僕らは細い糸で繋がっている
とあの人は言う
その途切れそうな糸を
なぞる指先
私たちが好きなのは血の赤で
共有できるのは歪みだけで
やさしい響きは不釣合い
だから ...
にんじんの形をした雲が
夕焼け空をロケットのように吹っ飛んでいく
月面では青ざめたウサギどもが
手の届かないにんじんに地団太を踏んでいる
揺れる
揺れる
揺れる
振動が足元から背 ...
乾いた太陽の光を浴びて
胸に光る星のまぶしさ
艶やかな新緑がスタートラインで待っている
昨日までのこと
風船のように大空に舞いあがって
すれ違いのベクトル
約束の街角
零 ...
「太陽を見たことがない。」
きみはそう言って、
ぼくは太陽の話をした。
きみはそれだけじゃ満足しなくって、
だからぼくは旅をして、
色んな太陽を見て回ってる。 ...
平日、日がな部屋に篭り、息が詰まりそうであった。
暗い部屋の雨戸の隙間から射す一条の光に呼ばれて、
ベッドから身を起こし、外へ出る。
( 日を浴びて、空を仰いで、息を吸い込む )
...
牛屋は牛食わず、とか
わけの分からないことを口走りながら、
牛に呼び掛ける詩を書いたことがある。
「ホルスタイン。
詩を書きたい。
ずぶ濡れのお前に向かって。」なんて、
決心にしては妙 ...
冬の星座を
天体望遠鏡で観察してみた
丸いレンズの中には
大きな歯磨き粉が写った
どうやら粒塩が入っているらしい
プカプカ浮いている
歯磨きはどこにも見当たらない
キャップを取ったまま
...
どちらかと言えば
幸せな日常
何故か時々とっても不安
いろんな事が
虚しくなって
考える事が
どうでもよくなって
そんな時は
救ってくれる
あなたのダジャレが
...
簡単に。
作品がそれを欲するのなら、
それが作者にとって、
どんなに嫌なことでも辛いことでも、
なんでも書く、
書いてしまう。
それで消耗して苦悩し ...
背中がまがっているよ
葉巻が落ちたよ
おじいちゃん
手を 貸すよ
おじいちゃん
買い物のビニール袋が
たくさんだよ
おばあちゃん
手を 貸すよ
おばあちゃん
...
赤い煉瓦で出来た
縦横無尽な通路を
あなたと手を繋いで歩く
空は青くて
遠くて
でも
どこからが空なんだろうと
ふと思った
あなたは背が高くて
背の高い男の人と
あまり付き合ったこ ...
○技巧だけが詩に ○必要ならば詩はすぐ ○意味を持たなく ○なるだろう 詩を書く○ことの意義は何か ○見極めたことが ○あるかい?誰かの為 ○だったり 国の為 ○だったり 世界の為 ○だ ...
明るい未来ってなんだろな?
争いが無くなればいいのかな?
それが答えかは分からないけど
絶対に暴力は振るわないよ
明るい未来ってなんだろな?
環境が綺麗になればいいのかな?
それが答え ...
春は黄色いバスに乗ってやって来る
嬉しそうな顔
不安そうな顔
いろんな笑顔を乗せて
春は黄色いバスに乗ってやって来る
わくわくするね
どきどきするね
もうすぐ春がやって来るよ
...
あたしは何もない女だから
あなたが枯れてしまわないように ここで祈るだけ
あたしは何もない女だから
あなたが消えてしまわないように ここでただ 笑顔を作ってる
あたしは何もない ...
落ち葉を踏むと乾いた音がした
大学前の並木道で
風の妖精が僕の脇を通って落ち葉を舞い上がらせる
風は後ろの景色に飲み込まれていく
夜だったら並木道はライトアップされて綺麗なのに
...
頭の中で流れるメロディーに起こされて外を見る
外では小人が頭の中で流れるメロディーに合わせてリズミカルに踊っている
小人達は僕が降りてくるのを待っている
僕は怖くなる あんな集団が僕の頭 ...
何から書いていいのか分からない
混在する言葉を一語一語探し出して
書きたいけど何を書いていいか分からない
時間が経つと何やら形が定まってきて全体像ができる
才能がないと苦労する
...
あおしんじゅの森は
樹海の森だったし
あたしはその結晶を とても美しいと思った
粒の小さい 白い涙のようなそれは
体に悪いと知っても
飲み込み続けるよりなかった
ゆるい雪のよう ...
何でチョコレートなんだ
チョコレートなんて、大人気ない響き
何かにひっついて離れない、粘着性のある響き
幼稚園児の鼻水とよだれが
ごちゃごちゃに混じってるみた ...
ごめんね
ごめんね
そうじゃないって
泣いてるのはね 君のせいなんかじゃ ないからね
そう言えば
世界がもちょっと明るくなるかなんて
思っていた
いい返事ば ...
