僕は人生を愛する
それは、時が僕の人生を有限にしたからだ
それは、苦しみが僕の人生に訪れたからだ
それは、苦しみを幾つかやり過ごしたからだ
それは、喜びを時折噛み締めるからだ
それは、僕 ...
見上げる空に鳥が舞う
思いのままのその翼
向かう先には白い雲
遠く果てなく飛んでゆく
空を夢見て眺めつつ
地に立つ我のこの足で
心を定めて歩みゆき
果てなき道を進みゆく
見つめ ...
もうね
どう
あ
浮いてるね
落ちたんだろうね
咲いてるね
荒れてるよ
もしかしたらあのあたりまで?
綺麗だね
行ってみよう
僕が握っている
ボールペンの
インクの中に
君が詰まっていたらいいのに
朝ごはん食べる
フルーツヨーグルトの
フルーツといっしょに
君が混ざっていたらいいのに
にゃんが時々つか ...
雨の放課後
帰宅途中で
オート三輪に会う
サイドバルブエンジンの
オイルシールが破れたのか
オイルが浸みだして
垂れて
車の下に虹を作っている
オート三輪車の凸凹道の水溜ま ...
誰も彼も僕なんか見ていない
判っているんだよ
頭ではちゃんと気付いているんだ
だけど僕は誰よりも醜いからね
街を歩いちゃいけないんだ
気にも留められないって
判っているんだよ
どうし ...
鳴かぬなら 殺してしまおう ホトトギス
鳴かぬなら 鳴かせてしまおう ホトトギス
鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス
まったくもって酷い話だよ
ホトトギスの気持ちはどうなるの? ...
焦げた檸檬色の河を撫でつけるように
清流が世界の中心を
吹き 抜けていく
あゝ
なんという
心地
働き盛りの青信号が
幾何学模様の蜃気楼を
視せ 整っていく
唯の初心者 ...
友達が結婚します
招待状をもらいました
コンパで出会った建設作業員と
できちゃった婚しちゃうのです
ちょっと信じられない
おとなしすぎたあの子なのに
おめでと
仕事帰りにはいつも
...
空が
暗く暗く暗く
ティシューをつまみました
そして空へ
空は白くはならず
私の頭にゆっくり落ちようとするだけでした
お客様、番号は何番でしたでしょうか?
...
猫を 食う 般若には 来月がある
日向に 染まる 来月には 鬼の角
など 存在すまい
暗闇の中では 姦淫を 公開処刑し
私らは 鬼になるのだ
鏡を 見よ
私らの 行い が 見えるだろう
...
銀色の背を
ひるがえし
切り身の魚は
空を飛ぶ
お鍋は底抜け
わたしの手
あなたの海には
なれません
赤い中身を
ちりぢりに
切り身の魚は
空を飛ぶ
...
すべてを忘れて
なにも気にすることなどなくて
ただこの体ひとつで
なにも身につけるものもなくて
過去も未来もなくて
そうして向きあって話したい
そのときはじめて
ぼくたち ...
波立つ心
ちゃぷんちゃぷんと音がする
波の上はゆらゆらと不安定
そうだ
思い切って潜ってみよう
水の中は澄んでいて
魚がゆったりと泳ぎまわってい ...
鍵をかけましょう
心の扉に
誰も入って来ないように
ノックしても無駄ですよ
私には届きませんから
無理に開けようとするのも止めて下さい
壊れてしまいますから
誰にも会いた ...
楽園を求め続けた
いつも
いつも
その楽園での生活を
望み続けた
時々
何故自分はその楽園の住人として
この世に誕生しなかったのか
そう嘆いていた
神様を呪う事も多々あった
...
人は獣だ、だから理性という名の鎖と枷が必要だ
獣は自分を律する事ができない、だから調教が必要だ
人は調教といわずこれを学習という
学習によって理性という枷を形成し欲を封じるのだ
そして鎖の届く ...
閉じ込められたような空間
止まっているかのような時間
かげろうのように生きている
冬の弱い日差しでは輝けない瞳
閉じこもって出たがらない足
冬眠したがっ ...
Coffee during a night.
如月八雲作
批評子訳
Look up the sky
so dark. ...
死にたい奴から勝手に死ねばいい
と受話器に書き込んだ朝は
乾いた雪が派手に舞い上がっていた
ちっとも積もりやしねぇ
誰かこの世界を面白くしてくれよ
そんな事を言う輩は死んだ方がいい
と ...
あなたとの
出会いが
ぼくの全てを
変えた
そこまでは
言わないけど
真っ暗な
ぼくの世界に
ただ少し
一筋の
柔らかく
優しい ...
