淋しくも星七つ八つ春は来る
雨が降るから傘をさす
雨あがるから傘とじる
雨が降るから傘をさす
雨あがるから傘とじる
そんな日々に疲れたぼく
雨が降るから傘をさす
雨あがるけど傘をさす
雨 ...
遠くの底から照らし出される
細く明るいシアンブルー
明度の落ちた青色に
ぺったり塗られて見えなかった
ほんとはつかめるんだね
見つめるだけじゃ
なかったんだ
あんまり気にしてなくてご ...
残業の仕事につかれて夜道を歩いていると、
遠い空の下にいる君の声が聞きたくなり、
携帯電話を持たない僕を、
闇に光る電話ボックスが声も無く呼んでいるようで、
僕は今夜もガラスのドアの中 ...
過ぎてしまった過去を。
蒸し返すことは良くないけど。
いつも一人ぼっちの時に。
思い出しちゃうんだよ。
楽しかったな。
悲しかったな。
苦しかったな。
可笑しかったな ...
朝の始まりは騒音、排気ガスに振動
片棒担ぎの分際で
一丁前に眉を寄せる
やれやれと天を仰ぐと
この喧騒を小馬鹿にしたように
すべてを包み込む静寂の青
今 ...
君には聞こえないだろ
聞こえても理解出来ないだろう
光を切り裂く鋭利な悲鳴が
今も、この先も
僕がどれほど君を按じても
決して届くことはないだろう
ただの恨 ...
初七日の師とともに解く入試かな
{ルビ初午=はつうま}の氏子送りて遅き昼
春一番彼の屋台も早じまい
マラソンの朝冴え返る銀座かな
鼻風邪やお得意様のありがたさ
恋人を兄さ ...
抱かれて眠りにつく
花びらに抱かれて眠りにつく
気づくと体中が棘だらけで
優しい花びらさえ壊してしまう
願いが届くには棘だらけの皮膚を
奥に眠る何かさえ
ひっぱり出さないといけないの
...
ピタゴラスの定理って知ってる?
三平方の定理だよ!
直角に交わってる僕と君との気持ち
君の気持ちの事情と
僕の気持ちの事情を
たすと
君とあいつ、
俺と友達付 ...
(砂浜に適当に流れてきた流木で文字を書く)
瑠璃
君はまだピアノを弾き続けているのだろうか?
何度もやめたいと言っていたけど
その度に僕は君を半ば強引に説得して続けて
僕がいな ...
僕の気持ちをよそに町は変わっていく
メーデー、メーデー
僕の聞こえてますか?
メーデー、メーデー
応答をまっています
空は青空でどこまでも突き抜けている
メ ...
ボクの呑んだ薔薇色が、
腹の中で幸福の音を弾き出す。
ねぇ、キャロライン
僕らは何の為に物を作っているのかな
僕らが作ったものたちは
いつか消えて
見えなくなってしまうのかな
ねぇ、キャロライン
僕らが作った物たちをいつか
次の時代 ...
窓際で、本を読んでいる
風がさらさらと長い髪にふれている
春の香りがあたりに漂う
時々体の位置を変えるたびに
自分の存在に気づいているのかと不安になる
こんなにも後ろめたいことなら
い ...
ゆるゆると満ちてくる赤
だんだんせり上がってくるリズム
貝がらの渦のような目眩
たゆたう蝶がまき散らす
媚薬のきらめき
目をとじて
心臓 打つ音よりも早く
先端 行きついたら
突き ...
何でだろ?
今、無性にあの人に逢いたい
還りたい あの場所に
あの人の胸の中 抱きすくめられたい
私の心が還る場所
行き交う雑踏の中 ...
綺麗な音なんか出ないよ。
もう・・・あの頃の音なんか出ない。
ピアノを弾くことを嫌いになんかなりたくないの。
ピアノは私の大好きなモノで私の相棒だから。
でも、何でだろ、今凄く ...
社会の授業で
何も考えることなく
黒板の文字を
そのまま写していたあの頃
ページを変えなくてはならなくなって
めくったまではいいけれど
ふと何も書かなくなった
理由は何もないけれど
...
この喜びを誰に伝えよう。
この嬉しさを誰に伝えよう。
何を 誰に 伝えよう。
苦しみだけは伝えてはいけない。
哀しみだけは伝えてはいけない。
それが私のルール。
私 ...
