融けそうなわたあめの湖で溺れたい
そこには底があるんだ
融けきらぬ思いがそこにあるんだ。
今日一日を生きることで
精一杯だったので
寒い日だったことは覚えているけれど
空が透き通るような青だったかどうかは
わかりませんでした
今日一日を生きることで
精一杯だったので
温か ...
中空から
はじきとばされた時間は
( 降りそそいだ。。。)
ジェリービーンズで
ベランダにこつこつと不時着する
誰にもどこにも
選ばれなかった世界が閉じ込められていて
...
コンソメスープ、
玉ねぎをスライスしていれる
ことこと すこしだけぐつぐつ
くろい器のなかで
玉ねぎの繊維がゆらりとスープで艶めく
誘われる
こっちへおいで
すべて体の中
月に侵食されて私たち
どこへ向かうというのか
森は遠く雪は深く
車道の雪は歩みを遅め
靴に沁み込む水が
僕を
惨めな気分にさせるんだ
凍りついた雪が
シ ...
外は春を告げる雨が降り出したので
虫屋さんで雨宿りをした
煙草の煙はたちまちに水の向こうへ消えてった
虫屋さんは黙って雨粒を数えていた
外は夏を告げる雨が降り出したので
どの部のかわから ...
私の想いは届かない
どんなに胸を焦がしても
あなたは私に気付かない
あなたの前を行ったり来たり
私は哀れな{ルビ自動人形=オートマタ}
涙さえも流せずに
くるくる踊る道化者
...
カタカタと掲示板のごと裏返るこころ今日は欠航!
十円玉一つでときに目頭が熱くなるその発行年
君とするあてない約束までさえもこころをじんと暖かくする
***
ピチピチのジャケットを着て行った。
安全ピンがついたやつだ。300円で下北で買った。
ペロペロの生地で防寒性は全く無い。
パンクな気分で歩けば、真っ直ぐに歩く事なんて出来な ...
奴隷らの金歯くすます誕生の飛沫
茶したたる階下を泳いで出ていく
土踏む葉に涙し たかが宿命など
足を損い渡せぬ絵画に群れなす御魂
山よりもクレーン高い場所から息
逆流に佇 ...
この会はみんなの「好き」を言い合う会です
「好き」って言うだじゃつまらないから少し長くしゃべりすぎて
いつしか隣で眠っている恋人にきづく
そんな幸せのひとときにひそむやるせなさだけを ...
毎日毎日
何人もの人が
自分で自分を殺してる
借金
恋愛
受験
虐め
止めようとしても
もはや自然現象だ
誰にも流れは止められない
借金は雪ダル ...
消えちゃうんだ。
消えちゃうんだ。
チョコに乗せた想いも。
ふわぁっと、
さらっと。
消えちゃうんだ。
だからさ。
スキナヒト、
チョコ食べた時。
...
シャボン玉のように
自由に、ただ自由に
あちらへプカリ
こちらへプカリ、と
風に身を委ねられるような
全てを信じきることの出来る
白い心を抱いていたことがあった
風の優しい歌う声を聞きな ...
足音が
大勢の中に還っていく時
遠くで自転車は雨音の中に忘れられている
少年が
少年のままで頭を下げながら生きていく
そんな時々、あれは私たちが作り上げた
屋根や壁や、縁の無い窓
遥 ...
エゴなんて
エゴなんて
切なさとね 一緒にしたなら
吹っ切れて空気に溶けこんで見えない
そんなもんだろう
なぁ、
どこまでも行けるなんて嘘だろう
それはきっと君が仕掛けた罠 ...
かくれんぼ、しよう。
きらいな人ばかりがふえて、
夜、だれかといないと死んでしまうようなときは、
君が僕をみつける前に
あいつのいなくなった町に
かくれなきゃ。
君が僕をみつけ ...
ほとほと不精な私たちは
晴れると食事をするように
公園まで手を繋いで散歩する
生活が溢れている雑貨屋で
私が夢を集めている事は
この間打ち明けたばかりで
それは未来を強要したい ...
わたしがその昔
まだ若くて
眠り姫だった頃のお話
お父様は
わたしの婿選びに
わたしを目覚めさせた者だけが
その権利を得ると各国の王子たちに御触れを出した
わたしは ...
ご飯のしたくをするのが
あまり好きではなかったから
趣味にすることにした
これを家事だと思うから
きっと嫌になるのだ
根がおそろしく単純なのか
それともけっこう凝り性なのか
ご飯 ...
