あたまのなかを 必死に 整理 する わたしと あなたの 物語 よろこびも 哀しみも 幾歳月 いつか 裸になって 飛び込もう 。   青い青い
つき抜けるほどの無邪気に
為す術も知らぬ明日の窓
罪は無く


忘れてしまいたくない気もちは
錆びた合鍵を持ち続けるよう
網膜の上で切ったシャッターが
今とその日をささえて ...
リズムを刻み
掻き鳴らされる音符
メロディに乗せ
紡がれてゆく言葉

拍動と等しく
血流と等しく
背骨と等しく
かたちづくっている 理由がある

何小節で 描ききって
音を越えて ...
見えないものにばかり
簡単に縛られてしまう
疎かにしてきたものにまで
ついにはわらわれてしまう

冷たい雨が嫌い
なにものも寄せ付けないこの指を
そんなふうに痛々しげに扱うなんて
...
{引用=
家中の窓が閉ざされても
あなたの庭を暖めている

秋も冬も陽差しをあつめて
あなたの庭を暖めている

大きなお世話と言われようが
ずっとずっと
わたしはあなたの向日葵でいる ...
何回嘘をついたかも知れないが

昨日のような自分は
がらりと
じゅるっと
尖がっていて

きのこ雲のような
ものぐさを
からからころりと
病んでいた

見えな ...
その一言が言いたくて
僕の胸は膨れていくのに
言おうとすると声にならない

君の声が聞きたくて
君の顔を見たいと思って

例えため息でも
例え泣き顔でも

君の声が聞きたくて
君 ...
とりあえず出掛けようか

歩き出し

いきなり なにがなんだか ぜんぜん

わからなくなった

ぜんぜん

わからなくなった

いったい何だっていうんだろう
背もたれが壊れた椅子を
ガムテープでグルグル巻いて
引っ張り上げても平気になったから
安心して座り込んでみる

ぎしぎしと音を立て
暫くは平気だったけど
やがて苦労も報われず
あっけな ...
君の目線で私を見たい


一体、『私』は君の瞳にどう映っていたの


朝のおはよう
冗談に笑う声
細めた目元


私にはそれが
特別だと思っていたのに


西日とも言えな ...
背負った重そうな荷物はどこまで運ぶんですか、
その電柱までですか、それともあの角までですか。

まるで、計画性のない夏休み前の小学生のようだ。
ランドセルの両脇に荷物付けて、両手にも一つずつ抱 ...
今あなたがここに

いないこと

知っているのに・・・

あなたと

あの日・・・

最後の日・・・



行った

海に

きています



あなたの
...



こっそりとなみだを
ぬぐう

けしてないているわけではなくて
ほおはぬれてはいないのだから
かわいたままのかぜと
われのままに
せめぎあうだけで
からからの

けれど ...
午後のこんなひとときに
時間のことや宇宙のことや
恐竜のことを考えていると
とたんに瞼が重くなる

今僕がここにいるということ


空気を入れ換えようと窓を開けると
ベランダの柵の間 ...
ひとりごとを呟きながら
誰もいない部屋に戻り
今日会った人のことを思い
誰かの気持ちを推し量って
どうでもいい話を熱心に聞いて
そんな日々を繰り返して

グラスに浮かべた氷が ...
夜のアスファルトと
それに密着してゆく夏と雨とへ
車の落とす赤が付着しては
ひゅっ、と
離れてゆく一秒一秒、その風に
肌寒くなれる体の、少女である体の、わたしが
...
 昨日にくらべれば
 歳をとっている

 でも今の自分は
 今もっとも若い
 風化していく切なさ
 生きることの過酷


 明日も必ず訪れる
 胸に刻まれた孤独

 産まれてき ...
ぼくは詩人

未来に憧れ原始に憧れ
現在を生きる

今日もまた

夜の散歩をしていると
原始に出会いました

街灯がない夜の道
そこは何億年も前の夜だった

葉の広がった草が ...
遺書をかいてから ずいぶん経った
あのころの じぶんと
いまの わたしが 同じである
はずがないので 襟をただして
若づくりを してみる
たった一人を満足させるために
君は不自由な生活をする
寝不足と二日酔い
時間と比例して蓄積していく

両手一杯の雪の華
自分の手の温もりで
溶けて、さぁ...
哀しいけど生きている
...
明日雨が降ったなら、
遠い海へ行きましょう

灰色に曇った空と濁った海が
空と海との境界線を掻き消して
きっと遠く遠くへ
わたしを連れて行ってくれるはずだから
書けない日の日記を
どこに書こう

雨の窓に
夜の雲に
扇風機の風に
ゆびで書こう

しあわせってなに?

