冬だって
やがてやってくる暖かさで
春になる

悲しみだって
やがてやってくる笑顔で
幸せになる

酸性だって
やがてアルカリ性と混ざって
中和する

キャラメルだって
やが ...
澱んだ町にいる

それは川底だっていい

俺は黒い汚らしい鯉の鱗でいい

どろりとしたみずのなかから輝く鏡の水面を覗く

そこに汚れた気泡を吐きちいさなとてもちいさな波紋だけを浮かべる ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
サテンの光沢まばゆく
風が雲の緞帳を翻すとき
ひととき白日夢に眩む

まだ蕾、とも呼べぬ小さな膨らみは
幼すぎて花の名前を知らない

その風の名残のなかで
わたしは繰り返される春を
...
 市民は怒り狂った
 王の度重なる重税と圧政の為に
 反乱を起こす為に武器を持ち立ち上がった
 市民は宮殿に乗り込み
 立ち塞がる兵士達を押し倒し
 王の前にやって来た
 王は言う
「ほ ...
嘘で固めた

自分を固めた

嘘の塊を

砕きたくても砕けない

そんなに

厚く無いはずなのに

なんで砕けないのだろう?
 地下の森の匂い
なんともみずみずしい匂いがするものだ
 地上は砂漠化で植物は一本も生えていない
 北極と南極は温暖化で溶け海抜が上がり大陸は大幅に縮小した
 地球は青と白と黄色の世界にな ...
 生物達がみんな死んで
 住宅街はひっそりとしている
道端にコオロギの死骸を見つけた
 足で蹴ってみると体は実が無くスカスカだった
 夜の住宅街
 巨大な公園に沿って家が建てられている
...
若い 日より
私に 心の叫びが あった

『臨終 只今』・・・

若き日の 嵐のような 感情の 起伏
暗い 濁流に 流れる 一枚の木の葉

焦燥し まんじりともせず 眠る
暗くした  ...
 




生きる事は



生ける者

全ての

正義である






僕の命は



君の

命の

正義 ...
京都にて一人歩きの僕だった安い映画「別れの一本杉」

思い出のメロディーよ一刻一刻が大切なこの日この夜
 

授業が終わって隅っこで今日の給料を待つ絵の先生は

夕暮れも間近一人机に座し ...
人の心は詩に流れ
詩はその光を灯す
生きたいと思わないんだ

でも
死にたいとも思わない


リスカしたいとか
吐き出したいとか
何も思わないんだ


でも

苦しくて
何か感じてて
どうしょもできなくて
...
ブロック塀の向こう側から
笑い声が聞こえてきたので
穴からこっそり覗いてみたら
子ども達がビー玉で遊んでいた

その笑顔は輝いていて
太陽よりも眩しかった

あれはもう10 ...
水から聞こえくる声に
応えつづけて日は暮れる
滴のなかの千年に泣き
魂と物をくりかえし
小さなうたをうらがえす


翳りの坂をのぼる火の葉
夜明けと午後は
混じることなく ...
その{ルビ瞳=め}には装填されたカレイドスコープ塵芥に宝箱を映しだす 短く折れた細い炎が
他の炎のはざまから
怪物を見る目でこちらを見ている



燃え尽きるものたちに囲まれて
何かを断ち切る仕草の列が
煙のなかをつづいてゆく


...
緑錆に走る
スレイプニール
星団の航行図
灰色の鬣に
潮の飛沫が煙る

猫が咥える
ドラウプニール
数える端から零れて 
追いきれず諦めた 
くつわの先
恋人の意味
友人の意味
家族の意味
自分の意味

人間が存在する意味がわからない

大切な人には
全部言わなきゃいけないの?