どんなに熱い想いも
やがては冷めていく
けれどそれは
失ってしまうのではない
心の奥深く
沈んでいくのだ
私にだけ
聞こえてくる音楽
ほら
こんなにも高く
1ページ 1ページを
心を込めてめくって。
破いてしまってもかまわない
それで心が晴れるなら
それで1歩前に進めるなら
...
愛しているなんて
みっともなくて
とても言えないけど
それでも君を想う時
精神は震えている
離れてしまってから
初めて気づいた
君との些細なこと
例えば会話を交 ...
風吹きて
儚く散り逝く
命こそ
伊吹に積もる
光なりけり
「1÷3=」と問われて
「はい、1/3です」
「小数点第二位を四捨五入して0.3です」
「0.33333333…で、循環小数です」
級友はいろいろな正しい答えを出し
そして問いを忘れてい ...
池袋とか新宿とか
そんな
詩みたいにきれいな響きを持った名前の街は
おれたちの暮らす街にはないので
とりあえずできることといえば
コンビニの前にたむろしている若者にビクビクしながら
そいつ ...
あなたはいつも私に
「私は誰にも大事にされなかった」
と諦めたように言うけれど私はそれを聞くのがとても嫌いです。
何故なら私はとても無力だからです。
あなたが愛されたいのは、愛されたか ...
自由に好きなように生きればいい
そんな事言っていられるのは高2まで
社会という荒波に揉まれるうちに
アイデンティティは洗い流されてしまう
例えば非力な羊が
群れから離れて生きて ...
女にふられたので、
まぼろしの、
影を慕って死のうと思った。
もうほんとうにそう思った。
タイムマシーンにお願いしたよ。
ビジネスホテルのエレベーター前の鏡の前さ。
俺は五年後から来たつも ...
いきなり
砂から 立ち上がって
わたしの目の前で
復元する ひと
ああ!
日付順文書リスト
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星
A-29
俳句
1*
07/2/22 0:43
傘
青の詩人
自由詩
4*
07/2/22 0:26
月と散歩
ポッケ
自由詩
1*
07/2/22 0:26
また一つ、愛が終わった。
服部 剛
未詩・独白
7*
07/2/22 0:17
てのひら。
狠志
自由詩
3
07/2/22 0:16
覗き
ポップこくご
自由詩
2*
07/2/22 0:16
shriek
三架月 眞名...
自由詩
2*
07/2/22 0:11
春立つ
ささき
俳句
1*
07/2/22 0:11
強がり
暗闇れもん
自由詩
3*
07/2/22 0:06
ピタゴラス
テルテル坊主
自由詩
2*
07/2/22 0:01
瑠璃
海月
自由詩
3*
07/2/21 23:58
メーデー
テルテル坊主
自由詩
1*
07/2/21 23:55
ロゼ
むくげ
携帯写真+...
3
07/2/21 23:50
キャロライン
プル式
自由詩
2*
07/2/21 23:45
窓際
暗闇れもん
自由詩
3*
07/2/21 23:45
月夜の幻影
渡 ひろこ
自由詩
5*
07/2/21 23:32
心の還る場所
明香璃
自由詩
1
07/2/21 23:14
雪の旋律。
依玖侘 なつ...
自由詩
0
07/2/21 22:47
真っ白な思い出
ぽえむ君
自由詩
24*
07/2/21 22:42
何を伝えよう。
依玖侘 なつ...
未詩・独白
0
07/2/21 22:38
夕暮れグラデーション
weed &...
携帯写真+...
5*
07/2/21 22:28
項
cass
自由詩
2*
07/2/21 22:23
君のことを僕は
ジム・プリマ...
自由詩
2*
07/2/21 22:21
ヒカリ
秋桜
短歌
1
07/2/21 22:06
わりきる
水中原動機
自由詩
4
07/2/21 21:50
二十一世紀少年
大覚アキラ
自由詩
10
07/2/21 21:41
愛する母
杉山 さち
自由詩
4
07/2/21 21:14
羊と狼
1486 1...
自由詩
8*
07/2/21 20:49
影を慕って死のう
しゃしゃり
自由詩
5
07/2/21 20:41
そろもん(感嘆符の話)
みつべえ
自由詩
6
07/2/21 19:48
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5.54sec.