どこか 遠くに
置き忘れた 靴
こんなに 離れて
しまったから
きっと あの靴は
今 亡霊が 履いている
すべて 名前のない
ものたちへ
百年たてば
...
鏡に映せない
言葉は綺麗な現象
だから私には
似合わないのです
指をつたう血が
涙と同じ温もり
人の温度と気づくから
生きると言うことは
{ルビ連星=アルビレオ}を見る ...
1.
おいはぎ
にあった
とても優しく
一枚一枚
はがされた
何も無くなった僕は
もう自由だ
2.
お前はゆたんぽだなぁ
君は本当にゆたんぽだね
あなたはだからゆ ...
例えば今日で
例えば高校時代が
例えば終わるとして
例えば今日で
例えばあの日常が
例えば終わるとして
{引用=
(ち、ちチ、チチち、ちti)
(チ、ちきュ、地球の、ちキゅ ...
家系図を背負い友人チャートを小脇に抱えその他知人隣人フローをポケットに押し込みカンニング用に隠しておいた必携人情化学反応辞典を取り出して赤線を引きながら人影に挨拶をしたら足元に犬がいて
ワン
とな ...
忙しくしていれば
孤独は自然と逃げていくものだから
快速列車から見える硝子の景色
研磨された雨玉が規則的に転がった地面は
じわじわと泣いている
高く積みすぎた気持ちは
誇張した不安に揺れ動 ...
「また何処かへ消えてしまった。僕の小さな星が」
「君の星?そんなものは何処にもないよ。君の物なんか何もない」
「どうしてあの花は一日中陽の当たらない場所に根付いてしまったの?」
「あそこに種 ...
薄い赤は
赤でありながら
その美しさのため
もうひとつ名前をもらった
赤に白をたっぷり混ぜて
桜色
少しの春と
たっぷりの青空を混ぜて
桜色
ぼくは詩人
ぼくの言葉はぼくの声
それはぼくの心
それはみんなへの気持ち
今日もまた
朝の散歩をしていると
いつかの教育者に出会った
一生懸命に問題を作ったようだ
□に ...
夢の中でいいから
逢いたいと
願ったのは遠い過去
時々
目の前に現れる
貴方と私の影に
心が離れていく
影に引き寄せられ
離れる心は
また私を抜け殻にする
所々に残った ...
(喪失の物語)
毎日の記憶が体積して
棚や机の引き出しや流しの下など
部屋じゅうに溢れて暮らしにくくなったので
彼女は思い立っ ...
{引用=
勉強
勉強はたのしい
つまらないわけではない
ただゲームのほうが面白いから
TVのほうが気になるから
パソコンやらないといけないから
続かないわけだ
勉強したいなあと ...
くちびるで囁く竹林内部の神主
白い粉かぶった故郷に無傷の女体
霊が来るんだ次の次の駅緑地公園
溺れてるみたいでしょう追い風なんです
庫内の傘やがて遺跡の足を濡らす
父ら夜 ...
この腕が背中に食い込んで
抜けないくらいに
愛しさを抱いてつよく
この温度がたとえ
今日限りの独り占めでも
いまの私には無関係の未来
河原でハマグリを焼いた
たった一人で
誰にもらったか覚えてない
買った記憶もなかった
まだ食べてみもしないうちから
香ばしさが口中にひろがった
煙ばかりが立って
...
彼女は僕が近づくのに気付くと
顔を下にしてうつむいてしまった
ぼくはそんなことは気にせずに
彼女に一歩一歩確実にどんどん近づいていった
そして彼女の隣におもむろに座り込んで
...
真っ白ならそれは
無目的な終点で
切符を破く
錆びたレールがセイタカアマダ草に埋もれて
どこで途切れているのか きっと誰も知らない
幸福駅 という名前の駅に流れ着いた若者は
それで ...
勝負服 体育館に忘れたまま ひととおり 都々逸
カエル飛びに挑戦したら ナメクジになったよ
塩の山にぶつかって ぼくはしょっぱい水になった
生涯は逆算に基づいてる ハイ=サイ ...
コチコチの石頭が
チリチリチリチリ焼けてたね
たまにパチンパチンって
真っ黒な髪の毛のまま
ブルー
チーズ
ドレッシング
だね
二週間分のクマ
眼の下につくって
イボイボだ ...
僕たちは聞いた
わがままな目的地に向かう途中
遠足園児の春風の声
二人を支える車輪の軋み
流れる花びらは耳元で囁き
坂道に浮かぶ町並みと海は
キラキラと音を鳴らしていた
旧道はレコー ...
