あるシネ・ポエム
1.マネキン
首からボードをぶら下げている。ボードには何も書いていない。
ふいに見えない手が現れて、ボードを裏返す。
「Are you sleeping, Broth ...
うた うたう うた
みず ながれる みず
おと の つながり
ひとつ と ひとつ を
つなぐ もの を つなぐ
かさなり あう ながれ
しずかに しずか に しずむ ...
温度で出来ていない音を探すとき
ぼくは安心している
膝を抱えて座り込んだライブハウスのしたのほうにだって
そんなものはない
ベイビーいいから安心してみなよ
多分それは週末みたいに、はじまった ...
くそぉくそぉ
さっきまで携帯で喋ってて
切った途端に出てくる言葉がソレですか
馴染みの居酒屋
後ろの席に座ってる知らない中年男性
同じ事を何度も繰り返すばかりの長い電話
詳 ...
息停めて
ほーっと階段一気にかけあがってみてん
一息ついて
階段の踊り場でふっと息をのむ
あっちゅう間に十段も飛ばしてしもうた
もったいないことしたかなぁ
そっと視線を ...
コーンに生まれてごめんなさいと、
すっかりポップになったトウモロコシが言うので、
何も謝ることはない。私は君がコーンに生まれて良かったと思っている。
いや良かったとすら思っていると伝えると、
...
星の洪水で空が溢れそうな夜
私はまだ穢れのない身体と共に
あなたの衣服を織りながら
あなたに添うことを思います
機小屋の周りには村人が火をたいて
私が逃れられぬよう夜通し見張り ...
にゃーん と言って
にゃ〜ん と答えて
それで ふたり
笑えてたら ステキ
蒼い星へこぼれていこうか二人して
坂をくだる自転車のロケットで
ジビエが有名な神楽坂のレストラン
今日のオススメはヘラジカのムース
当店では
恋をしているヘラジカ
とりわけ、ちぎれるような
恋をしているヘラジカしか
使わないんですよ
シェフの強い ...
着込んだいでたちで
灰いろの小道をうろうろとしている
ぼくはあくびをして
悲しくもないのに涙でにじんでいる
こころからはしゃげているのは
子供たちばかりで
こころから寄り添えているのは
...
けふは し を
やらない ひ
だったのに かゆくて
うっかり
かいて しまった
今年の冬
寒くもないけれど、冬
季節と握手をして
さよならも言えない
記憶はなくなって
はじめて癒されるみたい
深夜番組のコマーシャル
だれに見てもらいますか
今年の冬
寒くもな ...
私はもうおとななので
食べたい時に
カレーを作れる
何でも
好きな材料を
入れて作れる
今夜は
チキンとシーフードと野菜のカレー
ちょっと
盛りだくさんすぎた気もする
アボジは一階に住んでいる
二階からうえには
あたしとお母さんと妹が住んでいる
あたしと妹の部屋は三階にある
結婚して東京にいる姉の部屋は
ときどきあたしの部屋になっている
一階と二階にトイ ...
咲かぬ花を温めて
孵らぬ卵を包み
私たちは手を繋がず
夜明け前に夢を見る
鳴いてはならぬ 暁の鳥
目覚めてはならぬ 琥珀の瞳
結んではならぬ 明日の実
空には真白な三 ...
まだ覚えている
小学生のわたしが
見上げていた
あの夕方の空
有吉さんも
川崎さんも
徳島さんも
わたしも
みんなみんな
おうちに帰る
きょう
カレーやったら
ええのにな ...
春が咲く
心が開く
風が芽生える
夢が始まる
春が咲くと
なぜだろう
不思議と気持ちがすがすがしい
空気が軽くなったのかもしれない
春が咲く
時がさえずる
地が羽ばたく
...
2005/08/17
和太鼓 和太鼓
どんどこどん
どんどこ どんどこ
どこどこ どーん
おまえ百ならわしゃ九拾九まで
クロコダイルの尾っぼを借りて
...
金色のコインは
自分だけの幸運のお守り
誰もが金色に目がくらんで
うらやましがって 欲しがって
本当の価値を知らないくせして
・
落とさないように
盗られないように
強く握りすぎたコ ...
背後から抱きしめられる気配が
して
「だぁれだ?」
そんなのあなたに決まっているのに
他のだれかを想像してみる
雪の降らなかった今年の冬を
ひとりで歩いてみた
行き先なんか
決めた ...
