私でよければ
シンガポール
一緒に逃げましょう
1月31日
夕刻の成田発
2月1日
シンガポール深夜着
そしてそのまま身を売って
もうここには帰らない
いい ...
助けて、と
泣いてみた
助けて、だけが
泣いていた
春めくのか夜になると
もぞもぞするもの
それは
あなたのつくしんぼう
今夜のわたしは疲れているのに
背中を向けた闇のなかで
何かを探し蠢いている
辛抱が足らないから
貧乏なのか
芯棒 ...
小指が解ける時にこそ
毎回本当は幸せでいる
また同じ形に手を絡めることを
望んでいたわけではないのに
どちらから果たそう
この黙約は
愛すこととされることの価値を
い ...
真夜中の闇に 月は満ちて
恐怖に駆られる表情を
面白そうに眺めていた
不安 ...
ちっちゃいころ
わたしのおへやはピアノでいっぱい
わたしのすわるばしょなどなくて
ピアノばっかりおおきなおかお
ひきたいうたなどひとつもないのに
なのにいまは
わたしのこころはピア ...
ひろしくんは
歴史を調べました
広島に
大きなキノコが落ち
たくさんの命が奪われた事を
知りました
「僕のキノコは
命を作る事が
出来るのに…」
ひろしくんは
と ...
みぞれが止んで宵の大気は重かった
北風も止んで物音は死に絶えた
庭木も庭木で昼間のかげをたたみこんだ
どんな静寂の気高さが月には秘められ
...
都会の夕景を いちまい
めくると 古い柱時計が
ふるさとの 砂山に
なかば うずもれて
幸福な 夢をみていた
{引用=
音もなくオレンジ色に燃える雲
だれかぼくに
手紙をください}
手作りにしようか
いいやつ買おうか
プレゼントは
ちょっと豪華なの
ほしいよね
とか
考えながら
財布を覗いて
そして私は
今日も罪を犯す
罰当たりな
...
足はいつも言う
君がいないかったら
僕はいつも傷だらけだよ
靴はいつも言う
君が居なかったら僕は産まれてこなかった
お出掛けするときはいつも一緒
足と靴は仲良し ...
檻の中には
消しゴムがひとつあった
動かなかった
夜行性
と書かれていた
夜まで待ちたい
君は言ったけれど
その前に
閉園時間になってしまった
帰り道、赤信号で止まった
右左よ ...
冬の北海道は寒い・・
君の手は温かいよ・
「「あ、雪」」
って言おうとした
『あ』
で
口の中に雪
数えきれないほどの
雪
全国に少しずつ降る
雪
その一 ...
ねえ、街の光はプラネタリウムみたいにきらめいてるから、
どんな星座だって作れそうだね。二人で見つけていきたい。
(偽物の光だって知っていても、願ってみたくなるものだから。)
あの日夢見た ...
あぁ 去年は違ったよ
寒くてもじっと黙ってたよ
嫌でも眉すら動かさなかった
泣きたい時は風呂に入った
あぁ 確かに半年前はもっと
格好良かったよ僕は だって
カッコつけてたからね ...
雪を固めた、雪だるまも。
手作りの、チョコレートも。
アナタと、ボクの愛も。
どろどろに、溶けて。
蒸発して。
見る影も無くなった。
雪は、空に。
チョコは、僕の中に。
愛 ...
虫を食べるのが好きで
押入れの奥に潜っては
身体を縮めて待つのです
新しく手に入れた螺旋は
それはそれはいい声で鳴って
第二楽章の三段目、斜めの五秒のところ、
うあぁあ、うぁあんと歪ん ...
水仙の花のように
できるかぎりの背伸びをして
星の花びらの中心に開いた
黄色い唇から
恥ずかしげもなく
むじゃきな唄を奏でたい
( 昔々
( 少年ナルシスは
( 自らの ...
上司の心ない一言に火が点いて
職場のちゃぶ台をひっくり返した日
しょんぼり夜道を歩いていると
通り道のボクシングジムから
ばす ばす と
瞳をぎらつかせたぼくさーの
ひたむきな ...
重工業集積地域を有する日本海に面した地方都市を、分断するように突き抜ける主要幹線道路国道8号線。その通りにある大型電機店の二階、超高画質薄型液晶テレビの前で私は見知らぬ年若いロシア人と隣り合って同じ画 ...
ホンのちょっぴりの覗き穴から
凝縮された時間が入り込み
反転した世界が焼きつく
現像するまでは分からない
幻想の世界は
リアルな世界を少しだけ
歪めてみせたりする
...
