一人部屋

並んだワインのボトルを眺めては

まだ来ぬ春にため息をつき

一人寂しく

冷たい寝床につく
冬だというのに
雨が降っている
朝 春のような佇まいに
白い木瓜が満開だ

咲き始めた紅梅の向こうに
なにもかにも霞んで見える

水を下さい いや 水を買ってください
水売り ...
聖なる牛を追って河原に遊ぶ
権力の恣意的な横暴に満ちた企みだ

牛は水辺に顔を背けていやいやをする
なんたって水は不気味だし
入るには深そうだ
それに何が居るか分かりはしない

...
真実と幻想で 信じるのはどっち?
愛情と友情で 無視できないのは?

アクセス拒否して メアド消したって
思い出だけは 消去できない

ウソツキを許せるのは どこらへんまで?
それが関係 ...
あなたの隣で

あなたが想うヒトの事を想ってみた

あなたは彼女の

どこに惹かれたんだろうか

思いつくところがたくさんあって

また少し悲しくなった

手を伸ばせば

...
僕は

毎日に意味を見出そうと

目を凝らし続けていた

今僕がやっている事に

何の意味があるのか

それによって

どんな喜びを手に入れることが出来るのか

だけどそう ...
100億円でタイムマシンを売ってやる
偉そうに未来人が語りかけてきた
もちろん丁重にお断りした

生きた恐竜を見てみたいし、
地球の誕生を見てみたいけど
人生をやり直そうとは思わない

...
控えめな神様が今おずおずと雲の上だけ空をピンクに


神様が空に描いた落書きを雲つきぬけていま見に行こう!


ノンストップエレベーターでキスをして呼吸を止めて10000フィートへ!
...
信じられないほど狭い夢の世界。
僕らの呼吸はほんの気休め。

カーテン越しに常世のレプリカ。
いつまでたっても未熟なまま。

何も望みなんてないし、下手な助けもいらない。
誰が ...
稀に見る空
俯き思考な私も見上げる時がある

雨が降る前の雲
空が現実を濡らす
隣を通る人は無関心
私にも空にも…

隠れた景色に私は浮かばない
いつも私は独りを詠う
「忘れられた ...
退屈を履いて河原を歩いていたら
跳びハゼのような小魚にであった
淡水だからヨシノボリかもしれない

深い溜息をついて老人が河面を眺めている
もう余命幾ばくもないのに
溜息をつく余裕があるな ...
私あなたに
告げてみた
「おやすみなさい」って
私そろそろ寝なきゃいけない
身体も疲れてしまったの
あなたと話して
笑って
泣いて
楽しかったけど
私すこし休まなきゃ
いつ起きるか ...
ストレスを溜めないように
と言われたから、磨り減らない靴がほしいと言ってみた
そんなものは無いと言われたから、磨り減らない心がほしいと言ってみた
そんなものは無いといわれたから、処方箋だけもらっ ...
夕暮れの残照に透きとおる
樹々の枝葉のように拡がった
私の末梢
手のひらの静脈
幾度となく
訪問する季節を測り
文字にして書き写し
そしてこの夜の連なりへ
伸ばされた白い片腕から
一 ...
閉ざした匣に詰めた

たくさんの不幸せ

心の隅に転がって 呼んでる

呼んでる


「パンドラ」

其の衝動

全ての災厄の底の底 そこに希望があるの?

呼び声のする ...
女にふられたので、
涅槃へ行って死のうと思った。
年も明けたのだから、
もうこのパターンはやめたかった。
だけど俺は、
もうやめようと決めたことを、
やめられたためしがない。
俺はそんな ...
クラクションを鳴らされたんで
あははと笑って通り過ぎた
通り過ぎた後で怖くなって
部屋に帰ってから外に出られない

友達に話をしようかと思うけれど
「相手のことを考えた結果、カレンダーが日 ...
暗鬱とした暗い部屋に
一人ぼっち
とどのつまり
忘れ置かれた
私自身

青タンつくって
黒いマスカラ涙流して
あなたからも置いて行かれた

白い壁紙
食卓に活けられた、かわいらしい花も
もは ...
聖なる夜に 僕らは激しく求め合うのさ

解放を叫んで 子宮を求めて過激に絡み合うのさ




自由を叫んで 聖人も 徳高き大人も 冒してしまえ!

