狐が連れてってくれた
クジラの宿
鳩と鴉の交尾が頭の上で起こって巣作り
カモメが卵をさらった
それはフェイクで
本物はチキンと生まれた
ゴリラの渦の中
蟻の生命が花咲き
ウ ...
足の指が動くよ
もうこれで
ひとりになった
緑色のマグカップと
それから少しのお金
最後まで残る大事なものは
君がいないあとに
手に入れたものだった
日当たりが
...
{引用=
【悪魔の証明】あくまのしょうめい
「ない」ことを証明するというだけのとても簡単で難しいこと}
空白く(あれ)僕がいるはずだった夏のブラジルゆきのひこうき
ビートルズゴ ...
懐かしいと思ったのは、
かつてそれが自分のものだったから?
それとも自分だったものは
もうどこにもいないから?
でもぬけがらを手に取って
こんなことを考えてる、
そんな自分は誰 ...
竜の谷にはドラゴン達が住んでいる
岩壁に洞穴をつくり
そこで生活している
秘境に相応しい
人間達が訪れたことはない
ドラゴン達は殺生を好まない
山になっている実や森に生い茂っ ...
インターネットにはクモが棲み着いている
そこに接続したパソコンはクモに捕まって全ての機能を食い尽くされるのだ
言うなれば無害な蝶々がクモの巣に絡まりクモに食い殺されるということだ
ク ...
天国から贈られてきた歌を聴くと
荒んでいた心が洗われたような気がする
背中に翼が生えて
夜空を飛び回れることができる
人間は殺生という罪を償うために自ら翼を削ぎ落としたのだ
君の ...
バランスをなくした 積み木はまた崩れて
四方に散らばった欠片を 僕はゆっくりと拾い集める
カタカタと無言で 最初から積み直す僕に
ベッドの上から 時期はずれのミッキーマウスが声をかけた
...
おひさま
スプーン
器ひるがえったくぐもる
じぶんじゃないだれかへの
これがちいさなはじまり
最近のバスは気が利いている
近隣のかたのご迷惑になります
停車場での禁煙にご協力ください
つぎは ファシストジァパン
お降りのかたは パラシュートをどうぞ〜
街に買い物にいっても
...
押し寄せてくる人並みの中で
ただ一つの背中を探しています
三ヶ月前の雨が降った日
見失ったまま行方不明です
受話器越しのさようなら
それが最後に交わした言葉
自分だけ言いた ...
ちっちっち チッチッチ
メトロノームが泣いている
ちっちっち チッチッチ
僕の歩調に合わせて泣いている
ちっちっち チッチッチ
チッ
誰かに舌打ちされたよ
例えば
あなたはこれだけで
きみはこれくらい
ぼくはこんなに少ししか無くて
それでも息をしていくわけで
へへ と笑ってみても
それは増えるわけでもなくて
でも ...
強い風が叩きつけるように吹く中で
極彩色の旗が暴れている
数え切れない数の旗は
数え切れないほどたくさんの色で溢れていて
極彩色の荒れ狂う海になって
目の前の景色を飲み込んでゆく
きみ ...
言葉では伝えられないものが多すぎて
とはいえ言葉にしなければ何一つ伝わらず
だとすれば僕らは
伝わらないもどかしさと闘いながら
いつも誰も見えない場所でもがいている
笑いあうそ ...
衝撃的に衝動を昇華して疾走
緩慢な休日の荘重なる礼拝堂オルガンの調べ
鮮やかな全盲
全知なる父なる全盲なる全聾なる四肢欠損なる神
鮮やかなる全能
ユラギの燃え滓は水に蕩けて死んだ ...
しろいそらから
八百万のちいさな
ちいさなほしが
散弾され、落ちてくる。
かれらはまず
手をふってぜつぼうする、
それからとぶ、およぐ、まぜる、
それからたびにでてひとり ...
まだ青系の光が外を支配している
舗装したての車道
履きなれた運動靴で
全速力
走り出す
足首に感じる
くっついては押し出すように離れる
アスファルトの粘着質
足のまわりの音を掻き消 ...
ふと気がついたら壁の中にいた
床を歩こうとしても体が動かない
空間の中には入れないらしい
壁伝いに移動するしか手段がない
空間を斜めに進みたいときは
縦と横の二つで動かなくてはならない
体 ...
昼下がり
やる事の無い俺はコンビニの前でだべる
隣に座る友達とタバコに火を点ける
止まったような時間
煙が目に染みて不意に上を見る
どこまでも突き抜ける様な空が広がる
...
