かってのストイックなルールは単に惰性に過ぎなかったのだと想っ
てみるかっての清らかな決断はただの逃避に過ぎなかったのだと呟
いてみる美しいものたちをくさして泥水に叩き込みそうしてふふふ
と笑って ...
ドロい油にまみれてマーブルチョコ漂うよ
アレとアレとアレとアレ
食べなくてもよかったな
歪んだ角砂糖も黒い雨に打たれてる
アレとアレとアレとアレ
食べなくてもよかったな
...
あの頃、僕らの口癖は
「何かいいことないかなぁ」
規則だらけの学校が終わると
結局いつものゲーセンで
そんな言葉を呟いている
誰か一人が口にすると
それはたちまち仲間達に伝播して
誰 ...
君との約束 前の夜
うれしすぎて 眠れない
君を見つけた瞬間に
夢の中に落っこちた
笑ってないで 早く助けて
きっと楽しいから
君と一緒に食べたくて
作ったケーキ 数えき ...
黒い黒い黒い自分
隠さないと隠さないと隠さないと
柔らかな殻で
誰にも見透かされないように
そう気張る私はもう時代遅れかもしれない
今では黒い自分をたくさん入れ替え入れ替え
どんどん消費していくの ...
被害妄想のために
恋人を殴って
流れた血を見たら
おれは生きてる気がした
これがおれのやりたかったことだ
やっと見つかった
天職を ...
ぼくは詩人
見えないものが見えるとき
それは美への認識
今日もまた
朝の散歩をしていると
風車に出会いました
無下に野原に落ちていたので
手ですくい上げて
風の吹く方向 ...
あなたが
海辺の砂に横たわって
その乳房をわずかに星が象っていた時
僕はただ
少しの影さえも見のがすまいと
シャッターを切りつづけた
星はうるさいほどで
波の音さえ聞こえなかった
...
UFOをみたわ
妻がいうのを
信じてあげたいので信じる信じれば
信じよ
たとえそれが
なすびの形をしていたとしても
こたつのなかで
足の指で会話してたのは
ケンカしたての若い頃
...
嬉しい時も
悲しい時も
ずっと見上げてきた 空
空を見上げてると どこへでも行ける気がする
空を見上げてると なんだかわくわくする
空を見上げてると 心が真っ直ぐになれる
ぽっかり ...
いつも信じてくれて 助けてくれて 見守ってくれて
何もしてあげられないのに
何でもしてくれて
二人が元気で二人で居てくれることに
何よりも感謝していて
二人の笑顔が大好きで
あたた ...
嵐の去った大地に
若い芽が顔を出す
その生命
その希望
絶えることなく続く命のバトンリレー
僕達もそのサークルの中で生きている
さぁ 手を伸ばせ
さぁ 心 ...
ホントの詩を語りに
風のなか 集まろう
みんなが いっせいに
この指 つかんだので
ぽっきり 折れちゃった
おはよう
おはよう
その一言で今日が始まる
いってきます
いってらっしゃい
その一言で今日もやる気が出る
ただいま
おかえりなさい
その一言で今 ...
昨日までいた僕らの記憶がなくなった
曇った心にしずくが落ちた
この僕は消えない
夢と違う道を歩いていたのは僕だけ
いつでも帰れる距離だったのに
だんだん小さくなりやがて見 ...
どうです、{ルビ非晶質=アモルファス}の中でも
ゆっくりとなら動くことができましょう
むしろ動き続けているのです
ああ、あの藍色の揺らめきですか
あれは偏光体の有糸分裂です
触れれば消えてし ...
バーボンだ、もっと
バーボンを焚け
今日 なにを焦がそう
もう 骨しか残っちゃいない
それでも
小さな炎で
じりっと炙れば
ピシ ピシと
春の芽吹きの ...
わたし わたし!
私は わたし わたしは!と
主張したがる 私なのだが
わたしは 小さく わたしは 未熟な
ただの土くれ
それに過ぎない
私は わたし わたしは!と
叫んでいた ...
突き抜けるほど透き通った青空
の耐えられないほどの軽さ広さ
無言の圧迫に押し込められて
呼吸をするのがもどかしい
放物線を描くように飛翔する
カラスは君の影だとして
影さえも越えない障壁
...
おさなごの
目線の高さは
たんぽぽ の ほわたの 高さ
そっと 吹いて
あおぞらに
限りない ゆめを 飛ばす
やがて成長し
目線は
志と共に 上がる
スカートの裾 汚さな ...
よいしょ
よいしょ
よいしょ
よいしょ
ちいさく
ちいさく
そよかぜが
きこえる
よいしょ
よいしょ
よいしょ
よいしょ
かぜが
ささやいている
...
火の波を挟んで無名の巡査と撃ち合う
花に占いを頼まれて謝る
意識まで跳ね飛ばされて街に着く
頁めくるごとにはっきり血を採られ
刺された腹部からほとばしる林はやく
静かに張 ...
