もし時間に連続性がなかったら
明日の朝は十年後の夜だったり
三日後の晩御飯を昨日思い出したり
そりゃあもうSFだかなんだか
おちおち詩も書いてられないから
やっぱり今日の次は明日 ...
カッコいい別れ方って思った。
いつもどおりの順序で、いつもどおりに・・・。
「僕を忘れないでね。」
って 魔法をかけるように。
ひとりで 声を出して 思いっきり泣くのも ...
冷たい雨はやみかけている
このまま やんでしまうのかな
左手の中指の付け根に 新しいほくろを見つけた
いつのまに・・・
はずしたばっかりのころ 跡がついてて
指 ...
高熱で
あえぐあなたは
美しく
命が光を
放ち続けた
苦しみで
うるんだ瞳
紅い頬
ひとつひとつに
魅せられたのだ
最愛なる彼を亡くした彼女はその悲しみを詩で表した
彼女は詩人だった
絶望感や悲哀感を彼へのストレートな想いで綴った
彼女の詩を読んだ人々は皆涙した
反響が大きくなるにつれ彼女の人気は ...
君に会えることを願って
僕はキーボードを打ち続けるよ
だってそれしか無いんだもん
生命の喜びに包まれた春を越え
君の心の色をした空が輝かしい夏を越え
死と儚さを冷たい雨が叩きつけ ...
夢の波止場に着くと
僕は簡易な船を降りた
空は真っ白で波止場はチャコールグレーだった
やけに落ち着いた人々が行き交い
さっぱりとした潮の香りで満ちていた
この何の変哲もない空は僕 ...
潜水艦
虹色の海を渡る
魚たちを見ていたら
いつまでも
ここに居られる
気がしていた
だけどそこは
ぼくのいない
世界でした
ライラライラライライラ
流れ星も揺れる珊瑚 ...
この苦しみをあなたは知っていますか?
あなたに教えられたこの苦しみから私は未だ抜け出せないでいます。
消せないこの想いと共に私は今も日々をくらしています。
偶然でもい ...
一日だけ、と言って
黒板と呼ばれた
緑色の物体は
たくさんの文字で、化粧
昨日の涙は、嘘じゃ
嘘なんかじゃ
なかったんだよね?
第2ボタンが
ぷらぷらと、揺れる。
...
詩を書こうと思って
パソコンに向かってみたものの
書けない夜は
やっぱり書けないのだ
よく考えたら
夕食を食べていなかったことに気づき
そしたら
おなかが減っていることに気づいてしま ...
ぼくはひっそりと生まれ、この世を去った。
長い間、暗闇を歩き、しばらくの間、眠っていた。
ばくはだまってその場を去った。
誰の目にも触れることなく、消えていった。
...
さあ、出発しよう
ぽっこんぽっこんぽこぽこ
キップを見せていただけますか
この列車の行き先?
知っているのはあなた自身
カタリカタカタ
遠くへと
私は徐々に遠ざかる
赤ん坊の泣 ...
光る眼連れ大空にかじかむ岬
軒先は森宿りの場所十字に裂かれて
裏路地に塩乾き谷思い出す
読み聞かせる目録に黒い羊ばかり
田に積もる雪より微かな交響曲
柵嵌め込む洞窟内部の ...
今日は月いっぺんの手作り市
作品たちがそこいらじゅうで自己主張してる
おばあちゃんにおばあちゃんに
おじいちゃんにおばちゃん
小っちゃい子から大っきい子まで
月いっぺんのお楽しみ
そ ...
灰色の壁に囲まれた
音の無い部屋
黒い衣を身に{ルビ纏=まと}い
「死」を決意した病の老女
一点をみつめ
椅子に腰かけている
( 左手の薬指に今も{ルビ鈍=にぶ}く光る
...
桜が咲き始めたなら
趣きある小道を歩こう
そして
桜が散ったらなら
綺麗な景色に向かってドライブしよう
そして
葉が色付き始めたなら
カフェでコーヒーを飲もう
そして ...
唇にルージュを引き
仕上げは濡れ濡れのグロスで
パフュームはPOISON
蕩けそうな目眩い誘って
いつも通うラウンジ・バーは
今夜も密会の花園で
あちこちで手折 ...
彼女は薄い
皮肉の様な衣を纏う
彼女の小さな唇は
早く咲きすぎた椿のように
真っ赤
醜い者はそれを見て
自分は反対にいると知る
そこにあるのは神の本音
彼女が持つの ...
羽のうしろに光がいて
羽が光を振り向いたとき
ひとつの石の眠りのなかに
数千万年の微笑みがあり
光だけが咲く庭の
短い歴史に埋もれたのだと
...
