照る照る坊主が
首吊り人形に見える
雨
ママの姿
パパの姿
照る照る坊主
首吊り人形
呼んでも起きない
だらん
だらん
音が聞こえてきそう
...
氷から伸びた影は
夕日に暖められて帰りました
長くゆっくり ほら長く
君は甘い物が大好きだから
尻尾の部分は僕が食べるよ
それで君が満足するなら
君が風邪を引いた時には
掃除当番を交替するよ
ゆっくり休んで元気になってね
手を繋いで道を歩き時には
...
水を失った魚が 一匹
乾涸びた大地の上で 悲しみの涙を流す
誰にも気付かれないんだ
ただ 必死に呼吸をするけど 水が無い
水を失った魚の瞳に 青空が映る
でも魚は 鳥 ...
返答があるわけでは無く
届くはずも無く
それでも貴方に向けて
「さようなら」
と呼び掛けました
あたしの声が届き
貴方が振り返ってくれることを
心の何処かで期待しながら
そんな ...
どうして貴方と出逢ったのだろう
恋に落ちるためだと
幸せになるためだと
何の疑問も抱かず信じてた
貴方と出逢えて良かったと
心からそう思っていた
時は流れ
想いは風化し
...
見知らねど行き着く場所はここにある
夢見て君を連れた北国
いつのまにか眠った僕の携帯に
隣の君から夕陽の小樽
真綿色の雪があまたの恋に染み
冷たい北の印 ...
僕は簡単に逃げ出す性格だ。
そして薬を飲んで
簡単に死んでしまったみたい。
気が付けば
真っ白な雲の上だった。
あらら。
マジで死んじゃった。
頭をポリポリかいてると
...
荻窪の町には昔ながらの駄菓子屋がまだあり
自分の足音がちゃぁんと聞こえてくるのです
ゆっくり道端の雑草や花に目を向けたり
空を音もなく区切る電線に止まるすずめを数えたり
荻窪の町には年老いた夫 ...
「修行」
午後には温かくなる体
ベビーピンク の爪の肌
血が通いましたよ 私
今日も祈るように手を合わせ
指先に軽く接吻する
上瞼は慈悲深く閉じられて
朝靄の消え行く間に ...
寂しがりを卒業しよう
手を離して前を向いて
僕は歩き出そうとするのに
どうして君は袖を掴むの?
ねえ、まだ起きてる?
くたくたに疲れたよ
朝から晩まで働いて
晩から夜中まで働いて
もう限界
目が見えないよ
耳が鳴るよ
腕が震えるよ
足もがたがただよ
何もいら ...
昨日とゆう過去
一時間前も過去
一分前も過去
一秒前も過去
もう二度と戻らない
時間とゆう平等な歴史
降る結晶
白く
ただ白く
消えないように
触れないように
壊れないように
溶けないように
白は光と出逢って
銀を一寸
後には何も残らない
それでも あの銀は
僕の心に ...
今日はたくさんある荷物の
買い物袋くらいのが下りました。
少しだけ生き返りました。
たぶん熱を出しました。
気付いたら夜だ。
久しぶりに
何だかずいぶんとうまくない夕食でした。
頭が痛く ...
夜中に仔猫が鳴いている
さぞ寒いことだろう
行き交う人は皆孤独のコートを纏い
白い息を吐きながら雑踏に消えていく
乾燥するのは肌だけでなくて
心まで乾燥していく
まぎれも ...
新宿
の高層ビル群に挟まる
日曜どこに行くあてもないまま
無気力な形で歩いていたら
信号機に拒絶されたので
小さな「あ」を呟くように口を開けていると
機械化されたすきま風ばかり流れ込んで
...
それって秘密だよ
思わせぶりに微笑んだ
あなた
ドラえもんじゃないくせに
ポケットから何やら取り出しては
桜の木に振りまきはじめ
(まだまだ寒いよと眠ったままなのに
まだかまだかと貧乏揺 ...
なににも負けない柚子の香りにひかれて
家につれて帰った
冬なのに
ここには
まだ雪が降らない
一度も白を見ることもなく
この季節が過ぎてゆく気がする
寝ぼけた春を思い浮かべて
重たい気 ...
助手席に座って流れる景色を眺めていた
運転席では母が久しぶりの運転をしていて
トンネルをくぐると
そこには雪が積もっていた
途中から
空から雪が降り出して
こうでなければ冬でない
な ...
私は時々
雑踏の中へと
足を運びます
人々の声と
足音と
それらのざわめきから
あなたのささやきが
生まれてくるようで
太陽の熱で
大地から水蒸気が昇り
その粒は集まって雲 ...