蓮の花に
灰色の虫が
はり付いている
東から
日が昇るころにはそれは
干からびているだろうに
必死な鈍行路を
否定せず
飄々とある
フランスには
不正を許さぬ検事がいたが
...
ランプを灯して路上駐車
ラヂオを聴こうか休憩中は
楽にしてチューンを合わせると
ライブ盤の熱情
ラッパーの凶状
ライオンの鳴き声の慕情
ららら、なんて口ずさみながら聴こうか
リ ...
ぼくは詩人
挨拶は言葉と言葉を結び
心と心をも結ぶ
今日もまた
朝の散歩をしていると
アゲハ蝶に出会いました
バタバタ パタパタ
大きな羽の音が聴こえてきそう
まず ...
馴染みの店にコーヒー豆を買いに行く
レジの横の椅子に女の子が座っている …3歳くらい
ちらっとこちらを一瞥しただけで また退屈げに空を見つめる
肩にかかる薄い髪 膝の上には蓋付きの小 ...
こらえても ゆがむくちびる ふるふるふる
うるみ零れる おかっぱの髪
パパあげる 玄関先で 待ちわびて
握り続けた シワシワの春
負けないぞー きいろい声は どこいった
頭ならべて ...
「樹を」
折れてゆく私の直線をめぐって溶け出す樹々、の泳ぐべき海の直線。泳ぐのは海、ひらくのは海。樹の斜線は海を分解して新しい樹々の斜線を生産する。いくつもの遠さに囲まれながら樹はかわくのをやめない ...
おつかれ
君は最後までキレイだね
注文と同時に、鳥かごの中に手を突っ込み
乱暴に足首を掴み上げたのは君。引っ張り出された
のは僕。店内でたった一人席につくホーキンスは
「上海は遠いかい、それとも近かい?」と、
店員である少女 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ただ寂しいだけの楽園に閉じ篭もっている
駝鳥
自由詩
2
06/4/29 1:06
大量消費
アサリナ
自由詩
3*
06/4/29 0:55
あの頃の口癖
快晴
自由詩
3*
06/4/29 0:50
クリーム仕立て
アサリナ
自由詩
3*
06/4/29 0:47
鉛筆
436
携帯写真+...
2*
06/4/29 0:37
生身の人間
カンチェルス...
自由詩
4
06/4/29 0:13
ぽえむ君−緑風−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/4/28 23:58
星の刻印
ノボル
自由詩
2
06/4/28 23:56
UFO
ZUZU
自由詩
8
06/4/28 23:37
空を見上げて
Sky
自由詩
3*
06/4/28 23:08
大好きな二人へ
〃
自由詩
1*
06/4/28 23:06
隠居者
山崎 風雅
自由詩
4*
06/4/28 22:17
そろもん(集会の話}
みつべえ
自由詩
6
06/4/28 21:46
一言
海月
自由詩
2*
06/4/28 21:33
夢が見えなくなった
こめ
自由詩
3
06/4/28 20:03
硝子
ヤギ
自由詩
9*
06/4/28 19:00
蛍よ、焦がれては
たりぽん(大...
自由詩
12*
06/4/28 17:58
我ら土くれ
きりえしふみ
自由詩
9*
06/4/28 17:00
酸欠になるほど青い空
紫音
自由詩
1*
06/4/28 16:34
腰のひみつ 〜たんぽぽ の まなざし〜
Lucy.M...
自由詩
6*
06/4/28 15:56
そよかぜと涙と
草野大悟
自由詩
6*
06/4/28 15:55
グリーンランド
黒川排除 (...
川柳
4
06/4/28 14:54
灰虫想起
半知半能
自由詩
1*
06/4/28 14:47
雑念ロンリーナイト
〃
自由詩
2*
06/4/28 14:44
ぽえむ君−挨拶−
ぽえむ君
自由詩
6*
06/4/28 14:28
ennui
駝鳥
自由詩
2
06/4/28 12:25
愛娘たちよ、いつか耳をひらいて
佐野権太
短歌
13*
06/4/28 11:28
啓示
葉leaf
自由詩
19*
06/4/28 11:09
踏み潰したくなるくらい
fuchsi...
携帯写真+...
8
06/4/28 10:40
「北京ダック」
プテラノドン
自由詩
1*
06/4/28 9:14
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
6264
6265
6266
6267
6268
6269
6270
6271
6272
6273
6274
6275
6276
6277
6278
6279
6280
6281
6282
6283
加筆訂正:
我ら土くれ
/
きりえしふみ
[06/4/28 19:36]
出先で追加してしまったので、縦書きに訂正しました。
我ら土くれ
/
きりえしふみ
[06/4/28 19:35]
出先で追加してしまったので、縦書きに訂正しました。
7.15sec.