花冷えとは、桜の咲く季節に一時的におこる冷え込みなのだそうだ
つめたい、花びらがどこまでも吹いてくる
ひとりであるいてみようとおもうとき、
そう、この今あたしはひとりになる
冷え込んだおなかを ...
手にとって感じるあなたは誰ですか?
目に見えた映像はいつのもの?

2年前と同じメンバーでした花見。
散ってしまった花びらをかき集めて手渡した。
見えないところで何かが揺らめいている。

...
いま
おちた葉

からり と
朽ちる





悔やむ必要はないのです
だけど悔やんだって構いません
泣く必要はないのです
だけど泣いたって構いません





...
流れる風が

ざらりと

この舌を削ることを信じた



さくら
さくら

その下で

とうめいな愛がはじけたこと

知っているか



さくら
さくら

...
白いガー
ベラの鉢植え箱の中から取り出され髪の毛を存分に乱しながら居眠りから醒めた別嬪の逞しい太腿のごとき緑の葉。

「大事に
したいわ」と心の底から思い大事に大事に掌の中で温めて殺した昆虫の ...
私が私を殺す
心がまた増えていく
思い出が全て消えていく
そのたび心の中に声がする
消さないで
殺さないで
消えないで
背負った病
誰にも言えない秘密
サクラは様子をうかがっています。

サクラは花見客の様子をうかがっています。


すべてのサクラは本当は

稀代のソルジャー達なのです。


春、皆が浮かれている、

そのほん ...
揺らせ

精緻に組み込まれた歯車としてでなく

声帯を持った 生身の人間として

がっちりと噛み合った今日と明日を

揺らす雄叫びを

存在証明を
 装い新たに、春がまたやってくる。
けれどロープはロープとして、ロープのままで
ロープであることの命令を守り続ける。
庭先や、地下室や、納屋で、そのままの格好で。 
埃にまみれて 薄汚れて そ ...
浮雲に心が枯れ
半月の光を浴びる

星屑ほどの未来
何一つ掴めない
今日

心情
納得


雨天に心が潤う
暗闇の影が伸びる

星屑は其処になく
宙を掴み取る
今日
...
ぼくは詩人

人は人として
何かに与えて
何かを与えられて
生きていく

今日もまた

朝の散歩をしていると
1枚の紙切れを見つけました
ふとそこに書いてある文に
目がいく
...
踏みつけていた
いつの間にか踏みつけていた
{ルビ直線歯車=ラックレール}

きれぎれにされた
人生のように
強さだけを必要とされて

  ずっとつながっていました
  峠を越えるの ...

 ん
  だっ
    て          てる
     なんだっ   まがっ  た                に
         てこう       のむまっすぐ ...
空を見上げたくなる心境と
予定通りに降らない雨とが
またしても 複雑な今日を作り出しています

明日の行く先を
確かに誰も知りません
ただ わかりきった結末も 実は多くあるということ
そ ...
{引用=その靴は履かないけれど捨てられないロボットの足音が聞こえる}




バイテクで創った人魚抱きかかえ海へ駆け落ちロボットの恋



風俗に生身の女消え果ててロボット小指を切り ...
すべての音楽

すべての詩や小説が

慰みにならない時が

勝負だ

涙が乾いたら瞳孔が開いちゃうだろう

お前がこれまで背追ってきた傷を自慢するつもりなら

お前は狂うよ
...
朝、太陽が昇り
街にあるべき色彩を与えていく
私の知らない事を教えて、と
幼子らの歌声が溢れ
都市の通奏低音、―メルヒェン
オルガンとしての幹線道路に
天使の、不在が灯る
桜が散る  ...
思い出が消せない

あの時は確かに
愛していたから

トラウマよ眠れ
ただ一度だけ眠れ

カットグラスの
ように
脆い僕の心が
壊れてしまわない
ように

トラウマよ眠れ
...
 

