何もかもに疲れてしまった
最初から本当は何もなかった
そんな事に今更気付いても
遅すぎたって立ち尽くすけれど
走る思い出の数々が
砕け散って破片となって
弱った胸に突き刺さる

誰かが ...
私は夢月の家に
棲むことになりました

夢月の親は
共働きでほとんど家におらず
独り暮らしの状態でした

ちなみに私の棲んでいたのは
『水槽』というもので
今では空っぽで
綺麗な水 ...
ロックというもの
それは 魂で奏でるの
たとえ歌が下手かろうがいいの
びいどろ瓶の海の中
蒼い泡がひしめきあって
じょあっと波を繰り返す

青藍 群青 紺碧の水
いろんな青がひしめきあって
じょあっと波を繰り返す

びいどろ瓶の海の中
ラムネの匂いを漂 ...
一匹の黒猫が地下の廃道を歩いていた
今はもう使われることのない遺跡の廃墟
ここはその下、網の目の様に入り組んだ迷路
所々崩れて光の差すところもあるが
ほとんどが真っ暗闇、不気味なところだ

...
わたしが遅めの初潮を迎えたとき
母がお祝いにとお赤飯を炊いてくれた
(今の子もそんなお祝いしてもらうのかな
膨らみ始めた胸の先が痛かったりして
ちょっとだけ…おとなになった気がした
それから ...
「会いたいよという切なさ」

例えば、遠くに愛しい人がいるのなら
例えば、普段も会えなくなったなら
例えば、会う為に理由が必要だったなら
例えば、片思いなのにずっと会えない事になった ...
昨日A子と買い物に出かけたらればの希望的観測に囚われた僕によく煮た大根みたいに柔らかい脳みそがぷるぷるとお母さんの乳房そっくりに食べられたのは昨日見た夢の続きの逆再生劇場でB子の崩れたお顔と同じく蕩け ... 貴女が大好きでした
他の誰より
自分自身より
貴女を愛していました

貴女は私によく似ていて
性だけが違っていました

惹かれました
呑まれました

貴女と共に在ることを願い
...
いったこともないくせに… 水平線上の街は
曖昧な輪郭線と
いつまでも ぎらぎらと揺らいで
浮かんでいる 何もない所で

水平線から
地平線へと
流れゆく太陽
魂は {ルビ何処=いずこ}より生まれるか?

留 ...
空に連なる白い花々が
青い大河に咲き誇り
そっと揺れはじめ
新しい季節が
空から舞い降りてくる

ふうと風が吹くたびに
花はなびき
ふと手に届くのかと想う

我に返れば
その飾ら ...
彼がいる。
此処彼処に彼がいるので、
落ち着いて眠れない。

彼は日暮れになると満ち満ちてくる。
丑の刻を迎える頃には、
遙か彼方まで彼で満たされる。
此 ...
群れてはいけない

支倉常長は
伊達政宗の命を受け
ガレオン船に乗り込んで
はるばるスペインに渡り
ヨーロッパを通商の旅して
ローマでは貴族に列せられ
帰国して
キリシタン禁 ...
うちはたった一つも守れないんだろうか
鳴らない携帯をどんな思いで見つめればいいのか
仕方ないことだってわかってる
どっちもすぐにはどうにもならないから
でもうちからしたら
私だけを ...
夢の国 幸せの国
触れてはいけないものだった気がする
さまざまな形があるけど
うちは 声が聞けるだけでいい
話ができるだけでいい
凄く欲を言えば 会えたらいい
それだけが たったそれだけ ...
二人の自分
静と動の自分
冷と熱の自分

ほんとはね、
もっといいたいこといっぱいある。
どうすれば一番いいかもわかってる。
素直に正直になれたらいいのにな。
ちゃんと貴 ...
上手くいくはずないものが沢山ある
知らなければいい
見えなければいい
朝焼けに浮かぶ記憶が
夕闇に消える叫びが

求めてはならないものがありすぎて
聞こえなければいい
触 ...
自由とはなんだ

何でもある、何でも出来るこの世の中で
何にも出来ない人がいる

笑いながらお酒を飲む人たちがいる中で
泣きながら銃を構える人たちがいる

こんな閉鎖的な世の中で
自 ...
見た目が
醜いからといって
避けていたら
切りがない
修身の教科書に
書き込んだ

宿題をみてやるから
飯を食ってこい
そんなことを言って
自転車ごと ...
おのれの呼吸が
一つの音であるということ
それは
あまりにも気づき難くて
ともすれば
日々の暮らしの意味さえも忘れてしまう


