温かな 身体溶けて
消えてなくなる この形
その奥の 白いもの
最後に残る 形そのもの
硬ささえ いつか無くして
さらさらな 粉になって
小さな壺に 納まって
時々誰かが 拝みに来る ...
ひかりの葬列が瞳孔の砂浜に沈み、
溢れる夏が清涼な涙を流す。
新しく生まれた水彩画の冒頭を見つめながら、
わたしは、森の湧き水で掌を浸した
愁風の滴る夏の終わりを均等にまとめる。
青い寝 ...
こんな閉鎖的な空間に紋白蝶が現れた
出口もないこの部屋で
青空を求めて
ひらひらと踊りながら
わたしの手をすり抜けて
荒れた指先をかわしながら
体の動きが緩やかになっているのはわた ...
休憩室の扉を開くと
左右の靴のつま先が
{ルビ逆=さか}さに置かれていた
ほんのささいなことで
誰かとすれ違ってしまいそうで
思わず僕は身をかがめ
左右の靴を手にとって ...
東の空に日が昇る早朝
工事現場の低い土山の頂に
クレーン車が一台
運転席には裸の王様が{ルビ居座=いすわ}っていた
黄色と黒の{ルビ縞々=しましま}の
柵に囲まれた小さい世界の ...
叫びたいときに 叫ぶのが詩人だ
詠いたいときに 詠うのが詩人だ
でも言いたいときにいえない
君がいないから
君がいなければ 意味がないのさ
「とうもろこし」って言えなかった
小さい頃
どうしても
「とうもころし」になってしまって
ゆっくり言ってごらんよと言われても
やっぱり
「と う も こ ろ し」って言ってしまう
...
出勤のバスの中
ぷ〜んと近づいた{ルビ蚊=か}を
合わせた両手で{ルビ潰=つぶ}す
指にこびりついた
ご遺体を
どこへやろうか
置き場に少し困って
床に落とした
( ...
中古の本と新品の本
誰から聞いたか忘れたけど、新品の本を買った方がイイと聴いた。
「著作権?だとかで出版社にお金が入る」詳しいことは全く分からないがそうらしい
だけど、僕は中古の本の方が好きだ。 ...
{引用=
瞑目の底をたどって
あなたの曲線を手にする
幾夜を重ねたその痛みの行為に
暗譜されたさざなみ
レントよ ...
ア・ロング・ロング・タイム・ア・ゴー
ディア マイ ママ
ボクはついに
モモから生まれてしまったよ
グランパはとても喜んで
...
テストの開始のチャイムが鳴った
ぼくは集中して
問題に取り掛かった
気合が入る
これでぼくの進路が決まるのだ
このテストはぼくにとって
大きな闘い
ぼくは強かった
どんどんと問 ...
焼きそばを
パンに挟んで食べる
おまえの顎の関節が
ぐるりぐるりと反復して
それだけで気が狂いそうなほど
セクシー
その隣で
ちぎったパンを
焼きそばにトッピングして食べる
おれ ...
一弦にふれる
あのひとの
小指をもいで
私の部屋に置いて
爪の先まで
かわいいよ と
褒めてあげたい
私のほっぺの
いちばん柔らかいところに
指の腹をぺたん
くっつけて
好き ...
今日もまた日は西より出で東へ沈み
私の憶い出は汚れた鉄格子の窓を進む。
雲を破る白い太陽の光は
さびしく僕の感傷をあぶり出す。
この部屋に居る僕の心を
広場の噴水に残された少女の ...
ときには
顔を真っ赤にしながら
たくさんの風船を膨らませてきました
割れたものも
木の枝から離れなかったものも
見知らぬ空や海の彼方へと流れたままの
ものもあります
が
それは ...
黒頭巾ちゃんはその日、おうちでピアノを弾いていました。
空は薄ぼんやりとした曇り空で、照明をつけないでいると、おうちの中はまるで霧がかかっているように薄暗いのでした。
でも、黒頭巾ちゃんは、薄曇り ...
サキスフォンを右に
極楽鳥を左に
閉じ込めている
晴れた夏の午後開けば
波は歌い始める
「思い出と青春と・・・。」
思い出と共に駆け抜けてきた
生きた証
ガマンの毎日
言いたい事も言えずに
言われるがまま されるがまま
遠い過去でも思い出す
青春と思い ...
私は・・・・・
の後の言葉は全て
嘘
水鳥が銀に光る小さな魚を捕まえて
飲み込んだ
ぴちぴちと跳ねるそれを
雲はまつげを伏せて
泣こうとしている
飲み込んだ言葉と
涙
...
