萩原朔太郎の病み具合はちょっと抜けてる。
健康的な詩人にはない病的な旋律。
音韻を重視した、かっちりきっかりなスタイルとは対照的なテーマ。

谷川俊太郎で好きなのは20億光年の孤独、くらい。
...
この方法しか見つからなかった
嘆く
なんて合理的でなく
なんてつまらない

何故、殺さない。
私の中の獣が問う
ただ諦めていないだけだ。
そう答えてみる
だが諦めているのかもしれない ...
小腹が空いたから冷蔵庫を開けたら
美味しそうなプリンが目に飛び込んできたから
手に取りスプーンで味わっていたら
バスタオルを肩に巻いたあなたが
「プリンはどこ?」って聞いてくるから
「あれな ...
  

今日 

雪 

降って 

消えた




ことばは

とんと

降って 

こない







今日 雪 降って 消えました

...
ゆるぎない願いは炎の如く燃え続けている。

いつまで続くんだろう。
この道は。
そろそろ歩くのも面倒になってきた。
自分の周りは漆黒の暗闇が、でこぼこ道を飲み込んでいる。

後ろを向くの ...
図書室でいつも同じ席に座って1時間ほど滞在
殆ど誰も来ない室内は静かで快適だ

時々視線を受付カウンターに投げると
図書委員の子が静かに何か作業をしている
最近気がついたことと言えば「いつも ...
水色の
セーターを着て 姉は
蛛形類の姿態

冬期臨時急行列車は
ぼくらを冷凍魚にする



シガレットの灰
つぶれたチューブ
青と赤だけの平行線

海の ...
おそい夏の日の海岸に
光が二筋 射し込んで
無人のボートが沖合いへと流されてゆく
それを呆然と眺めている
あの少年は一体誰か

ぼくの寝室の壁には
一枚の記念写真
姉が首 ...
黙っているだけで、
聴こえてくるよ。
こんにちはこんにちは。
ことばさん。






道路工事の音リズミカルどどどどどど土曜日にはしないでね。
...
カフェの窓辺の席

ぼんやりと外を眺めてた



交差点を行き交う人々、車



ガラス越しに

水族館の魚を見ているよう



水族館の魚たちも

人間たちをじっ ...
真昼の空に白い月

目をこらさなきゃ 見えないの

目をこらしても 見にくくて

まるであの人の心、みたい

真昼の空に白い月

白い空の白い月

それは

見えないけれ ...
ちょっとコマ送りが速いかもです…
伝わるべきものが伝わればいいです
あのね

くろっかすの花が咲いたよ^^

あなたからの電話が

あったとき

くろっかすの花が咲いたよ^^

早くあいたいって

くろっかすの花が咲いたよ^^
舌先でかるく転がすペパーミント
    君の涙の訳はきかない


雨が降るだから今すぐあいたくて
    水玉模様の傘さしてゆく


まぶた沁むほんの少しのメントール
    ただ甘 ...
おませでおしゃまなペチカ

今日もお気に入りの白のワンピースで

白い花が満開の花畑に冠を作りに

僕はこっそりその後について行く

たくさんの白い花に囲まれて

綺麗なものだけを ...
何度でも私を捜す亀の子に出前の寿司のねたやる息子 すべり落ちる涙が軋む心のひびに落ちる
染みて 痛んで 傷んで いたむの
眠れぬ夜に抱かれて 戯れるように
鳴くように歌いながら
古守唄の優しさで また私は私を傷つけてる

