ここに書かれていることを読んでいる
これが君の現在
そして
ここに書かれていることを認識している
これが君の過去

ここに書かれていることは
まだ何もない
ここに書かれていることは
...
あったかいですね
こんな時は
ありがたくなります
きみの体温
きみの赤いいのち

手をこぶしにしてみたら
ちょっとだけ穴ができて
覗いたら
やっぱりきみは
笑ってました

こぶ ...
7時に起きて11時に帰る。

職場では無感動で生きる。

感動したら、もう働けない。

金のために。金のために。

自分を殺す。


お母さん!!


あなたの名前を呼びま ...
東京と東京のあいだは
やはり
びっしり東京だった
銀色のパチンコ玉で{ルビ犇=ひしめ}いていて
覗き込めば
ひとつ、ひとつ
{ルビ歪=ゆが}んだ顔を映す

冷たい光の反射に
じっと身 ...
朝のラッシュアワーを
すこし過ぎた
大阪の地下鉄の中

今日で12年が経ちました
車内アナウンスの声

12年前にぐらついた日本に
いなかったわたしは
地下鉄の揺れに身をまかせて
...
The Bout 愛浦憂馬作
         批評子訳

 Try it,
 Never be defeated.

 Struggle,
 but unable to win.

...
  遊び1

モンテカルロ(*1)はフェラーリの独壇場だった。
地中海の強烈な日差しと窮屈なコックピット(*2)でクラクラになりながら、それでも俺は容赦なくアクセルを踏み込む。唸りをあげるシケイ ...
本当は食欲なんかないの
コーヒーだって飲みたくない
だけどわたしは駅のカフェに行く
その駅のカフェは
窓がちょうど改札に面しているので
入り口から入ると
カフェの中だけは
駅の中になる
...
もう今さら
言いたいことなんてないし
毎日
言いたいことばかりで
今は
それと同じ


「冷たい」なんて
言われたことがなかった
反論も 
きっとできる
でも 自信がないのは
...
月がでているよ
青と夜の間にいるんだよ
赤は明日のじゅんび
巡るように運ぶじゅんび
あれが彼です
と称されるところのわたし
火を燃やしているわたしが
彼ですのね
夜明けとの距離を埋めている燃焼
遮断する
いくつかの人影
少し離れたところにテント
もっと離れたところに村 ...
その女は
爪先から
生れ落ちてきたので
岬の先端の
切り立った崖から
飛び降りるときも
やはり
爪先から
落ちていったそうです

波頭が捲れ上がるように
荒れた岩場に
打ちつけ ...
 
テレビの上に並んだ二つの観葉植物のヴァランスが悪い

テレビが斜めになってるみたい
 黒い画面に映るあたしも斜め
  のっかっている台も斜め
   フローリングの床も斜めだし
    ...
キミの左手をそっと握れば
伝わってくる微かな体温
すらりと細い指で

握り返して何も言わない
その紅い唇に何も宿っていないの、

そっと取り出したケースから
レースで包まれたプラチナの ...
お腹を痛めて7人目までは頑張った
8人目は途中で力尽きたから
中途半端な形で生まれた

8人目の小人さん

なんにもできないおばかさん
母さんが悪いわけじゃないのよ
何人も ...
寒波襲撃
そんなニュースを聞いた 真冬の14時
近くの雑木林に 散歩にいったときの できごとです

季節はずれに咲いてしまった
きいろい ぽぽんたと 出会いました
冬の装いにも 物おじしな ...
黒、白

別れ道

左、右

厄介だ、厄介


俺は一人

両方捕まえたい


そうだ

半分に裂いてしまえばいい
「女の人生はまるで芝居だ」と云ふ貴方
貴方は分かったように云ふけれど
命を賭けた名演技
貴方に添うその女も
科白をなぞっているだけよ

乞い買われて
飼いならすかのような錯覚 ...
ボクはキミを知らない

キミはボクを知らない

ボクはボクを知ってる

キミはキミを知ってる

もっと キミのことを教えて

ボクも ボクのことを教える

そして いつか

...
冬やただひねもす悲しみ狩り行かむ犬のなくのをしずめぬばかりに

はしたなく言ふりまいて恥を知る夕日もまれて赤きかな顔

こんばんわこんやの雨には注意して甘くべたつくピーナッツバター
...
手すりのない屋上で
そらをとりもどす、わたしがいる
{ルビ限界線=ちへい}に浮かぶ遠い筋雲の
気流の音に耳をすます
わたしがいる
まぶたの裏に
真昼の月を新月と焼き付け
まぼろしではない ...
食べる物があり
寝る場所があり
やりたい事があり
少なくともそれに触れ
五体満足に風邪もひかず
昔より少し親密な友達と
少し酒を呑める

