シャチを吐いたなどとは
とても言えぬ
あの白と黒の
愛しい人 日傘で待ちます
私はいるから 死んだ後でも
ここにいるから ...
軽快な彼女だ
これがまた肉体は
なかなか形式的だった
彼女の重い頭を
両手に抱え
彼はその息吹さえ感じなかった
若い絵筆は
束縛を解こうと
青石の上で跳ね回っている
笛の音は ...
揺れる洗濯物 少しほつれたシャツが今日は眩しい
こうして並んで空を見上げる喜びを 心から幸せに思う
時計を見る余裕なんてなかった 君と向き合っていたから
色鉛筆って懐かしい響きだよねって そ ...
青々と
広がる蓮葉には
明け方の雨の
ひとつぶ、ふたつぶ
みつぶ、よつぶが
それは見事な玉を作り
ころころと
風にゆれながら
まるで生まれたての
宝石のよう
真っすぐのびた
...
さびしくなったら
花咲く野辺へゆこう
ごらん
{ルビ凌霄花=のうぜんかつら}に蝶がぶらさがる
* 逢う魔が時 *
逢う魔が時に
夜が浸透してゆく
何も起こしてはならぬ
何も触れてはならぬ
何も感じてはならぬ
まなざし以外は
重ねてはならぬ
流されてはならぬ
逢 ...
何を言っているか
わからないよ おじさん
自分の考えを
{ルビ他人=ひと}に押しつけないで
そんなに今の世の中が嫌なら
自分で変えればいい
本当に変えたいなら
一人でも出来るでしょ
...
ぼくは詩を書きたい
下を向いていたら
いつまで経っても
上がわからない
今日もまた
朝の散歩をしていると
空の翼に出会いました
空に翼が羽ばたいている
ゆっくりゆりっく ...
気が付いたら 私は生まれていたので
思い出を海辺まで運んでは
昔の写真を見せられて それが私の
こども時代の姿だと言われても とても
私とは思えなくて
昨日の思い出しか食べる気になれず
海 ...
{ルビ異花=ことはな}の{ルビ雲夜=くもよ}にしんわりんと咲き
翼よ
きみはなぜ
はたたくのか
熱く青くはためくからだ
その空間を根幹となし
風の性霊を動力とするためか
花 ...
裸足で しるされた やはらかい 足跡に
さらさらと 波が 水を しみこませてゆく
その消滅の a・b・c(ア・ベ・セ)たちの
静かに 弾けあがってゆく モノフォニーの
...
じゃあ あたしは何なのよ
そう言う沢子の声を
尻を掻きながら聞いている
ジャガリコはとても美味しい
でも沢子なんて女はいない
じゃあ あたしは何なのよ
そう呟いている自分
そう呟いて ...
わたしが シンデモ かぜはノヲ 吹いて いるだろう。わたしが シンデモ かぜはふくのを 辞めないだろう。わたしが シンデモ 人々は争いを 止めないだろう 。わたしが シンデモ 人々は平和を ねがって ...
*
新しい少年達はペンを捨て剣を持った
不純異性交遊に興味を失った
去勢病院への復讐を誓うのだ
**
彼は彼女にパンツを穿かせずにデェトを楽しんでいた
彼は彼女にブラジャーをつけさせず ...
決定なる実情 決戦なる口上
崩壊の途上 決定なる事項
揺らめけ其処何処の日常
たゆたう何故明日への渇望
此れで良かったのか即疑問
残せるのは何時も秩序寄り
泡沫 ...
星と星をつないでゆく
あなたの指の先で
翼をひろげた白鳥が生まれる
古いギリシャの名前が覚えられない
翼は夜のかたち
それなのに星と星との距離を
越えることはできな ...
遠心力
慣性の法則
熱い熱さ 硬い硬さ
卵形をした卵 ...
葛藤を抱えている者は健全であり、
また魅力的であるという見方は充分に可能だ
この家で始まった事はこの家で終わらせる
いっそのこと
この体 捨ててしまいたい
文字が恐い・・・彼らは殺そうとしている・・・
今までこの目は色彩だけを捉えてきた 色彩に形は無い
赤は ...
一年前から国会議事堂の周辺にマンホールが増えた
河童が不発弾を持って国会議事堂の前に現れた
その数は日に日に増えるばかりで
警察も自衛隊も在日アメリカ軍も手が出せるような代物ではなかった
日本 ...