手のひらから咲き零れていく
白に近い桜の花が風に乗り舞う春の雪
遠くにいるあなたを想い
わざと桜を散らせて、はやくまたあえる日を願う
桜吹雪に隠れて見えないようね
幸か不幸か
咲き乱れるこ ...
わたしらが抱く少女幻想の姿れの果て
一体そんなうつくしいものがどこにあるのと
血や肉で出来たわたしら見えないものでしか繋がれない
まるでひとつのものだとでもいう風に
わたしやあ ...
喉を裂き 心臓の弁をぶっ飛ばして叫ぶ
それがただ一つの存在意義だというように
鶏が本能で高く轟くように 僕もまたそう在りたい
臆病者を殺すよ
誰かに認められなくたって ...
1.
風邪が押してきた
したがって私は引いたのだ
それならばと
風を押してみた
すると、私は実に無力であることを
思い知らされたのだった
2.
趣味も思考も
全く違う ...
昔々
あなたからもらった
魚の形をしたキーホルダーは
いつの間にか
泳いで行ってしまいました
だって
私のポケットは
海とつながっていますので
1日の
はじめに生まれ喜ぶ、方角の
まだ濃紺の稜線から
チチチ、チチチ、と
鳥の音が明るみ
窓に映えはじめ
あ、
時折、
窓をかすめる鳥の姿が
鳥の音に結びつけば ...
落日まじかのプロムナード
ひとかげは猫の尻尾となり
もやにまぎれてプツンときえる
わが身にせまる不透明な四次元のように
*
...
揺れる
カーテンの裾の
ほころびに揺れる
春と呼ばれた香りが
部屋の中で静かに声を潜めて
消える
まばたきの間に
ひとつ、ふたつと零れる花びら
風が
新しい季節が来ることを告げる ...
桜、咲く
ちらほらと咲く
ああ、春ねと
声に出せずに
唇噛み締め
うつむく
電車の中
楽しげな語らいの声が
通り過ぎる
咲く、桜に
心裂かれ
止まったままの
春を思う
...
あなたとにって詩が
だれかにとって詩であるとは限らない事実を
そろそろ
認めませんか?
これは詩ではない
思いのたけを稚拙に並べた文章
不特定多数に還元された主語
(まず文章として問 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
夜を歩く足は 無防備で 哀しい
るな
自由詩
1*
06/4/2 0:49
鏡のナイフは似合わない
たりぽん(大...
自由詩
10
06/4/2 0:43
戯れ言4
美味
自由詩
3*
06/4/2 0:16
(タイムカプセル)
半知半能
自由詩
1*
06/4/1 23:57
なきごと
かぜきり
自由詩
2*
06/4/1 23:49
雨垂れ
シャーロット
自由詩
1
06/4/1 23:43
とある二人の会話
巧
自由詩
1*
06/4/1 23:05
色
小太郎
自由詩
3
06/4/1 23:04
ぽえむ君−言葉−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/4/1 22:48
Emotional scars
十六夜
自由詩
0
06/4/1 22:21
記憶の物語
アンテ
自由詩
6*
06/4/1 22:15
勉強
加藤泰清
自由詩
3
06/4/1 21:53
ファンタノイズ
黒川排除 (...
川柳
5
06/4/1 21:15
刹那(せつな)
和歌こゆみ
自由詩
3*
06/4/1 21:15
ハマグリ(蛤)
アシタバ
自由詩
2
06/4/1 20:24
僕と君と麦わら帽子と本 第三章
こめ
自由詩
4
06/4/1 20:10
幸福駅
窪ワタル
自由詩
3*
06/4/1 19:51
とりあえず侍
カンチェルス...
自由詩
4
06/4/1 18:46
あのコ
よーかん
自由詩
3*
06/4/1 18:42
僕たちのバックグラウンドミュージック
ススメ
自由詩
1
06/4/1 18:31
狂い咲き
暗闇れもん
自由詩
2*
06/4/1 18:19
その一点から
ネジ
未詩・独白
2
06/4/1 17:21
『Cry』
しろいぬ
自由詩
2
06/4/1 16:34
戯れ言3
美味
自由詩
2*
06/4/1 16:07
ポケット
たもつ
自由詩
7
06/4/1 15:21
鳥の滴り
A道化
自由詩
8
06/4/1 15:19
四行詩(抄)Ⅳ
信天翁
自由詩
1
06/4/1 14:52
置き手紙
夕凪ここあ
自由詩
4*
06/4/1 14:39
「桜、咲く、狂う」
do_pi_...
未詩・独白
1
06/4/1 12:26
これは詩ではない
The Bo...
未詩・独白
6+*
06/4/1 12:09
6279
6280
6281
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6297
6298
6299
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9.3sec.