

こい を
してい ...
下手くそな交通整理の
手旗信号に舌打ちしながら
いずれ大型スーパーが出来るという
埃だらけの街を走る
再開発で軒並み農地は
重機で掘り起こされ宅地になり
いち早く陣地を占めた
コンビニ銀 ...
幸せの向こう側にいる
あたしもあなたも手を繋いで笑っている
人はきっとおかしく思うだろう
ほら
歩くおばちゃんが怪訝な顔してる
わかってることだ
今更何を悔やむのか

ぼんやりと輪郭を ...
太陽が現れると月は恥ずかしくなって逃げ去ってしまい

月が勇気を出して現れると太陽はいなくなってしまう

太陽と月は{ルビ廻=めぐ}りあえず

太陽は月が逃げ去っていったほうへ向かって進み ...
ぼくは詩人

心は見えなくとも存在し
色もまた
無色であっても存在する

今日もまた

朝の散歩をしていると
いつもの花畑に出会いました

ほどよい咲き心地

その広げる葉は ...
我らを照らすは月明かり
風も音もないその海は
われらの時間を止めるのであろう

我らを照らすは月明かり
下から見上げる朧桜は
われらの思考を止めるのであろう

我らを照らすは月明かり
...
「ありがとう」という詩を書こうと思った

普段うまく言えない言葉が
胸の奥でうずくまっている

いま目の前にいる人に
何か理由をつけて言いたくなった

「ありがとう」

たった五文字の言葉を
僕は ...
河口のある町に産まれて
背中が痒いことも
何度かあった
自分に似ているものがあれば
それだけで少し嬉しい

昔の知り合いに
夢の中で再開した
春、と呼ばれて
会話をすることなく
...
彼女がいつからそこにいるのか
知っているものは誰もいない
このビルを20年前から掃除している
おじいさんがそう言っていた

古いビル
彼女は窓辺に座り
タイプしている

カタ・・・カ ...
筆先で湛えきれず
液体が
ぽたり、ぽたり、と
滴るので
両の掌をくぼませて、ふくらみをつくり
上向きに 
すこしかさねて
それをすくおうとしてみるけれど
わずかな隙間を
液体はすりぬ ...
道端で拾ったのは
意外にも{ルビ真実=ほんとうのこと}で
家に持って帰って
テーブルの上に
置いておいたら
そこから
あっけなく
家庭が崩壊した
ほんのりと
さくらいろに
咲くのです

やみをさまよい
どろにまみれ
それでも
トクトクトクトク
ちいさなこどうを
つづけてきた
ひまわりが

ほんのりと
さくらいろに
咲 ...
ぼくときみは中央公園に出かけた
とうめいなビニール傘をさして
昼の3時ごろだ
お弁当には遅すぎるし
宴会には早すぎる
そして雨
ぼくときみと
わずかな乗り遅れたひとたちだけの時間
しづ ...
時には詐欺師が人を欺くように
わたしはあなたを欺きたい
飲めぬ程に苦い毒薬であっても
この世に喩えようも無い甘美さを
死を迎える程耐え難い苦痛であっても
五臓六腑に熱い何かが駆け巡り

...
漣の、
さざなみの
小さな揺らめき

静かで綺麗な世界で

記憶の姿、そのままに
君は青い海底へゆっくり
沈んでいった

海に落ちて
もう戻らない

記憶、感触

窓から ...
 ご近所の子供相手にかくれんぼ 脳裏をかすめる 生活費の残り

 一度でもモラルを越えて暴れたい 拘束される 日々うらめしや

 毎年の恒例季節の不満かな 冬に夏想い 夏に冬想い

 知ら ...
 足りないよ
 心もとないよ
 切ないよ
 さびしいよ

 弱音や不満が渦巻く部屋で
 深夜に振り返る 振り返る

 人でなしと母に言われた夜は眠れない
 味方なの? やつ当たりの道 ...
 女はベッドの上から手を伸ばしてカップを取り、そこに少し残った紅茶を一口すすった。ぬるくやや渋みが沈殿していた。終わりの頃は何でもこんな味がするものかも、と思いついたが、そう思うことは現実を作り出しそ ...  目の前に曲がった道が開けていた