泳ぎにいこう
真夜中の海へ
知ってしまったきみ
何年も
物心ついたころから
その肩に背負いつづけ
世界が広がれば
重みもひろがり
いつしか
道にうつぶせに
たおれて ...
とかく雨のふる夜には、静かに寄ってくるもんだから気づかないんだ。
昼間、白い階段の踊り場で真っ白に光る空を眺めているような気がしていたんだけど
それは唯、曇りガラスがきれいに磨かれていただけな ...
曲線を描く黒髪いつの間にけたたましく鳴る風平行線
太陽の光を点で結んでは指に集めて舐めいる残暑
白鳥の飛び立つ様を物語る神の白髪結えし因果と
草かげで鳴きあう猫に呼ばれてや境界不明の現実が減る
...
君のもっているものがね
とってもほしいんだけど
君はくれるのだろうか?
君自身を...。
そこにはきっと
平熱の
生ぬるい憂鬱が
溜っている
ながぐつを持ち合わせていないので
軽やかに跳躍し
やりすごした
坊は星を描く
無造作に刻む
ただ溢れる命のまま
その並びに想うことなく
黒い画用紙に 色をばらまく
もみあげを巻いた家庭教師らが
ひとつひとつ注釈を加えては
...
見違えるほどを
仰ぎ見る
小さく揺れる旗の先は
見える眼底に逆らって
消えた鼓動と向き合う
ぐんどぐんどグンドグドグンど
ささやかに重なったら
笑顔 ...
君の操る必殺技を
よく知らなかったので
不用意に踏み込んで
吹き飛ばされてしまった
それと同じような時代、なのかもしれない
人は満水になると、河へ
誰の肩にも当たらないように夢 ...
はじめて海を知ったのは
函館山の東側、岩だらけの海岸でした
あちらこちらに見える対岸の
私との間は早波で仕切られ
たくさんの潜水艦が行き来しているのだと
おじいちゃんに教わりました
次 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
避暑地の幻獣
ふるる
自由詩
10*
06/7/18 16:59
羚羊
鏡文字
自由詩
3*
06/7/18 16:47
バ イ バ イ
蒼穹
自由詩
3*
06/7/18 16:43
夢見心地
LEO
携帯写真+...
18
06/7/18 16:26
夏
石瀬琳々
自由詩
9*
06/7/18 15:47
夕日とMと私の詩 三つ
さくらほ
自由詩
15*
06/7/18 15:14
世直し活動
宙空 心
自由詩
1*
06/7/18 14:24
ぽえむ君−翼空−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/7/18 13:58
【広告】刺繍—イラン女性が語る恋愛と結婚
広告
06/7/18 12:22
海
天野 碧
自由詩
3
06/7/18 11:33
雲路
こしごえ
自由詩
17*
06/7/18 11:25
ろまん・こみっく
モーヌ。
自由詩
10*
06/7/18 10:52
沢子、ぼくは何書いてんだろう
tonpek...
自由詩
8*
06/7/18 10:19
わたしが 。風と わたし 。
すぬかんなが...
自由詩
2
06/7/18 9:40
ぼくはヤンキー
虹村 凌
自由詩
0
06/7/18 9:16
決別 ブルウライトエディット
箱犬
自由詩
1
06/7/18 6:54
星座
yo-yo
自由詩
5
06/7/18 5:50
超根暗理論
狩心
自由詩
5*
06/7/18 4:21
つぶやき
FUBAR
未詩・独白
1*
06/7/18 3:47
さよならの儀式
狩心
自由詩
6*
06/7/18 2:55
企業
〃
自由詩
2*
06/7/18 2:36
真夜中の海水浴
七尾きよし
自由詩
4*
06/7/18 2:25
とかく雨のふる夜には・・・
終
未詩・独白
2
06/7/18 1:57
ぼんやりカーニバル
ふもと 鈴
短歌
2*
06/7/18 1:18
欲求
nats
自由詩
2
06/7/18 1:03
なにも解決していない
蟻
自由詩
1
06/7/18 0:53
*賢き者らに隠匿されし偉大にして無罪なる芸術家の肖像*
知風
自由詩
0
06/7/18 0:30
子供はいない
はらだよしひ...
自由詩
1
06/7/18 0:26
優しい時代
霜天
自由詩
9
06/7/18 0:25
海を知るか
たりぽん(大...
自由詩
12*
06/7/18 0:00
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
加筆訂正:
地球投げ
/
下門鮎子
[06/7/18 16:32]
微修正
夏
/
石瀬琳々
[06/7/18 16:13]
ちょっと
9.02sec.