ひとりの人間の個体がこの世から存在しなくなった日の空は
ただただ、白かった。骨みたいに。煙みたいに。
キムズカシヤーノさん烏骨鶏を埋める
電気料金の滞納によって蛍光灯が消える
奥の部屋からは奥さんが誘う
烏骨鶏は超硬石膏の中で退屈

キムズカシヤーノさんカーテンを閉め切る
緩んだ蛇口から落 ...
夕焼けはすべてを染めるのだ、と あなたは言った                                                         夕闇はすべてを覆うのだ、と あなたは言っ ... 哀しい夢をみた。


逢いたくて夜中に君の家の扉をたたく。
君はまだ眠りのなか。


刻々と時間は過ぎる。
私は扉をたたき続ける。
夜中のはずなのに門限が迫る。

12時が近付く ...
泣くことは黒
黒い鴉が鎌を持って羽ばたいて
一つのモノは失われた
泣くことは全ての終わり

泣くことは白
白い鳩が己の翼を授け
一つのモノは生まれた
泣くことは全ての始まり

泣く ...
さまようものは変わりつづける
呼び声に腕をのばしつづける
風に手のひらをさらし
雲と火がつくる
灰色の羽を受け取ろうとする



となりあう炎がゆらぎ
ひとつとふたつをく ...
何が僕を駆り立てるのか…

誰が僕を本気にさせるのか…

どこにそれが転がっているのだろうか…

全てが僕にとって未知である

だからこそ、生きていてオモシロイ

何もかもがわかっ ...
瞼の裏に
ゴロゴロがある

閉じてみる

小さな円を
眼球で

ゴロゴロが動く

痛みはない

そこにない
ゴロゴロらしい

タバコに火をつけてない

咥えたまま
...
矢車草が咲いた
どこに行くのか
よく判らない
この道の辺に咲いた

青い小さな草は
私の歩みにしたがって
くるくると
風を孕んで
ゆらゆらとゆれる

お前の白い太腿は
この
...
ネパールとインドの国境付近は深い密林に閉ざされている。失われれば二度と手に入らない暗闇をはらんだ命の混沌。それがジョグ・アレースの森だ。かつてサファルの月、南下したモンゴル軍が侵攻したときにも、この森 ... 小雨が舞う六月
痛みに似た感情
空に開いた穴

150円で買った
ペットボトルの烏龍茶
茶色液体は僕の体の中で
生命を繋ぐ糧になる

都会の風は煙幕
焚き火の煙に似る
咳きは鳴り ...
夜明けの街を
一台のインクジェットプリンターが
走り抜けていく

どこからか受信した文字のようなものを
ありったけの紙に印刷しながら
おそらくそれは全力で
疾走していく

雨上がりな ...
相手が自分を好きかなんてどうしたら分かるのでしょう

人魚姫に足と運命をあげ
引き換えに声を奪ったあくどい魔女の子孫に聞いてみても
私の歌う声は飛ぶ鳥さえも落としてしまうので
結構よと言われ ...
昔酒を飲みながら
友人の家で聞いていた曲
今更に聞いてもやな曲だ
普通じゃない。

私の名前はハウスマヌカン
私の心はハリウッドスター
貴方の名前はハウスキーパ
貴方の心はハックルベリ ...
今、俺が求めて止まないものは力

世間を一蹴できる力がなければ
この身に触れることもできないような
圧倒的な権力がなければ

それを手に入れられないなら
この俺に安らぎの場所などない
...
にわか雨は窓ガラスを叩く激しさで
海辺の汐臭さをわたしの部屋まで連れて来た
波音のひたひた寄せるテーブルで
いつか拾った貝殻の擦れる音色がする
ハンガーにかけたわたしの白いブラウス
温もりの ...
ふしぎなもので
空っぽに近いほど
人生は
重い



そんなことを遠くの風見鶏がいう。
天使はね、天からやってくるんだよね

左手はね、左手は必ず光を掴むよね

僕たちは 否僕は平原を駆け回る

腕を扇風機のように回しながらそこら辺を

あのときの笑顔はそう、土の香りがし ...
 昨日の日曜日は嫁が友人に会うというので娘と二人で留守番だった。
 昼飯を食って昼寝した後、ずっと室内にいるのもどうかと思ったので、自転車に乗って駅前にでもいくことにした。勿論娘は自転車の補助席だ。 ...
咳をしてもひとり
部屋にいてもひとり
雑踏にいてもひとり
どこにいてもひとり

