通り過ぎる人並み
どんなに声を張り上げても
届かない声がそこにあった
まるでその空間のすべてが
凍りついたように
振動する事を忘れたように
次第にドンドンと景色も色 ...
私は悪魔に生まれたかった
その羽根も
肌も
服も
心さえも
すべてが真っ白で
穢れのない
神の慈愛と
人々の敬愛を
一身に ...
一人佇む夕暮れに
春を呼ぶ風通り抜け
時の移ろい見えたなら
春待つ喜び湧き出でて
畑の中の土を見る
土の匂いは春の声
歌はなくともリズムあり
その鼓動は夢語り
遠い空まで飛んでゆく ...
まばゆいまばゆい光です。まばゆいだけの光です。
いいんです。気にかけないでください。
気にかけたところで
私は地球を七週半している最中です。
いいんです。思い出さないでください。
思い出した ...
理屈じゃないんだ
理屈じゃ割り切れない
それを恋と呼ぶのは
間違っているのだろうか
あの瞬間に
あの言葉に
...
ある日突然地球がダメに
なっちゃったりして
どこにも行くあてがなかったら
火星移民計画を
一緒に実行しよう
(月のうさぎが手を振っていたら)
(ちょっとだけ振り向いてあげよ ...
氷壁からは北風の怒号
密林からは原木の咆哮
荒地からは枯葉の乱舞
吐息は此岸ののりとに変わり
のりとは彼岸の呪いとなって
真っ黒になった耳かざりを震わす
そしてタナトス ...
明星に
意味を重ねて
偲びつつ
手には霞の
起ち逝く祈り
悪いのはすべてあなた・・・
そう一人つぶやいて
泡立つ浴槽にりんごを浮かべる
そうよ
悪いのはすべてあなた
あなたの愛は激しすぎなの
あなたの愛は重すぎなの ...
彼はそこにひとりでいた。しかしそこにいたのは彼ひとりではなかった。
その屋上プールではたくさんの人間が半裸のまま死んだ魚のように浮かんでいた。
それは誰かが水中に劇薬の類を流しこんだからに違いなか ...
あたしの指に光るもの
あなたの視線を感じる度に、何故だか胸が苦しくなります。
「どうして・・・」
あたしは彼に、こんなにも愛されていると云うのに。 ...
感情の正しさは、事実の正しさと必ずしも一致しない。
しかし私たちは、それでもなお、感情のリンプンを撒き散らす真夜中の蝶なのです。
嘘偽りのない、素直な放火なんです。
しかしそれを災害と見なしたあ ...
朝起きるとボスだった
眉間に深い皺が刻まれていたが
特に不満があるわけではなかった
煙草をつまんで深々と吸い込む
ブラインドはない
のでカーテンから覗く
何ということのない休日の朝が広 ...
耳の奥が痛いくらいの無音
僕の中の心臓 ドクドク
ふと見上げた夢の中の朝空
僕の目の前に はらはら
ひんやりとした雪の妖精達
張り巡らされる五線譜
舞い降りる沢山の音符
空の音楽はい ...
せまくたっていい
台所が小さくても
押入れがなくても
ただ
日当たりさえよければ
階段をのぼって
街を見晴らし
あなたとふたり
夕焼けを見られたら
それで
なんにも持ってい ...
触れたところから崩れていく
もろいビスケットの空
投げた言葉も跳ね返らない
石畳を、転がるように
冬を塗りつぶしながら
配達夫が窓をこじあけていく
のびあがっては、きりきりに締め上げる ...
おとぎ話を聞かせてあげる
桃から産まれたわけでも
竹から産まれたわけでもない
ヒトから産まれたヒトの子供が
いつかは天使になるつもり
・
それはね
誰かの後ろに守られたとき
そのヒトの ...
目覚めると。針のように細い雨が
全てを彩るように 濡らしていて
僕の頬が 濡れているのは
きっと この雨のせいだ。と 自惚れてみる
再生を告げる雨は 停滞する僕に そっと そっと降 ...
客観的でいたい
詩とか努力とか
人生のすべてにおいて
でも
客観的って何か
自分でもよくわかっていない
詩を書いていたい
望めるなら一生
寝食を忘れ性欲すら忘れ
没頭した ...