星を見つめれば
今までの自分が
とても弱く見えてしまうけど
それは自分の心が広くなったから
海を見つめれば
今までの自分が
とても狭く見えてしまうけど
それは自分の心が深くなったから ...
ダイエットコークを飲む。
お茶だとなんだか味気ないから。
ダイエットコークを飲む。
炭酸と甘い味でシュワっとしたいから。
ダイエットコークを飲む。
普通のコーラはカロリーが気になるか ...
ブドウです。
世界一を目指しています。
何の世界一といってブドウの世界一です。
最もブドウでありたい。
そう思います。
一房としてではなく
一粒として
世界に君臨したいと思います。
...
子供の頃
僕の住んでいる街に薄汚い工業都市だったけど
老舗のデパートが一軒だけあって
母に連れられて買い物をした後で
いつも階段の下の小さなフロアーにある
赤い看板のスタンドに立ち寄るのが
...
泣いていたわけじゃない
でも泣いていると思われた
両腕に抱えきれない
沢山の華に潰された
泣いていないと否定をしても
心に生まれた
小波に揺れる
私の横顔は
濡れていた
...
月があまり高くに上ってしまって
僕らを照らしてくれないので
24時間営業のコンビニやら
ひっきりなしに通る自動車のヘッドライトやら
消し忘れられた風情の街路灯やら
そういうもので夜を過ご ...
横たわる 美しいひと
真っ白な肌には よく赤が映えるね
苦しみを,今終えたの?
生きることに疲れたのかな
一番愛しくて 一番憎かった
僕の ...
お日様にたっぷり干した
ふかふかのお布団くらいの
ホットケーキを焼いて
十匹の虎が走り回ったくらいの
たっぷりのバターをのっけて
お風呂に張ったくらいの
たっぷりのはちみつをかけて
いち ...
目の前にするとき
まるで舞台上で スポットライトで
照らされているように 私たちは
鍵なんて探して ポケットをまさぐって
見上げれば月が明るくって
まるで孤独で 砂漠のただ中にいるみたい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨、照る照る坊主
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/1/13 1:42
橙
ふく
携帯写真+...
2*
07/1/13 1:33
たい焼き
1486 1...
自由詩
5*
07/1/13 1:22
さかな
オズ
自由詩
3
07/1/13 1:12
さようなら
綿花
自由詩
3
07/1/13 1:11
何故
〃
自由詩
3
07/1/13 1:00
北国にて
Rin K
短歌
18*
07/1/13 1:00
じいさん
ごまたれ
自由詩
22*
07/1/13 0:48
ないしょのお話。
プル式
自由詩
8*
07/1/13 0:29
気功師になれるかもしれない
千月 話子
自由詩
13*
07/1/13 0:24
記憶のかけらは月に忘れて
プル式
自由詩
4*
07/1/13 0:23
ロングキス グッドナイト
うめバア
自由詩
9
07/1/13 0:21
時間
Direct...
自由詩
11*
07/1/13 0:20
雪
狗の骨
自由詩
2
07/1/13 0:17
気付いたら夜なので
桜
自由詩
2
07/1/13 0:16
人間交差点
山崎 風雅
自由詩
14*
07/1/13 0:16
日曜、新宿にて
夕凪ここあ
自由詩
6*
07/1/13 0:13
さくら
恋月 ぴの
自由詩
43*
07/1/13 0:06
蒼カビが生えたらさようなら
蒼木りん
未詩・独白
6
07/1/13 0:05
創書日和「雪」
イズミナツキ
自由詩
3*
07/1/13 0:01
ささやき
三条麗菜
自由詩
17*
07/1/12 23:41
君を見つめれば
ぽえむ君
自由詩
11*
07/1/12 23:13
まわし者ではありません。
もののあはれ
自由詩
9*
07/1/12 23:00
ブドウ・メンタリティ
ブルース瀬戸...
自由詩
5+*
07/1/12 22:46
もう一度だけだべてみたいあのホットケーキー
ジム・プリマ...
自由詩
8*
07/1/12 22:36
灰
T’s
自由詩
1*
07/1/12 22:15
暗い夜
A.おじや
自由詩
4
07/1/12 22:13
死
憂
自由詩
1
07/1/12 22:10
ホットケーキにはちみついっぱい
ふぁんバーバ...
自由詩
14*
07/1/12 21:42
67、扉 【とびら】
雨宮 之人
自由詩
5*
07/1/12 21:41
5824
5825
5826
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
加筆訂正:
67、扉 【とびら】
/
雨宮 之人
[07/1/12 21:42]
2006.12.20初出。少しだけ改変。
6.11sec.