向こうからすげえでかいものが歩いて来やがった
そのすげえでかいものが
どう見たって
図書館だ
ツタの生えた陰気くさい外壁
入り口はまあまあきれいだ
ずらっと並んだ棚には本がぎっしり ...
軽薄な
ロボコップとお茶する
ロボコックが歌うので
ロボット三等兵が
鉄砲担いで入ってきて
厳しい顔して
敬礼するので
休めと言って
後は
知らん顔
充電する間にカツ揚げて
...
金曜の夜9時半
僕は駅前のファーストフード店にいる
三階の禁煙ゾーンのカウンターに一人座り
ストローでアイスコーヒーを啜りながら
僕は見る
角のボックス席に座る一人の女
彼女の後ろの壁 ...
どこまでも続く道を一人暗闇の中歩いている
一人で一人で一人で一人で ひぃっ
人生知れたこと
どうなる地球
どうなるルー大柴
まだこんなことろにいる自分
さっさと片 ...
朝起きて洗面台で鏡を見ると 僕じゃない別の人が映っていた
寝ぼけてるのかなと思って目をこすってみても別の人
ほっぺたつねってみても別の人
頭叩いてみても別の人
手鏡を見ても別の人
カ ...
ひとはそれぞれモノサシを持っていると思う。
それは時にいろいろなものを指すが、今ここで言いたいのは「常識」の類のモノサシのことである。
正直な話わたしは、大学に入るまで自分と明らかに違うモ ...
痛い
そう、そのまま
瞼瞑って、立ったまま
ふらりふらりと2本の足が風に煽られ踊る、踊る。
気づけばあなたも、あんたもずっと遠くて
怖くて可笑しくてあたしは涙が出た
背中がそん ...
張り巡らされた思考
命
喪ったものは還らない
開かれた道筋
途絶えて
跡だけが残る
絶たれた希(ノゾミ)
ひたむきな渇望
裂かれた絆の断罪
焦がれたはずの栄光
光の落と ...
何故こんなにも頼りないのか
思っていたよりも簡単に包み込めた細い肩
遠くから見ていた頃よりもずっと
近くに居る今のほうが手に入れるのが怖い
後ろ姿で
思い出の中ではずっとその姿のままで
...
とおい君へ
なぜなの?
ちかい君へ
なぜなの?
君が舞ってる
君が止まった
君の視線を私は外して
うつむく君を私は見つめる
すきとおる君が消えちゃいそうで心配になる
...
「雪の音階」
舞う羽の静かな音こぼれるよう
手のひらの中で羽化した希望(のぞみ)
こんこんとこころに積もる雪の下
あなたが埋めた種が芽を出す
...
果てなく遠い道の中
私は歩く
私は鳥になれないから
その道を一気に飛んではゆけない
私は
私を飛び越えることはできない
私は風になれないから
その道を一息に飛んではゆけない
私 ...
地球を2周半もする 僕の長い両手から
君は そんなに簡単に 逃げられるとでも思ってるのか
どんな巧妙なフェイント ギミックを駆使したとしても
僕を撒けるわけないだろう あきらめが悪いのか ...
つうっと
静かに脚を浸す
目を瞑りながら
とぷん、と膝を抱えて
まるで生まれる前の姿で
さあっと
周りの水温が脳内で渦を巻く
水のなだらかな揺らぎと
体内の血流がユニゾン
ま ...
さけび続け夢を追った青春時代
さまよいながら揺れていた青い夏
きめられたルールなんてなかったけど
さまよい戸惑い苦しんだ日々
んーと思い出すと懐かしい思い出
...
寝苦しさに目を覚ますと
やはりホリデーインの一室に泊まっていた
わたしの隣では
脇臭く寝相の悪いやつが
馴れ馴れしくいびきをかいていた
エーチャンのニューグランドホテルは
わたしのこころの ...
先生、誰も来ない放課後です
理科室は薬品の匂い
閉められた
暗幕の心地良い温度
埃が泳いでいきます
気だるい午後です、先生
魚になるにはどうしたらいいですか
答えの出ない ...
傷負いの翼が空を掴む
歪な円を描きながら
しがみつくように飛んでいる
鳥が自分の真上を通る
降ってきた水滴
鳥の血、静かなぬくもりを持って
空には鳥がいた
これから死ぬであろうに ...
無罪ではあるが越境途上の死だ
あるいは断罪された避雷針の廃墟だ
黒いチョコレートをかじりとって猥雑に事務的に
いくたびも右曲がりに滑稽なうすぐもりの空だ
五分後に規則正しく振り切られるマタ ...
気づいているだろう
あのときの
以来
僕らは
何もかも奪われる運命にあるのさ
気づいているだろう
身体もこころも
気持ちも何かを
剥ぎ取られるような
痛みを感じているって
...