大切な恋人がいるのに
友人のことで悩んじゃいけない ...
みんなに忘れられ
でも咲いている
ひとりぼっちの
青いムスカリ

小さいけれど
顔をあげ
通り過ぎる君に
話しかける

ぼくはここにいるよ
春がやってきたよ
あなたはいつでも完璧だ





綺麗で
優しくて
明るくて

強さも持っている

けど、
寂しがりやで
涙もろくて




いつも
きらきら
輝いてる

...
何も無い空間には
「何か」があって
 
父よ
母よ
 
「何か」一体は何なのでしょう
 
何も無い空間は
白でも 黒でもなく
「何か」で成り立ち
 
父よ
母よ
 
私に ...
見上げれば
いつもの空
 
見渡せば
いつものヤツら
 
 
 
空に何を描こうとも
それは一睡の夢
 
 
 
取りこぼした現実に
涙は自然とこぼれる
 
 
 
...
私はあなたの足から離れてしまいました
橋から見下ろす川の水が
私を誘っているようでした
一瞬だけ
ほんの一瞬だけ
あなたのことを忘れてしまって
そのまま川に吸い込まれてしまいました
水の ...
ダンス ダンス

死神とダンス


わかっていたよ

差し出されたあの手を

干からびて冷たい手を

取ってはいけなかったこと

でも誰が拒めよう

どこか風変わりで
...
私の病名

 嘘患い

確かに他の人より健康じゃないけど

他の人が思ってるほど悪くない

私が欲したのは心配

心配してほしい

とりわけあなたに心配してほしい

ずっと ...
怖い
そう
怖いのです
墜ちる
墜ちる
墜ちる所まで落ちたら
あとは上るだけ…

上るのが…
怖いのです
また
墜ちるのが
怖いのです

だから
足が進まない
いっその ...
あなたから逃れるように
発車間際の列車に飛び乗れば
涙が後から飛び散って行く
誰かここから連れ出して
あなたのいないところへ

愛を確かめるたび悲しくなるの
あなたのやさしさ愛さえも
...
春を見ずに死んでいく
捨てられた子犬は
どれほど悲しいものか

いや春を知らないということさえ
知らなければ
さほど悲しくはないのかもしれぬ

悲しいのはそれを見つめて
自分にそれを ...
透き通る石が相手なら
わたしの瞳もまもられそうで、
こころゆくまで
あずけて
うるむ

そんな夜には
ゆびも優しくなれるから
ゆめをすなおに飲み干して
爪は爪のまま


...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キャラメルティー緋月 衣瑠香自由詩14*07/3/1 18:35
丘の上水町綜助自由詩6*07/3/1 17:37
廃人がポツリとつぶやく部屋5過去ログ倉庫07/3/1 17:36
さくらいろ銀猫自由詩24*07/3/1 17:33
王と市民はじめ自由詩1*07/3/1 17:24
春日 凌我自由詩107/3/1 17:24
天国と地獄はじめ自由詩1*07/3/1 17:24
願いの叶う公園自由詩1*07/3/1 17:23
『臨終 只今』アハウ自由詩2*07/3/1 17:01
【 正義の味方 】豊嶋祐匠自由詩3*07/3/1 16:31
弥生一日生田 稔短歌3*07/3/1 16:30
心は詩を明るくする(アニメポエム)ぽえむ君携帯写真+...3*07/3/1 16:05
・呼吸・はち自由詩807/3/1 15:53
ビー玉1486 1...自由詩9*07/3/1 15:51
ながれ ちかく木立 悟自由詩207/3/1 15:31
宝箱ポッケ短歌1*07/3/1 15:29
ノート(43Y.2・27)木立 悟未詩・独白407/3/1 15:29
八つ 九つ及川三貴自由詩6*07/3/1 15:22
・人間・はち自由詩307/3/1 15:20
青い花weed &...携帯写真+...3*07/3/1 14:12
あたしの憧れの人蓮未自由詩3*07/3/1 13:30
遺書柴田柴助自由詩307/3/1 13:15
あの日瑛治自由詩407/3/1 12:55
川底の靴ぽえむ君自由詩12*07/3/1 12:03
死神とダンス三架月 眞名...自由詩5*07/3/1 12:03
嘘患い自由詩3*07/3/1 11:53
恐怖春日 凌我自由詩107/3/1 11:53
ローレライ未有花自由詩12*07/3/1 9:47
暗がり436自由詩2*07/3/1 9:15
水晶になる千波 一也自由詩20*07/3/1 8:43

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