哲学的人間

批評子



一日目

 共産党的人間という本を読んだことがあって。内容にはあまり賛成できなかったけれど、作者の文章が印象に残った。
 だけど彼はいう、サルトルなど読 ...
自分にとって大事な物

試してみないと分からない


自分の中に何が埋まっているか

すくい取ろうとしないと分からない


本当に大切なもの

自分の心の奥底に

静かに静 ...
朝焼けは朱く 日暮れは蒼く

染まりたる頬 我には見えず

君が心はあてなくさまよい

消え行く影に我は戸惑う

紡ぐ夢とてかりそめの幻

白き峰にかかる雪すら

死 ...
みなさんどうしてそんな顔してるんですかと
もう猫も言わない
電車はいくつもの死体を引きずって走る
国民みんなにワライダケを月一回配給すればいい
ついでにあんこにくるんで北朝 ...
キミは緑色 


あなたは黄色 



僕は赤色 


この世界を描くとき 


いろんな絵の具が 

必要なんだ 


色は混ぜれば 
...
携帯で山崎まさよし聞きながら家計簿つけるこんな夜中に あきらめることで
自由になれる時もある

あきらめることが
負けることとは限らない

あきらめることで
見えてくるものもある

あきらめることは
悲しいことじゃない

空を見て ...
水色の下

水の中が好き。
人類の起源は海であるし、そうでなくとも生まれる前、羊水の中に私達は漂って生を受けた。
生温い水の中に漬かって、
昔見た近未来アニメのように、心も体も水の中に溶けて ...
保存するのが苦手です
だからいつも散らかっています
途切れてしまった手紙や、
渡せなかった写真や、
他愛もない記憶の欠片が転がっています。

保存するのが苦手です
だからいつも腐っていっ ...
俺が欲しいものは 見付かった

お前には何が欲しいのか分からないだろ
理性も感情も空っぽだな
世俗を認める決意をした歳の俺
風呂場の排水溝を見詰め
「どうせなら楽しめたらいい」と思った
...
たとえその花が
どんなに綺麗であったとしても
どんなにあなたが好きであったとしても
だれもが知っている
だれもが持っている
どこにでもある花では
だれもあなたらしさが見出せない

人は ...
プードルの 無駄吠え夜空に 鳴り渡る


みてごらん あんなところに ひとがおる


かよたんと しずかたんは あんぽんたん


手をかざせば そこは鼻息の 通り道


ゴミ箱 ...
ずいぶん暗くなってきたねこのあたりも

みんな帰っていって誰もいなくなってしまったよ


昔の未来はもっと昼間が長くて眩しかったらしいよ

それでもきっと短かすぎたんだろうね


...
バイクが欲しい
ただ
ひたすら走りたい
私が生まれる前
あなたが走った
遥かかなたの地を

そして
自分の肌で感じたい
あなたを変えたものを
裕福な青年を
歴史的な革命家に変えた ...
昔の自分を振り返り
今恥を知る

ぁあこれで成長するなら
いろんな恥を感じ大人になるなら


私大人になんてなりたくない
これ以上後悔したくない

そう思っても

大人になって ...
「ブルーハーツの”ひとにやさしく”って曲いいぜ!」
とロックを聴かない友達の耳にイヤホンを突っ込んで
無理矢理聞かせてみたら
「この歌はいいけどお前は全然ひとにやさしくない」
と言われた
あ ...
親は髪がなくなって

友達には嫌われ


家以外の場所で
あんなふうに声を出して
叫びながら
泣くのは

はじめてだった


頭にタンコブつくって
吐きそうになりながらも
...
どうせ生きて4,50年
どうせ最後は死んじまう
どうせ俺達有名になれず
どうせ愛は永遠なんかじゃない
どうせダイヤモンドは炭素の塊
どうせみんな灰になっちまう
どうせ性は一人よがりのフェチ ...
夜の真ん中
彼と歩いた

明日が今日に
今日が昨日になる境界線を
並んで越えた


息が白くて

星がキレイで

彼が笑って


あと何回いっしょに
境界を越えられ ...
ブランコの順番を並んで待っている
子ども達の笑い声が響き渡る
傍らで親達は井戸端会議
夕飯の献立で頭がいっぱい

この場所にミサイルは届かない

滑り台で横入りしたと
些細な事で喧嘩が ...
浅はかな哀しみを
どこまでも赦してしまうので
慕っています、
ひとの背を


重ねるような
重ねられるような
だれのものとも知れぬまま
だれにもどこにも
辿り着けずに
ひ ...
目はこころの窓っていうけど
窓からみる眺めはいつもと一緒
あたしの気分次第で色を変える

