あなたが通り抜けた改札で
何故か
わたしは置いてけぼり
あなたが買えた切符
何故か
わたしには買えなかった
人生には幾つもの
改札があって
選ばれたひとと
そうでは無いひ ...
街で 偶然 君に会っても 大丈夫なように
朝 鏡を見る時間が 長くなりました
どうしていいかわからずに
ただ 夜風にあたって
ただ 気の済むまで
泣いていよう
男でも 泣いて いいじゃないか
泣きたいときくらい あるじゃないか
ただ 今は 気の ...
ずっと
遠くに
行ってしまった
くじらの
足音
どこに
ずっと
北の方に
どうせなら
満天の夜が
いいね
少しずつ
舵をとりながら
長い旅だね
くじら
しっぽ ...
青い空の消えかけた飛行機雲
月日と共に またひとつ 遠くなる夢
青空に 手を伸ばす
虹に 手を伸ばす
星に 手を伸ばす
誰にも 手に出来ないものだから
ひと ...
もう一度振り返ったら消えていて路地の多さに負けた春です
背中へと腕をまわして横たえた君の香りを忘れそうです
卵を割ったら
子猫がでてくる
という夢を見た
次の日の朝ご飯の
目玉焼きが
まんまるの目に見えた
子猫は半熟の涙を流していた
それから僕は
目玉焼きを
食べることができな ...
今日はお姉ちゃんの卒業式だ
昔から卒業式はだいたい
今度入学する中学校の制服を
着ることになっている
お姉ちゃんもその一人だ
ぼくはいつものように
朝ごはんを食べている
いつもはみんな一 ...
春の山 パッチワークね 若葉色
河津のぴんく 縫い合わせてる
陽に透けて こぶしの花の美しい
白をふちどる 線だけ強く
好きですけど
あなたはきらいですか
きらいですけど
やっぱり
みかんを齧った
流れる空気は知らないうちに
甘くなった蜜のかおり
みかんは未だに熟していません
甘いで ...
君は鳥が好きですか
僕はどちらでもないです
桜が咲くと嬉しいですか
僕は土手で寝転びます
今日は何か音楽を聴きましたか
僕は鈴木茂を二回かけました
夕ご飯は美味しかったですか
...
冷えた体で布団に潜る
温められるのは快楽だけ
指先から流れる血を食べて
目を閉じたら最後
聞こえるのは声
耳障りで眠れない
いたいの
泣くことすら出来ないのに?
く ...
緑の葉を一枚
唇に{ルビ銜=くわ}え
言葉の無い唄を奏でる
黒い影の姿で空を仰ぐ
わたしのまわりが
ひだまりとなるように
* この詩は「詩遊人たち」 ...
昼間の喧騒は
私を置いて
帰ってしまうから
コツコツ ブーツの音を連れて
家路に着く。
ふと気付けば
街灯のないこの道が
ひと際明るい。
見上げた空には ...
食べ物をこぼすと
誰かが 食べたかったみたいねえ
子供のような声でいう
お母さん
あなたが
好き
毎年
君は生まれ変わってゆく
つまり
こんにちは
か
ばいばい
だ
桜咲くな
まだ散るな
{引用=fromAB}
明滅する命令信号
安易に呼ばれた神様がそっぽ向いて欠伸
適当な青を贈る
「そのままでいいよ」
安穏、安楽、停止信号、青
否定の忘却の青、停止の肯定の青 到達しない「す ...
強さと弱さが天秤にかけられた頃
答はどこを探しても見当たらなかった
春風が吹く頃に
一生懸命に生きてる?とこの胸に聞いてみた
答は この胸いっぱいに、今 広がっていたよ ...
おれの話を
きいてくれてありがとう。
むかしジョニーってゆう友達がいたんだ。
ジョニーと最後に会ったのは
春の風が吹き荒れる
夕暮れのことだった。
おれたちはいつでも土壇場だったの ...
子供の頃
両親のあたたかなまなざしに
まもられて
幸せはいつも
「 そこにあるもの 」
だった
やがて大人になり
自らの手を伸ばし
{ルビ掴=つか}もうとした
...
※いちにちめ
朝起きたら
靴から花が咲いていた
綺麗な花ではなかったが
あんまり堂々と咲いていたので
迷った揚句に仕方なく
会社へは裸足で行くことにした
※ふつかめ
朝起き ...
満月の夜
君を迎えに行くよ
だから
座って待っていて
焦らなくても大丈夫
元気だった?
