レースのような緑だった
君の髪に触れる
やわらかい
なつかしい

君が起き上がるだけでゆれる
緑のような僕だった

「そっとあげるの、たくさんはだめ」
霧吹きでしめらせて
あつい光 ...
『クマ』

 すきだよ
 あいしてるよ と
 耳元でささやいたのは
 クマのぬいぐるみ

 そんなの
 ぜんぶウソ
 わかってるけど
 だまされたふりして
 ギュッと だきしめる ...
目覚まし時計が鳴り響く
重い瞼を開けると
窓からの陽射し
月曜の明るい朝

顔を洗い
パジャマを脱ぎ捨てて
服に着替える
今日はお気に入りのジーンズ
昨日買ったばかりの白いシャツ ...
 春の光よ
 降りそそげ
 我に 
 君に

 太陽の季節の予感に
 この胸の情熱よ
 目覚めよ

 新緑の風に吹かれる
 緑の香り
 その頬を
 撫でていく

 嗚呼 ...
そんなにこわい顔をしないでくださいね
そんな風にして顔の真ん中に皺を彫らないでくださいね
どうせ皺皺になるなら笑い皺のほうがいいでしょう

桜並木はもう散ってしまったけれど
そんなに残念そう ...
ぼくは詩人

絵画は色の詩
詩は言葉の絵画

今日もまた

朝の散歩をしていると
画家に出会いました

のどかな風景を描写して
きれいに光の線が加わる

感心していると
ぼ ...
黄色い花が咲いたよ 緑の原っぱに
無数の貴石のように きらっきらっと笑いながら
咲き出したよ
ああ来た やっと降り立ったよ 朗らかな風が
南から柔らかな日差しと甘い香りを引きつれて
やあ 坊 ...
鍬も
鎌も
放り出された
むき出しの畑
半分お気楽に
半分苦しげに
つるが垂れ下がっている

歴史参考書も
試験マニュアル書も
免許書なんかも
土手の方に投げ捨てちゃっていたので ...
「雨もまたいいね」と君は傘をさすサヨナラ明日は会えないのですね

しゃかしゃかと君する料理の音もまた初夏のにおいが足踏みしている

川面から何を欲しさに口をだす藍より染める夏の鯉とは
...
青空に
まっすぐ追いかけて
あなたを

揺れながら消えていく
ひこうき雲に

私は
なりたい
 
 
 
午後の空中へ
午後の空中へ
雨に逆らうようにして
ハナミズキとして昇華し続ける春は
公園が夕刻になっても未だ軽く漂う、
薄い、甘い、影


春とは分離するように
俯き始め ...
 時よとまれお前は美しい
 そういったのは 誰だっけ?

人の一生はあたかも車輪の様に回るというのであれば
次は美しい命になってこの世に廻ってきておくれ

 時よとまれお前は美しい ...
すっぺぇ
ちょーすっぺぇよ
生レモン
口がすぼんでタコみてぇになるよ
そーなると
やっぱ生が一番だわな
生最高だわ
ちょーすっぺぇし
変身できそうな気すらするし
スッパマンはもういる ...
鉛色の曇り空が
たくさんの弾丸を
地面に向けて打ち込んでいる
そして騒がしく
たくさんの人間が
あるかもしれないモラルを忘れて
たくさんの人間が
少ししかない場所を埋めていく

傘を ...
ボタンが取れて
心も取れた

はだけた世界に
乱れて飛んだ
あなたの思いは
月に溶けて

宙を舞う力なき手に
ただ一つ
霞だけでも掴めれば

わたしの思いも粉にして
あなた ...
身づくろいする梁の平行に沿って
導かれる闇型に縁取られたドアや
蝶がなすりつけ飛び去った後の壁
君の乳房臭の壁

逃げてく
収まりきらない日が 逃げてく
固くなりすぎた赤が 前へ進むこと ...
朝目が覚めると、メヤニでまぶたがふさがっていた
瞬時に何が起きたのかを理解し、飛び起きて電話をかけまくった

「僕は、木になるんだよ」

母には「今まで育ててくれてありがとう」といって一方的 ...
 ありきたりの生活に
 雲行きの悪い空

 何度も何度も
 生きることに真剣に取り組んできた
 
 一人でいきること
 その無情

 無理をして
 生きてるけど
 どこまでつづく ...
今日も大きい舞台の上で

あなたは
綺麗に生きていて

歌声も
まだ少し聴こえている


やっぱり哀しくなるけれど

今はまだ
直接顔を向ける事が出来ないです


...
朝か、もうすこしあとにおきだし
パンをたべ
仕事をし
お昼をいただいて
掃除や仕事をし
たいへんおなかが空き
夜ご飯を皆で囲んで
寝る前までに
いくつか日々のことをこなします