少年少女の斜線部 成長のたび減る
針金で縛られた書簡霞に吊るす
コンパスの上半身を他国から見る
栞は砂しかもサハラの貧しい村
魚の形の輪乱すダンスいつか陸へ
火の粉に礼 ...
最初に
小麦畑の8等星のわたしを
見つけてくれたのは
”k"さん と言う方でした。
わたしは 最初
”k"さんは
その作品から
15歳の 少女だと 思って い ...
全てが不愉快だった日と
全てが綺麗に見えた日
違いは私だった
果てしなく続く夜の闇が僕を押し出す
重い荷物だけを持って少しだけ遠くへ行く
辺りは知らない人達でぎゅうぎゅう詰めになる
座席にもたれた背中にピンと張り詰める痛み
体をダンゴムシのように丸め込み ...
偉大な人間は
現実の中で夢を見るのではなく
夢の中を現実で見させ
その夢を追いかけつつも
夢を創り出す
しかし
偉大な人間に
意外なものはなく
単純な規則を組み合わせ
複雑な例外 ...
石ころころころ貝殻からから
つめ放題だよ
見つけちゃった?
つめ放題だよ
お腹空いちゃった?
つめ放題だよ
喉乾いちゃった?
つめ放題だよ
石ころころころ貝殻からから
...
昨日
お風呂の栓を外した
なぜ右に渦を巻くのか
思い出そうとしたけれど面倒なのでやめた
いろんなガラクタが勢いよく吸い込まれていった
目に見えない微生物やら希望やらもたぶん一 ...
ほがらかに
眠気なんてふっとばし
かろやかに
眠気なんてふっとばし
カフェインで
眠気なんてふっとばし
気付けば明日
太陽だって昇り初め
...
積帝雲の奥には うずまっき
孵化した数万匹の おさっかな
はじめて口にする餌は つきあっかり
(骨のなかには 記憶 があるぜ
(骨のなかには 未来 があるぜ
金魚鉢の頭 ぐっるぐる
...
心を落ち着かせるのは
難しいようで
意外と簡単
マニキュアを塗ればいい
ていねいに
今の気分はターコイズブルー
夏休みの空
伊豆の海
ブルーハワイ味のかき氷
私の爪にうつし出した ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
27、骨 【ほね】
雨宮 之人
自由詩
3*
06/8/31 22:31
旅愁
前田ふむふむ
自由詩
14*
06/8/31 22:17
紋白蝶
暗闇れもん
自由詩
5*
06/8/31 22:13
靴
服部 剛
自由詩
24*
06/8/31 21:55
頂
〃
自由詩
6*
06/8/31 21:45
意味がないのさ
hiroto
自由詩
0
06/8/31 21:39
「とうもろこし」って言えなかった
ベンジャミン
自由詩
13*
06/8/31 21:31
虫よけの風
服部 剛
自由詩
3*
06/8/31 21:21
古本屋のカゴで五十円で売っていた本を見て
海月
散文(批評...
1+*
06/8/31 21:12
夜想曲
まどろむ海月
自由詩
6*
06/8/31 20:21
『ピーチ・ジョン』
橘のの
自由詩
7*
06/8/31 20:15
試験中は誰もが哲学者
ぽえむ君
自由詩
6*
06/8/31 19:46
焼きそばパンの黄昏
大覚アキラ
未詩・独白
1
06/8/31 19:07
小指
とうどうせい...
自由詩
10*
06/8/31 18:18
追憶と天使
白雨
自由詩
3
06/8/31 16:06
風船のあふれる部屋
千波 一也
自由詩
15*
06/8/31 15:03
黒頭巾ちゃんがメヌエットを弾いた日
チアーヌ
散文(批評...
4
06/8/31 13:52
耳
曠野
未詩・独白
3
06/8/31 13:41
「思い出と青春と・・・。」
Taka★H...
自由詩
0*
06/8/31 13:33
嘘つき
曠野
未詩・独白
1
06/8/31 13:18
結界樹
黒川排除 (...
川柳
7
06/8/31 13:13
夢魔の細くながい舌 〜非公式編〜
Lucy.M...
自由詩
6*
06/8/31 12:40
世界は今日も同じようにまわる
fuchsi...
携帯写真+...
3
06/8/31 9:00
深夜の鉄道
狩心
自由詩
7*
06/8/31 8:52
偉大なる退屈
ぽえむ君
自由詩
3*
06/8/31 7:05
あげるよ
アサリナ
自由詩
4*
06/8/31 4:32
お風呂に入ろう
れるむ
自由詩
3
06/8/31 4:26
めびうす
導
自由詩
2*
06/8/31 3:05
毛虫
プテラノドン
自由詩
3*
06/8/31 1:57
マニキュア
壺内モモ子
自由詩
2*
06/8/31 1:53
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
5.87sec.