うす絹の雨の向こうで
君はほのあおい街燈を見上げながら
卵色につめたく熱せられたそれを
死にそうなけもののように銀鼠色に湿るそれを
ナイロンでつつんだ胸もとに抱えて立ち
...
わたしの 小さな庭先に
小さな ひまわり
ひとつ 咲く
ひまわりを 守る為
まわりの草を
ひきぬく
ひきぬく
大好きな
ははこ草も
ひきぬく
無惨に ひ ...
ぼくは詩を書きたい
僅かな呼応は波紋を描き
大きくその世界を揺らす
今日もまた
朝の散歩をしていると
山と雲に出会いました
山は夏の緑を乗せて
空を見上げている
そ ...
崩れてゆく
驚くほどの速度で
花びらで描かれた美しい絵が
ぼくたちの目の前で
風に吹かれて今
埃っぽい川岸の
薄い黄緑の草むらを踏み分けて
ぼくたちはどんどん歩いてゆく
心の中で詩 ...
夏少年の、硝子の{ルビ背=せな}に
せせらぐ
ピアニシモ
白い{ルビ喉=のど}の、滑るシトラスに
透けてゆく
アダージョ
戸惑う爪先の、細い苦悶
ふるえてゆく
アレグロ
...
世の中が自分の都合どおりに動く。
注意せよ。
不幸が訪れる前兆だ。
毎日全く同じ事の繰り返し。
人はそれに耐えられない。
けれどいつか必ずもとの場所に戻ってくる。
憎しみがなければ ...
即興詩会(2006年7月10日)第2ラウンド
順番:oldsoup→焼石二水→遊羽→原口昇平→oldsoup(敬称略)
「メタリカ、メタルイカ」(oldsoup)
隣の住人が、わたしの ...
即興詩会(2006年7月10日)
順番 原口昇平→遊羽→焼石二水→(1+1)/4→原口昇平(敬称略)
「芝の王」(原口昇平)
は:
は、は。はざ、ま
に。 ひざ、ま
...
静か過ぎるくらい静かに
あなたの足音が聞こえました
私を一人にしたまま
あなたは何処に行くのでしょう
私は目をつむったまま
あなたの顔を思い出そうとしました
あなたの残像ばかり ...
一郎さんの牧場で
GI GI ジョー
ほら
泣いてるのは ひよこ
嫌 嫌よ
そら
{ルビ撃=う}て {ルビ打=う}て {ルビ討=う}て
ほら
{ルビ遣=や}れ {ルビ殺=や ...
柔らかな風と共に
木陰を選んでゆっくりと歩いてくる
アリス
届きそうに届かないアリスは
夢の途中に僕に立ち寄り
その心の純粋さが削られていくのを
悲しい思いで窓から真 ...
赤い鶏頭の花は
透き通るような秋空を
じっと眺めていた
回転計の針は
イエローゾーンに
ぴったりと張り付いて
エキゾーストは頭の中をカーンと貫い ...
ずっと遠くの方を、
水平線が見たかったのに
空との区切りがよくわからない
から
少しだけ背中を丸めた
薄い水色のワンピースから
覗く白い腕が
夏には似合わない
から
ただ黙っ ...
君は守られてきた
君は飲み込まれてきた
世界は広い
類は友を呼ぶ
新しい世界に飛び込むのは勇気のいることだ
君も飛ばなきゃならない
君を照らす太陽の下で
エネ ...
おお
心してお聞き
いいかい
すべての花が散り行くまでも
おお
決して目を閉じるな
決して電話をするな
いいかい
そばには誰もいないこと
おお
あの忌まわしい
あ ...
ぼくは海のことを考える
海の塩辛い水のこと
浮き輪に腰かけると
ほとんど真上から太陽がじりじりあたり
ぼくの口から水のベールをはぎとる
泳いだあとは疲れて眠ってしまうだろう
ぼくの頭の下に ...
美しいターニャご自慢のおへそ
モンテヴェルディーの宗教音楽のようだ
禁欲的であり
パンクロックのようでもある
敢えて言うと
退廃的というよりは
健康的だ
忘れられない
20 ...
あたりさわりのない野辺は
どの角度から見ても真直ぐだった
だから
生き物の骨組みはどこからでも見れた
胸のあたりの骨の向こうは
いつも何かが始まって
終わっていた
始ま ...
揺れる緑の草
風になびく 気まぐれに
そんな姿を見ていると
なぜだか風が笑ってる様な気がした
根をはって 見えない土の奥深くで踏ん張っている
強く 強く 強く
揺れても良いよ
流 ...
すぎていくものに吹かれて
川辺で季節におびえ
一掴みの名も知らぬ萱よりも
かほそくゆれ
ただ老いていくことに
腐っていくのでしょう
笹舟のように
未来にむかってちぎれていくものが
...
ぼくは詩人
天に響く激しい轟きは
心に強く厳しく叫ぶ
今日もまた
夜の散歩をしていると
雷に出会いました
暗雲から下るその稲妻は
竜の如くうねり大地へと降り
これから眠 ...
