ぼくは詩人
考えることが大切なのではなく
考えようとすることが大切
それはぼくの思考
それはみんなへの理念
今日もまた
朝の散歩をしていると
少女に出会った
四葉のクロ ...
ステンドガラスを通り抜けた
やわらかいひかりは
賛美歌によって
七色に彩られた
今、若い男女が
永遠の契りを
結ぼうとしている
その奥では
マリアの像が
首をかしげて
不安げに ...
仕掛けのない心の中
もう 桜の噂
だまされちゃいけないよ
おわってなんかいないよ
水色の空 曇らせて
吹き やまない雪
綺麗な花 なんだよ
薄桃色の
枝の名前に はら ...
真夜中の夢は心を繋いでる 暁の夢 記憶の奥底
桜空君現れてキス 夢は魂を掴み想いはリーク
恋をした貴方は桜またね春続かないけれど切なさは{ルビ永遠=とわ}
...
砂の川は春が近いこの街を
いとも簡単にすり抜けていた
乾いた季節
小さな子供の遊ぶ声が
離れていても鼓動まで届いて
影の居なくなった景色
埃を纏った詩人は川を渡る
...
折り返してみれば
まったく同じ毎日だよねと
誰もが皆、困った顔になる
根拠のない言葉の向こうで
街外れは、もう外れじゃなかったし
川にいたはずのメダカは、いつの間にか消えてしまった
私 ...
世の中ってのは皮肉なもので
世界を蹂躙したのは空を飛び焔を吐く蜥蜴ではなく
ましてや暗闇に潜む異形の魔物ではなく
かつてそれらを夢想した人間という猿だった。
世の中ってのは皮肉なもので
世界 ...
さっきから震えが止まらないの
まだ不安定な私を許せ
眠りにつくのがとても怖い
明日の私は別人だ
明日のあなたも別人だ
これっきりでお別れかもしれないから
...
最高級の馬車に乗って海へと飛び込むんだ
季節の花をいっぱい撒き散らしながら。
海は気持ちいい。
青いからね。
ぼくは詩人
存在は理解できても
見ることのできないもの
それは人の心
それを求めて
それはぼくの追求
それはみんなへの認識
今日もまた
朝の散歩をしていると
天文学者 ...
詰め込まれたスケジュール
思い返しても変わるはずがない
時間を一つずつ手探りするたびに
何を抱えながら生きているのか
だんだんと見えなくなっていくよ
汗と香水と煙の匂いが立ち込める
博 ...
あなたは迷うように見上げた
今日の散光を苦い舌でなめて
長い午後を霞ませる問いかけに
指がわずかに答えようとしかけたのを
隠すみたいに柔らかい拳にして
立っていた
...
響くよ 短い音
聞かないふりで道を歩く
ほんとは聞こえているよ
音と共に揺らぐ
咲きかけのタンポポ
だって私は我儘だから
君の車に呼ばれるより
ほらそうやって
窓か ...
便箋の字面に溶けた君の息 獣のかおり 熱っぽくって
和尚の目に浮世のひかり瞬く夜ナナナナナーナおれは彼女を
黒猫は媚薬を舐めてしなやかにふたりと海を飛び越えてゆく
「こんな事してあれ ...
あなたはきれいなままで
...
この家は今日も灯りが夜遅くまでついていて
私の体はここにかれこれ十年以上住みついている
母親 父親 弟
いつだって思うよ
この3人でよかったじゃないのかと
心ここにあ ...
言葉も朽ちる
地平の奥へと
ウランで造ったサイに乗れ
中は狭い
しかし未開の道よりは広い
肌に冷たい
しかし何を腐らす懸念も無い
肋骨の
はめ殺し窓はウランガラス製
焼け付く ...
朝食は要らない
体と私が切り離されたような
錯覚よりも確かな感覚に
足を捉われながら
歩かなきゃならない
落書きのような歌を聴きながら
心を発しないように気をつける
つぶやいた言葉は ...
1.
美人薄命
という言葉を知っているが
私の母は、けして
美人ではなかった。
そして、私もそうではない。
人の死はそう易々と
語れるものではないことを
私は知っている。
...
わたしは確かに住んでいた
あの画面の中に
隣にいたあなたも溶けていたので
わたしも別の画面に溶けた
いつもひとりだった
たくさんいるともだちはみんなわたしの分身だったので
おし ...
私の仕事はガテン系なので、仕事中は、いわゆるカーゴパンツ、動きやすく、大きなポケットがいっぱいあるズボン、それも男物を穿いている。男物の服のポケットは、女物のそれに比べると段違いに大きく使いやすい。財 ...
駅蕎麦で向かいに立った君もまたこれからきっと戦うのですね
道で会う思い残さぬ君とでもしてる笑顔にたくましさもらう
音のない会社で煎れるコーヒーの豆の香りで朝は始まる
小さき ...