死ぬか?と雪男君は行った
地球防衛軍には入れなかった
皆と一緒に卒業式にも出られなかった
この冬に二冊の同じ漫画を買った
真っ青な
春
1、2、3、4
退屈だよね
5 ...
銀色の宇宙船が
うさぎのいる月まで
飛んでいきました
天の川には蟋蟀が
茅葺き屋根の家には
天邪鬼
死んじまえ
うさぎは呼吸困難
耳の奥のキリギリス
大合唱さ
オーケストラ ...
力は全てを制し、全てを収める
例えそれを邪な者が使おうと
正しき者が使おうと
いずれその力に引き寄せられ
人は慢心し 穢れていく
例えそれが公的な警官であっても
例えそれが絶対悪である ...
僕の力では
雨を止ませることは
できないけれど
心の雨は
僕の力で晴らすもの
夢を持てば
心に虹が架かる
僕の力では
風を吹かせることは
できないけれど
心の風は
僕の力で流 ...
真夜中の鳥が鳴く薄汚れた館で
誰かが歌を歌っている
それは私を{ルビ誘=いざな}うような
甘く悲しい声
その声に導かれるまま扉を開くと
どこまでも深い青が広がっていた
闇夜は海のように ...
私の歌を聞いてくれる人は
一体どれくらいいるのだろう
私の声はどこまで届いてゆくのだろう
生まれたばかりの頃
私の歌は純粋無垢に
ただ愛を乞うる歌
聞くものすべては眼を細め
優しい抱 ...
何かが… 砕ける音がした
キミを護れるなら、ボクは何もいらない。
命さえ… いらない…
何かが… 砕ける音がした…
それでも、かまわないと… 思 ...
目の見えない人が歩く
前にいる友の背中に手をあてて
目の見える僕も歩く
いつも前にいる 風の背中 に手をあてて
そうでもしないと
ささいなことで気ばかり{ルビ焦=あせ} ...
こんなにもあかるい岸辺で
こんなにも頭がずきずきするのは
いったいどうしてなのでしょう
山々に溶け残る雪は
(誰にも踏みこめないところにあるので)
あくまでも白く輝いて
その鋭 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
my life
P.B.
自由詩
1
07/1/22 22:41
空を夢見て 海を夢見て
ぽえむ君
自由詩
8*
07/1/22 22:24
Re
ツ
自由詩
0
07/1/22 22:18
蜜柑
とうどうせい...
自由詩
18*
07/1/22 21:37
涙じゃなかったらなんだっていうんだ
あおば
自由詩
3*
07/1/22 21:23
バランス
AKiHiC...
自由詩
2
07/1/22 20:22
ホトトギス
1486 1...
自由詩
2*
07/1/22 19:38
アルカリ性への偏西風
キセル
自由詩
2*
07/1/22 19:34
25才
ふぁんバーバ...
自由詩
9*
07/1/22 19:12
ティシュー
ふく
自由詩
3*
07/1/22 18:54
来月
奥津 強
自由詩
1
07/1/22 18:47
切り身の魚は空を飛ぶ
曳舟
自由詩
4
07/1/22 18:30
「もう一度、はじめてみよう」
436
自由詩
0
07/1/22 16:56
波
ajisai
自由詩
3*
07/1/22 16:28
魔物
優飛
自由詩
8*
07/1/22 16:04
楽園
野薔薇
自由詩
5+*
07/1/22 15:28
獣
電子ノ猫人
自由詩
0*
07/1/22 15:26
「 自閉期 」
椎名
自由詩
2*
07/1/22 15:23
Coffee during a night.
生田 稔
自由詩
0
07/1/22 15:21
創書日和「雪」
虹村 凌
自由詩
4*
07/1/22 15:14
木漏れ日
ユーヘッセ
自由詩
3
07/1/22 14:43
幸せな奴が手を叩いたのを見た事が無い
虹村 凌
自由詩
7*
07/1/22 14:41
大人の理屈
kei99
自由詩
3
07/1/22 14:28
引き寄せる力 引力
電子ノ猫人
自由詩
0
07/1/22 13:18
僕の力ではできないけれど
ぽえむ君
自由詩
11*
07/1/22 12:22
輪廻
未有花
自由詩
11*
07/1/22 12:15
「歌」
広川 孝治
自由詩
4*
07/1/22 11:50
何もいらない。
レオ
自由詩
3*
07/1/22 11:31
風の背中
服部 剛
自由詩
12*
07/1/22 9:42
あかるい岸辺
佐々宝砂
自由詩
3*
07/1/22 6:09
5805
5806
5807
5808
5809
5810
5811
5812
5813
5814
5815
5816
5817
5818
5819
5820
5821
5822
5823
5824
5825
5826
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
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5845
6.39sec.