 僕は曲がった道をゆっくり曲がる

 曲がって 曲がって

 まだ 曲がる

 そのうち

 そうかと気がついた

 僕は丸い円の道を歩き続 ...
 11歳の年に、私の人生は暗転した。何がどう問題だったのか、私は詳しく書きたくない。私はそのできごとについて様々なかたちで詩にしている。勝手に想像だか妄想だかをふくらませてもらって、かまわない。ともあ ...  まず、母について語らねばならない。

 私の母は、かなりとんでもないヒトである。イナカ住まいの高卒のキャディーだというのに、創刊号からSFマガジンを購読し、本棚には中国文学と江戸文学とハヤカワ ...
 「貴方に対する印象は?」と聞かれて、
「貴方は優しい人」と云われて嫌な顔をする人はいないと思いますが、私自身は後者であり不機嫌な気持ちになります。

 なぜかと言うと、「優しい」ことなんて何一 ...
神(金星人エロヒム)は自分の姿に似せて我々を作ったので
そして我々は中二の二学期が始まる前日の早朝にアブダクションされてて
オラクルチップなるもの(メガCD)をインプラントされているので
訓練次 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
再検索不可能さー行きまし...自由詩2*06/4/14 21:33
『Dear』しろいぬ自由詩006/4/14 21:29
エックスさー行きまし...自由詩0*06/4/14 21:24
*春を見にいく*かおる自由詩6*06/4/14 21:14
異形の詩歴書 13歳佐々宝砂散文(批評...606/4/14 21:03
運河の堤防は白い花でいっぱい吉岡孝次自由詩1*06/4/14 21:02
桜雪の下でLucy.M...自由詩3*06/4/14 18:25
引き潮とうどうせい...自由詩36*06/4/14 18:24
コンビニと交通整理とやのあきこ(敬称略)の午後はなびーる自由詩1*06/4/14 18:22
逃避行できたらいいけどね春日響自由詩306/4/14 18:07
太陽と月OLGA自由詩206/4/14 14:34
ぽえむ君−色彩−ぽえむ君自由詩6*06/4/14 14:11
海と桜と白と4U未詩・独白106/4/14 13:11
「ありがとう」という詩を書こうと思ったベンジャミン自由詩8*06/4/14 12:46
春を見に行くたもつ自由詩1206/4/14 12:39
夜の底チアーヌ自由詩206/4/14 12:34
水墨夜望月 ゆき自由詩50*06/4/14 11:16
ほんとうのこと大覚アキラ自由詩606/4/14 11:03
ひまわり草野大悟自由詩306/4/14 10:11
雨の日にきみと桜を見るhaniwa自由詩306/4/14 9:07
Another World(もうひとつの世界へ)恋月 ぴの自由詩15*06/4/14 6:29
僕の世界が渇く頃完食自由詩106/4/14 6:19
かくれんぼ山崎 風雅短歌2*06/4/14 4:44
深夜のストーリー自由詩2*06/4/14 4:15
ぬるい紅茶loveon...自由詩106/4/14 3:36
ワールド山崎 風雅自由詩3*06/4/14 3:18
異形の詩歴書 〜12歳佐々宝砂散文(批評...506/4/14 2:02
異形の詩歴書 〜10歳散文(批評...506/4/14 2:00
「優しい」なんて飾り言葉海月散文(批評...0*06/4/14 0:29
オラクルとは!!かめたろう自由詩106/4/13 23:50

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加筆訂正:
【物語詩】若き詩人の夢の遍歴〜Sweet,Eastward away/AKINONA[06/4/14 10:25]
改題しました。
6.05sec.