例えばさ このコーヒーが世界だったとしようじゃないか
コーヒーには なにを混ぜる?
なにを混ぜる?
お砂糖
ミルク
シロップ
そんな感じ
混ぜたらコーヒーはど ...
毎週末、私は長期入院してゐる祖母を見舞ふ。
今朝の祖母は、あまり調子が良くない様子で、口数も少なかった。
私は、いつものやうに、ポータブルトイレの処理をしたり、入れ歯を磨いたり。
一通り世話 ...
あぁ、そうか
僕は僕だったんですね
気付いてしまいました
つまり僕は今まで
僕を演じていただけで
なんていうのか
僕自身が勝手に
ありもしないドラマを
でっちあげて
{ルビ存 ...
何度も塗りかさねた
漆の重箱をデリケートにひらいて
広がるのは非日常の香り
静謐であるもラグジュアリー
つみかさねた格式で
心の隅まで満たされる
そんな ...
衛星カメラに映し出されたのは
列島を取り囲む工事現場の赤色灯。
そのせいあってか、今夜はとても静かです。
うららかな朝、もぎたてのフルーツを片手に
ひとひらのハムを齧りながら、この文章を書いています
新幹線が猛スピードで目の前を通過しては走って来る
のを縁側にポツネンと腰掛けて、ぼんやり一日中ながめ ...
それを描くためには、鉛筆では華奢すぎる。
骨はどうだろう?プラトンは幼少期、
クレヨンのかわりに指を、死んだ死刑囚の
指を与えられた。彼は作品を完成させるまで
幾度となく指と会話した。わたし ...
【ア段】
愛していると仰るの
買われましたと言い返す
去り行く今夜違う背中
たちんぼの我を見つめよ
泣き言啼き声なんでも出せる
はめられるのかはめ ...
外見ばかりで判断しないでほしい
こんな僕たちだって
日々を頑張って生きてるのだから
故郷には昨年体を壊したお袋を残し
単身乗り込んできた大都会
のまれるほどの交差点のなか
ふいに思うは何時かの木の香り ...
僕が応援したところで
あなたの人生は
変えられないでしょう
でも・・・
もしもあなた人生を
あなたの可能性を
ちょっとでも
変えられるよう ...
街灯で出来た僕の影を、後ろから出てきた新しい僕の影が追いかけ、でもけして追い越すことが出来ないでいるのを見ながら、僕はオレンジ色の夜道を歩いていた。
家までの道のりを歩いてきてここまで何分くらいの時 ...
野も町もかなしく震えるので、
ろうそくの火のような、
さびしさを灯し、
生きものは尖っていく、
のだと思う
夜通し続いた嵐が過ぎ去った、朝、
生きものたちは、
消え入りそうに、ほ ...
真夜中は部屋の小さな隙間からやってくる
なにも味方につけずに足音もさせずに入ってくるくせに
誰の目にも留まるようにわざとらしく大きく泣いて見せたり
吐息を漏らしたりしてここに大きな存在がい ...
幸せは、
と書きはじめようとして
私はそこで言葉に詰まって開き直る
敢えて語るほどのこともない 私は幸せである
自分の心が決める
とは誰が言った言葉だったか
それはなんだか
壁にかか ...
悲しみが一つ
悲しみが二つ
数えだしたら、切りがないので
数えてみるのを
止めてみました
嬉しいこと
悲しいこと
切ないこと
苦しいこと
生まれてから幾つ
楽しかったこ ...
深夜に太陽が昇る
俺は頭に血が上る
まだまだ、自分の宿命を見つけることできず
モラトリアムな時を過ごす
あちこちに回る街には
それぞれのドラマがあって
知る由もなく
...
止まりますか?
進みますか?
アズユーライク
もしも進んだら
パトカーに見つかって
罰金を請求されるかもしれない
もしも止まったら
後続車に追突されて
鞭打ちに ...
線路脇の小石を濡らす黒い雨
焦げ臭い騒めきに揺らぎ
くしゃみの止まらない僕
感じる間も儚く手放してゆく微睡み
翻して僕は
二月の呼び声へと駆け出す
湿った呟 ...
コンシェルジュリーに棲む女
人は醜女の心を持つと言う
不能の旦那の種で生まれた
愛しき結晶を抱いている
コンシェルジュリーに棲む女
愛した人が手を差し伸べる
掴めぬのか
...
もう話さない
交わらないって決めたんだ
携帯からも
キミの記憶を全部消して
全部…全部
消そうとしたよ
だけど残ってた
弱い自分が
そこにいた
心のど ...
カスタマイズされたソリューションたよるとき僕の心はちりがみのおもさ
ぬくもりはきごうにもなれず五本の指は希望になれず沈黙
帯電する詩突き動かす声は形にしたときだけ信ぜず
二十四時間耳 ...