忘れたき痛みをなくすためにはそうボールを空へ投げると良いよ
死んでるの死んでるらしいつじつまをあうあわせると君はがんばる
雨みだれ彼見逃したるボールにはパンプキンパイつまっていそうだ
...
言葉の無さに落胆し 朝
早熟なインクの匂い
誰かの朝刊の紙面が
今夜は雨が降るという情報を私の頭に置き去った
いつかの記憶の隅でステンドガラスが少し光る
垂れ流したミルクのように走り抜ける電 ...
こめかみのあたりがくすぐったいと思ったら
眼鏡のフレームに風がひっかかってた
春の先触れを逃れた冬の風がまだ残っていたらしい
そういえば今朝の風には幾筋も冷たい冬が混ざっているようだ
...
今日さっき、大海原に出航した私を
海賊達ははなっから相手にしなかった。
あっちに行けと、手の平をひらひらさせるだけ
かねてから、船という船を海に沈めてきたという砲台は
一応こちらに向けられて ...
あなたの胸に投げたはずの
いつか霞んだ想いの欠片
あめの雫に流れて消えた
いままでここにあったもの
あすの彼方に投げつけられて
いたたまれずに割れていく
あくなき思 ...
小さなホールケーキ
真ん中に添えられたクッキーには
“パパ たんじょうび おめでとう”
みどり色のロウソクがひとつ
中ほどがポッキリ折れていて
むき出しの白い芯が
辛うじて身体を支えて ...
失恋を恐れないで恋をしよう!
傷付くことを恐れてはいけない!
なんてわたしは言いません。
なぜなら、
恋なんかしなくてもセックスできるし
結婚できるし
こどもだって産めます。
古来、みん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぽえむ君−四葉−
ぽえむ君
自由詩
6*
06/4/1 11:45
マリア
沢村 俊輔
自由詩
4
06/4/1 11:38
【広告】四十日と四十夜のメルヘン
広告
06/4/1 9:47
とおせんぼは つめたい花
砂木
自由詩
9*
06/4/1 7:09
夢 桜 幻
十六夜
短歌
1
06/4/1 6:50
砂の川
.
自由詩
6
06/4/1 5:42
翌朝
霜天
自由詩
4
06/4/1 1:46
ANTI
yuma
自由詩
2*
06/4/1 0:03
寒い部屋
小宮
未詩・独白
2*
06/3/31 23:49
自沈
如仁
自由詩
2
06/3/31 23:42
ぽえむ君−追求−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/3/31 23:40
白々しい風
松本 卓也
自由詩
2*
06/3/31 23:26
バス停
アシタバ
自由詩
4*
06/3/31 23:14
クラクション
Keico
自由詩
2*
06/3/31 23:13
【短歌祭参加作品】ナナナナ
たたたろろろ...
短歌
6*
06/3/31 23:02
・・・・
柚姫
自由詩
1
06/3/31 23:00
曇り空に描いた理想、今息をする理由
Keico
自由詩
4*
06/3/31 22:36
ウランのサイにてウワズミフカミ、へ
人間
自由詩
3
06/3/31 22:11
愛を歌うな。
夕凪ここあ
自由詩
2*
06/3/31 22:10
戯れ言2
美味
自由詩
3*
06/3/31 21:51
ゆめのせかい
チアーヌ
自由詩
1
06/3/31 21:48
いつもポケットに詩人
佐々宝砂
散文(批評...
12*
06/3/31 20:31
きょうも戦う
たにがわR
短歌
3
06/3/31 20:01
タッチ-TOUCH-
〃
短歌
2
06/3/31 19:43
殺意、カシスグレープフルーツ
a.u.i.
自由詩
3
06/3/31 16:51
春が生まれる前日のこと
436
自由詩
1*
06/3/31 16:40
出航する三月
プテラノドン
自由詩
2*
06/3/31 15:02
投げつけられて
アマル・シャ...
自由詩
4
06/3/31 14:56
誕生日
佐野権太
自由詩
8*
06/3/31 14:49
恋は必要ではありません
チアーヌ
自由詩
4
06/3/31 13:46
6280
6281
6282
6283
6284
6285
6286
6287
6288
6289
6290
6291
6292
6293
6294
6295
6296
6297
6298
6299
6300
6301
6302
6303
6304
6305
6306
6307
6308
6309
6310
6311
6312
6313
6314
6315
6316
6317
6318
6319
6320
加筆訂正:
ポエム派宣言1「詩のわかりにくさ」
/
佐々宝砂
[06/3/31 21:04]
タイトル変更
やまびとの散文詩(二)
/
前田ふむふむ
[06/3/31 18:40]
題名の若干の訂正
9.14sec.