結婚は雑巾
汚れては洗い
穢れぬようにカビないように
絞り続けて
布はほつれる
愛は悲しみであり
人として
死んでゆかねばならぬ
絶対の孤独の裏返し
孤独と傷の共有
恋は単 ...
花の雲 上弦の月 人形と為れるわたしと遊んでよ{ルビ貴殿=あなた}
樹液であったか
あなたの白磁の指先は
四月の風の黄砂に紛れて
鼻腔に忍び込むのだ
だから
あなたの肌の温もりが
触れたそこから
皮膚は波打つ
毛細血管に
タラップが降ろされ
血 ...
俺を慕う女性ファンの皆様、幻滅させたら御免なさい。
つい昨日、ストリップバーに行って来ました。
ですのでこのお話は基本的に節操なしのエロ話です。
男性諸君は気が向いたら呼んでくれたまえ。
...
大理石の{ルビ初心=うぶ}な冷たさに
灰色の空のもと青い花が咲いている
わたしは、
結果の過程であります
いま見ている景色
いま聞いている音色
いま今は
すくなくともわたし、
うた ...
どんよりとした鉛色の雨が、わたしの空洞の胸を
突き刺して、滔々と流れてゆく冷たさが、
大きなみずたまりを溢れさせている。
みずたまりには、弱々しい街灯の温もりによって、
歪んだ姿のわたしの言葉 ...
二匹の天才犬がいた
共に言葉を理解し
自分を理解した
一匹は縄を離れ
人として愚鈍な自由を手に入れた
一匹は言葉を捨て
精神の牢獄から解き放たれた
二匹の名は
...
光りも差し込まぬ水の中で
ユラユラさまよって
このまま水に溶けてしまえばどれだけ楽だろう
足跡は
続いていく交差点の
その先に落ちている
踏締めるには少しだけ、遠い景色
よくありそうな一日を
(転がるように)
*
無駄なことだと、言葉にしたものと
無駄 ...
{引用=ただいま「春」の収蔵作品展 開催中
http://po-m.com/forum/grpframe.php?gid=359
}
[春の帝国]
恐ろしく美しい花が
恐ろしく気持ち ...
煮干しわしわし噛む。
強く残る宝石は輝きをまして
今この胸に残る
君の光をたどって明日をみつけないと
初めて願った
わかったこと
人は皆 わかりやすいことが大好きだってこと
人間は 境界線を探し続ける生き物だから
人と人の境界線は
きっとすべて一本に
しっかり寄り添っているのだろう
その線の上を ...
夏が終わって、私はまた学校に行ったり行かなかったりの日々を過ごした。学校に行けばまあ成績は中の上、ほとんど図書室で本を借りるためだけに学校に通っている生徒だった。その当時、私には目も合わせないくらい ...
「SFの黄金時代は12歳だ」という言葉がある。つまり、SFが最も面白かった時代は20年代でも60年代でもなくて、読者本人が12歳だったころ、とゆーことなのである。そんなものだろうな、と私は思う。しか ...
当時私が住んでいた町には、本も売ってる店が2軒あった。言っておくが書店ではない。「本も売ってる」店である。どちらの店に行くにも、自転車できっちり20分かかった。ひとつは、スーパーに隣接した、雑誌と文 ...
目に見えない0と1が
私と私でないものを繋いでいる
まるで未成熟のか細い{ルビ蔦=つた}で
例えば、それがなくなってしまえば
事切れてしまう危うい命綱
そんなもので繋がっている
人の影を慕 ...
誓いの しるしは
むすばれた
手でなく たがいを
うちつらぬいた
星のきずあと
私を含め、消えた人格たちが
小さな箱の中で
仮面パーティーを開く
いなくなった私に問いかける
今さら仮面など
必要なのだろうかと
いなくなった私が答える
どちらにしても
私はも ...
もしも僕の感情がなくなるとすれば
僕はその前に一体どうするだろう
きっと僕は君のもとへすぐに行ってそのままずっと君を見つめ続けるだろう
君の笑うかおを この目にやきつけて
...
色褪せて見えるのは
それは
移ろうものだから
言葉にしなければ
無いもの
消えていくものだもの
言葉にしたら
何れは
虚しいものに変わるもの
想いは泡の玉みたいに
たく ...
ねぇ 僕等はどうして生きているんだろうね?
それはシアワセを感じるためなのかな。
じゃぁ どうして僕等は死んでゆくんだろう。
それはきっと・・・シアワセの器がいっぱいになって割れ ...