2005/06/07
袋小路共依存というタイトルで
なにか書けないかと思案していると
「歌声の消えた海」
という新作ドラマの
タイトルバックが写り ...
常に ゼロ、
今が、ゼロなんだ。
だから、僕は生きる。
目的、理由、使命、
そんなものが人生にあるべきなんて、僕には思えないんだ。
呼吸する一つの体と、この心だけが
ただ、 ...
私の体で
カラカラと音が鳴る
ツタウ指から
音が鳴る
頭の中で音が鳴る
心の中で音が鳴る
思いと思いが
重なり合って
カラカラと
私の中から
音が鳴る
この音が
...
会えないって分かってても
私は君を思いだすの
淡く儚い 一夜の思い出
私にとっては生きる意味になったよ
今も愛しくて仕方ない
あの日の微笑を永遠の ...
興味のない話の中で 孤立する
表情を失った 笑えない自分が そこにいる
凍りついた心が キシキシと泣いている
聞こえない 届かない
退屈な会話は 続く 延々と
目は 遠くに
心は どこかへ ...
とある砂漠に
突き刺した旗の下で
頭上の光点を避けていた
そこら上に転がっている
何かの動物の頭蓋が
何も言わずに私を見つめていた
砂の匂いを孕んだ風に
私は何を載せればいいのだ ...
激しい襖をぶち破り
紅子はまろびでた
紅子の真っ白な足
紅子姐さん今日はもうお帰りなの
ああ帰るよばかばかしいったらありゃしない
紅子姐さん
またおぐしに真っ赤な牡丹つけて ...
隣の席のゆういち君と
昨日から廃屋係をすることになったことに
泣いていたら「弱虫」だと怒られた
だって私は女の子なのだ
毎日友だちとお喋りしながら帰った
スクールバスにもさよならしなけれ ...
想いを告げようか。
誰にも知られない、
想いを。
真っ白な、こころで。
真っ直ぐな、きもちで。
結果なんて、要らない。
好きと云われて、
喜ばない人なんて居な ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
付け狙われている!
んなこたーな...
自由詩
1
07/3/8 1:11
うた
こむ
自由詩
1*
07/3/8 1:09
週末温度
船田 仰
自由詩
3
07/3/8 1:08
つぶやくオヤジ
mac
自由詩
4*
07/3/8 0:43
boom
終
自由詩
8*
07/3/8 0:27
コーンに生まれて
ブルース瀬戸...
自由詩
5*
07/3/8 0:25
棚織津女の一夜
なかがわひろ...
自由詩
9*
07/3/8 0:18
にゃーん
北大路京介
自由詩
12*
07/3/7 23:56
坂道
青色銀河団
短歌
1
07/3/7 23:52
ヘラジカのムース
シリ・カゲル
自由詩
4*
07/3/7 23:41
冬の遊園地
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/3/7 23:16
そろもん(慢性湿疹の話)
みつべえ
自由詩
1
07/3/7 23:07
寒くもないけれど
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
07/3/7 23:06
今夜はカレー
weed &...
携帯写真+...
6*
07/3/7 23:05
天国のトイレ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
07/3/7 23:03
沈丁花
さくらほ
自由詩
8*
07/3/7 22:52
おうちに帰ろう
weed &...
携帯写真+...
2*
07/3/7 22:52
春が咲く
ぽえむ君
自由詩
4*
07/3/7 22:37
和太鼓
あおば
自由詩
7*
07/3/7 22:03
プライスレス コイン
黒い鴉
自由詩
1
07/3/7 21:58
だぁれだ?
恋月 ぴの
自由詩
42*
07/3/7 21:58
歌声の消えた海
あおば
自由詩
6*
07/3/7 21:52
「今をゼロにする勇気」
和 路流(N...
自由詩
3*
07/3/7 21:51
カラカラ
ツキミサキ
自由詩
3*
07/3/7 21:40
消えないように
憂
自由詩
1
07/3/7 21:22
つまらない時間
雨人
自由詩
3
07/3/7 21:20
砂漠と頭蓋
智鶴
自由詩
1*
07/3/7 21:11
姐さん
ふるる
自由詩
8*
07/3/7 20:58
がらくた屋敷の中で
夕凪ここあ
自由詩
9*
07/3/7 19:48
告白。
狠志
自由詩
1
07/3/7 19:09
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
加筆訂正:
アル・コール
/
あおば
[07/3/7 19:50]
最終連2行目の 4個→4軸
5.8sec.