雨雲が熟すのを待てずに
落ちてきた水滴は
過ぎた日の埃の匂いがする
名もなき小鳥が
一斉に声を上げて
巣を目指して羽ばたき
一瞬の喧騒を誘う
今日のわたしには傘がない
誰も此処 ...
私はトーストになる
焼かずにどうぞ
焼いても構いません
ジャムをどうぞ
マーガリンをどうぞ
私はトーストになる
耳がかたいのも
私ですので
私はトーストです ...
夜 眠ろうとすると
世界中のあちこちから甥がやって来て
カブト虫を探してくれと言う
逃げてしまったらしい
眠くてもしかたがない
夜はまだ長いから
大勢の甥たちと一緒に
カブト虫を探してや ...
夜が明けて
窓から朝日が射し込むと
目の前に
猫背の暗い男が両腕を{ルビ垂=た}らし
立っていた
「 私ハ生キル事ニ疲レタ
アナタノ生霊
アナタガ誰カト浮カレル時 ...
消えた跡にはただそこにソンザイシタという
歴史だけが残っている
街を歩けば無人の高級店が建ち並ぶ
盗む気になれないほどの静けさで
「ミンナヲタスケテアゲテ」
言葉を発するものの ...
たてものの一番高いところから
真っ逆さまに飛び降りる
陽の光が足裏にあたって
全身が温かく包まれていく
下の方を見ると
あなたはすでに飛び降りている
足裏にちゃんと土踏まずがあ ...
ファッションなんかには
まったくと言っていいほどに
興味がない。
ファッション雑誌に金を払うなんて行為は
馬鹿げていると、思っている。
いまどきの話題なんか
ぜんぜん知らなくて
...
磁石が壊れて北を指さない
蟻の列が日暮里へむかう
そうか携帯で時も方向もわかるのなら
GPSを首にくくりつけて 北へ
豊かなくにの人々は選り好みをする
もともとは貧しかったものだから
それを遠い昔に捨てるため
それとともに
薄れてしまったものが在ることを気付きもせず
豊かなくにの人々は
ある気 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
水芭蕉の相対性
知風
自由詩
2
06/7/10 14:31
感謝
Lucy.M...
自由詩
3*
06/7/10 13:48
ぽえむ君−山雲−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/7/10 12:56
終わりの風景
大覚アキラ
自由詩
5
06/7/10 12:56
振幅する夏
佐野権太
自由詩
14*
06/7/10 12:24
当たり前のこと。
腰抜け若鶏
散文(批評...
2
06/7/10 10:30
突発即興詩会第2ラウンドログ(10/07/2006)
遊羽
自由詩
0
06/7/10 5:15
突発即興詩会ログ(10/07/2006)
〃
自由詩
0
06/7/10 5:14
鏡の国の
プル式
自由詩
4*
06/7/10 3:50
一郎さんの牧場
〃
自由詩
3*
06/7/10 3:12
アリス
山崎 風雅
自由詩
5*
06/7/10 2:15
ストレートエンド
あおば
自由詩
3*
06/7/10 1:54
夕凪ぐ、から。
夕凪ここあ
自由詩
9*
06/7/10 1:41
寝言
山崎 風雅
自由詩
5*
06/7/10 1:36
地獄雪の女王
TAMON ...
自由詩
1
06/7/10 1:05
塩の信仰その3……少しの時間
サタンジェネ...
自由詩
2
06/7/10 0:56
ターニャのおへそ
けんご
自由詩
5
06/7/10 0:10
リトグラフ
嘉村奈緒
自由詩
13
06/7/9 23:43
ゆらぎ
ひとみん
自由詩
3*
06/7/9 23:32
揺れもせず、ただ君と
たりぽん(大...
自由詩
14*
06/7/9 23:06
ぽえむ君−竜雷−
ぽえむ君
自由詩
2*
06/7/9 23:04
俄か雨
銀猫
自由詩
12*
06/7/9 23:00
トースト
K
自由詩
1*
06/7/9 22:38
世界中の甥
岡部淳太郎
自由詩
15*
06/7/9 22:01
明日へ
服部 剛
自由詩
11*
06/7/9 21:16
サジョウノロウカク(承ノマキ)
もこもこわた...
自由詩
1*
06/7/9 21:08
足裏
たもつ
自由詩
12
06/7/9 20:59
葛飾化石
仲本いすら
自由詩
3
06/7/9 20:56
北へ
佐藤伊織
自由詩
3*
06/7/9 20:44
ある気功術師の悲劇〜この気なんの気気になる気〜
千波 一也
自由詩
14*
06/7/9 20:40
6186
6187
6188
6189
6190
6191
6192
6193
6194
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6199
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6215
6216
6217
6218
6219
6220
6221
6222
6223
6224
6225
6226
加筆訂正:
入道雲 ★
/
atsuchan69
[06/7/10 3:03]
タイトル変更 緑陰のなかで→入道雲。お許しを!
6.8sec.