水草の上で
ゆらゆら揺れて
花のように
鳥のように
忘れないでいようよ
片目をつぶった偽善の素晴らしさ
ひとつだけ飛び抜けて長い小指の爪が
あなたの肌に食い込まないように
小指を丸めてあの手の平を握った
もう夜のことを
やわ ...
7並べの途中で彼が突然、呟いた。
「オレ浮気するかも」
手元のトランプ 出せるカードがない ない ない
「あーそう」
ぬけぬけと目の前でハートのクイーンを出 ...
けふは ほんとうの
し を かこうと
おもう いま までのは
みんな うそっぱち さ
へへへ
あなたに出逢えるか逢えないかは誰にも分からなぃ
2人の距離がいくら遠くとも
あり得ない事だとみんなは言うけど
人の言う事の中で行き先決めてたら
人の思惑から抜け出せない ...
そんなに目をこらして
いったい何を貫きたいの
過呼吸で踊って
まだいくらでもある空間に
足の先を伸ばし
指の先をしならせ
ああ どんなにか
静かな里に憧れただろう!
貴方の右手 ...
居酒屋で取り残されたマフラー
その日は至極寒い夜で
私は誰かの温もりに触れたかった。
そのまま、ぎゅっと抱きしめて
私はそのマフラーと一緒になった。
俺のマフラー
...
{ルビ梔子=くちなし}の満開の下へは
決して近寄ってはいけない
『クチナシの木の満開の下』
子が出来ぬ
という理由で離縁された女は
梔子の花しか食べられなくなった ...
泣かないでジョージ
素敵だよジョージ
もうすぐ幕引きだけれど
世界は終わらないから
だけれどジョージ
目を開けてジョージ
車に跳ねられるなんて
あんまりじゃないか
幕引きだよジ ...
仏壇の奥から
じいちゃんの入れ歯が出てきた
まるで貝のようにぴったり重ねてあって
今にも「がははは」とじいちゃんの声で笑い出しそうだ
でもじいちゃんは小さい時の僕を
よくこの入れ歯でびびらせ ...
君はもてるタイプなのかな
君のいるそのレストランから
少し離れたところで
さっきからずっと
空中戦が展開されている
君は知らん顔
すまして食事中
可愛い声で鳴きながら
戦いは続 ...
二百年後のページ
アルミニウムの鈍い光
目が焼ける
エントランスに自生する
ゼラニウムを空に帰そうと
老婆達がダンス
吹き抜けの三階から
あなたが呼んでいる
誰もが黙っていられない ...
空を揺らす鳴き声で
集まる黒い影に曲がる
夜は満開の花ばかりになる枝の拒絶も
なかったことにしてください
ささやかな群れでも 追われていく高さ
根こそぎの木の道連れた土が
染みこもうとする ...
粉挽きの風車の家
屋根裏で
ほこりまみれの古い本を読んで
知らない国の知らない言葉を見つけては
お父さんに読み方を教えてもらう少女
小さな窓から覗く世界は
どこまでも草原で
ためしに口笛 ...
自分の王国は退屈な夢。
透明な壁で世界の全てを見ていた。
傲慢に肯定する毎日で。
井戸の中。蛙の王様はね、首輪をつけていた。
(僕は蛙の王様だ。本当は首輪をつけていることも知っている。 ...
こんなはずじゃなかったんです
私の計画ではもっと輝いて
誰よりも何よりも美しく佇んでいる
革命さえも起こせるような麗のはずでした
毎日少しずつ身体は毀れてゆくようです
一生懸命に守ろうと ...
言葉ロジック 存在遊び
意味のない有効活用
無意味に意味を求めて
重要を軽くあしらって
時間のない時間旅行をしましょう
何に重点を置きましょうか
上下を逆さに
左右を回 ...
ドレスを着た人形が
僕に微笑み
透明な瞳に僕を捕らえる
透き通ったドレスに身を任せた人形
僕は心を掴む人形に身を預けた
ゆっくりと流れ出す音符
その音に響かされ
僕と人形は機械的 ...
蛙は透明な籠の中にいました。
彼の王国の壁はひどく純度が高い透明で、
周りには大小様々の動物が自分と同じように首輪でつながれて、ひどく疲れた表情でおりました。
隣に居る犬が言いました。
『 ...
手紙には
雪が入っていた
罫を
さいごに
ひらいていた
手元
静かに
遠回りして
指さえ
透けそう
心、きれそうな
ひとつっきり
...
溶岩弾の保全
黒く荒々しい岩窟に
白金の清水に
リンガのごとく そそる 巌
私は 黒く痛々しい岩肌に
工作を付のだ
工作を
象嵌の白い石を幽玄にも荒ぶる巌に埋め込む
そ ...
