定食屋で父さんに会った
夏の自転車の帰り道
カツ丼は四百五十円で
ビールの中瓶がいまどき四百円だ
中年夫婦がふたりでやっている
僕は窓際に追いやられ
誰も悪くはないとただ一日つぶやき
...
秋の色は白いんだそうで
だから北原のおっちゃんは白秋なんだが
それからどうでもいいんだけど夏は朱色
言うまでもないけど春は青ね
そいでもって冬は黒なわけ
この人生いまきっとまっかっかの朱色に ...
あなた、ルリツグミのヒナと
お昼寝をしたことはあって?
風を確かめるように浮かべた
少女の白いあご、のライン
穏やかな微笑みに
たたまれてゆく{ルビ睫=まつげ}
...
淡く背に触れ
手は消える
ふとふりかえり見るそのときに
手のひらの街
晴れ伝う水
まだらのひと
かけちがえた
ひとつのボタンだけが支えのように
光ともうひと ...
平原を行く象の群れは
なぜかいつも
夕日を背負つてゐる
象よ
夕日をいづこへ
運んで行かうといふのか
そのゆつたりとした足取りで
夕日を
悠久のかなたへ
返上しにゆくのか
...
私が夢月と来たのは
『デパート』という所でした
沢山の買い物をするには
ちょうどいいらしいです
夢月は自動で動く階段で
言いました
「本が欲しいんだ」
私は『本って何?』っという言葉 ...
マスコンハンドルに
赤と青の手編みカバー
栄町を過ぎるころ
それに気がつき うふっと笑う
運転士さんのならす
チン チン の
軽快な音
“今時、情緒を求めるもんじゃなし…”
世 ...
男の人が好きな谷間特集
女の子が持つ谷間
雑誌にまで載せているなんて…
お尻とか胸とか
谷間
そういうのも含めて
煙草と一緒に並んでいる梶原の雑貨屋
なんてったって谷 ...
やさしい顔の羊たちが
ゆるやかに淘汰され
餌を失った狼は
一匹、また一匹と
姿を消してゆく
そして
オオカミ少年たちもまたその存在の粛正を余儀なくされ、しだいに意味を失くして ...
悲しい程に愛し
切ない想いを抱いて
募る思いは秋の落ち葉のように
心に静かに積もってゆく
どれ程の言葉を使っても
あなたへのこの想い伝えきれない
言葉にしてしまうと ...
「流さなくて良い涙」
君を遠く感じる
どんなに優しくしたくても
どんなに話しても
君を遠くに感じてやまない
私の居場所ってなんだろう。
この狭い部屋 ...
二つに結った髪の毛を梳く
その指先が好きだ
色違いの二つのゴムは
買うときに間違ってしまったのだろう
二ついっぺんに取ってしまったのだろう
あえて聞かないでおくよ
家の中でしか使わない ...
山小屋の煙突から
真つ白い煙が
―まつすぐ―
碧空へと
昇つてゐる
何と
多くの下界を
省略しきつて
昇つていくのだらう
枯木に留まつて
これを見て ...
歩道の向こう側に君の影が伸びる
車は夕焼けの向こうの闇に向かう
排気ガスで視界が切断されても
その思い出の断片を繋いで君を見つけるから
人は誰もが暗闇の中を歩く
そこで出会う人が蜃気楼
...
姫君のついばんだ魔法薬
ひとつぶ口に含めば千年の眠り
ふたつぶ口に含めばただの草の実
噛めば苦い味ばかり
姫君のついばんだ魔法薬
いつまでたってもただの草の実
深い眠りに入れずに
噛 ...
{引用=風吹けば強き光もやわらかに
実る季節を想う朝かな}
日めくりの暦を破る
今までの朝と異なり
過ぎ去りし時の形は
{ルビ一時=ひととき}の淡い思い出
時移るふるさとの野に
...
一。
バットマンの乳首は黒い。
そんなことを考えていると、
玄関のチャイムが鳴った。
テレビを消し、
けだるく返事をして立ち上がる。
足下がふら ...
ああ解っている
解っているとも
お決まりの厭世観に凝り固まった俺の頭でも簡単すぎる解
どいつもこいつも二言目には並び立てる
偽善偽善偽善偽善偽善偽善偽善
そいつらの何人かは言うだ ...
頭の上に鳩ぽっぽである
明日のことを考え
いろいろなことを考え
ふと
目を前にやる
乗り遅れたバスと
少しの苛立ち
目の前の夏
今日からが夏
明日からが夏
遠くても ...
知らなかったんだ
きみが
料理の本を買ったのが
ぼくのためだったなんて
知らなかったんだ
きみが
あんなにたくさんの薬を飲んだのが
ぼくのせいだったなんて
知らなかったんだ
...
