綺麗に輝く虹色をしたタマゴは
その全ての可能性をもったまま凍結した
どんな動物が産んだものなのか
どんな生物が産まれてくるのか
何もわからないままだった
そうでありながらも
タマゴはタマゴ ...
永遠がずっと同じって意味なら
私はそれを望まないわ
だって今日よりも明日の私を
もっともっと好きになって欲しいもの
だからあなたの永遠
私が預かってお ...
丘の上の{ルビ叢=くさむら}に身を{ルビ埋=うず}め
仰向けに寝そべると
空は、一面の海
宙を舞う 風 に波立つ
幾重もの{ルビ小波=さざなみ}を西へ辿れば
今日も変わらぬ陽は ...
いくつ部屋に散らばった欠片を
集めて抱きしめれば
キミと同じ感情を共有できる、
今日の喜びを昨日の悲しみを
どれだけ集めれば
キミと寂しさを判り合える、
いつか違う鼓動 ...
今 陽だまりの中で 浮かぶ陽炎のように
ゆらゆらと 心騒ぐけど
ときめきと 心配の中で 浮かぶ夜の街頭のように
人を愛した時の 淡いきらめきと
踊る光の 妖精たち
明日への 希望と ...
アルコールの力を借りて
こじ開けようとした世界がある
無理にこじ開けようとしたんだ
その度に嘔吐して
のた打ち回る
もう少し
もう少しだったのに
強力な抑制効果で
頭痛がしてくる
...
きみが 大の字に
野に
うつくしく
ひらいて ぼくを
招いている
あの人も去ってこの人も去って
行く道の知れぬこの先を
一人歩いてゆかねばならぬというのなら
悲しみにも嫉妬にも涙することはないのだろうか
ただ孤独ゆえの涙は透明で美しいといっても
そ ...
空に月
透明な
群青色に
月が
低いかすれ雲を照らしている
なんにもない
孤独もない
ベンチの鉄が
つめたいね
空に月
透明な
群青色に
月が
低いかすれ雲を照らしている
長い出張からかえる
会社によらずに
7時ごろ我が家にはいる
それでも子供たちは
もうご飯を終えていた
おもちゃやお菓子のお土産
思い思いにいじったり
口に入れたりしながら
妻から
息 ...
こどもを見つめていると
じぶんのその頃の
夜の過ごしかたを見つめてしまう
息子たちは風呂をあがり
アイスクリームを食べている
思いがこの世にあふれている
やり過ごしの毎日が貴かった
...
いたいんです
くるしいんです
すきなの、
青い空を夢見て 目を閉ざし
僕は ずっと待っていたんだ
春が僕のもとへ やってくるのを
春が来て あたたかな陽と優しい風が辺りに満ちたら
その時 僕は目覚め 大きく花開こうと思って ...
ああ、痛いなあ、と笑い泣きでつぶやいたとき
いちばんに、割れるのは鏡で
これが水面だったら割れないで済むのに、と
あかいものを見て
にぶい光はいたみとやすらぎをもたらして
ああ、 ...
体の隅々を解体され分析され
カルテをつけられ病名をつけられ
悲痛な面持ちの周りに宣言をされる
私は生きているから
痛くも無い病名に
迫り来る恐怖に
少し心が不穏にはなっても
...
学校のパソコン授業の最中に
こっそりおきにいりのところに行ってしまうような
そんなスリルあることを
愛していた。
それはたとえば
あなたと手をつなぐこと、
あなたが泡になっ ...
長い間降り続いた雨が上がった
だから何だってわけじゃないけど
傘を差したまま歩くよりは
遥かに進みやすいはず
だけど急ぐと疲れるから
道端の花と語り合いながら
カタツムリの ...
1回戦
ピッピ→白糸(1順目落ち)→□■→ルナク→ヒツジ→汐見ハル(3順目落ち)→4D6173616E6F6275 4973686969(3順目参加)
ピッピ:船を出す合図忘れてぼんや ...
いつの間にか夜が短くなった
それに合わせるように私はとても無口になった
いつもの裏通りには
見当違いな質問ばかりが飛び交い
静電気を帯びた優しさが充満している
声を紡ぐ旋律が見つから ...
汚れのない響き 細かく震える音
その弓で 僕の魂も奏でて欲しい
唇に そっと指をのせてみたい
僕のタクトで 思い切り鳴かしてみたい
ベートーベンも ワーグナーも きっと君に惚れて ...
御成門の交差点の向こうで
東京タワーは
暖かな孤独を灯している
硬い道の上を
ゆっくりと進みながら僕は
目の前に無いもののことばかりを
考えている
なかなか目覚められない
夢の ...
