想ってること
すべて言葉にして
誰も傷つけない人間
になりたいなんて
大それたこと
本気で思ってたんだ
いまはそうはいかない
年老いて
いろんなもの手にして
その数かそれ以上 ...
居酒屋を出て夜中家まで帰るあの感じがあの日君の家の前でおやすみのキスをして帰った感じと似ているんだ。
煙草を吸った後に残るあの味が煙草の火を灰皿に擦り付けながら突然くれたあの日のキスの後広がった味に ...
窓ガラスの向こうで夜景が飛んでいく
暗闇の中で街明かりが僕らの後ろに流れていく
鉄と鉄が擦れ合う音が耳の奥底に響く
低音、高音交じりの不快な声が耳元を走り去る
右から左に抜けて、残され ...
「卵冷蔵庫にあったっけ?」
「分からないからとりあえず買っておこう。」
計画性の無い二人が
買い物に出掛ければいつもこの調子
「ミルクとビターどっちがいい?」
「どうせだから両 ...
持ち物は命だけ
不愉快な覚醒が
北寄りの強い風で更に増して
両手の無意識がコートのポケットを探す
ひんやりとした裏地や
捨て忘れた入場券に
指先は触れているが
今はそれより風から逃れたい
月 ...
春の匂い する時 一番良い季節 桃の花 お祝い しましょ 節句 楽しみましょ お内裏様 ...
僕は、毎朝
市民農園で育てた
形の悪いニンジンで笛を作る
ウサギたちが楽しみにしているのだ
僕は、ウサギたちの喜ぶ顔が見たくて
苦心して笛を作る
リードのところなんて、ウサギたちの
...
胎児のような寝相も
遠い記憶のせいだとか
僕はひざを抱えて眠る
それが一番楽な姿勢なんだよ
間接がすっきりおさまって
頭からつま先までが一つになる
そう 一個の人間にな ...
僕は売れない粗忽な詩人さ
今日も道端でビニールシートを広げてサインペンで紙に書いた詩を並べて詩を売る
通りすがりの人達にいつもケラケラと笑われている
そんな奴らを横目に僕は大声を張り上げて詩を売 ...
この穴は
呼吸するための肺でもなければ
脈打つ心臓でもない
だが確かにこのあたりにある
何も無いすきまが、ある
手が、文字を打つ手が震える
ガタガタと歯が音を立てる
...
ちろちろと赤い舌?
いいえ、あれは小さな炎
黒土の下にはずっしりと火種
気化しているのはいのち
それとも、みらい
ぽっ
ぽっ
炎色反応はやがて
リチウムの赤から橙へ
橙から黄、黄色か ...
ぼくらは詩人 時代の申し子
一家言あるぞ いわせろ
ほんしつてきにじゆうなぼくらは
こっきとかこっかとかをひていする
でもむかしのえらいしじんとか
むかしのえらいしそうかとかは
え ...
ある雨の日に
ある雨の町を歩き
ある雨の音を聞きながら
ある雨の匂いを嗅いだ
吉祥寺のサンロードとか言ったっけ
あったのは映像と音声それと自分だけで
...
必要だとか
必要でないとか
そんなことではなく
辺りいちめんを
もう思いっきり吸い込んでみる
日々にやさしいものは
いつでも君の近くにある
目を凝らして
耳を澄まして
鼻を利かせ ...
玄関のドアーを開けると
宇宙が立っていた
寒そうにしていたので
中に入れてあげることにした
宇宙は喜んで
宙返りをしながら
家の中を転がって入った
飲み物を用意している間
宇宙はバナナ ...
孤独の淵へと自ら追いやって
静かに 静かに
塞いでいく
体中が痺れている
感覚が徐々に失われて
全てを忘れてしまいそう
それこそが幸せなのだと誰かは言った
信じることで救われる
そ ...
冷凍された朝っぱらっから起き抜けの伏臥上体反らし
早朝ラジオ体操の伴奏は馬頭琴 日を捲ればカーテンも替わる
新聞配達の急ブレーキでささくれた季節が蛇になって脱皮する
洗顔 歯磨き ヘアセット ...
キミの大きな出べそと握手をして
今日から 鬱に入ろう
それはそれは 颯爽で
新鮮な野菜たちの頭を
食べさしの歯形だらけに
してやるのだ
豆腐で顔を洗え
おから王子 ...
用も無いのに
あなたの名前を呼びたくなるの
どうしてだろうね?
眼の前にいたって
ホントにそこにあなたが存在するか
確かめたくなっちゃうの
私なんかの傍にいてくれる
理由 ...
ギリギリ感バリバリ
えばってんじゃねぇ
エヴァってもねぇぜ
大きいオトモダチはいねぇ
頑是無きお社会シャーウッド
戦争ゴッコはコンテニュー
首斬られても放浪ナイズド
ツウ好みなるペダ ...
