1.我求む 君の自由と
君の愛 君を狭めて 我を止どめて
2.夜明けまえ コートとブーツで
駆け出して また始まったよ 君を思う日
3.対話から すべて ...
デリートで明日を消しては描き直す
こんなはずじゃないこんなはずじゃない
二度バックスペース押しておとといの馬券を買ったのび太にやける
リターンでちゃんと区切りをつけなくちゃ ...
エジプトに行った。
二週間行った。
世界遺産ピラミッドの佇む地ギザでは。
乗ろうとした駱駝の口が超臭かったから。
気持ちが萎えて結局乗らなかった。
駱駝は怒ったのかツバを飛ばしてきて靴につい ...
ある日のことでした。
空に住む太陽君がふと下を見ると
可愛らしい雪の子が遊んでいました。
ドキン!
太陽君は赤い顔をもっと真赤にして
雲の陰に隠れてしまいました。
「危ない危な ...
風は暗がりから吹く
私の影は滴りつづける
誰も居ない
かつて誰かが居たかもしれない
そのわずかな痕跡も
とうの昔に温度を失い
記憶を失い
頭上には黒い星座たち
ただ脳裏 ...
戦士が魔法を使えないのは
拳に力を注いだからで
肉弾戦における破壊力は
他の者の追随を許さない
魔法使いの力が弱いのは
勉強に時間を費やしたからで
防御力の高い魔物も
強力な呪文で一 ...
赤 青 黄 緑と
流れゆく風景が
私には 見える
葛藤をくりかえしながら
私は資本主義の街角を 曲がる
私も三十を越えて
多少ズルくなった
でも
生きる途中でなくしたもの
得たも ...
有名になったヤエモンを
無理矢理走らせて
耐用年数超過した
鉄橋から突き落とす
お人形の
機関士と機関助手は
可哀想に殉職し
みんなの涙を絞り取る
橋のたもとには小さな碑をつくり
花 ...
{引用=
それは
おーとくちゅーるみたいに
ぼくの手に
ぴったりだった
おずおずとさしだされた
きみの手は
}
友達ってほどじゃない
それくらいの知り合いの
彼氏と知り合いになってしまった
彼女を知り合いだと
言いそびれた
ヤバイと思ったのは
見た目がタイプだったから
小柄な体のバンドマンで
ギ ...
角を曲がると
小学校
目の前に
小さな文房具店
信号が変わるのがいつも遅い
大きな道路への抜け道
自転車も足早に過ぎ去る
空は青く
遠い
いくつもの別れ道
何度も間違った
家に帰 ...
冬の暖かな陽光で
包むように
あなたに寄り添う
旅立つ前に
残せるものと言ったら
うまい棒半年分
半年待てば会えるの?と
今日もとてとてまた一本
もう私には ...
遠のいてゆく「ダイアローグ」
深まってゆく「モノローグ」
弱まってゆく「時」の律動
高まってゆく「空」の波動
「旧い年」を葬ったというのに
縮んでゆく「肉」のかたまり
「新しい ...
改札口の向こうで
ピアノに蟻が集っている
きっと甘いんだろう
ハモニカを忘れてきた駅員が
時刻表に小さな落書をする
間もなく秋が来るのに
量が足りてないのだ
まだ君と僕とが出 ...
窓を揺らす透明を
娘たちの時間はすぎて
雪のなかの双つの道
どこまでも淡く
双つの道
青に添う手
剥がれる陽
いとおしさ 望みのなさ
左の目にだけ降りそそぐ
...
{引用=よだか、かあいそうよう
かわうそうよう}
四歳のわたしは協会で泣いた
よだかを想って泣いた
かあさまが牧師様に頂いた絵本を
わたしは涙でくしゃくしゃにしてしまった
十八歳は ...
白々と夜が
夕焼けに良く似た光を放ちながら
ゆっくりと明けていく
僕は
お酒を呑んでいる
眼も
喉も
掠れているから
今は君に会えないな
公園 ...
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく
時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ...
もしも言葉の通った道が見えるなら
どんな風なんだろう
くもの巣のように四方八方に広がってゆくのかな
それに引っかかりもがく人々
細く鋭くきりのように真っ直ぐ伸びてゆくのかな
刺し通さ ...
合掌をしていただきます
生きるために
その命をいただきます
博愛主義でも
食べなければならないのです
わたしの肉じゃがは
一年前とはくらべものにならないくらいに
旨くな ...
ねえ、あっち見て
どこ?
あっちだよ
あっちってどのへんのあっち?
ほらあの島の右のほうをずーっと沿って見て行ってみ
あの島?
うん
島の右かぁ・・・・ なん ...