太陽が燦々と降り注いでいても
なんか白々しい感じがして
底抜けの青空のせいで
自分までからっぽに ...
開け放した窓から聞こえるのは
使い古されたアルトのリズム

磨き上げられた声帯から
心地よく響く祈りの歌

けれどそれは横丁の路地裏で
物乞いをするねずみの音

風のソプラノが濁らさ ...
この先にある物…
栄光か挫折か
どっちが欲しい?

僕は思うんだ
どっちでもいいんじゃないかって
例えばそれが望まない物だったとしても
何も無いよりはマシだろ?

それが足跡 ...
口の赤いこのこ
すぐにテクテク歩きだし
自分でえさをとる毎日
大きな家の広い庭
火をつけてはおこられて。

口の赤いこのこ
カベに向かってすわりこみ
自分語を話す毎日
...
緩んだ口の奥から先へ

しめった空気とともに放り出された

始まりの言葉


広大な海を背中に感じて


深い海を目の先に感じて


身を投じるのは浅くてまくっらな川の中
...
螺旋階段の
回転の
向きを
途中で
変えてごらん

逆さまになった
コバンザメみたいに
張り付いたまま
落下して
こんどは
地面にへばり付いて
いくら言っても
顔を上げようと ...
今日も
寒いから
炬燵に座り
終日過ごした

春の小鳥が
囀って
出ておいでよと
催促したが
鶯が来ないから
まだだよと返事して
スーパーに昨日の
買い物に行く

仕事が済 ...
空腹にて地下五階で殺された-

通勤の電車で色白でお餅みたいな顔をした女子高生とよく同じになる

彼女は池袋まで眠っている



詰め所にて。

代わる代わる雑工の同僚たちが

...
眠く
赤い

鼓動が時刻を刻むように
変化していく

ゆっくりと流れる

何をどのくらいの分量で

街を歩いている時に見た
電信柱の影に隠れるように
置いてある半透明の袋から
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
哲学的人間生田 稔散文(批評...4*07/1/24 16:31
本当に大切なものajisai自由詩5*07/1/24 15:28
朝焼けは朱く 日暮れは蒼く彌月自由詩3*07/1/24 15:18
ちくしょう水在らあらあ自由詩38*07/1/24 15:15
絵の具ユーヘッセ自由詩507/1/24 14:58
真夜中の主婦weed &...短歌2*07/1/24 14:55
海へ未詩・独白007/1/24 14:52
【小説】水色の下R散文(批評...207/1/24 14:24
保存自由詩207/1/24 14:15
十九才の時の俺へ(何が欲しい)弥勒ちんげん...自由詩207/1/24 14:01
人は花を探しているぽえむ君自由詩12*07/1/24 13:31
二十歳川柳2*07/1/24 13:18
Re:Re:Re:Re自由詩0*07/1/24 13:15
バイク野薔薇自由詩2*07/1/24 12:55
・成長過程・はち自由詩207/1/24 12:15
三千世界のA(C)虹村 凌自由詩3*07/1/24 11:54
・麻痺・はち自由詩207/1/24 11:28
夜考えるkei99自由詩207/1/24 10:48
0時、もしくは24時。衿野果歩自由詩4*07/1/24 10:21
公園1486 1...自由詩10*07/1/24 9:51
百花繚乱千波 一也自由詩16*07/1/24 8:44
*窓からみる*かおる自由詩9*07/1/24 7:44
詩に沈むアルトのリズム知風自由詩507/1/24 6:10
ドン!優飛自由詩3*07/1/24 6:02
口の赤いこのこ多久蘭乱自由詩1*07/1/24 5:37
始まりの体ひとし自由詩207/1/24 5:22
螺旋の怪談あおば自由詩9*07/1/24 2:55
小鳥自由詩5*07/1/24 2:20
雑工日記・前編馬野ミキ自由詩9*07/1/24 2:20
赤眠ねなぎ自由詩107/1/24 2:10

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加筆訂正:
【小説】水色の下/R[07/1/24 14:25]
17歳当時に書いた言葉。溶けてしまいそうな夏。彼。
*窓からみる*/かおる[07/1/24 8:25]
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5.61sec.