緑色に発火した昼が
わたしたちのまだ柔らかな背を滑り落ちたら
全ての事情が濃紺になる川原にて
音が消えてゆく水音の肌寒さでわたしたち
ちょっと強張って、けれどそのこ ...
人殺しカレー饂飩
銀行強盗とろろ蕎麦
強姦ラーメン
地獄で狂った様に咲き誇る真っ青な紫陽花
天国で狂った様に咲き誇る深紫の沈丁花
超悶絶 絶倫 倫理 理科 科学マドモアゼル
超悶絶 絶 ...
くるくると
動いてる
空気清浄機の上に
置いてある
ラジオから
流れる
女性ヴォーカル
疲れたときに流れ込んでくる
アシッドジャズ
みたいな
よくわからない
上に上に
登り ...
今からコンビニへ行くのかい?
魚肉ソーセージ 山葵 醤油 アンパン
忘れ物の無いように行くんだぜ
コンビニのねぇちゃんにも宜しく
一目惚れしちまって顔も会わせられない
ばぁさんには内緒だ ...
バイトも授業も人生だってサボって
河原や部屋ん中で寝ころんでるのさ
流れてくるのは時代遅れの
グランジ パンク ロックンロール
死にたくなる様なナンバーのパレード
生きてるから何時だって聞け ...
早朝の
夜が やっと明け始めるころ
眠りから覚めた
鳥たちが挨拶を交わし始めるころ
色白の
肌が青白く影を帯び始めるころ
私は、
私自身の気配にかすかな境界を感じ
縁側でぽつねんと ...
ジュウネンゴ わたしに あいに 行った。
ジュウネンゴ の わたしは しわだらけ の おばあさんだった。
わたしを みて すこし わらったが すこし さめていた。
わたしは おばあさ ...
少しだけ見えた
頼りない明かりが
それがたとえば
自分を苦しめるとしても
それがたとえば
自分を焼きしめるとしても
私は行かずには
いられないの ...
無を抱いて生きる
私の
存在が無で
誰かと笑いあったり
じゃれあったり
先輩のお通夜に行く
病床の彼は
いつも怖がっていた
功とげ財を成し
誰もがうらやむ位置にあってもそれで ...
旅人は血
あてどなく彷徨い
訪れる場所に何かを残し
何かを持ち去って
また何処へともなく
去っていく
街というものが
心臓だの肝臓だとすれば
さしずめ僕は
その間を流れゆく
...
雨の日には、少しの香水を纏うのが好い
薫り立つその体温を残しておいで
鼻をくんくんさせて、君を捜しに行くよ
僕にとって
大切な事
大切な人
大切なもの
ほんとう
と聞かれて戸惑った。
ちいさな引っかき傷は
少しずつ広がって
広がって
広がって。
...
今夜、真っ白にスーパーノヴァ
土砂降りの流星群が降り注ぐ高速道路に今夜、
時速150キロで移動しながら取り交わされる約束は
時速150キロで片っ端から破棄される今夜、
耳鳴りと同じ音程で吐き気 ...
いつも通る公園の入り口に
いるホームレスのおばちゃんがいなくなっていた
でも
そこにあるマグノリアの木に
真っ白い 大きな花が咲いていた
おばちゃんがその大きな白い花の中から
にこにこ手を ...
嵐の夜、だったらしい
水底を叩くように
爪先立ちで歩く恋だったらしい
苦しくない呼吸で、まだ淡い空を見ていた
今、街は静かに水没して
新しい水面を探している
六月の底辺は、眼鏡なしで目 ...
エアーアイトライドトゥーエアープレインセイアイトライドトゥー
セイエアープレイ/ン//エアープレインエ/アープレインエアープレ
インエアープレイン//エアープレイン/エアープレインエアびよー
ん ...
僕と君の{ルビ卵=みらい}は混ざり合って一つとなる
{ルビ菜箸=さいばし}を使い縦に混ぜ合わせる
熱したフライパンの上
乾き枯れた都会に似ていた
そこで出会った
水を持っている先住民族
...
なにが惑う要素か
寄りかかる重みに耐えて
家路へ
*
見つかるはずのないもの
見つかることを期待しないもの
今日も一日が過ぎた
終わりはない
*
アルコールは何も解決 ...
けだるくなって
ぬぎすてたズボン
やーやー言って
砂と砂らが、ほころんだ
あなたは
珈琲をたしなむようにわたしを抱いた
あの夜も
その夜も
そしてこの夜は
夢のなか
...
母さん僕はやってしまった
やってはいけないと
あなたが無言のうちに
僕にさとそうとしていたことを
母さん僕はやってしまった
あなたの愛憎をきわめて
そして僕の中ではいつも
不在と実在 ...
私は虹が嫌い
あまりにも大きくて、目指す事が出来ないから
私は虹が嫌い
遠くからしか、見ることが出来ないから
私は虹が嫌い
いつも、虹の前に雨が降るから
私は虹が嫌い
近くで見てみた ...
岩木山の
奇妙に底抜けた反射が
冬の林檎樹を
切り絵の風景にする
小泊に向かう一本道のそばで
その昔、十三の湊が
あったという
巨きな黒鏡が夜を
地吹きの中で待っていて
ため息を飲み ...