ねぇ 今 君はもっと痛いので ...
可愛い女の子に出会う機会も増えてきた

季節も春が近ずいてき

僕の心に春が訪れるのも近いだろう

長い間彼女の方もブランクがあるが

昔はよくもてた方だし

ルックス ...
庭に出てみたら
赤い沈丁花がもう咲いている

沈丁花が歌っているよ

少し風は冷たいけれど
春が来たよと歌っているよ

白い沈丁花はまだ咲かない
顔を見合わせハミングばかり

...
ああ、冬の日に

ぼくはあなたと失いたかった

夜の海をゆく

フェリーの三等室

垢にまみれた

蛍光灯に照らされ


ああ、焦りのような

遠いこころを見つめている
...
妖精に満ちた部屋に
姫は住んでいる
王子を待っている
永遠に続く
冬の魔法が解かれるのを

ときどききらめくのは
姫の笑い声で満たされた
妖精たちの柔らかなお腹だ
...
それは、甥っ子が遊びに来ていたときでした。



暖かい冬の日差しの中で、まったりと俺は雑誌を読み、
甥っ子は持ってきたおもちゃをカタカタと動かす中、
優しく降り注いでいた日光を薄い雲が遮 ...
あれは確かマリリンが三歳の時
近所の大人や親せきたちは言った
「マリリンちゃんはほんとうにかわいいね」
マリリンは単純に嬉しかった
でも大人はみんな小さい子どもにはかわいいと言うのだと思ってい ...
「もしも君が」
と書き始めて
「もしも」
という
仮定の話はやめようと
ふと思った
「もしも」
なんてことは
「もしも」
だから
そんなこと考えるだけアホみたい
自分を探してもど ...
思い出は語り部
小さくなった夕の背で眠りについた
子守唄を
森の中に
タイヤは捨てられた
誰にも見つからない
誰も見つけようともしないだろう
タイヤは毎日
真上の青空を
口を丸くして眺めるだけだった
たまに流れてくる白い雲を見ては
無理をして走 ...
この手に触れてはいけない
この手は世界をつかむ手だ
この手は大きなことを成し遂げる手だ
おまえを抱きしめるためにあるんじゃない
この手に触れてはいけない

この手に触れてはいけない
この ...
降りつもる首しめるよに降りつもる信じることのできぬしあわせ



ひとつまみふたつまみして倒れゆく小さな夜の集まりの塔



家の背にあふれはばたき打ち寄せる星に至る火 ...
八角形の小箱は
ブルーウォーターで満ちていて
覗き込めば
ぶちの鞠が回転している

それは
滑らかな哺乳類の群れだ
あるいは
みるく色の
貝類の
ひとかたまりに
溶けて


...
  君が笑った
  橙色の気持ちに満たされた僕
  君が笑いやんだ
  戸の閉まる音に怯えた僕



  君が泣いた
  駆けつけて抱きしめた僕
  君が泣きやんだ
  わけも ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
2/16しゅう未詩・独白207/2/16 19:27
裁きmaynar...自由詩007/2/16 18:57
喧鬧、を拝借して1486 1...自由詩7*07/2/16 18:47
格子AB(なかほ...自由詩1007/2/16 18:33
炎の如く愛心自由詩3*07/2/16 18:20
放課後(彼Ver.)vi未詩・独白2*07/2/16 17:46
日記んなこたーな...自由詩107/2/16 17:04
記念写真自由詩207/2/16 16:53
「 おやすみさん歌。 」PULL.短歌9*07/2/16 16:52
水族館ajisai自由詩7*07/2/16 16:41
NOON MOON春日野佐秀自由詩6*07/2/16 16:05
詩よ心を叩け!(アニメポエム)ぽえむ君携帯写真+...6*07/2/16 15:57
くろっかす春日野佐秀自由詩3*07/2/16 15:55
ペパーミントキャンディー石瀬琳々短歌13*07/2/16 14:38
ペチカ三架月 眞名...自由詩6*07/2/16 14:20
主婦のいない日weed &...短歌007/2/16 14:20
夜迷唄芙架シギ自由詩107/2/16 13:52
春の訪れDirect...自由詩6*07/2/16 13:11
春の合唱weed &...携帯写真+...0*07/2/16 12:57
冬の日に吉岡ペペロ自由詩7+07/2/16 12:49
水在らあらあ自由詩14*07/2/16 12:02
甥がもたらした冬の怖い話時雨自由詩5*07/2/16 11:56
マリリンふるる自由詩9*07/2/16 11:32
「もしも」チアーヌ自由詩607/2/16 10:46
背中の曲がった おばあさまの ひより自由詩3*07/2/16 10:34
森の中のタイヤぽえむ君自由詩12*07/2/16 10:31
この手は未有花自由詩14*07/2/16 10:07
夜未記木立 悟短歌807/2/16 10:06
レモン海佐野権太自由詩26*07/2/16 9:44
あい草野春心自由詩307/2/16 9:19

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