永遠の名犬へ
キャンパスに落ちる
ポプラの影に憩うスヌーピー達は
いつだって人なつっこい
冬の日だまりのようなぬくみで
黒目をさらに大きくして
誰かに駆け抜ける
窓ごしに見 ...
別々のスピーカーから惑わしている。
ジャコとピアソラの軸がかみ合わぬ。
ヌードデッサンを始めた頃は。
眼球に松脂が染み込んだ。
シンバルを割れば帰結だろうか。
彩敷なるままに。
漆喰を ...
太陽が昇りだすころ
私は電車に乗っていた。
そこにはいろいろな人がいろいろな目的で電車に乗っている
出勤途中の疲れきったサラリーマン
大慌てで、危篤の母に会いにいく人
昨夜彼氏に振られた ...
第一回はこちら→http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=25790
開催期間
平成19年1月4日から9日(終了しました)
参加方法
...
重力の捕われのここでは
二人が落ち着く位置を決めるのは
難しかった
ミルクの肌の君に 溶けていった
The light was dimmer
The night simmered
...
毎週土曜日に
公園のベンチに座って
いつも本を読んでいるあの娘
しなやかに伸びる黒髪
透き通るような白い肌
どこか寂しげな横顔
時々となりのベンチに座って
本を読んでみた ...
自らの矛盾に目を瞑っていけたら素敵だね。
自らの基準を信じていけるなら素敵だね。
築かないなら救われる。
気づかないならそれは罪。
自らの知識をもって周りを無知とするならば、
その無 ...
幼い頃に広かった幼稚園の庭。大人になって訪れると
不思議なほど狭くなっていた。密かに憧れていた保母
さんは、ふたりめの赤ちゃんをだっこして。お腹の太
ったおばちゃんになっていた。
年を重 ...
ねぇ分かる?
あなたの隣で
メールを打ってる娘
ダルそうね
肘なんかついて
あなたは
またメールかとうんざりするの
と思ったら何か自分の非を探したり
友達とか彼氏といる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ほぼ恋愛歌
九谷夏紀
短歌
2
07/1/13 20:15
キーボードにも言いたいことが
歌乱亭カラス
短歌
2*
07/1/13 20:09
旅先にて駱駝の口を臭う。
もののあはれ
散文(批評...
7*
07/1/13 18:31
太陽君と雪の子
愛心
自由詩
2*
07/1/13 18:28
黒い星座
塔野夏子
自由詩
10*
07/1/13 18:20
RPG
1486 1...
自由詩
9*
07/1/13 17:24
街角
渡辺亘
自由詩
1*
07/1/13 17:21
機関車
あおば
自由詩
15*
07/1/13 16:35
モード
青色銀河団
未詩・独白
2*
07/1/13 15:34
知り合いの彼氏
チアーヌ
自由詩
6
07/1/13 15:10
奇跡
〃
自由詩
10
07/1/13 14:57
遺産
アザラシと戦...
自由詩
4
07/1/13 14:24
冬のこだま(二十)
信天翁
自由詩
1
07/1/13 14:20
制度(駅の周辺)
たもつ
自由詩
17
07/1/13 14:11
冬鳴 Ⅱ
木立 悟
自由詩
6
07/1/13 13:40
夜鷹
士狼(銀)
自由詩
7*
07/1/13 12:34
君
yoshi
自由詩
1*
07/1/13 11:26
時に逆らって
ぽえむ君
自由詩
22*
07/1/13 10:35
「言葉の通った跡」
広川 孝治
自由詩
4
07/1/13 10:21
肉じゃが
小原あき
自由詩
19*
07/1/13 8:20
あっち
hiro
自由詩
2
07/1/13 7:59
Ⅱ 自動筆記
soft_m...
自由詩
5*
07/1/13 4:57
Ⅰ 自動筆記
〃
自由詩
3*
07/1/13 4:55
気づかれていない場所
hiro
自由詩
2
07/1/13 3:25
第二回批評祭!!
過去ログ倉庫
07/1/13 3:19
Milky Silky
クリ
自由詩
1
07/1/13 2:40
マリア
優飛
自由詩
5*
07/1/13 2:25
蛙でいらずんば
R
自由詩
1
07/1/13 2:03
遠い鐘音
服部 剛
自由詩
13*
07/1/13 2:01
ある娘
ANN
自由詩
1
07/1/13 2:00
5823
5824
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5826
5827
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5840
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5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
加筆訂正:
詩論Ⅰ
/
馬野ミキ
[07/1/13 11:57]
1/13 少し変えました
二つの灯台 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/1/13 8:47]
いくつか訂正しました
さくら
/
恋月 ぴの
[07/1/13 7:03]
1行削除しました
Sketch of Pain
/
soft_machine
[07/1/13 3:40]
改行をひとつ
5.95sec.