惨めで
浅ましくて
さもしくて
卑しくて
汚くて
悲しくて
寂しくて
カッコ悪い
恥じかいて
上塗りして
陰口を叩かれ
馬鹿にされる
頭悪くて
金もなくて
いつだって空腹
...
あのころ、私と彼女は高校生だった
彼女はとてもかわいかった
ちょっと低めの身長も、いつも笑っているのも、みんなかわいい
友達が「小学生から成長してないんじゃな ...
生まれて初めて
献血をした
400mlだ。
歯磨き粉が切れていたので、
先に献血した人がもらってきた
歯磨き粉が
欲しいなと思っただけではない。
愛は
与えること
そう学んだと思 ...
この広い世界でたったひとりの君へと抱きし想いも世界でひとつ
詩、という漢字一文字に込められる思い、意味は様々だ。
またどういうものを“詩”というか、捕らえ方も人それぞれだと思われる。
絶対的な定義はあるのかもしれないが、ここでは私自身の書く詩、またこれから ...
何故 そんなに 笑っているの 人知れず ひとり誇らしげに 懍としてるの 何故 そんなに 生 ...
収められた、空は。
小さく、小さく。
苦しそうだった。
西部劇の中でひとりの侍だ
笑おうか均しちまった哀しみに
8cmCD飛んだ夏休み
握るのはゴミとティッシュの合いの子の
クリームソーダ皮膚の厚さどれくらい ...
青空の下
あいつは笑っていた
猫をいじめて
「楽しい」って言いながら
灰色の空の下
あの子は泣いていた
人に蔑まされて
「助けて」って叫びながら
この差は何?
青空の下で ...
お父さんは僕のこと
水谷豊に似てるって言う
でも僕は
亀に似ているような気がする
激しい音を秘めたまま、きみは大人になるのかと
僕はいつも問いかけてきた。
一体何を、きみに贈ればよいのだろう。
僕がきみに残せるものは…かすれたこの言葉だけだ。
大人気ない、大 ...
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テルテル坊主
自由詩
0*
07/2/20 23:14
Angel’s Nonsense
三架月 眞名...
自由詩
4*
07/2/20 22:53
春は人より時を知る
ぽえむ君
自由詩
7*
07/2/20 22:37
光センチメンタル
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
07/2/20 22:30
気づいた
逢坂桜
自由詩
5*
07/2/20 22:27
人類火星進出計画
仲本いすら
自由詩
7*
07/2/20 22:05
屑篭の短詩
信天翁
自由詩
2*
07/2/20 21:52
夜明
秋桜
短歌
1
07/2/20 21:37
あなたとあたしと泡沫りんご
三架月 眞名...
自由詩
3*
07/2/20 20:50
彼の場合
んなこたーな...
自由詩
3
07/2/20 20:05
予兆
ユキムラ
自由詩
0
07/2/20 19:59
自然発火現象
狩心
自由詩
4*
07/2/20 19:57
ボスのブルース
佐野権太
自由詩
15*
07/2/20 19:47
音楽は空
し ん
携帯写真+...
6*
07/2/20 19:45
日当たりのいい部屋
ふぁんバーバ...
自由詩
10*
07/2/20 19:11
車輪のさき
しゅう
自由詩
7
07/2/20 19:07
明日には天使もいるだろう
黒い鴉
自由詩
0
07/2/20 19:04
春をうつ雨<18のprose-2->
ウデラコウ
自由詩
2*
07/2/20 19:01
目標(小さなモノから大きなモノまで)
えいぼる
自由詩
2
07/2/20 18:54
ぐちょく
ねなぎ
未詩・独白
1
07/2/20 18:44
創書日和「炎」 彼女
逢坂桜
自由詩
10*
07/2/20 18:29
AB型
しゃしゃり
自由詩
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07/2/20 18:27
君への歌
愛穂
短歌
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07/2/20 18:18
絵描きを夢見て、詩人を目指した
雨露 流
散文(批評...
3*
07/2/20 17:50
花
あるぺんろー...
自由詩
3*
07/2/20 17:22
収納SPACE。
狠志
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camicaje
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川柳
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平等とは
えりす
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weed &...
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「激しい音を秘めたまま」
和 路流(N...
自由詩
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