計画的に
いつも いつも
そう 思った
そう 決心した
だのに
結局は
いつも いつも
宿題 に
追いかけられる
大好きな 夏休み
大好きだった 夏休み
夏休み ...
少し本気になってみるよ
格好悪いと笑ってくれていいよ
みっともないと指させばいいよ
何だからしくないだろ?
でも少し頑張ってみるよ
がむしゃらに夢を目指して
結果は分かんないけど
ここで ...
雨音しとしと
雨粒はアスファルトに溶けた
アスファルトを青と表現する理由を僕は知らない
それでも今日のアスファルトは青いのだろうか
雨はきらいだ
...
笑われるかもしれないけれど
もしも私に子供が生まれたら
チャイルドシートに乗せてあげるのがわたしの夢
「たいせつな、たいせつな
あなたのために、
とくべつなおせきを、ごよういい ...
普段の極楽秘密主義を物ともせずに
曝け出す最悪の自慢話
そういう日常の方が普通なんだと納得する
非日常の話を浮かべるのに日常生活がベースだなんて
なんて想像力が豊かなんだと
笑われて ...
それだけさ
いますぐ私の隣へきてアバラ軋むほど強く抱き締めて
それだけさ
私の胸に埋ずもれる
ちいさな4つのシュークリーム
背中とてっぺんのこげた桃色
・・・・・・・・・・・・・・・・・
それが机の上にある。
コーヒーと
マッチと
葉巻。
...
キミの空が赤く染まり
そうして暗闇に吸い込まれるまで
おそらくはキミは手を振り続けていると思う
僕が夕空にキミの姿を探す様に
星空にキミの姿を探す様に
僕らはまるで同じ遺伝子を持ち合 ...
明けない夜に悲しみを注いで
浮かぶ月さえ撃ち落とす勢いの
その怒りを私にぶつけてもいいから
自分を責めないで欲しいの
不安定な心を抱いて彷徨う夢は
とても怖くて怖くて仕方ないけれど
必 ...
たとえ疲れている時だって
何かにつまづいた時だって
君の瞳は輝いて
じっと前だけを見つめている
そんな君の前に立つ時は
私も背筋を伸ばしていたい
生きていくのは楽じゃないと
君もいつ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
定食屋の父さん
ZUZU
自由詩
5
06/9/1 19:05
白いノート
佐々宝砂
自由詩
3
06/9/1 18:18
回遊する少女2 (ルリツグミ)
佐野権太
自由詩
23*
06/9/1 18:06
青と青の日
木立 悟
自由詩
4
06/9/1 17:11
象
杉菜 晃
自由詩
8*
06/9/1 17:00
金魚の時間(二日目)買い物
愛心
自由詩
3
06/9/1 16:55
栄町を過ぎるころ
しいこ。
自由詩
1*
06/9/1 16:37
谷間
〃
自由詩
1*
06/9/1 16:26
オオカミ少年
橘のの
自由詩
2*
06/9/1 15:14
言葉にできない想い
ajisai
自由詩
3*
06/9/1 14:22
「流さなくて良い涙」
Taka★H...
自由詩
1
06/9/1 14:03
ふたつ
田中眞人
自由詩
1
06/9/1 13:31
まつすぐ
杉菜 晃
自由詩
5*
06/9/1 13:20
から
海月
自由詩
2*
06/9/1 13:10
草の実
未有花
自由詩
7*
06/9/1 13:04
短き時の詠める歌
ぽえむ君
自由詩
2*
06/9/1 11:59
「 漬けられた夜。 」
PULL.
自由詩
10*
06/9/1 11:47
偽善賛歌賞賛の坩堝
whippo...
自由詩
1
06/9/1 11:24
停
民
自由詩
4*
06/9/1 8:45
夏がおわるころ
田中眞人
自由詩
2
06/9/1 7:25
夏 休み
FUBAR
未詩・独白
3*
06/9/1 5:00
宣戦布告
イヴ
自由詩
1
06/9/1 4:09
雨とアスファルト
れるむ
自由詩
0
06/9/1 2:46
チャイルドシート
壺内モモ子
自由詩
6*
06/9/1 2:40
曝け出すモノの詩
mac
自由詩
1*
06/9/1 2:11
-
梔子
未詩・独白
1
06/9/1 2:00
七角形のキュビズム
白雨
自由詩
4
06/9/1 1:52
手を振るキミへ
mac
自由詩
0
06/9/1 1:51
God bless you
AKiHiC...
自由詩
7
06/9/1 1:51
少女
快晴
自由詩
2*
06/9/1 1:46
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
8.25sec.