痛いの… そう言いながら僕は赤い線を付ける

寂しいの… そう言いながら僕は 画面の向こうを嘲笑う

お前の囁きに一喜一憂するのは真っ平だよ?

そう言いながら今夜もお前の囁きを探す僕は ...
遅い空に浮かぶ お月さまは おぼろ
ちりぢりの瞬きに戸惑いを覚えられましたのか
ぎこちなく上る
好きなんて曖昧
嫌いなんて曖昧

さっきまで愛し合ってても
今は憎しみ合ってる

さっきまで喧嘩してても
今は裸で抱き合ってる

偉そうなこと言ってるやつも
結局は汚いこと考えてる ...
もはやしとではなかった 

つまり藻は、
一緒に暮らしていた椰子と
買い物に出、
花を買ったのである。

苛々 )))
「ちがうちがう、
もはやひとではなかった 

あ、
しと ...
しあわせに触れたら次はふしあわせお手玉の唄うなじ香らせ




あやとりの糸たぐるうちたどりつくふたつの胸のはざまのひかり




遠くをば見つめることすらでき ...
【一女】


今昼の行い
良人の夢に
現れぬことを
ひたに願う

この行い
一瞬の産物なれど
世にもおそろしや快楽は
我の内をひた濡らす

嗚呼うつろな顔を見 ...
名を忘れ鴉にもらう夜明けかな



戸惑えど戸惑えどただつづく道



灰と種そのどちらにもなれぬ我



けだものに寄り添いて笑む夜風かな



終わりへ ...
薄ぺらな詩ばかり飯がまずくなる



だいじょうぶ毎日うんこ出てるから



「痛風だ」「酒を飲むな」と母の声



{ルビ腐=ふ}の足に手を{ルビ接=つ}ぎ足 ...
ああそういえばあのホテルには
青リンゴのボディソープがあったね、とマボロシの君は言っていた
あのホテルに青リンゴのボディソープなんてあったかしら?って
マボロシの私は首をかしげていたよ
...
静かに熱は冷めて
手足に気だるさを感じたのは
不幸とは違います

軽やかで楽しい日々にも
然るべき力が費やされていて
そのままで走る事なんて君にはできない

高低を全てと思うのは
正 ...
あぁいい天気だ
この場合は曇りのことをいうんだよ
南方海上はどうなんだい
ほぅ、いい具合な低気圧だ

空は曇って
風は冷たくって
よろしいじゃないか
あぁ 雨の匂いがするなぁ

や ...
発熱しそうだ


感じて

手のひら
あおじろい炎が
そこかしこにあって


ああ
ほんもの、だ


からだのどこかが叫んでいた


あたしはまた
しょうこりも ...
それは歌詞?
映画の題名?
幾度となく耳にしたような言葉

現実はなかなかうまくいかない

ほんの数パーセントだってことはよく分かってる
望みが叶えられることなんて
数パーセントすらな ...
一緒に笑った今日は
ただの思い出になったりしない
空っぽの話でバカみたいに笑った時間は
辛くて泣きたい明日を 一つ減らしてくれる


一緒にバカやれる最後の日は
笑った思い出を語って ...
アタマいたくなるまで
酒飲んでも
なーんも変わらねえ

それで 酒やめて
なんか変わるかというと
なんのことはない
結局 なーんも変わらねえ

だから
なんにも変わらなくていい ...
太陽が真上に輝くとき
私の影は死にました

影は本当の私でした
影が本当の私でした

私はいつも笑っています
笑っていれば許されます

影は時折泣いています
影は時に嘲笑います
...
こないだおれの足あとに
中2のときのクラスメイトがいたんです
宿題の貸し借りはできたけど
遊びに誘うわけじゃない
事務的な話をした程度の
かなり微妙な関係
「マイミク申請って 事務的な手続 ...
どうしようもない
奈落の底にすいこまれるような
欠落

人生に完璧はありえない
だから

欠落は
欠落のままでいい
闇が深いから
光はまばゆいんだ
ゆがんだレンズでものを見ているような
そんな気分。

みんなが好きだというものを
素直に見ることが出来ません。

評価の高い作品は
かえって曇った目でみてしまう。

ちゃんと
見え ...
やわらかにゆれる春
少し冷たい足の裏に
わくわくが止まらない

見渡すれんげ畑の向こうを
単線の汽車がゆく
わたしの知らないどこかとどこかが
つながっている

小さな花 ...
答えの見つからない黄昏は
何も語らず海に呑まれた
わたしはハルシオンを含んだまま
冷たい駐車場で{ルビ瞼=メ}を閉じる
柔らかな夜風が
アルコホォルの香りを運び
弛緩したピアノ線が
わた ...
そう、バイオリン
君は三角関数を使った見取り図で
明らかになる情熱の核心に向かって
音を奏でればいい。

