色鉛筆に
一本一本
名前書いた

青 みどり
緑 ドングリ
赤 マリア
白 ふんどし一家の末っ子
黒 ピアス

etc

色鉛筆に
一本一本
名前を書いた

...
透明は恐ろしい
隠すことを拒むから

透明はずるい
隠さないふりをして
その深みに秘密

透明が重なってできた
その暗闇に
オシアンを
読みつつ思いを
馳せるのは
神々よりも
君の唇

ストーカー
そう呼ばれても
かまわない
僕の叫びは
愛の本質

欲しくなる
理由は君が
ただ単に
普通な男( ...
つんと重い土の匂い
くっきりと黄色い
ガザニアの花
が目にとびこむと
くらくらまわる
からだのうら側

脳天のおくに
かゆみのような
眠けをもちつつ
乖離してしまった
うちと
...
そなたに{ルビ傅=かしず}くことこそが
我が至上の喜び
麗しき龍の女帝よ 至高の眼の女性(おみな)よ

そなたこそは いと高き玉座に住まう東洋の神秘
その黒曜石にも勝る 美しきぬばたまの髪は ...
宗太は朝方、警察についていきました。

そこは樹海の、
小道からよく見える位置でした。

丁度、立っているような姿勢で、
声をかけたら届く距離で、
幸枝は青緑になっていました。

長 ...
この本をご存知の方はいますでしょうか?
少しは名が知れていると良いのですけど・・
なんで、この本について書こうとしたかは、ある{ルビ一台詞=ひとせりふ}が印象に残ったからです。

{引用=
...
夏の気配と湿気とが
充満するこの部屋で、
私は思う
六月は麻痺している、と。
ベッドの上で横になっていると、
爪先や指先や腹筋、
恥骨までもが渇いた息吹に
やられてしまう。
どうしよう ...
クレープを たべながら
女の子たちが へらへら
そよかぜに とばされている
男の子たちは ぼろぼろ 
あるきながら こわれている
少し前から幸福についてばかり考えている。
どうしたら人は幸福になれるのか?

分かった事がある。
どうして人は幸福になれないのか?
答えは、人はたくさんの人と一緒に生活しているから。

...
なついあつの日に僕等は出會つた
其れは僕乃顏が崩れ始めた頃だつた
萬國旗乃スカートしか記憶に無ゐのですが
彼乃時君乃御尻に指が觸れた乃は覺ゑて居るよ

佐藤ヲ入れ過ぎた冷珈琲ヲ流死込 ...
  (チューンアップ!)

愛してチュー 愛しているのよチュー
今夜のチューよいい匂い
チュー華がよかったとか言わないの
チュー途半端は大嫌い
全て自己チュー 仕上げにチュー


愛 ...
葉っぱのジョニーは
うそつきジョニー
さよならジョニー
枯れ葉のジョニー

空き地に捨てられた
冷蔵庫にもたれて
ぬるいコーラを飲んでいた
おれたちは明日
銀行強盗にゆくんだって
...
だしぬけに
あなたへ伸ばした腕が
抱きしめ方を知らないことに気付いた

どれだけのやさしさで包めばいい
触れるだけでこんなにもふるえる心なのに

何度も何度も 何人も何人も に
恋をし ...
一日の終わりに
公園でくつろぐ
空気が美味しい
ナラの雑木林

子供のかけ声
鬼ごっこ
白いアジサイ
犬の散歩

夕陽がちらりと見え
カラスが鳴く
チョウが舞う
全てを忘れる ...
自サイトにて開設していたコーナーのなかから抜粋。
※現在、このコーナーは廃止されています。

暇つぶしに御楽しみ頂ければ幸い。


【あいづち:相槌】
少なすぎれば怪訝に思われ、
...
一枚のざぶとんに
君と背中あわせで座っていると
温かさがここまで伝わってくる
つまりそれは
君のここに
僕の冷たさが伝わっている
ということなのだろう
二人の真ん中くらいに夕日は落ち ...
打ちひしがれた 女に
睫の 長さに 打たれた
私の 心は 

殺される

死とは 半死の 
境界線はなく
生は 母胎だ
恋など 冒涜だ
打ちひしがれた 女よ
死を 楽しめ
男達 ...
暗い人をみたら
いつも尊敬しなさい。
父さんはいつもそう言っていた。
南の島へライオンを助けにいったきり、
かえってこなかった父さん。

明るい人がぼくは好きだ。
明るい人はなんてすてき ...
 私は一人でバスに乗った。乗客は私だけだった。
バスはバス停のない民家の前で止まった。庭先から、
喪服を着た大勢の人達が車内に乗り込んできた。
そして皆一様に、最後部に座っていた私の前に来ると
...
 一面緑の草原に囲まれていた、人気のない路上で私は
太っちょの男と一緒に、真っ白な車のボンネットを
ぐいぐい押している。それを車内から美しい娘が見ている。
心配そうとも申し訳なさそうとも、そして ...
私の祖父は今年で八十半ばになった
少しは名の知れた人物だったが今は違う
痴呆を伴い記憶が錯乱している