裏小道吐く息白く見上げれば黒画用紙に散るグラニュー糖
ダイバー集まれ!
スクーバダイビング好きな皆さん、ゆったり語りましょう☆
ダイビング中の面白い話とか、マンタ遭遇報告などなんでもアリです。
体験ダイビングの感想やスクーバライセンス取得の報告 ...
川上の天つ風岩砕き瞬きをすぐさま白き波血の気立ち
ひむがしの蜜蜂通ふ百合雄花白く泣く故甘き蜜出づ
烏子は来にけり去りにけりおはじきに足くじきつつと童の歌ふ
けぶり香の膜に ...
芳しい花
空に舞う鳥
戦ぐ風
満ち足りた月
この世の理の中
研ぎ澄ませて ききなさい
青の せせらぎ
青の こきゅう
青の ざわめき
青の 鼓 動
研ぎ澄ませて ききなさい
牛乳の海から鶏ではない鳥が生まれた
実際に見てはいない
人づてに聞いた話
本当のことを言うと思うな
善人面した悪人がお前の芯まで食いつくし
真実なんか見えなくしてしまう
笑顔の向こ ...
お昼時しか食べられない
よし牛の牛丼
なんだか
味が変わったような気がする
不思議だよね
東京タワーは郵便ポストより真っ赤だし
飯倉の交差点には
いつも機動隊の車両がとまっている
交差 ...
夜なきをしていたうちのわんこ
とうとうお空のわんこになった
朝仕事に行く前に地面に眠る彼を見て
ああ、いってしまったと唐突に思った
鎖につながれたこの古びた家の狭い庭から
足取りも軽く
広 ...
天井から降りてくる輝きは
いささか砂糖のように
甘くまろやかというべきか
幾重もの光と
何層にも重なり合い
反射し
刻を遅らせる魔法を僕にかけ
静寂の中に たおやかで
かつ 控えめ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こーひーわーるど
朱桜天 遊雨
自由詩
3
07/1/21 8:50
祖母の肛門に指を突っ込んだ日
三州生桑
未詩・独白
4*
07/1/21 8:18
エキストラ
優飛
自由詩
4*
07/1/21 5:51
スニフ
明日殻笑子
自由詩
5*
07/1/21 3:42
イリュミ・ネーション
プテラノドン
自由詩
5*
07/1/21 3:10
南極通信2
ツ
自由詩
1*
07/1/21 3:06
「real」
プテラノドン
自由詩
5*
07/1/21 2:48
かしらもじ
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/1/21 2:41
ナマケモノの帰省ラッシュ
イヴ
自由詩
0*
07/1/21 2:36
おおきなかべをこえるとき
ユーヘッセ
自由詩
3*
07/1/21 1:58
落し物
水町綜助
散文(批評...
3*
07/1/21 1:55
生きものって尖ってく感じがする
青色銀河団
自由詩
4
07/1/21 1:44
訪問される
楠木菊花
自由詩
4*
07/1/21 1:41
69、幸せ 【しあわせ】
雨宮 之人
自由詩
4*
07/1/21 1:40
忘れんぼう
渡邊永遠
自由詩
6*
07/1/21 1:18
眠りたい
山崎 風雅
自由詩
9
07/1/21 1:16
黄信号
1486 1...
自由詩
5*
07/1/21 1:07
最終電車
松本 涼
自由詩
5
07/1/21 0:51
コンシェルジュリーに棲む女
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/1/21 0:36
想い、思い出。
ユーヘッセ
自由詩
3*
07/1/21 0:13
カエルくん手紙を待つ
イダヅカマコ...
短歌
2*
07/1/21 0:05
寒空
橙午
短歌
3*
07/1/20 23:58
ダイバースレ
過去ログ倉庫
07/1/20 23:55
白く泣く
ふもと 鈴
短歌
3
07/1/20 23:44
花鳥風月
狗の骨
自由詩
0
07/1/20 23:13
地の果て
し ん
自由詩
6*
07/1/20 23:04
噂
暗闇れもん
自由詩
1*
07/1/20 23:04
クロスロード
恋月 ぴの
自由詩
24*
07/1/20 22:53
うちのわんこ(2)
暗闇れもん
自由詩
2*
07/1/20 22:47
君の温度、僕の涙
し ん
自由詩
7*
07/1/20 22:33
5808
5809
5810
5811
5812
5813
5814
5815
5816
5817
5818
5819
5820
5821
5822
5823
5824
5825
5826
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
加筆訂正:
69、幸せ 【しあわせ】
/
雨宮 之人
[07/1/21 1:41]
2007.01.07初出。少しだけ改変。
7.85sec.