夜が ひろがり
のばしきった 手のさきに
星をつける
道から はずれたひとが
砂に ぬかずいている
ジョイント・ファインド・カート
僕は見たんだ彼の幻影
夕刊フジを読みながら
隣の女性の肩に凭れる親父を
ジョイント・ファインド・カート
コバーンに重ね合わせて
きっと親父は自殺するのだ
...
今日も太陽が死んで、また夜がくる
弔いの赤い炎は空を焦がして時を見送る
赤の外と紫の外には不可侵の光
触れられないものは大切なものばかりだけど
いつだって壊れやすい
虹ですら見ることが叶 ...
右に花束左に手錠
世界が100人の俺だったら
消費税なんて必要無いのに
右に花束左に手錠
蝸牛の歯の様で噛み砕いて押し込む肉片
私は月夜の晩に夢精する
風呂場に沈む幾重もの越中褌
...
しみ光って
しみ染みる
しみちぎれて
しみ染み出す
消せずにきっと朝まで
しぼんだ風船どこまで
わたしを探して遥か彼方 ...
窓から見える外の世界にそっと腰を下ろして
君が何かを夢中になって見ている。
僕は臆病できみに話しかけさえできないから
寂しくなって鼻歌を歌ってごまかすんだ。
もしも世界 ...
雪の真似事が得意だった叔父は
危ない、と言われていたのに
ある日原っぱのようなところで
なくなってしまった
話をする様子がいつも苦しそうだった
幼い私を見ても
たかいたかい、しか
...
砂漠吐く 大地を北に追いやりて
掌でひろげゆく 花鳥風月
三面の視線を 井戸に通したる
水面ゆらすは 深紅の星空
くずおもちゃ 集める地平は紙の上
いつか夢見 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水性感情
A道化
自由詩
9
06/6/7 10:41
まんだらけ
虹村 凌
未詩・独白
0*
06/6/7 10:34
空中
チアーヌ
自由詩
3
06/6/7 10:17
スカボロ市場(コンビニver
虹村 凌
未詩・独白
0*
06/6/7 10:10
qあwせdrftgyふじこ
〃
自由詩
0
06/6/7 9:53
ジャメビュの朝
こしごえ
自由詩
22*
06/6/7 9:05
10年後。
すぬかんなが...
自由詩
0+
06/6/7 7:27
誘蛾灯
プル式
自由詩
1*
06/6/7 5:16
無を抱いて
uminek...
自由詩
6*
06/6/7 4:59
血
遊羽
自由詩
1*
06/6/7 4:56
6/6
エラ
自由詩
1
06/6/7 4:23
少しだけね
プル式
自由詩
0*
06/6/7 2:44
ホワイトアウト
大覚アキラ
自由詩
6
06/6/7 2:34
一緒になっちまう
水在らあらあ
自由詩
18*
06/6/7 1:53
誕生日
霜天
自由詩
15
06/6/7 1:48
エアープレイン
渡邉建志
未詩・独白
0
06/6/7 1:32
プレーンオムレツ
海月
自由詩
1*
06/6/7 1:22
断片 「家路へ」
佐藤伊織
自由詩
1*
06/6/7 1:17
砂がほころんで
ミネ
自由詩
1
06/6/7 0:24
狂詩曲
シホ
自由詩
0*
06/6/6 23:37
虹
mine
自由詩
4
06/6/6 23:28
津軽・十三湖
たりぽん(大...
自由詩
16*
06/6/6 22:50
そろもん(キャラバンの話)
みつべえ
自由詩
7
06/6/6 22:39
J・F・K
虹村 凌
自由詩
0
06/6/6 22:34
迎夏
茜幸美
自由詩
2*
06/6/6 22:27
薔薇手錠
虹村 凌
自由詩
2+*
06/6/6 22:17
痕
アサリナ
自由詩
3*
06/6/6 22:17
ラブレター
プル式
自由詩
0*
06/6/6 22:14
たかいたかい
たもつ
未詩・独白
6*
06/6/6 22:10
奏々、
ふもと 鈴
短歌
4*
06/6/6 21:40
6180
6181
6182
6183
6184
6185
6186
6187
6188
6189
6190
6191
6192
6193
6194
6195
6196
6197
6198
6199
6200
6201
6202
6203
6204
6205
6206
6207
6208
6209
6210
6211
6212
6213
6214
6215
6216
6217
6218
6219
6220
加筆訂正:
夕暮れよ
/
浅見 豊
[06/6/7 3:02]
2006/06/07 一回目
KUKUA(くくあ)
/
水在らあらあ
[06/6/7 0:59]
嬌声を奇声に訂正しました。
『nopain island』
/
川村 透
[06/6/7 0:31]
さらに一部リンク等削除
『nopain island』
/
川村 透
[06/6/6 23:01]
【注】リンク切url削除
ぷかぷか
/
恋月 ぴの
[06/6/6 22:45]
けっこう訂正しました(あせ
夏の翼
/
umineko
[06/6/6 22:22]
タイトル修正 060606
8.55sec.