冷やしたコーラじゃ炭酸のトゲが突き刺さる
それで思わず涙を流すわけだが
だから あったか〜い コーラが飲みたい
ベッドに寝転んで
何もせず夢想しながら
二酸化炭素の雲で曇った ...
ただひとつ言えることは
私を
支えられるのは
死者だけだということだ
生は
やがて消えゆくけれど
死者は
私を裏切らない
心変わりも
たぶんしない
私は
幸せにな ...
ひりひりとした
風と陽に身をよじり
花は
雨になった
肺の猫は鳴き
骨の猫は眠る
子らは
傘をさがす
世界が
背負われたものになり
歩みとともに ...
てのひらに乗る
私の星空
部屋に広がる
無数の星
本物じゃないのに
泣きそうになる
からだの奥が
しんとしてくる
僕が引っ張った細長い糸で
この世界は朝になる 夜になる
淡いオレンジの夕焼けにもなる
パチン
パチン
パチン
ここは確かに僕の部屋だ
だけど全てが違うセカイ
こ ...
アウトサイダーな空間を
ひょいとのぞいたことから
サーバーを介するつながりをもつことになった
実際より10才も若く
ふるまうカノジョは
サザンが好きなかわいく淋しい女性だった
年齢 ...
淡い恋色の月の浮かぶ
...
本当に好きなら
簡単に拍手なんかしちゃだめだ
何度も何度も読み返して
本当に好きだと思った詩に
拍手を贈るべきだ
そうじゃないと
ほんとに好きな人に言う好きが
...
真っ暗な部屋で
あなたの声を聞こうったって
聞こえてくるのは
窓の向こうの
道路を走る車の音と
時計の針の無機質な音くらいで
他に時々聞こえる音ってのも
ぼく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
湖のむこう
水中原動機
自由詩
0
07/2/17 15:50
部屋でひとり想う.doc
K+A
自由詩
2*
07/2/17 15:28
終着駅
海月
自由詩
5*
07/2/17 14:50
スーパーマーケット
1486 1...
自由詩
10*
07/2/17 13:29
のさばる
山内緋呂子
未詩・独白
5*
07/2/17 13:08
ふゆのさかな・2
銀猫
自由詩
25*
07/2/17 13:06
桃の節句
あるぺんろー...
自由詩
1
07/2/17 12:54
ニンジン笛
シリ・カゲル
自由詩
10*
07/2/17 12:12
「からだの記憶」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
5*
07/2/17 11:41
神聖なる詩
はじめ
自由詩
3*
07/2/17 11:32
身体のなかの穴
うにかぜ
自由詩
0
07/2/17 11:19
創書日和「炎」 スケッチ/春
北野つづみ
自由詩
6*
07/2/17 11:16
ひのまるばんざい
知風
自由詩
1
07/2/17 10:06
(ある雨の日に)
草野春心
自由詩
0
07/2/17 9:26
深呼吸
Tsu-Yo
自由詩
4
07/2/17 9:07
宇宙
ぽえむ君
自由詩
8*
07/2/17 8:29
SILENT SORROW
流希-Яuk...
自由詩
2*
07/2/17 8:08
Comme A La Atget
人間
自由詩
1
07/2/17 5:11
玉ねぎ
ヨルノテガム
自由詩
2
07/2/17 4:27
こっち向いて!
優飛
自由詩
4*
07/2/17 3:08
Sweeeeeeeettttttt!オ・レ!!
知風
自由詩
1
07/2/17 2:31
ホット・コーラで涙は出ない
ゼロスケ
自由詩
6
07/2/17 2:06
MOON
uminek...
未詩・独白
4*
07/2/17 1:52
ノート(43Y.2・16)
木立 悟
未詩・独白
0
07/2/17 1:48
大人の科学2
weed &...
携帯写真+...
4*
07/2/17 1:33
オレンジの黙示
青の詩人
自由詩
0
07/2/17 1:27
メル友HOLIC
渡 ひろこ
自由詩
6*
07/2/17 1:26
淡い月と魚
青の詩人
自由詩
5+*
07/2/17 1:24
拍手2
〃
自由詩
0
07/2/17 1:20
そんなこんな
導
自由詩
1*
07/2/17 0:48
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
5810
5811
5812
5813
5814
5815
5816
5817
5818
5819
5820
5821
5822
5823
5824
5825
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5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
加筆訂正:
( 空ノ声 )
/
服部 剛
[07/2/17 10:52]
1ヶ所誤字があったので訂正します。
そんなこんな
/
導
[07/2/17 7:08]
ちょっぴり修正
6.49sec.