私 ...
青緑の硝子片みたいな
ネオンテトラの眼球拾ったよ
空っぽの眼窩に嵌めこむと
清々しく涙腺から噴きだした冷たい水で
気持ちよく顔を洗う 身体を洗う
水晶体に泳ぐ魚のプリズム
禊の ...
こんにちは アブラムシ
あなた何歩でこのルーズリーフを横切れるかしら
ツノをふりふり おしりふりふり

行っちゃうの?アブラムシ
窓を見つけたのね
透明の翅をもじもじして ぱっと消えた ...
日曜日の朝 
シャワーを浴び 
鏡の前で髪を整え 
{ルビ襖=ふすま}を開け
薄暗い部屋を出ると 
何者かが{ルビ袖=そで}を引っ張った 

振り返ると 
ハンガーに掛けられた 
高 ...
ぼくは詩人

何が現実で何が夢なのか
寝ても覚めても同じかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
野原に出会いました

誰もいない
寝転んでみると気持ちがいい
目の前 ...
季節はめぐったばかりだというのに

いきなりの寒気で

空がずいぶん高く背伸びしているのを

ビルの二階から眺めながら,マグロのすり身と卵をかけた丼を食べる。

北国の雪解けを思わせる ...
インテル、入ってる?























他人のセックスをみて興奮してる奴は変態

だからアダルトビデオを観てオナニーをす ...
正しい恋愛の方法なんて知らない。
と言うか、おそらく無意味だ。
そんなのがあったら今頃全世界が幸せに満ちている。
おそらく人口増加を辿っている。

こんな世の中なのに・・・そんな世の中なのに ...
線路の下に作っている道路工事が原因で線路が陥没し
山の手線が止まって大混雑だとワイドショーが言うので
西武新宿線に乗って高田馬場駅まで様子を見にいった
新宿などのターミナル駅と違って高田馬場はJ ...
君が帰った Cafeの 空席に 
さっきまでノートに描いていた 
空へと届く望遠鏡の幻がぼんやり浮かんでいる 

別々に家路に着く 
君の切なさも 
僕の切なさも 
この Cafe に置 ...
社会人になり
今は汚れていない真新しい革靴
今は愚痴も殆ど入っていない鞄
春の匂いを香る風

自転車を漕ぐ
グルグルペタペタ
僕を追い抜いた学生さん
その瞬間に突風が吹いた気がした
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
アジアンタムふるる自由詩8*06/4/25 18:03
ぬいぐるみ 3篇大覚アキラ自由詩206/4/25 17:46
最後の1ページKADY自由詩006/4/25 16:22
春の光山崎 風雅自由詩7*06/4/25 16:17
ハナミズキ436自由詩0*06/4/25 14:05
ぽえむ君−光心−ぽえむ君自由詩8*06/4/25 13:51
春の手簡きりえしふみ自由詩13*06/4/25 13:09
荒れた畑でわたしはとても健やかだったミネ自由詩106/4/25 12:01
シャカシャカの初夏たにがわR短歌2*06/4/25 10:56
ひこうき雲uminek...自由詩6*06/4/25 10:44
地下茎A道化自由詩706/4/25 10:12
9時18分〜The Train is bound for.. ...AKINON...自由詩106/4/25 10:03
生レモン味美味自由詩2*06/4/25 9:53
たくさんの夕立自由詩0*06/4/25 9:42
月光蝶アマル・シャ...自由詩1506/4/25 9:23
その軌跡の。英水自由詩106/4/25 4:08
メヤニ自由詩106/4/25 4:04
希望の詩をつづりたい山崎 風雅自由詩3*06/4/25 2:42
スターさー行きまし...自由詩2*06/4/25 1:50
たのし紫翠未詩・独白3*06/4/25 1:46
魚眼山本 聖自由詩206/4/25 1:41
アブラムシ紫翠自由詩3*06/4/25 1:20
壁に吊るされた学生服服部 剛自由詩10*06/4/25 1:00
ぽえむ君−夢幻−ぽえむ君自由詩6*06/4/25 0:39
歴史は結局,街に吸収されていくdo_pi_...自由詩306/4/25 0:28
さよなら変態 第一部馬野ミキ自由詩906/4/25 0:23
考える愚者の戯言氷湖未詩・独白006/4/25 0:12
高田馬場 2006.04.24馬野ミキ自由詩806/4/25 0:05
黒猫の瞳服部 剛自由詩14*06/4/24 23:58
風に誘われて海月自由詩1*06/4/24 23:01

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