この窮屈な闇を 叡智な核兵器で破壊 ...
私が信じる道を行けば
ローマであなたに
逢えるかもしれません

あの名高い階段で
映画と同じように
アイスクリームを手に
あなたを待っています

べスパに乗って
あなたが颯爽とやっ ...
冷たい川の真ん中で、僕は両足を浸しながらたっている。
そういう時の僕は、冷たい冷たいと思いながら、それでも足の感覚が無くなる位まで、じっと川の真ん中で立っている。

薄っ暗い、木の陰を抜けて差す ...
空が
ごうごうと鳴いていて鳴りやまない
空には隙間のない
厚い雲が低くどこまでも続いていて
あの山の頂上まで隠してる
霧かな
靄さえ雲の手助けをして
私と雲との距離をさらに遠ざけ
同時 ...
言い訳にしか聞こえないだろうから
伝えるだけ伝えるよ
空があんまりにも白くて
まるで呼吸が出来なかったんだ

一人になってみてさ
初めて解ったんだよ
馬鹿だね今更ってさ
聞きたいんだよ ...
あの日
君が来てから
僕はこの街が好きになった

どこよりも好きになった

君がいるからだよ
そうじゃないんです

気持ちはうれしいんですが

そうじゃないんです

うなずいてはいますが

そうじゃないんです

ずばりと解決策をしめしてくれますが

そうじゃ ...
ポエムを殺す為に僕等は生まれて来たのだ

街は平和なふりをしているけれど
見捨てられた裏通りから
ギラギラした眼つきで見張ってるんだ
言葉はいつだって駄目なものだけど
それをもっと駄目にす ...
人に弱さを見せられない宿命
人に涙を見せられない宿命
人に頼れない宿命

そんな宿命に駆られない私は
本当にラッキーだと思う
わかんないけど。

食べていい?
今は
モノが壊れ修理に出せば
直されるのではなく
取り替えられる
しかも悪い部分だけが
取り替えられるのではなく
まとまり全体ごと
抜き取られてしまう
使える部分の方が多いというのに
...
「ロビン・グッドフェローを探せ」


悪を憎む男
ロビン・グッドフェローを探せ
晩秋の森の奥深くに隠れている
弓の使い手を探せ
見えない未来とさかさまな世の中
逆転の力学を背負って迷っ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ワインDirect...自由詩8*07/1/21 20:36
みずうりあおば自由詩10*07/1/21 20:33
河原自由詩6*07/1/21 20:26
storyまりも自由詩2*07/1/21 20:10
独り言yoshi自由詩7*07/1/21 19:44
前へ自由詩3*07/1/21 19:31
タイムマシン1486 1...自由詩4*07/1/21 19:26
雲の上はどんな空?歌乱亭カラス短歌1*07/1/21 19:25
Tick TackHaruka...自由詩207/1/21 18:51
忘却流希-Яuk...自由詩1*07/1/21 18:46
松籟その2あおば自由詩5*07/1/21 18:38
おやすみなさい九谷夏紀自由詩4*07/1/21 17:54
【ばかばかしいほどの青空に】つむじまがり自由詩2*07/1/21 17:51
忘却について和泉 輪自由詩1507/1/21 17:44
『匣』しろいぬ自由詩107/1/21 17:33
涅槃へ行って死のうしゃしゃり自由詩907/1/21 17:24
Gミゼット自由詩3*07/1/21 17:16
過呼吸しいこ。携帯写真+...5*07/1/21 17:10
精なる行為南 翔自由詩3*07/1/21 16:33
ローマへの道三条麗菜自由詩8*07/1/21 16:08
日曜日の過ごしかた緑茶塵散文(批評...2*07/1/21 15:51
九谷夏紀自由詩207/1/21 15:47
波間に魚が見えました。プル式自由詩3*07/1/21 15:26
愛心携帯写真+...7*07/1/21 14:06
親身ポップこくご自由詩8*07/1/21 14:02
禮禍四十四口径皆殺賛歌虹村 凌自由詩4*07/1/21 13:51
ヒーローじゃない宿命野薔薇自由詩2+*07/1/21 12:48
また逢える時が来るのかどうかuminek...携帯写真+...7*07/1/21 11:54
もしも心が破れたらぽえむ君自由詩10*07/1/21 11:50
Nobember Tales.芳賀梨花子自由詩9*07/1/21 10:57

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加筆訂正:
Rotten girls/吉岡孝次[07/1/21 13:58]
「血の塊」改題
最終電車/松本 涼[07/1/21 11:45]
チョットなおしました。
7.85sec.