{引用=
記憶とは大きな水溜りであり
{ルビ情報=いきること}は雨の様に降り続く中を ...
雨が降っている

傘は
持っていない
濡れれば冷たかろう
止むのを待ってみようか

雨が降っている

傘は
持っていない
濡れれば冷たかろう
冷たくなるのもまたよし


...
国境には まだ 霜が 降りて いた

ぼくは ひとさしゆびを かかげて

空 いっぱいに 伸ばした

虚空の なか 水の 夜明けの アラベスク

{ルビ四十雀=しじゅうから}が ...
こんな静かな雨の日は

ひざっこぞうぶつけ合って眠ろうか

あったか毛布にくるまって

あなたとふたり同じ夢



ゆうるりゆうるり時流れ

哀しいことなど何もないと
...
走馬灯がまわり終わったので
私は森に行きたいと言う
彼はちからづよい腕で
私を針のように持ち上げる

空はぬあーと曇っている
森の中に広場があり
むかし私たちが戯れたベンチがある
彼が ...
ぱかぱかと口をあけてあなたは話す
いつかエルモのようだねと言うと
うえーんと泣いてどこかへ行ってしまった
 
タバコを吸ったあと
あなたはすぱーっとけむりを吐いて
「Kは生き方がへたなんだ ...
まぼろしの道への開門でもあろうか
一日中にごっていた空が黄昏に割れ目をつくる

はてしないもの
       そのささやき
枝にめばえる若芽
      若芽にひろがる祈り

問いかけ ...
ぼくは詩を書きたい

他人の存在に気がつかなければ
自分の存在は孤独となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉の露に出会いました

雨の通り過ぎたすぐ後
緑の葉の上にはその ...
月光を浴びて生まれた一人の少女
その唇から
言葉がツタのように伸びてからまり
あの家を覆ったの

家の中には
青白い顔をした少年が一人
小さな椅子に座っていて
コーヒーミルを回していた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
机の上の無色の世界第二次テーブ...自由詩006/6/8 1:02
とうめいたりぽん(大...携帯写真+...15*06/6/8 0:51
連作・若きWの本音AKINON...短歌006/6/8 0:21
存在の泉シホ自由詩006/6/7 23:56
【物語詩】龍の女帝〜Serve my Lord, Solit ...AKINON...自由詩006/6/7 23:56
emolition mold-boy(後日談)人間自由詩006/6/7 23:44
著 辻 仁成 「ニュートンの林檎 上」より海月散文(批評...3*06/6/7 23:23
思考停止。葛西佑也自由詩17*06/6/7 23:15
そろもん(街角の話)みつべえ自由詩706/6/7 23:07
人の幸福について考える。腰抜け若鶏散文(批評...3*06/6/7 22:54
さよふなら。今は微塵も君を愛して何か居無ゐよ虹村 凌散文(批評...006/6/7 22:50
チュー子のテーマアサリナ自由詩7*06/6/7 21:39
葉っぱのジョニーしゃしゃり自由詩506/6/7 21:35
憂えゆく少女たちなるせ自由詩106/6/7 20:15
白いアジサイペポパンプ自由詩5*06/6/7 19:59
■抹茶に和菓子千波 一也散文(批評...14*06/6/7 19:13
たもつ未詩・独白9*06/6/7 19:07
朝だ 老女よ奥津 強自由詩206/6/7 18:34
暗い人をみたらZUZU自由詩1206/6/7 18:25
バスプテラノドン自由詩0*06/6/7 17:51
初夏の救出劇自由詩3*06/6/7 17:18
「記憶の水溜りと祖父の手紙」 海月と雨宮一縷海月自由詩4*06/6/7 15:40
ゲコゲコかぜきり自由詩1*06/6/7 15:15
かたいくちびるモーヌ。自由詩11*06/6/7 14:48
「 雨の日のララバイ 」椎名自由詩006/6/7 14:43
小鳥渡邉建志未詩・独白5*06/6/7 14:35
エルモ未詩・独白106/6/7 14:31
乾いた空信天翁自由詩106/6/7 14:29
ぽえむ君−葉露−ぽえむ君自由詩5*06/6/7 12:44
ひとつだけお願いふるる自由詩22*06/6/7 12:29

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加筆訂正:
【物語詩】龍の女帝〜Serve my Lord, Solitary/AKINONA[06/6/8 0:12]
微修正しました。これからもちまちま修正するかもしれません。
かたいくちびる/モーヌ。[06/6/7 19:13]
終行を、訂正しました。
「記憶の水溜りと祖父の手紙」 海月と雨宮一縷/海月[06/6/7 15:41]
二つの詩の合体です。
薔薇手錠/虹村 凌[06/6/7 13:37]
元に戻す
薔薇手錠/虹村 凌[06/6/7 13:22]
繋がる先は→繋がる先は真っ白い君の
5.23sec.