金はいらん
どうせなくなっちまうから
物はいらん
どうせなくなっちまうから
才能はいらん
どうせなくなっちまうから
知識は欲しい
だけど全ての知識が欲しい
どうして生まれ
どうして死 ...
落ちては昇り
また落ちてゆく
雪は少しだけ
雪でいられる
傾きが降り
ひとときが降る
音は音のまま
姿を散らす
ひとり離れ
ひとり着き
ふたりにならぬ足跡の ...
この絨毯を、
歩いて行けば、
あなたに逢えるでしょうか。
それとも、晴れ間に邪魔されて。
逢えないのでしょうか。
歩いて、みましょうか。
僕と同じ温度を保って
こぎ続けられた自転車が
雨を避けておさまってる
一匹の虫がサドルから落ちた
葉っぱしか食べられない虫
それ以外に見当がつかない
貼紙に書かれた
「駐輪場 ...
{引用=<参考文献>
「うそつきレィビー」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=96653&filter=usr&from=listdoc.php%3F ...
■ 想いと反比例する僕の態度 君を傷つけてゴメン
■ 拾い集めた時の欠片をつなぎ合わせて私は私を偽るの
■ 君の隣で一緒の夢を見ることが僕の密かなシアワセなのです
■ ただ “ ...
風は流れて何処へ行くのか
君の髪を揺らして 頬を撫ぜて
君は "気持ちいね"って笑った
そんな風に僕は嫉妬する
君の髪をかきあげるのは 僕の手だけ ...
えのぐのあじがする
と、遠ざけられた皿には
白いドレッシングのかかった
シーザーサラダが
盛られたかたちのままだ
野菜も食べないと大きくなれません
と云われて
娘はふくれている
...
よんほんの腕を持つ僕らは
唇を交わし
鼻先をくっつけ
目を覗き込み
頬を摺り寄せ
よんほんの脚を持つ僕らは
遠い昔には
どこかで融けあっていた ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
シュリンプシュリンプ
weed &...
携帯写真+...
0*
07/1/15 22:33
お題/愛をしてみる
茜井ことは
自由詩
5*
07/1/15 22:21
3.ルーレットを廻せ!!
朽木 裕
散文(批評...
1*
07/1/15 22:17
そろもん(釈明の話)
みつべえ
自由詩
3
07/1/15 22:13
恋a明i花k火o
Orange...
自由詩
0
07/1/15 21:40
混濁する決意
鳥獲
自由詩
1*
07/1/15 21:11
憂い
カネコ□イ
自由詩
2*
07/1/15 21:05
クチナシの木の満開の下
蒸発王
自由詩
11*
07/1/15 20:16
スボットライトは静かに
プル式
自由詩
3*
07/1/15 19:24
入れ歯
茶釜
自由詩
3*
07/1/15 18:51
可愛いメジロ
weed &...
携帯写真+...
2*
07/1/15 18:51
もう眠った?
及川三貴
自由詩
4*
07/1/15 18:49
雲
佩慈の工人
自由詩
6
07/1/15 18:20
風車のある風景
夕凪ここあ
自由詩
10*
07/1/15 18:13
蛙と首輪(短調)
R
自由詩
0*
07/1/15 18:08
現実
AKiHiC...
自由詩
2*
07/1/15 18:07
正しさ遊び
美琴
自由詩
2
07/1/15 18:04
クリスタルドレス
流希-Яuk...
自由詩
2+*
07/1/15 16:33
蛙と首輪(長調)
R
散文(批評...
2
07/1/15 16:23
消印
tiki
自由詩
4*
07/1/15 16:20
溶岩弾
アハウ
自由詩
3
07/1/15 15:55
廻る
kei99
自由詩
0
07/1/15 15:46
ノート(冬鳴 Ⅲ)
木立 悟
自由詩
5
07/1/15 15:29
雲色絨毯。
狠志
携帯写真+...
6
07/1/15 15:11
制度(駐輪場)
たもつ
自由詩
8
07/1/15 14:31
*聖女レィビー様のエメラルド*
知風
自由詩
1
07/1/15 14:26
いちぎょうのうた1
朱華
自由詩
2*
07/1/15 14:21
風の行方
憂
自由詩
1
07/1/15 13:44
ファミリーレストラン
佐野権太
自由詩
36*
07/1/15 13:03
粒子
あさみ
自由詩
2
07/1/15 12:40
5819
5820
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5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
加筆訂正:
Ⅱ 自動筆記
/
soft_machine
[07/1/15 19:57]
いじくり倒しも、放置期へ
消印
/
tiki
[07/1/15 17:44]
再校正。
6.31sec.