僕は自由になりたい
わがままだけれど
そう ...
またジャングルに入り込みすぎてしまった
道を歩いていてジャングルを見つけると
どうしても入りたくなる
秀逸だったのは
丸の内仲通りで見つけたこのジャングル
最先端のオフィス街
周囲が升目上 ...
ピッ。
目的地マデ300mデス。
冷タイ風バカリガ吹キスサブ、
冬ノ一本道ヲ抜ケルト
悲劇ハ喜劇ニ一掃サレルト
悲劇ノ劇中歌デ歌ワレテイマス。
ソノ旋律ハ伸ビ伸ビトシテ
左手スラ届カナカ ...
ポイントポイントポイント
ぽいんと ほい
拇印と拇印がぶつかって
猫の小判に笑われた

ポイントぽいんと切り損ね
列車の窓から舟が出るぞと
大声小父さん叫んでる

ポイントポ ...
僕が川面に平坦な表情を映して

都会の水は緑色してて、細かい、本当に細かい小さなたくさんの滓を

とかしこんで

混ぜ込んで

漂わせて

気が向いたらめちゃくちゃに掻き回している ...
{引用=
伝えたいことがないけど帰らない 歌う自由が僕にあるから}


ギロチンが雨の代わりに降る夜に野外ライブは実施されない


陽の当たる時間短いこの国はかいわれ大根生えたス ...
欠けていく月のように

心が黒く闇に染まってゆくならば

いつか

満ちてゆく月のように

心は明るく丸く光に満ちてゆくと

そう 信じよう
農家のおばあさんが
小さな乳母車に載せているのは
自分の畑で育てた花だった

生まれながらにして背が低かった
歳をとり腰も曲がってしまった
それでも車いっぱいに花を積み込んで
今日も花を ...
君の横顔を覗いてみよう

少しうつむきがちなそのまつげに

触れてみよう

僕は

君のかけらを

毎日拾い集めては

つなぎ合わせて

毎晩君を想う

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ここに書かれているぽえむ君自由詩5*07/1/19 12:07
あったかいですね小原あき自由詩10*07/1/19 11:51
ワーキング・クラスes自由詩007/1/19 11:02
東京パーラー佐野権太自由詩31*07/1/19 10:52
くりかえしyangja...自由詩207/1/19 10:39
The Bout.生田 稔自由詩007/1/19 10:24
言葉遊びヌヌヌ自由詩5*07/1/19 10:15
駅の中チアーヌ自由詩607/1/19 9:51
世界はときどき美しいはな 自由詩11*07/1/19 9:50
ほらふく携帯写真+...6*07/1/19 8:10
グレイン黒川排除 (...自由詩5*07/1/19 6:34
世界の終わり大覚アキラ自由詩5*07/1/19 3:23
だからあたしは幸福の木を殺したの砦希(ユキ)未詩・独白5*07/1/19 2:29
AKiHiC...自由詩307/1/19 1:41
8人目の小人なかがわひろ...自由詩0*07/1/19 1:37
ぽぽんたりん自由詩7*07/1/19 1:33
二兎を得る那人自由詩107/1/19 1:19
女の一生なかがわひろ...自由詩5*07/1/19 0:48
キミとボク狗の骨自由詩207/1/19 0:31
教育課程ふもと 鈴短歌007/1/18 23:57
その日、屋上の扉があいていたんだたりぽん(大...自由詩17*07/1/18 23:54
月夜は小さな祈りの窓でプル式自由詩4*07/1/18 23:50
丸の内ジャングル九谷夏紀未詩・独白207/1/18 23:40
カーナビ・サウスポーブルース瀬戸...自由詩307/1/18 23:39
復活ポイント制あおば自由詩1*07/1/18 23:34
堀川水町綜助自由詩3*07/1/18 23:28
ピッピ短歌17*07/1/18 23:22
満ち欠け朱華携帯写真+...2*07/1/18 23:18
花売りぽえむ君自由詩14*07/1/18 23:00
横顔yoshi自由詩2*07/1/18 22:53

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加筆訂正:
つくしんぼう/恋月 ぴの[07/1/19 6:44]
1行加筆しました
5.49sec.