ここから先は立入禁止。
通行証は未定。
ココロとココロが通じ合うのは
すごく難しくて
きっとすごく簡単な事。
進むのは大事。
けどね、戻るのも必要だよ? ...
浮かび血 筋の
動静見つめた
きっと 水平の遥か
訊かれた セイレン
笑いながら 潜る
気付かれた 痙攣
目に宿る痛みに
幾日後かの陸地
埋められてゆく
砂地の中に 明日 遠く
...
アマガエル
葉っぱのソリでやってくる
ツチガエル
地面を掘ってやってくる
ウシガエル
ほろ酔い加減でやってくる
3匹 寄り合い
酒 交わし
明日も雨 ...
日常が僕から乖離する。
非日常も反復によって、日常になるわけで、僕は、その非日常が日常になる瞬間を見極めようとしただけだ。
神様の手元が狂った。
I have 20 s ...
光を照らす
受けた光を受け止め
そして地へ
闇に浮かぶ地に全てを映す
鏡の中
景色を 光も 闇も
全て鏡の中へ
沢山の輝きを
心へと投影させる
色褪せることの無い
真の ...
冬の雨が上がって
しっとりと潤った空気に
小さな蕾が目覚め始める
春と呼ぶにはあまりに早く
陽射が弱々しく届いて
蕾の外側だけがほんのり白く染まる
冷酷な北風には
他愛もない出来 ...
悩みのない生き方は
悩まないことに悩む生き方で
その悩みはきっと
その人を弱くさせてゆく
常に満たされない現実が
次の課題と向かわせ
今日の努力が生まれ
たとえ失敗しても今度こそと
...
死ぬときって
今までの人生を思い出すって言うじゃない
君が亡くなるときに
君と出会ってからの いろんなこと
どんどん頭の中に浮かんできたんだ
君が亡くなったとき
もう愛することは やめ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
シンガポール逃避行
ソラリスst...
自由詩
1
07/1/18 22:46
悲鳴
?樺?村キシ...
自由詩
1
07/1/18 22:35
つくしんぼう
恋月 ぴの
自由詩
32*
07/1/18 22:26
漠然10題/約束の価値
茜井ことは
自由詩
0*
07/1/18 22:20
滴る血から
憂
自由詩
0
07/1/18 22:19
ピアノのおもいで
ふぁんバーバ...
自由詩
9*
07/1/18 22:17
キノコの子
?樺?村キシ...
自由詩
1
07/1/18 22:13
冬の鏡(三)
信天翁
自由詩
1
07/1/18 22:12
そろもん(カレンダーの話)
みつべえ
自由詩
6+
07/1/18 22:08
冬の日(短歌)
青色銀河団
携帯写真+...
14
07/1/18 22:06
・バレンタイン・
はち
自由詩
1
07/1/18 21:45
靴と足
画竜点睛
自由詩
3*
07/1/18 21:39
制度(動物園の帰り)
たもつ
自由詩
16
07/1/18 21:36
・本日、口の中に雪・
はち
自由詩
6
07/1/18 21:26
星座づくり
R
自由詩
2*
07/1/18 21:15
ちがい
哀音
自由詩
4*
07/1/18 20:33
創書日和「溶けゆくモノは、一度きり。」
狠志
自由詩
3
07/1/18 20:00
胃のところに三寸ばかりの傷がある
ミゼット
自由詩
3*
07/1/18 18:49
水仙の花
服部 剛
未詩・独白
9*
07/1/18 18:06
さんどばっぐ座
〃
自由詩
14*
07/1/18 17:44
アレクセイ
和泉 輪
自由詩
7*
07/1/18 16:36
ピンホール・カメラ
彌月
自由詩
4*
07/1/18 16:35
見つける方法
來稚
自由詩
3*
07/1/18 16:12
身体から飛び立つ鳥
及川三貴
自由詩
3*
07/1/18 15:49
寄り合い
hiro
自由詩
3
07/1/18 15:05
space; flip over
P.B.
未詩・独白
1
07/1/18 14:58
鏡月
流希-Яuk...
自由詩
2
07/1/18 14:58
きみに向けて
銀猫
自由詩
28*
07/1/18 13:50
悩まなければ強くはならない
ぽえむ君
自由詩
8*
07/1/18 13:45
弔辞
北大路京介
自由詩
9*
07/1/18 13:43
5813
5814
5815
5816
5817
5818
5819
5820
5821
5822
5823
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5826
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
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5847
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8.25sec.