やっと逢えるね
涙が出る程逢いたかった
もう出てるけど
逢いたかったんだ
今行くよ
...
こえ、
ぼくを剥いてゆく
この
あかぐろい
にんげん、を
剥いてゆく
こえ、
きみの
こえ、
ふたしかな
やさしさ
ぼくの ...
「もくせい」
やあ、ひさしぶり。
ひさしぶり、どうしたの?
ぼくに芯が出来たんだよ。
へぇ、それはよかったね。それについて何か話がしたいの?
うん。ぼくの芯は新し ...
冷たい部屋の中で
褪せたざぶとんに丸まり
もうひとつの世界へアクセスする
しけった煎餅とぬるい紅茶だけが
私の体温を上げてくれる
此処は
何でもあるし何にも無い
どこかの ...
なにかと鋭い恋人に
今日は特に死相が出ている
と言われたので
心配になって病院にいったら
思想だった
俺てっきり死ぬかと思った
良かった
とどのつまり
俺の頭ん中は
夢だとか希望だと ...
切ない夜を過ごしてた、クリスマス
風は冷たく手は痛い
冬の、特に寒い時
色んな意味で寒くなる
こたつでも、布団でも、お風呂でも
ずっと寒い、そんな気がする19の夜
ケー ...
継続する事は諦めるより難しい
そして、小細工なんか要らなくて
ストレートな素直さがあれば
それでいい
急いては事を仕損じるはおろか、
無駄な策に溺れる事もある
唱え ...
ボクはいつも、手の届かない食べ物が食べたくなるの
けど、結局いつも食べれないの
凄く美味しいのは知ってるけど
それでも食べれない
近くにある美味しい物もいっぱいあるけど
ボ ...
朝-
電車に乗るときの
皆のあの私座りたい俺も座りたいというオーラがいやで
先に乗り込んでも窓際とかに立ってしまう
ヨーイドンとか言ってないのに競争しだすのがいやだ
ルールが明文化されて誰か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
DNF
恋月 ぴの
自由詩
46*
07/3/15 23:19
朝
北大路京介
自由詩
9*
07/3/15 23:16
君は、ずるい
くるす.wh...
自由詩
0*
07/3/15 23:04
くじらの足音
夕凪ここあ
自由詩
11
07/3/15 22:51
あこがれ
Lucy.M...
自由詩
3
07/3/15 22:29
過去へはゆけない
歌乱亭カラス
短歌
5*
07/3/15 22:24
目玉焼きアレルギー
倉持 雛
自由詩
3
07/3/15 22:20
お姉ちゃんの卒業式
ぽえむ君
自由詩
10*
07/3/15 22:17
秦野 春、 こぼれる 二景
Lucy.M...
短歌
3
07/3/15 22:11
縁側の
ひめと
自由詩
6
07/3/15 21:53
ところで
松本 涼
自由詩
21
07/3/15 21:41
黙秘
ひめと
自由詩
0
07/3/15 21:41
口笛
服部 剛
自由詩
13*
07/3/15 21:31
月灯り
來稚
自由詩
2*
07/3/15 21:28
娘
ポッケ
自由詩
10*
07/3/15 21:28
春の告白
AB(なかほ...
未詩・独白
5
07/3/15 21:12
『ブルーシグナル』
しろいぬ
自由詩
2
07/3/15 20:54
歩いて
まり
自由詩
1
07/3/15 20:50
ジョニーとの別れ
しゃしゃり
自由詩
15
07/3/15 20:50
「 月夜の照明 」
服部 剛
自由詩
4*
07/3/15 20:41
朝起きたら
吉田ぐんじょ...
自由詩
22
07/3/15 20:39
夜王子と月の姫
美月朱恋
自由詩
2
07/3/15 20:36
こえ
はらだまさる
自由詩
20*
07/3/15 20:06
「もくせい」
ソティロ
自由詩
5*
07/3/15 19:57
不眠症の話
明日葉
未詩・独白
1
07/3/15 19:44
おっぱいよ
石田 圭太
自由詩
37+*
07/3/15 19:36
「一人でくりすます」
Taka★H...
自由詩
1
07/3/15 19:34
「継続」
〃
自由詩
1
07/3/15 19:32
「空腹」
〃
自由詩
1
07/3/15 19:31
東京日記 33歳
馬野ミキ
未詩・独白
5
07/3/15 19:16
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
加筆訂正:
「一人でくりすます」
/
Taka★Hajime
[07/3/15 19:35]
季節外れでした^^;クリスマスの日に書いたものがあったもので、、、
7.73sec.