夢ならよかった
君のにおいも
君の甘く響く声も
幸せな思い出も
やわらかな肌の感触も
優しさも
誤解の後の笑顔も
いつか教えてくれたこと その全てが
夢か それ ...
不安が見に染み付き
視界さえも遮断される
胸に刻まれた「D」の文字
死すべき為に生まれた俺は
此処で朽ち果てるのか
深海を歩いているような
息苦しさ
先は何処だろうね
呟いても苦し ...
眠って楽になれるかと思ったのに
となりにあなたがいないぶん切なさが大きかった。
となりにあなたがいるぶんさみしさがおおきかった。
なので、
朝食にはレモンを選びました。
細い腕で積荷を忘れられず撫でる、
あなたにはぴったりだと思うのですが。
あどけない思い出は、見ない振りで通り過ぎ
ることを許してくれな ...
A 以前ね、知り合いの女の子の髪型が変わっているのに気づいて、
「髪型変えた?」ってなにげなく聞いたのよ。
そしたら、その娘がえらく怒りだしてね、ビックリしてしまった。
話を聞くと、なんで ...
FREE DOM*
フリーダムって知ってる?
フリーダムって
自由って意味だよ
自由って
縛られてる人にこそ有効な魔法の言葉
縛られていると勘違いしてい ...
ほのぼのした顔で
有るったけ ふみにじり、
思う存分に略奪して
走り去ろうと
する
と、
足に纏わりついた母
「行かないでおくれよ
なんて云うので
「ああ、そう
お腹 ...
駅に着いたら
花を買うよ
君におくる花
和の心を重んじ平和な世の中に産まれた事に感謝し
田植えをしている姿を列車の窓辺からみながら
さまよい続けている自分と照らし合わし
んーんと自分を知ろうとし
好きな人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
歪み
衿野果歩
自由詩
5
07/2/13 14:40
ラプソディ・オン・ザ・ムーン
大覚アキラ
自由詩
3
07/2/13 13:35
無関係
山崎 風雅
自由詩
8*
07/2/13 13:28
「 きみへの太陽。 」
PULL.
自由詩
12*
07/2/13 12:50
( 空ノ声 )
服部 剛
自由詩
8
07/2/13 12:43
わが実験艦シュレスヴィッヒ・ホルスタイン
大村 浩一
自由詩
10*
07/2/13 12:40
冬の銀河
ぽえむ君
自由詩
12*
07/2/13 12:06
告白
優飛
自由詩
6*
07/2/13 11:58
SATP.Vol.9,「 簡単に、おやすみなさい。 」
PULL.
散文(批評...
5*
07/2/13 11:57
家に帰る
水在らあらあ
自由詩
27*
07/2/13 11:49
夏休みの恋人
チアーヌ
自由詩
6*
07/2/13 11:43
詩
あるぺんろー...
自由詩
2
07/2/13 11:28
明るい未来
1486 1...
自由詩
5*
07/2/13 10:36
春は黄色いバスに乗って
未有花
自由詩
12*
07/2/13 10:23
あたしは何もない女だから
ウデラコウ
自由詩
7*
07/2/13 9:32
落ち葉と穴
はじめ
自由詩
1*
07/2/13 7:16
メロディー・ワールド
〃
自由詩
0*
07/2/13 7:16
つぶやきと反省
〃
自由詩
2*
07/2/13 7:15
あおしんじゅ
もも うさぎ
自由詩
31*
07/2/13 4:57
チョコレート
瀬冬翼流
未詩・独白
0
07/2/13 4:42
さっちゃんはね・・
くるす.wh...
自由詩
2*
07/2/13 2:45
普遍の祈り
汀
自由詩
2*
07/2/13 2:01
D
流希-Яuk...
自由詩
0
07/2/13 2:01
体温の温度差
R
自由詩
2
07/2/13 1:59
食卓
霜天
自由詩
10
07/2/13 1:34
イジメとエリオットと超サディストであるぼく、んなこたーないと
んなこたーな...
散文(批評...
4*
07/2/13 1:18
FREE DOM*
李恵
未詩・独白
0
07/2/13 1:16
かよわき人々
atsuch...
自由詩
11*
07/2/13 1:07
慕情
udegeu...
自由詩
0
07/2/13 1:03
平和な日常
Direct...
自由詩
6*
07/2/13 0:57
5812
5813
5814
5815
5816
5817
5818
5819
5820
5821
5822
5823
5824
5825
5826
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
加筆訂正:
( 空ノ声 )
/
服部 剛
[07/2/13 13:08]
節々を推敲しました。
あおしんじゅ
/
もも うさぎ
[07/2/13 5:03]
行間をいじるのが好きです
かよわき人々
/
atsuchan69
[07/2/13 1:11]
昨日2度投稿し、削除。3度目の正直?
6.83sec.