焦り 惑う 心

何を焦っているのか 何を戸惑っているのか この心


何をそんなに急いでいるの 私 ・・・


まだまだ時間はあるでしょ?


焦って 進んで 転んで 空回り  ...
空のポリバケツがゴロゴロと
春一番の風だか 季節外れの突風だかに
弄ばれるようにゴロゴロと
あっちへ行ったり こっちへ来たり
空のバケツに意思はない
風の吹くままあなたの望むまま

ちょ ...
さふして立つてゐて坐つてゐてさふして 大切なモノを大切にするほど 壊れてゆくのは何故?

ただ・・・愛したいだけなのに 愛してはいけないのでしょうか・・・


愛すれば愛するほど 嫌われて

大切にすればするほど 壊れてゆく ...
{引用=木の芽を幾つ数えた頃に
木の芽を幾つ摘んだ日に

想い晴れないこの空で
幾度の晩を越したのか

ひとつ小さな結びの手
時には木漏れ日うたたね木

姿変われど弓張り月の
野原 ...
めざめ て
1 という数字に安堵する
紙をぺらり べりっとやぶり
くしゃっと捨てる

とりだしたければ、箱に手をいれるだけ
小さい緩衝地帯にどんどんほうりこむ
あれも あれも

...
ぼうしから とりだした
はなづなを そらに
かけおわると てぶくろをぬぎ
ゆびぶえ ふいて
ことりたちを よびよせる


*関連作品
手品の話→http://po-m.com/foru ...
言の葉が 舞い
言の葉が 光り
言の葉が 歌う

言の葉の大樹に寄り添い
顔を上げれば ほら
言の葉が楽しげに 歌う
木漏れ日はまぶしく
光り 舞って
言の葉の旋律を奏でる

一 ...
ぶら下がろうと思った縄が
ちぎれてしまった
陥れるために仕組まれた陰謀か?
創造者による試練か?
嘆いてもしょうがない
擦り切れた心をそっと抱いて
壊された感情なんて捨ててしま ...
いつも通る道のある家の玄関に置かれた
手入れを忘れられたその花壇は
いつも泥みれだった
白い花が咲いているというのに
綺麗とは思われず
むしろその花の美しさが
汚さを目立たせていた
花の ...
たおれると
痛いの。
せなかの傷口がひらくの。
何があってもこれがあれば大丈夫。
その「これ」を見つけてください。
誰かがそれを「逃げ」だと言っても
気にすることはありません。
その「これ」は「逃げ」ではなく
あなたの「幸せの種」です
鳥かごを作った
鳥は空にいるので
それで良かった
代わりに魚を入れると
苦しそうに跳ねた
花や玩具を入れても
どうということはなかった
鳥かごは
誰のものでもなかった
鳥は空にいた
...
近所の浄水場に
今日もまた
死体がうかんだ

警察は
現場封鎖をして
今度こそ必死に調べたけれども
結局今回も
死体が、水を、汚染していたのか
水が、死体を、浄化していたのか
死体 ...
歩幅はいつも貴方と同じ
優雅な大股の一歩がひそかな誇り
目線の先は遠くで交わる

そこはどこなの?か
知ったことかと笑いあい
そこにはいつ着く?の
予定なら未定とうそぶく

脚のコン ...
(?){引用=見えないかれらへのしつもんじょう ぼくより}

幽霊 彼は
この世のどこかにいるのですか

幽霊 彼は
あの世のどこかにいるのですか

この世とは どこからどこまでで
...
 置いてきぼりをくった事も判らずに
      自我の尻尾を振りながら
   manualを金科玉条としていた昔

    なのに今や うつろな自分と
まぼろしの他人とが鬼ごっこしている
...
3月のつぼみをほどかぬよう
小さく軽くノックする
唇をつけるほどにのぞきこむ
私のこころ乱すほどその姿美しく
手の平で包んで奪い去ってしまいたいと言ったのなら
快活にあははと笑うだろう
君 ...
    {引用=そこに立っていてはいけない
  だってね
  そこは通路なんだから}

満月の夜
ぽっかりあいた空の穴へと
長い階段を登る
有象無象の影

水面に映る月は
堕落した ...
不安が胸に 落ちて来て
目を 覚ます
どうしよう どうしよう
真夜中に 立ち上がる
暗闇の中を 歩き回る
狂気が 目を覚ます
遠いところで 正気も目を覚ます
ゆっくりと ゆっくりと 
...
光差し添う{ルビ日照雨=そばえ}受け