書きなぐった原稿
溢れたごみ箱から漁りだし
我が人生を振り返る
私は
なんてたくましく
なんて非情なのだろうと
頭をがむしゃらに振り回す
語るのは文字
語りかけるのは ...
ある夜
それはカリカリに焼けたトーストを頭に乗せていた夜のこと
私の足の周りには
とてもざわざわ緑の海
私の頭の遠くには
とても大きなお月さまが光ってた
たまたまパンを見つけた ...
ジョニーがジョニーになった日は
風の強い日だったという
ジョニー
本名は青木勲
親父さんは右翼でアル中だった
よく夜中に日の丸をふってわめきちらしていたという
お袋さんは幼馴染の女 ...
人生は甘くないと言う事実を
嫌っていう程噛み締めて
後悔の海に溺れていく
人間辞めたくなっちゃったから
鉄腕アトム張りのロボットになろう
超合金とまでいかなくても
シルバーメタリッ ...
冬の町に灯がともり
羽を休める
男たちは どこからか集まり
酒に身を許す
女たちは 寄り添い
夢を奏でるように
触れあうことさえ
視線を重ねることさえ
...
君からの清らかな愛情を
私 ハレンチな気持ちでしか返せない
君がもう少し 元気になって
君がもう少し 毎日を楽しく過ごせて
君がもう少し
近くに いてくれたら・・・
そんな欲張りな願いを 思ってしまった
自分に 思わず苦笑する
そんな願 ...
炎とは、燃えさかる火だと、書いてある。
たくさん酸素をあたえれば、きっと立派な炎だね。
あんなにおそろしいものも、最初はこんなにちいさいの。
火だけじゃないね。みんな ...
ほら、破壊神なんだろ。
いつまでも、綺麗な空を見てないで。
ぶっ壊せよ。
海や、山や、森みたいに。
ぶっ壊せよ。
破壊神なんだろ。
自分たちも壊しちゃうくらいの。
戦争、イジメ、殺し。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虹色をしたタマゴ
ぽえむ君
自由詩
5*
07/2/28 22:39
永遠
優飛
自由詩
4*
07/2/28 22:38
願いごと
服部 剛
自由詩
15*
07/2/28 22:28
睡蓮の在る池
AKiHiC...
自由詩
4
07/2/28 22:27
はるこの春
天野まさたか
自由詩
1
07/2/28 22:21
便器
maynar...
自由詩
2
07/2/28 22:20
そろもん(春ざれの話)
みつべえ
自由詩
3+*
07/2/28 21:56
祈り
アマル・シャ...
自由詩
4*
07/2/28 21:39
地球から見る宇宙に
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/2/28 21:37
久しぶりの我が家
〃
携帯写真+...
1
07/2/28 21:36
こどもの頃の夜
〃
携帯写真+...
0
07/2/28 21:35
恋焦がれる
ひめと
自由詩
3*
07/2/28 21:32
「春待ち」
和 路流(N...
自由詩
6*
07/2/28 21:25
鏡像
ひめと
未詩・独白
2*
07/2/28 21:25
検査
茉莉香
自由詩
5*
07/2/28 21:13
喪失
ひめと
自由詩
1*
07/2/28 20:51
雨、上がり…
1486 1...
自由詩
12*
07/2/28 20:47
短歌部恒例いちごつみ 2007年2月27日の夜の出来事
ピッピ
短歌
6
07/2/28 20:43
短い夜
松本 涼
自由詩
8
07/2/28 20:04
照 美
北大路京介
自由詩
11*
07/2/28 19:52
東京タワー
松本 涼
自由詩
2
07/2/28 19:52
無情
柴田柴助
自由詩
2
07/2/28 19:24
月ジャム
ふく
自由詩
5
07/2/28 19:12
ジョニーの理由
しゃしゃり
自由詩
6
07/2/28 18:56
*錆びないジェラルミンは*
かおる
自由詩
10*
07/2/28 18:55
町
わら
自由詩
14*
07/2/28 18:47
ハレンチな気持ち
スプートニク
自由詩
3*
07/2/28 18:41
もう少し<18のprose-7->
ウデラコウ
自由詩
4*
07/2/28 18:06
創書日和「炎」 grow up
逢坂桜
自由詩
9*
07/2/28 17:53
破壊神。
狠志
携帯写真+...
2
07/2/28 17:41
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
5810
5811
加筆訂正:
創書日和。炎 【春の焚火】
/
佐々宝砂
[07/2/28 21:48]
1文字訂正
8.35sec.