交錯する人と人
ぶつかりあい
すれちがい
目まぐるしく
過ぎる日々の中で
大切なものを
置き去りにしたまま
いつしかその状態に
なれていってしまう。
そして何が大切だったか
それさ ...
返歌として詠んだ短歌です。ですから、これらの歌自体に繋がりはないです^^;
意味はなく繋がれた手と知っている 奴と繋ぎたいとは知っている
好きすぎて抱かれて立てた爪をよ ...
人生史上最高の味だ
と多方面から絶賛されていたカレーを食べに行った
確かにうまかったが実際それほどでもなかった
ぼくらはまた放り出されて
そのまま旅行へでかけた
...
多分ポエムだろうなという単語を
鍵つきダイアリーに書き流すとき
胸が痛いのは
お月さまが
ちゃんと光っていてくれないから
あたしはキスをしたことがない
何のかん ...
「雨上がった?」
無視。
そして尿意。
足下うろつく上昇気流
持ち手にウンコぶらさげたカサもサ
ふわーりふーわり
ふわふわふわ り
チカラクラベを挑みつつ
裸足でかけてく ...
じいちゃんの初盆
霊がいっぱい飛び回るよ
八月十五日
船にあなたの思い出
ゆらりのせて
{ルビ黄泉=よみ}へ流そう
どーいどい
鳴り止まない爆竹
どーいどい
浮かぶあなた ...
さくさくと歌を産み出す蚕のごといつもと同じ歌草しるす
ビールが苦いジングルベルのなる店に聖書研究余念なし
冷たいビールが温かい気持ちにさせてくれるやるせない朝
午後四時の蜜を入れし珈 ...
あんたなんか 大嫌いだと 言われてしまいました。
哀しい より 面白くて
面白い より 哀しくて
考えてみろよ そんな顔で 嫌いだといわれたらさ。
心配するんだけど
嫌い ...
志士は獅子を喰らい
嗣子は四肢で死屍を食らい
孜々として師資のため死しが暗い
獅子の嗣子は死屍を越え死しを給う。
青い陽を 天空を
白い雲が 流れ
風は心地よく 優しく
髪を 撫でて 過ぎ行く
黄金の日と陽
輝く
人間の型
優良な肢体
黄金の時代
善良な民衆
健全な精神
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
本
サナギ
自由詩
5*
07/2/1 1:05
ロボット兵
あおば
自由詩
7*
07/2/1 0:34
ボックス席の女
ネット詩の悪...
自由詩
3*
07/2/1 0:26
我にカレーを
山崎 風雅
自由詩
11*
07/2/1 0:11
僕を映す鏡
青の詩人
自由詩
1*
07/2/1 0:08
モノサシ
はるこ
散文(批評...
5*
07/2/1 0:02
nis.
無知アコ
自由詩
1*
07/1/31 23:57
サーガ
月焦狼
自由詩
0
07/1/31 23:52
背中
暗闇れもん
自由詩
3*
07/1/31 23:30
君の存在
九谷夏紀
自由詩
0*
07/1/31 23:24
■共同作品■ 冬幻郷(とうげんきょう)
Rin K
短歌
27*
07/1/31 23:18
私は私でしか進めない
ぽえむ君
自由詩
11*
07/1/31 23:10
watching
北大路京介
自由詩
10*
07/1/31 23:07
沈黙の音楽
し ん
自由詩
4*
07/1/31 23:04
青い夢
Direct...
自由詩
9*
07/1/31 23:02
チャイナタウン
恋月 ぴの
自由詩
28*
07/1/31 23:02
理科準備室で
夕凪ここあ
自由詩
16*
07/1/31 22:56
真空
vallet...
自由詩
6
07/1/31 22:31
無罪ではあるが
hon
自由詩
4
07/1/31 22:31
_
蒼木りん
未詩・独白
3+
07/1/31 22:28
まざる
美琴
自由詩
0
07/1/31 21:55
素敵な歌を返してよ
歌乱亭カラス
短歌
2*
07/1/31 21:54
2月1日
水町綜助
自由詩
3*
07/1/31 21:45
お題/13歳
茜井ことは
自由詩
3*
07/1/31 21:41
雨上がりの夜空に
七味とうがら...
自由詩
5*
07/1/31 21:18
精霊流し
ゆうさく
自由詩
6*
07/1/31 21:12
冬来たりなば
生田 稔
短歌
3*
07/1/31 21:09
誓いを捧げる。
Anima
自由詩
1*
07/1/31 21:05
そんな私の言葉遊び。
〃
自由詩
2*
07/1/31 20:56
黄金時代の祭典
アハウ
自由詩
1*
07/1/31 20:36
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
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5812
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5821
5822
5823
5824
5825
5.38sec.