もう疲れたって? いいえ それはきっと違う
ただ逃げているだけ 自分自身に臆しているだけ
無理に進んでも 迷うだけなら それが今の君に出来ること
もう逃げないって胸張って言えるように 足りな ...
タイトル通り、好きなフレーズを書くだけのスレです。一応出典とかは明記したほうが、「あ、なんだか全体を見てみたい」と思った方に親切だと思いますが、そういうのが面倒な場合は無視して良いです。長い引用ではな ...
ひらがなって、やさしい。
かわいい。
おつきさまとか、ことりさんとか、
みんなわらってて、たのしい。
ひらがなって、ざんこく。
こわい。
てんしがね、ぼくを、さしころすの。
ゆがんだ ...
僕にとってはそれが全て
君にとってはほんのおこぼれ
そんな価値観の差異はもう気にしないから
だから僕にそれを与えてくれ
愛情なんか欠片もいらない
ただ音を
そう鼓動を
...
しろいそらから
八百万のちいさな
ちいさなほしが
散弾され、落ちてくる。
かれらはまず
手をふってぜつぼうする、
それからとぶ、およぐ、まぜる、
それから、たびに ...
地上に咲く
花よりも
私はあなたに
目を奪われた
恥ずかしがり屋の
七色のあなた
参加賞として配られた500mlのお茶を傍らに。
1200円のバトミントンラケットと、100円のバトミントンラケットで
下北沢の小さな公園を占拠する。
小さな子供と犬はたくさんいたし、恋人と思しき ...
星明りの瞬く夜道を
皮ふと同化している
水晶時計の周波数と歩む
果てしない さようなら の骨格が、ひんやりうずく
しろく曲線にそった静寂(銀のしずく
の波紋)の右旋性が
夜風にとじられたま ...
懸命な姿
謙虚な姿勢
人の幸せを祈り
均整の取れた考え
肉体と精神
整った情報
悪い事を知らない
考えない
見ない
生き甲斐を持っている事
皆に好かれる事
自由な人
...
今僕はレコードの溝の上を走ってます
なぜって?
あの子の心の端っこから端っこまで
走りきるための
準備をしてるんだよ音楽にのせて
この事はあの子には内緒だよ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
兎日
ヨルノテガム
自由詩
3
07/3/8 19:06
ラブソング
フユナ
未詩・独白
3
07/3/8 18:56
悪魔の証明
ピッピ
短歌
12
07/3/8 18:56
ぬけがら
ツ
自由詩
5*
07/3/8 18:15
ドラゴンの住む谷
はじめ
自由詩
3*
07/3/8 17:49
ネット・スパイダー
〃
自由詩
0*
07/3/8 17:48
再生の歌
〃
自由詩
5*
07/3/8 17:47
前進<18のprose-10->
ウデラコウ
自由詩
4*
07/3/8 17:40
是
紀茉莉
自由詩
1
07/3/8 17:32
ファシストジァーパン
アハウ
自由詩
3*
07/3/8 17:02
背中探し
1486 1...
自由詩
8*
07/3/8 16:38
メトロノームの足音
大城 小町
自由詩
2
07/3/8 15:59
いつかのどこかのなにか
〃
自由詩
1
07/3/8 15:54
極彩
大覚アキラ
自由詩
3
07/3/8 15:34
決意表明
深散
散文(批評...
5
07/3/8 15:25
不具の神
〃
自由詩
3
07/3/8 15:19
拡張子(別稿)
はらだまさる
未詩・独白
8*
07/3/8 14:58
朝の前
ポッケ
未詩・独白
3*
07/3/8 14:52
平面の中の自分
ぽえむ君
自由詩
8+*
07/3/8 14:38
切り取られたワンシーン
テルテル坊主
自由詩
1*
07/3/8 14:33
話をしよう
蒼穹
自由詩
0*
07/3/8 14:26
好きなフレーズ その2
過去ログ倉庫
07/3/8 13:11
ひらがな
RIKU
自由詩
3*
07/3/8 13:07
流れ
深散
自由詩
2
07/3/8 13:01
拡張子
はらだまさる
自由詩
10*
07/3/8 12:54
コスモス畑にて
ツキミサキ
携帯写真+...
0*
07/3/8 12:41
下北沢バトミントンクラブ
ブライアン
自由詩
2*
07/3/8 12:26
一輪挿し
こしごえ
自由詩
19*
07/3/8 11:38
美しい
ペポパンプ
自由詩
7*
07/3/8 11:06
恋の準備
hiro
自由詩
2
07/3/8 10:44
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
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5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
加筆訂正:
一輪挿し
/
こしごえ
[07/3/8 12:44]
添削前にポイント頂いた方すみません。最終行の一部を削除しました。
5.54sec.