生まれてからひとり
家族がいてもひとり
学校にいてもひとり
就職してもひとり

友だちができてもひと ...
 夜の静寂にポツリと咲いた
 一輪の花
 決して不満や愚痴をこばさず
 欲ももたず
 雨にも負けず 
 嵐にもまけず

 時間の貨物列車に運ばれ
 現実と夢の世界に
 揺れ動く僕の心 ...
「青森駅にプラスティックの自動改札
 ホームには漁場の腐臭だけが立っている。

 手段は目くらまし
 本質は常に命の匂いだけがする。」
それとはまた違う話でしょう
泡沫に自らが混ざるのが怖いの
信じられるのが怖いの
だからってこともないだろうけど
君はいなくなった
しょうもない恋愛映画のひとコマで
しょうもないB級ポップで ...
空が凍っていくよ
いつでも包んでくれた、確かな青
黄昏は壊疽
ケーキを作っている
空と私の二進法へ生まれる子
貴方の確かな青
穿ったのは、昔から抱いていた白熊の絵
零と一で完結した円環の ...
動物プランクトンの一種に、ブデロイドワムシという半透明の虫みたいな動物がいて、この子たちはとてもすごいのよ。この子たちはね、セックスをしないの。ていうか、メスしかいないからセックスできないのね。それま ... あぁわたし

うっかりしてました
あなたを好きになってしまいました

うっかりしてました
あなたに愛を打ち明けてしまいました

うっかりしてました
あなたのキスを鵜呑みにしてしまいま ...
ぼくは詩を書きたい

人は安堵を求めるために
漂い彷徨う

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩に出会いました

丘の上に
ひっそりと石に刻まれた
一編の詩

 人は安堵 ...
すうっと伸びた白線が黄色に変わると
突然深いカーブにさしかかる
空は斜めに 大地は垂直に大きくずれる
追い越していく風のようなもの

花束はみるみる芽吹き土にかえる
こちら側の呼吸が止まる ...
愉快と不愉快の違いは言葉の上では1文字違いだが、
気持ちの上では雲泥の差となって現れる。
金額に換算したらどのくらいだろう。
感情に換算したら天文学的な相違で、
人を何人殺しても不愉快な感情は ...
いのちのひもからまっている ちいさな
うそのかさなりの下で眠っていた木や花
種もまたからまっている このみえないたたかいの野
うばっていった鉄と油と空気の焼けるにおい

影になった人は罪を背 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
音もなく朽ちる世界朽木 裕自由詩2*06/5/27 21:43
アンハッピーニューエイジと退屈烏骨鶏人間自由詩106/5/27 21:05
明暗smorza...携帯写真+...3*06/5/27 19:55
哀しい夢をみた朽木 裕自由詩3*06/5/27 18:23
泣く竹下九瓜自由詩206/5/27 18:04
銀花(序)木立 悟自由詩306/5/27 17:38
僕の存在…静寂自由詩106/5/27 15:39
喫煙所よーかん自由詩4*06/5/27 15:13
矢車草が咲いた黒田康之自由詩606/5/27 13:10
第一次発掘報告の未発表草稿たりぽん(大...未詩・独白8*06/5/27 12:58
生活海月自由詩1*06/5/27 11:28
夜明けの疾走たもつ自由詩1006/5/27 10:53
海の魔女暗闇れもん自由詩2*06/5/27 9:22
無茶苦茶ペポパンプ自由詩3*06/5/27 9:00
俺に力を腰抜け若鶏自由詩106/5/27 7:37
E minor 7th(きざし)恋月 ぴの自由詩45*06/5/27 6:29
ふしぎなもので水在らあらあ未詩・独白10*06/5/27 3:06
子供たちのアナトミカル箱犬自由詩206/5/27 3:04
恐ろしい日曜日冒険野郎マク...散文(批評...3*06/5/27 2:59
咳をしてもひとりMk II自由詩2*06/5/27 2:48
神様よ思いどおりにしてください山崎 風雅自由詩5*06/5/27 2:36
本質瓜田タカヤ自由詩006/5/27 2:20
心こ心自由詩106/5/27 1:41
私の二進法が崩れていくのは観世自由詩306/5/27 1:31
あなた、飛んで、あたしをつかまえて宮川三太郎か...未詩・独白206/5/27 0:11
うっかりしてましたアサリナ自由詩6*06/5/27 0:05
ぽえむ君−流浪−ぽえむ君自由詩6*06/5/27 0:03
別れ(ソネット)セイミー自由詩106/5/27 0:00
モリアオガエルあおば未詩・独白4*06/5/26 23:47
アラベスク(ソネット)セイミー自由詩106/5/26 23:36

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加筆訂正:
眠ってしまえばいい ( 2006 )/たりぽん(大理 奔)[06/5/27 13:24]
推敲。印象が少し変わったと思う。
6.82sec.