そう、トランペット
君はハッブル定数を感情に見立てた
弛緩する精神に緊張を持ち込 ...
今の生活から逃げたくて
花になりたいと
思った日はいくつあっただろう
それでも人として生まれたのだから
自分のどこかに
きっと
花があるにちがいない

一日中ずっと部屋にいて
星にな ...
朝雪が降っていたことを忘れるくらい太陽が輝いてた 人は鏡です。
映します。
反射します。
幸せを映しなさい
相手にも見えるように。
不快を反射しなさい
一緒に不快になる
必要はありません。
合わせ鏡で繋がります。
幸せを繋げてくださ ...
なんか言った?
なんだテレビか

最近どんな感じ?
しいて言えばどんどん地図を失ってく感じ?

それって宙に浮かんでる感じ?
落下しながら浮かんでるってどんな感じ?

さかしま

...
「空って‥私たちみたいよね」

暖冬と呼ばれた日の朝
僕らはベンチに座ろうと
ほんの僅かに積もったキラキラと瞬く雪をはらう
空はまだ青白く薄い綿菓子のようなもやを浮かせる
お日さまも夢 ...
・・・・・・・を、回転・・・・・・・

回転しながらあああああああ、

                  オチテイッタ
                  オチテイッタ

さようなら、 ...
半世紀前は何を夢みて 
    何を信じてたのかなぁ
四十年前は何を聞いて 
    何を考えてたのかなぁ
三十年前は何を眺めて 
    何を選択してたのかなぁ
二十年前は何を呟いて 
...
歌い慣れた唄を口づさみながら
家路につく

いつもの通りの
ごみ捨て場のごみの上
猫が2匹お喋りをしていた

    {引用=何かご馳走はあったかい?
いやいや、たいしたものはありゃし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
仰ぎ見るは孤独色した半月彌月自由詩1*07/1/30 8:00
今宵 お月さまは ひより自由詩3*07/1/30 7:36
人間kei99自由詩207/1/30 3:21
怒りの日atsuch...自由詩5*07/1/30 2:35
冬戯木立 悟短歌1107/1/30 2:33
三人の女なかがわひろ...自由詩2*07/1/30 2:33
冬鴉木立 悟俳句907/1/30 2:30
冬身川柳5+07/1/30 2:28
人生は泡だらけのマボロシなのか?パノラマ音源未詩・独白1*07/1/30 2:14
停滞線藤原有絵自由詩407/1/30 2:11
74、雨は降っているか? 【あめはふっているか?】雨宮 之人自由詩1*07/1/30 1:53
火事自由詩1+*07/1/30 1:32
夢で逢えたらささやま ひ...自由詩6*07/1/30 1:18
あほダチへ哀音自由詩3*07/1/30 0:41
こむ自由詩2*07/1/30 0:39
私の影なかがわひろ...自由詩4*07/1/30 0:36
オレンジつばくらめ自由詩3*07/1/30 0:30
欠落渡辺亘自由詩107/1/30 0:13
ゆがんだレンズかとうゆえ未詩・独白1*07/1/30 0:11
れんげノスタルジアさくらほ自由詩21*07/1/29 23:38
春紫苑士狼(銀)自由詩10*07/1/29 23:32
渾身オーケストラブルース瀬戸...自由詩4*07/1/29 22:55
自分のどこかにぽえむ君自由詩11*07/1/29 22:42
雪って降ったっけ?OLGA携帯写真+...207/1/29 22:41
対面鏡美琴自由詩507/1/29 22:24
低空飛行自由詩1*07/1/29 22:15
ソラノシタ、君とし ん自由詩5*07/1/29 22:15
回転ふるる自由詩8*07/1/29 22:14
Bubble信天翁自由詩507/1/29 22:04
いつも通りの猫が喋る画竜点睛自由詩4*07/1/29 21:39

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加筆訂正:
オレンジ/つばくらめ[07/1/30 2:44]
01.30 02:44 再再修正
74、雨は降っているか? 【あめはふっているか?】/雨宮 之人[07/1/30 1:54]
2007.01.22初出。少し改変。
オレンジ/つばくらめ[07/1/30 0:42]
01.30 2:34 一部 再修正
5.99sec.