孕む息吹に 背を伸ばし

明日を手繰りて ときめきを

{ルビ抱=いだ}く{ルビ童=わらし}が 虹を吐く


透ける視線は {ルビ横豎=おうじ ...
昨日もキミは
ひととおり愚痴
こぼしたあと
いつものように言った

もう何度聞いただろう?
うわごとか戯れ言と
放っておけばいいのに
そうもいかないんだ

ボクはなんと返せばいいか ...
岬の先っぽで
昼と夜が混ざり合う
感じやすいところをめがけて
長い長い
立ちしょんべんを放つ
すると
前触れもなく
水平線の辺りに稲妻が走って
映画みたいで
わけもなく泣けた

...
   +    +    +    +    +    +


指先で 空中に 6 って 書くよ 機械みたいに すばやく 正確に


   +    +    +    +    +    ...
ソファを見に行った
高級家具店へ行った
電車にのって行った
外国人のつもりごっこ
買うつもりごっこ

オーノーと
あなたは言った
オーイエスと
あたしは言った
やあらかいソファはふ ...
 
見上げる空に
星は無い
町の空は
寂しさを忘れる為に
いつまでも いつまでも
見える範囲を
照らし続ける

照り続ける事が優しさで
見えなくなると
その優しさも届かなくなる
...
誰にも知られたくなかった
僕の宝物は人の物
本当に欲しいものならば
奪い取っても仕方ないだろ

輝きを失った宝石を
見せびらかして
びくびくしながら笑って
誰にも知られないように
...
生きることから 逃げるな


一度は自ら望んだ道だ


這いつくばってもやり通せ


哀しみに殺される位なら



思い切り叫んで 笑ってみせろ!






...
服の首もとから 手を入れられると
求められている気がした

頭の上に 重く 手をのせられると
愛されている気持ちになった

全ての行為が済んだ後
もう私は必要ないんだと思った

眠る ...
体調を崩して(半分は仮病でもあった)
授業中の、保健室で
そのベッドから見上げた模様が好きだった
長方形を積み重ねてあって

ロボットの顔を想像して
胴体までは上手く作れなくて少し残念
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
狂い心愛自由詩3*07/3/1 23:24
空のバケツ紙ふぶき自由詩107/3/1 23:23
無季 自由律/////俳句107/3/1 23:20
もっと愛したい心愛自由詩3*07/3/1 23:13
待ち惚け夕凪ここあ自由詩9*07/3/1 23:11
カレンダーさかな自由詩007/3/1 22:53
そろもん(野外公演の話)みつべえ自由詩307/3/1 22:47
言の葉渡辺亘自由詩3*07/3/1 22:45
Hookermaynar...自由詩107/3/1 22:22
悲しい花ぽえむ君自由詩13*07/3/1 22:20
テーマパーク吉岡孝次自由詩207/3/1 22:06
幸せの種美琴自由詩407/3/1 21:49
鳥は空にいたたもつ自由詩907/3/1 21:46
水と死体とシリ・カゲル自由詩1*07/3/1 21:42
ワルツSix未詩・独白107/3/1 21:38
響漣—三つの声源による—輪橋 秀綺自由詩2*07/3/1 21:35
にびいろの声紋信天翁自由詩307/3/1 21:07
春かげろうさくらほ自由詩9*07/3/1 21:02
素晴らしき鈍感深月アヤ自由詩4*07/3/1 20:55
不安な目覚め雨人自由詩2*07/3/1 20:35
狐福朱雀自由詩2+*07/3/1 20:17
夕暮れフォトグラフ水中原動機自由詩307/3/1 20:09
遠雷大覚アキラ自由詩207/3/1 19:56
リヴォルヴァー自由詩307/3/1 19:54
シチュウ日和ふぁんバーバ...自由詩9*07/3/1 19:52
星に川口 掌自由詩14*07/3/1 19:09
ローバー黒い鴉自由詩207/3/1 19:07
笑ってみせろ!自由詩007/3/1 19:07
おでこスプートニク自由詩3*07/3/1 19:05
85、天井 【てんじょう】雨宮 之人自由詩1*07/3/1 18:58

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加筆訂正:
*サヨナラ*/かおる[07/3/1 20:12]
今更なのですが、誤字見つけてもらいました。
85、天井 【てんじょう】/雨宮 之人[07/3/1 18:59]
2007.02.16初出。少し改変。
5.69sec.