聞けない質問のこたえを
なにに聞こう

ドライフラワーに
飲み残 ...
カチュウシャをつけ
ペディキュアをして
帽子かぶって
ペンダントを付ける

汗が出る
扇子を仰ぐ
フリルのスカートはいて
ハイヒール履く

香水を付けて
指輪を付けて
噴水に足 ...
魚類図鑑を開き
少年は魚になった自分を
想像する
エラ呼吸の仕方が
わからないので
いつも溺れてしまう
遺書は
鳥類図鑑に挟まれている
夏空の飛び方なら
誰よりも詳しく
知って ...
究極の作品。
これまでの人生すべてが込められ、このあとの人生すべてを左右する作品。

それは私の人生のすべて。
体験したすべて。考えたすべて。感じたすべて。話したすべて。笑ったすべて。泣いたす ...
If you hate the media,
you have to keep the distance.

If you wanna be faithful to yourself,
y ...
本屋に寄った。
綿矢りさの本を立ち読みするために。
あんなにホメられたり、ケナされたりする作品とはどんなものかと思って。
ちなみに、基本的に私は生存中の作家の本は読まない。

『インストール ...
かつて私は望んだ。
「すべてを失ってもいい。他に何もいらない。悪魔に魂を売ってもいい。
ただ俺の作り出したもの全世界に知らしめたい。この名前を世界中に刻みたい。そんな特別な力が欲しい。」

そ ...
覚えていますか あの国道を


場所のことではなく
名前のことではなく
もう二度と通ることのない
あの
国道のことです


向日葵の頃には
とても眩しいものでした
容赦のない陽 ...
今年もまた 原っぱに
レンゲ草が一面に咲きましたよ

レンゲ草は
その真っ白なすべらかな姿を
揺らしています

中華料理店のトラックが
止まりました
レンゲ草をごっそりとっていきまし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
うた。のうた すぬかんなが...自由詩106/7/19 5:07
広き白明日殻笑子自由詩1*06/7/19 2:52
3、音楽 【おんがく】雨宮 之人自由詩0*06/7/19 1:44
スパイラル田島オスカー自由詩106/7/19 1:29
向日葵yaka自由詩1*06/7/19 1:15
嘘つきはらだよしひ...自由詩006/7/19 0:56
僕の一言ユキ自由詩006/7/19 0:05
!?中村猫彦自由詩3*06/7/18 23:56
椅子松本 卓也自由詩2*06/7/18 23:54
きみがすきことは自由詩2*06/7/18 23:49
「大丈夫だよ。」を君に、時雨自由詩4*06/7/18 23:40
思い出とともに黒花自由詩1*06/7/18 23:31
まことしやかかぜきり自由詩106/7/18 23:17
空が高すぎる八布自由詩106/7/18 23:06
我を忘れてbjorn自由詩2*06/7/18 22:48
体の暦A道化自由詩1406/7/18 22:27
ぼやき山崎 風雅自由詩3*06/7/18 22:21
ぽえむ君−原始−ぽえむ君自由詩4*06/7/18 22:20
そろもん(下方修正の話)みつべえ自由詩106/7/18 22:19
終着駅で君を待つ海月自由詩1*06/7/18 22:04
[ 遠い海へ ]渕崎。自由詩406/7/18 21:34
書けない日記ZUZU自由詩306/7/18 21:33
Crazy, lazy, cozyペポパンプ自由詩4*06/7/18 20:00
溺れていく夏のたもつ自由詩1606/7/18 19:41
究極の作品。腰抜け若鶏散文(批評...2*06/7/18 19:40
Hate the mediaLack o...自由詩006/7/18 18:53
女子高生三州生桑未詩・独白306/7/18 18:34
これが私の望んだ道、だから。腰抜け若鶏散文(批評...106/7/18 18:24
向日葵の頃千波 一也自由詩12*06/7/18 17:44
レンゲ草ふるる自由詩11*06/7/18 17:06

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加筆訂正:
3、音楽 【おんがく】/雨宮 之人[06/7/19 1:45]
2006.02.17初出。こちらは推敲版です。
9.46sec.