人がなぜ目を持つのか
明確な答えはない
愛するものを見るためか
憎むべき相手を睨むためか
どちらにせよ人は
目に見えるものに縛られる
本当に大切なものは
目に見えるものではないと知りな ...
猫祭りの宵。
間延びした鳴き声で君はね。
確かなように感じる(きっと、君は酔っているんだ)言葉をほしがるの。
町並みは絵のようで、月も緑がかって酷く大きくゆがんでいる。
ほら、月に祈るよ。 ...
お嬢様、今は寒う御座いますが。
雪虫舞う空は御納戸色で御座いますが。
お顔をお上げ為さいませ、
やがては春が来ましょうとも。
お嬢様の指の白いことと申しましたら。
全く蝋燭の様で御座いま ...
ごめんねと言い出せなくて早寝する
水平線が夕日を融かすというので
その仕組みを知りたいと
渡し船を探しに海岸づたいを
西に向かう、それが私たち
綺麗なものばかりを
追いかけてはいけないと
釣り人が忠告したが、僕たちは
綺 ...
灯油の匂いは嫌いじゃない
あの日からまだそれほど
時が過ぎていないと
気付かせてくれる
あの曲は嫌いじゃないさ
癖のある声を思い出す
そしたらちくりとまた心臓に針一本
穴だらけで ...
月の 蜂つぼ
ねかせられた
宿のない小石
そらんじた沈黙
からかうような
漆黒の 隙間
吹き矢に痺れる
鈴の壊れそうな
苦みになく小声
外堀の端に 蝶が あら ...
脱ぎ捨てた靴下のように
二人分の日常が床に転がったまま
今にも歩き出しそうなのは
きっと逃げ始めた体温のせい
鏡越しに いつのまにか
髪が伸びたあいつに舌を出す
時間なんて残酷で
最後の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
わたあめ
あさみ
自由詩
0
07/1/15 12:36
精一杯の一日なので
ぽえむ君
自由詩
10*
07/1/15 11:28
降りそそいだ
たたたろろろ...
自由詩
5*
07/1/15 10:31
玉ねぎ
さかな
自由詩
1
07/1/15 10:26
棄月雪下
彌月
自由詩
5*
07/1/15 10:19
告げる雨
虹村 凌
自由詩
7*
07/1/15 10:03
恋する自動人形(オートマタ)
未有花
自由詩
13*
07/1/15 9:45
欠航
WILLY
短歌
1
07/1/15 9:17
十円玉
〃
短歌
1
07/1/15 9:15
約束
〃
短歌
1
07/1/15 9:14
High魔羅Revolution
虹村 凌
自由詩
2*
07/1/15 8:23
ウツロジック
黒川排除 (...
川柳
8
07/1/15 6:14
朗読会の宣伝のアイデア
イダヅカマコ...
自由詩
2*
07/1/15 5:39
そんな世界
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/1/15 2:24
ちょこれーと。
狠志
自由詩
3*
07/1/15 2:11
風の歌が聞こえない
渡邊永遠
自由詩
1
07/1/15 2:02
時々
霜天
自由詩
12
07/1/15 1:19
つめたいかぜのなかで
Kanata...
自由詩
1
07/1/15 1:09
かくれんぼ
昏(ヤッカ)
自由詩
1*
07/1/15 1:06
公園まで
藤原有絵
自由詩
3
07/1/15 0:52
眠り姫の目覚め
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/1/15 0:47
家庭の平和
weed &...
未詩・独白
1*
07/1/15 0:47
星屑の記憶
アマル・シャ...
自由詩
6
07/1/15 0:39
猫祭りの宵
R
自由詩
0
07/1/15 0:25
人皆若狂
佐々宝砂
自由詩
5*
07/1/15 0:21
ごめんね
ささき
川柳
3*
07/1/15 0:14
野良犬は果実の名など知ることもなく
たりぽん(大...
自由詩
12*
07/1/15 0:00
主張します、貴方の前で
Keico
自由詩
4
07/1/14 23:28
つき の はな 5
砂木
自由詩
8*
07/1/14 23:19
裸足で帰ろっか
Rin.
自由詩
19*
07/1/14 22:38
5820
5821
5822
5823
5824
5825
5826
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
加筆訂正:
二つの灯台 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/1/15 1:22]
大幅な修正しました、すいません。
howling
/
茶釜
[07/1/14 23:49]
推敲
二つの灯台 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/1/14 23:27]
度々、修正、すいませんです。
にらめっこ
/
相良ゆう
[07/1/14 22:50]
少し物足りなかったので加筆しました
5.26sec.