反日気分が国中に瀰漫して
日本製品のイメージの低下
製品の競争力を増やそうと
日本企業は打開策を探す
ぶんぶく茶釜で湯を沸かし
ウーロン茶
ジャスミン茶
プーアル茶に孫悟空
キ ...
ぼくは詩人
何気ないものほど
大切なものが多い
今日もまた
朝の散歩をしていると
少女に出会いました
彼女の手の中には
小石が2つ
それを見ては物思いに耽る
どこ ...
ミズキちゃんはオレの友達、とその手が答える。昼休みに、彼の机の前に座り、俺は彼に質問する。
「ミズキちゃんってどんなヤツなん?」
可愛いくて、やさしくて、いろいろしてくれる。その手がにやける。 ...
待ってくださいってすごくゆわれている
一番目の人がゴールする
おれはそれが面白いってめちゃくちゃ笑う
笑いすぎてその場に座り込んじゃって
そんで後ろがつっかえてしまう
ってか暴言とか ...
いっぱい泣いて泣いて
想いを溢しても
あなたの心の中を
ヒタヒタ満たす事は出来ないけれど
あなたは小さい溜め息を
たった1グラムつくだけで
この ...
かわいいものは
みな食べられて
腹のなかでうたをうたう
とぅあららら ら
なんにも持たずにひとりのものは
なんにも持たずにひとりに生まれ
なんにも持たないうたをうた ...
岬の先に桜が咲いている
三つの頃から
その向こうまで行こうという気持ちでいつも見ていた
けれど
ついこの前
シーサイドラインが開通した
幸いにも桜は倒されずに岬に残 ...
Pという響きが街に鳴り渡りきみとぼくとが出会えない午後
M、そしてTに別れを告げ得ぬまま今夜すべての歩道は暗い
思い出せなくて七日が過ぎましたEではじまる星の名前の/
れ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
暗喩篇
アマル・シャ...
未詩・独白
9
06/4/16 10:19
桜あそび
桜鬼弓女
短歌
1
06/4/16 9:49
四月の恋
do_pi_...
自由詩
1
06/4/16 9:42
何て言えばいいのかわからない。(ストリップバーの話)
虹村 凌
散文(批評...
10*
06/4/16 8:56
園(その)
こしごえ
自由詩
14*
06/4/16 7:53
冷たい春
前田ふむふむ
自由詩
18*
06/4/16 7:05
二匹の犬の話
loveon...
自由詩
1*
06/4/16 4:29
水の中
火冬
自由詩
0
06/4/16 2:44
13
霜天
自由詩
11
06/4/16 2:30
春の帝国
青色銀河団
未詩・独白
2
06/4/16 2:18
にぼし
花丸ぺけ
未詩・独白
1*
06/4/16 1:50
宝石
saya
自由詩
0
06/4/16 1:30
火が消えたから
長谷伸太
自由詩
1
06/4/16 1:15
異形の詩歴書 14歳秋
佐々宝砂
散文(批評...
7
06/4/16 0:59
異形の詩歴書 14歳夏
〃
散文(批評...
4
06/4/16 0:58
異形の詩歴書 14歳春
〃
散文(批評...
6
06/4/16 0:56
エレクトロニックワールド
美味
自由詩
3*
06/4/16 0:48
そろもん(盟約の話)
みつべえ
自由詩
6
06/4/15 23:28
仮面パーティー
mayaco
未詩・独白
1
06/4/15 23:23
願い
天使
自由詩
0*
06/4/15 23:08
言わないけど
蒼木りん
未詩・独白
5
06/4/15 23:04
シアワセの器
天使
自由詩
0
06/4/15 22:56
春を見に行く
あおば
自由詩
4*
06/4/15 22:42
ぽえむ君−宝玉−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/4/15 22:41
脳内生物ミズキちゃん
加藤泰清
散文(批評...
0*
06/4/15 22:06
ブルー
捨て彦
自由詩
1
06/4/15 22:06
1グラム
さー行きまし...
自由詩
0
06/4/15 21:56
ノート(とぅあららら ら)
木立 悟
自由詩
8
06/4/15 21:39
のろし
AB(なかほ...
自由詩
5
06/4/15 21:25
あなたのために
本木はじめ
短歌
3
06/4/15 20:55
6259
6260
6261
6262
6263
6264
6265
6266
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6278
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6281
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6286
6287
6288
6289
6290
6291
6292
6293
6294
6295
6296
6297
6298
6299
加筆訂正:
園(その)
/
こしごえ
[06/4/16 8:09]
最終連、すこし修正しました。
チカテツの日
/
---
[06/4/16 0:33]
ものすごく申し訳ないですが大幅に訂正しちゃいました。
6.34sec.