月の満ち欠けは
暦の通りに
全く正しく空に映るの ...
ある朝ぼくは
独りであると気が付いた

ある朝ぼくは
泣いていたのかもしれない

ある朝ぼくは
君に逢いたいと思った

ある朝ぼくは
月を見つけた

ある朝ぼく ...
けれども
遠い場所へと離れていった
あの人はいつも笑っていたはずなので
それだけを支えとして立ち並ぶこの街は
寄り添うには頼りない爪先でしょうか

高い高い都会の空は見えますか
私を繰り ...
この島で一番大きなカブトムシを捕まえる、
が男の子の最近の口癖です。

何がカブトムシ捕りへの情熱をかきたてるのか
よくは分かりませんが
男の子にとってカブトムシを捕まえるということは、
...
どんどんと
仲間が殺されて
一匹の子豚は恐怖心を抱く
だから
食べて
食べて
気を紛らわす
食べれば食べるほど
「おいしい豚」になることを知らずに

私もなんだか最近は
どんなに ...
夢は
この歩道橋から
飛んで
シラサギにでもなれたらいいな
ってこと

いま思いついた

私の部品が軋んで
いらないもの削らなければ
重たくて滑りも悪くて
いまはとても飛べないか ...
夏の空 入道雲
あなたの名前 あなたの名前 あなたの名前


あおぞらを やきつくすほどの あおいろの
あふれるおもい きみがだいすき


舌先で氷溶かすたび輝いて
去りゆく八月群青 ...
 小さな体に大きな生命力
 
 まだ話すことも歩くこともできないのね

 起きてる間は常に泣いてるか体のどこかを動かしてる

 人は弱いもの

 母の父の愛がなければ生きていけない
...
落選の知らせに
落ち込んだ
やっぱりねぇーと
落ち込んだ瞬間
うーむ腹が立つ
なぜ落としたのだ
抽選なのか
実績なのか
見当が付かない
腹が立つ
この怒りを誰にぶつければよいのか
...
あたしの居場所はどこなんやろ?
学校にいるのわな
虐められてるわけちゃうねんけど
ちょっとな
居にくいねん

あたしの居場所はどこなんやろ?
外におってもな
いつだって独りやから
虚 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
逃げ道AKiHiC...自由詩106/8/30 13:58
金魚の時間(二日目)愛心自由詩206/8/30 13:47
ロックというものきみ自由詩1*06/8/30 13:27
びいどろ瓶の海の中未有花自由詩11*06/8/30 12:44
天国への調べajisai自由詩2*06/8/30 12:15
不浄の力恋月 ぴの自由詩19*06/8/30 12:14
「会いたいよという切なさ」Taka★H...自由詩1*06/8/30 12:04
遊星からの文体X。whippo...自由詩206/8/30 11:48
愛しい人へ自由詩106/8/30 10:37
思い出のカスピ海A-29自由詩106/8/30 9:22
26、蜃気楼 【しんきろう】雨宮 之人自由詩1*06/8/30 7:25
飾れぬ花ぽえむ君自由詩13*06/8/30 7:15
「 彼。 」PULL.自由詩13*06/8/30 7:10
4000億の星の群れあおば未詩・独白3*06/8/30 5:28
迷い桐野晴未詩・独白006/8/30 4:56
夢の国未詩・独白006/8/30 4:56
二つ自由詩006/8/30 4:54
自由詩106/8/30 4:53
自由エンジニア猿自由詩006/8/30 4:39
美しき謎あおば自由詩3*06/8/30 3:37
ノクターンには逆らえない千波 一也自由詩19*06/8/30 3:05
月虹れるむ自由詩606/8/30 2:57
空路霜天自由詩206/8/30 2:14
カブトムシを捕りにブルース瀬戸...自由詩306/8/30 1:34
おいしくない豚壺内モモ子自由詩3*06/8/30 1:29
理由はないの蒼木りん未詩・独白506/8/30 0:37
ひぐらし青色銀河団短歌506/8/30 0:11
姪っこの笑顔山崎 風雅自由詩406/8/29 23:39
落選通知あおば未詩・独白4*06/8/29 23:28
どこなんやろ?愛心自由詩206/8/29 23:20

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加筆訂正:
26、蜃気楼 【しんきろう】/雨宮 之人[06/8/30 7:26]
2006.05.31初出。少しだけ改変。
8.89sec.