二つめの角を曲がってひだりへと「いちごフェアー」に引き寄せられる

掛け違うボタンのように気を使い春の朝にもさくらはおちる

とうとうとよわのうたたねうとうととその眠たさに「わらわは ...
そんなに手放すのが嫌なら鎖でもなんでもつければ良いじゃなぃ。

私はそれでも逃げようと抗い続けるけどね。

私は貴公たちの人形じゃないですから。
夜明け前の道を 
自らの高鳴る鼓動を胸に秘め
歩いていく 

川に架けられた橋をわたり 
駅の改札を抜けて 
無人の列車に乗り込む 

腰掛けると 
発車を告げるベルがホームに響く  ...
君がつぶらな焦点を合わせた時
僕はどんな顔をしていただろうか
その直前までの僕は
白い壁は気にはならなかったけど
夕日の暖かさにやけに気分をイラつかせていた
今思えば
僕は神様に殺意を ...
新幹線のドアの出口を
今日もニュースは流れてゆく
私たちの住む国は
800兆円の借金をしている、と

そう
そうかも
私たちの豊かさは
何を犠牲にしたのだろう
労働があって対価がある ...
(あれが僕の星)






開けられた鳥籠からっぽ当たり前


叱るという概念のない2090年


光る星は全て同じ


片足の彼女の羽のうつくしさ


き ...
人と向き合った時の

笑顔の裏を想像する

他ならぬ

自分自身の裏を


偽り

騙し

繕う

誰しも持っているであろう

その

一部分を


何 ...
綺麗な澄んだ真水の底で
何も知らない僕が生まれる

疑うことも偽ることも
何も知らずに真っ直ぐに生きる

変えてみせたいこの心
手探りで永遠を探す毎日


汚れて濁った汚水の上で
...
あまりに長い間ひとりでいたせいか
ある日わたしはふたりになってしまった

わたしたちはさすがに元ひとりだったので
顔も体つきも声も性格もそっくり同じだった

「さみしかったよね。」
「う ...
とほうにくれるところで
重ならないでいる
身体の温みの底で
遡れない時の残響が笑っている
空のような深い過程が
手と手を結びつける引力ならば
きみとりんごの木の下まで歩いて行って
飼って ...
一緒に居るのに理由なんてねぇよ
(ホントはあるんだろうけど無いっつっといた方がカッコイイからそう言っとけよ)
適当にダベッてられればいいよ。それでいいョ。
本気で喋る必要なんかねぇよ。なんとなく ...
はたらくことが だいじである
おかねをかせぐのが 基本です
生活のリズムを 見きわめましょう
最後は たったひとりで死にますから
これで墓でも いや詩集でも買ってください
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
始発に乗る自由詩206/4/5 3:29
サクラもこもこ花丸ぺけ自由詩1*06/4/5 3:06
そして、めばえなるせ自由詩006/4/5 2:33
風葬自由詩106/4/5 2:20
白いガーSix未詩・独白206/4/5 2:19
心=人格海渡自由詩006/4/5 2:06
サクラの目的ブルース瀬戸...自由詩3*06/4/5 1:19
『歯車』しろいぬ自由詩206/4/5 1:16
装い新たに、ロープもまたプテラノドン自由詩1*06/4/5 1:07
心情海月自由詩0*06/4/5 0:52
ぽえむ君−宿命−ぽえむ君自由詩4*06/4/5 0:13
駅・軽井沢たりぽん(大...自由詩16*06/4/5 0:05
ながしそうめんリフレイン (視覚短歌)ふるる短歌12*06/4/5 0:00
予定通りに行くと自由詩5*06/4/4 23:59
ながしそうめんリフレイン(ロボ短歌)ふるる短歌11*06/4/4 23:55
そうさ!馬野ミキ自由詩1106/4/4 23:49
AM6:20ノ設計六崎杏介自由詩206/4/4 23:42
トラウマたかよし自由詩306/4/4 23:37
いちごフェアーはじまりましたたにがわR短歌106/4/4 23:29
鎖。依玖侘 なつ...携帯写真+...1*06/4/4 23:29
始発列車服部 剛未詩・独白13*06/4/4 22:50
神様ススメ自由詩206/4/4 22:29
流れるニュースを私は見上げてuminek...自由詩7*06/4/4 21:41
ファンタスピカピッピ川柳6+06/4/4 21:11
影踏みおっとっと未詩・独白2*06/4/4 21:10
It is a trip...Lily o...自由詩4*06/4/4 20:41
ふたり松本 涼自由詩9*06/4/4 20:32
手と手窪ワタル自由詩7*06/4/4 20:02
トモダチyuma自由詩1*06/4/4 19:53
そろもん(遺言の話)みつべえ自由詩206/4/4 19:51

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