卒業式 が来る
卒業式が 来る
卒業式が来たらいやでも離れ離れ
4年前は何も知らない関係だったのに 今離れることがこんなにも痛い
痛い 失恋より痛い 痛い
明日引越しの友達をアパート ...
貴方と出会ったのは
偶然なんかじゃない
出会いはどうであれ
貴方を愛したのは私
会えない日は貴方を想い
会えば何度も愛し合い
会わずにはいられなくなる
一度跳びはねた愛は
もう ...
真っ白な紙が、ありました。
ありました。
どこに消えたのかな。
どんどん、どんどん。
汚くなって、見えなくなったのかな。
誰かに、棄てられちゃったのかな。
とりあえ ...
湿った線香花火
火はすぐ消える
そんなのないや
勝手に夏を終わらせた
思い出橋の上で
歌を唄って
お上手ね
彼女は確かにそう言ったのに
ぽとりと落ちた火の玉に ...
音もたてずに
せっせせっせと降る雪は
障子にカサカサとあたっては散る
世界が埋もれてしまうほど
積もった雪は
薄桃色の明かりを放って
夜半には
ぴたりとやんだ
あんまり積もった ...
あしがいっぽんしかなくなって それでくるくるとおどります
すいそうのひろさは はじめから わからない
ひれにみたてたながいそでのふくは まわると とてもきれい
すそも まわるとまとわ ...
あなたが通り抜けた改札で
何故か
わたしは置いてけぼり
あなたが買えた切符
何故か
わたしには買えなかった
人生には幾つもの
改札があって
選ばれたひとと
そうでは無いひ ...
街で 偶然 君に会っても 大丈夫なように
朝 鏡を見る時間が 長くなりました
どうしていいかわからずに
ただ 夜風にあたって
ただ 気の済むまで
泣いていよう
男でも 泣いて いいじゃないか
泣きたいときくらい あるじゃないか
ただ 今は 気の ...
ずっと
遠くに
行ってしまった
くじらの
足音
どこに
ずっと
北の方に
どうせなら
満天の夜が
いいね
少しずつ
舵をとりながら
長い旅だね
くじら
しっぽ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
めくるめく日常
優飛
自由詩
10*
07/3/16 5:17
いつもどおり。
空 春色
自由詩
1*
07/3/16 5:11
十一月の雨
〃
自由詩
2*
07/3/16 5:05
熱
秋桜
短歌
4
07/3/16 4:33
噛めば噛むほど味の出る歯
はじめ
自由詩
4*
07/3/16 4:32
近くて遠い真実の君
〃
自由詩
0*
07/3/16 4:31
街
〃
自由詩
5*
07/3/16 4:30
潜水艦
ソティロ
自由詩
10*
07/3/16 3:31
願う苦しみ。
蓮未
自由詩
0*
07/3/16 2:44
最後の日に
山中 烏流
自由詩
6*
07/3/16 2:42
春キャベツとアンチョビのパスタ
大覚アキラ
未詩・独白
5
07/3/16 2:28
水の間に生まれて落ちる
花丸ぺけ
未詩・独白
2*
07/3/16 2:00
チョコレート列車
五十川由依
自由詩
7*
07/3/16 1:40
無言ゲーム/不在モニュメント
黒川排除 (...
川柳
7
07/3/16 1:35
お祭り
ポッケ
自由詩
3*
07/3/16 1:33
「 椅子に座る老女 」
服部 剛
自由詩
7*
07/3/16 1:32
黝き場所
maynar...
自由詩
2
07/3/16 0:49
椎名林檎の気分で
渡 ひろこ
自由詩
6*
07/3/16 0:46
赤い血を持つ、醜い者
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/3/16 0:43
ノート(創鳴史記)
木立 悟
自由詩
7
07/3/16 0:40
会いに行くよ
はるこ
未詩・独白
5*
07/3/16 0:35
貴方の腕の中で
@ショコラ
自由詩
2
07/3/16 0:25
灰皿。
狠志
自由詩
2
07/3/16 0:23
線香花火
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/3/16 0:20
雪
蒼木りん
未詩・独白
4
07/3/15 23:56
胚
ミゼット
自由詩
6*
07/3/15 23:53
DNF
恋月 ぴの
自由詩
46*
07/3/15 23:19
朝
北大路京介
自由詩
9*
07/3/15 23:16
君は、ずるい
くるす.wh...
自由詩
0*
07/3/15 23:04
くじらの足音
夕凪ここあ
自由詩
11
07/3/15 22:51
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
加筆訂正:
雪
/
蒼木りん
[07/3/15 23:57]
投稿場所を間違えました。ごめんなさい。
私はネクロフィリア
/
佐々宝砂
[07/3/15 23:40]
タイトル変更
6.76sec.