たまには立ち止まって
振り返ってみようかな
たいした事はない人生だったけど
心なしか誇らしい気持ちになるんだ
道なんてほどじゃないね
轍だらけだし
ただ通れないほど
荒れ果てても ...
ヨーグルト味のキャンディー
黒のパーカー
ファンタグレープ
コンバース
日本語だけの 流行の歌
これ全部
あんたの好きなもの
そして
あたし ...
図書館前のCDショップで 貴女の姿を見つけました
貴女が あまりにも眩しかったので
つい 逃げ出してしまいました
...
光って闇に落ちるガラスの中で
ゆっくりやさしくながれるメロディの
音符との闘い
君を捜しにいったホワイトキャッスルで
君がうすく消えかかる自然現象
僕は胸のうず ...
さがしてみても
しっぽは見つからない
まるで
気泡のような午後だから、
いつの窓にも
ふたりは
求めて
やわらかな、視線
だれにも始まる
デッサンの
...
つゆのおもてを奏でるような
かすみの語り部、
八日月
白々しくも、
ゆかしいものです
枝のあいだを
いそぎもせずに
はかなさをなぞるには
聡明すぎる、ような ...
8本目の電車
見送る僕
閉ざされた踏み切りに
興味等ない
進むことこそ
僕の義務
20本目の電車が通る
ただ立ちすくんで
動けない僕
止まったまま ...
地殻に居眠りする風の群れ
襟元合わせれば
擦れた羽音
すり抜けた鼓動の列の空
眠らないと 届かない宙
ひたった真昼の花の蜜 逝き
寡黙をあぶる眼に しゃがれ
かがみこんで握り ...
あなたが口を開ける
中には空が広がっている
雲が浮かんでいる
舌がある
少し乾燥している
その先に
喉ちんこがぶら下がっている
双発のプロペラ機が
飛んでいくのが見える
空の一番青い ...
扇形は三角形の仲間に入れてもらえなかった
たった一つの辺が曲がっているだけ
ただそれだけの理由だった
辺が曲がっているのは全てが堅くて
融通の利かないものになるよりも
どこか一つがやわらかい ...
久しぶりにおばあちゃんに絵てがみを出す。
庭から取ってきたホトケノザ。
よくある絵てがみみたいに葉書いっぱいに描くというのは、
なぜだかどうも私にはできない。
一般的にいうとやや遠慮がちな、
...
木漏れ日の降り注ぐ駅前の並木道で
信号待ちをしている君を見かけた
髪型と服装以外何も変わっていない君
懐かしい気持ちが風に乗って蘇る
今なら気兼ねなく話せると思い
君の元へ駆け ...
こん、こん、こん
夜、眠れないでいると
いつも扉はたたかれる
来たですよ
梱包王ですよ
そう言って差し出された
掌よりもひとまわり大きな名刺には
ロマノフ王朝の末裔にして
...
白くつめたい指が摘んだ菫の花束
破綻をつづけるイノセンス
誰にもわからない時を刻む時計
虹色に震えながら遊離してゆく旋律
救いの無いシナリオ
かすかに聴こえる古いオルゴール
のようなノスタ ...
明日は
地球最後の日
あなたは
きっと忙しいから
今日
少しだけ逢いましょう
私は
すぐ戻ります
あなたもね
勇気をありがとう
少しだけ
やさしくなれた
こころの
太 ...
"i"
嘘の恋も重なれば
いつか本当の恋になるんだろうか
なんてテレビを見ながら
桜が見たいとか
"i"
とりあえず
ひとりで ...
俺の手には零れ落ちるものばかり
めげずに何度もすくっているのだけれども
ことごとく零れ落ちるのだ
地球上の水を全てすくってやろうなんて考えちゃいない
俺の手に収まる範囲で慎ましくすくっ ...
附加し物 遍く賊と 地行く者 獄吏又尚 附加し這う者
死人群れ 旗掲げると 行軍と 生きてさらすと 獄中季節
女達 蝿に集りて 殺戮と 喜ばしかな 埋もれ首達
愛よりも 又広大な 僧 ...
ねえ もう桜
見上げた空には
花びら
去年とは違う君
去年とは違う僕
川面の色
遊覧船
舞い散る花びらも
さみしくない
こわくない
たとえどこに落ちようと
変わ ...
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている
1つは水へ
1つは土へ
水は乾いた心に潤いと安らぎを与え
今まで辿ってきた道の
過去の事実と思い出を語りだす
土は浮いた心に土台と勇 ...
誤解だとしても君が怒ってるんなら
悪いのは僕なんだろうね
ごめんよダメな僕で
簡単に謝るくらいなら最初からするなって
君は言うけど
反省はしてるんだよホントに ...
首の後ろ
うなじあたりに
赤いボタン
押したら
何か変わるらしい
それなら
一番 最初に
戻りたいな
何にも持っていない
まっしろなときに
なーんて
いつ ...
山川駆けて 広いおとこに
影陽捕まえ 強いおんなに
薪をかさねて 干したら眠れ
井戸のくみ水 かかえて帰れ
鯉が釣れたら 背に垂らせ
花を摘んだら 額でかざせ
白川の流 ...
真夜中にコンビニに行くのは
森に分け入っていくときの
あの感じに似ている
とても疲れているので
栄養ドリンクと
2錠で100円の錠剤を買って
再び暗い森を歩いて帰る
そういえばず ...
東京の街に出てきました
あいかわらず僕はなんとか大丈夫です
と誰かに歌った人がいました
そしてぼくもまた東京にいます
東京は来るたびに汚くて田舎くさいと思います
人の臭いが強すぎ ...
地上12階から遠望する 驟雨沛然 死ねないシネマ
顔をしかめて しめやかに濡れる ショパンという名の失業者
住所不定 慢性的に胃弱の犬が 活発な殺意で吠えている
名前を忘れた囚人たちよ 明滅 ...
流れる車両に身を委ねて
世界に逆らって辿り着いた駅は
{ルビ鈍色=にびいろ}
還る人々に身を溶かして
改札を一歩 踏み出した途端に
{ルビ冷雨=ひやあめ}
いつからか
...
首筋から
次々と抜け出していく
幾筋もの熱の糸たち
あなたを前にほどけて泣いてしまう
朝が来たり夜が来たりするたびに
揺れているのだきっと
いつだって泣く準備はできていたのだ
だから ...
僕の孤独に舞い降りる
何度も繰り返し響き渡る
揺るがぬ真実
生を紡ぐ理由
宇宙を貫き通すリズム
・・それはアナタの鼓動だ
静かに脈打つアナタの鼓動だ
マテリアルな世界で
確かに便利になった
俺達を囲む電脳世界
なんでもかんでも気軽に手に入る
愛の薄くなった物質
終わりが始まりの合図
このまま
このまま
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
道
優飛
自由詩
3*
07/3/11 15:46
好きなもの
愛心
自由詩
1*
07/3/11 15:42
CDショップ
北大路京介
自由詩
13*
07/3/11 15:32
輪廻
こめ
自由詩
7
07/3/11 15:03
オクターブ
千波 一也
自由詩
16*
07/3/11 14:59
八日月
〃
自由詩
10*
07/3/11 14:53
レール・アローン
倉持 雛
自由詩
4
07/3/11 14:46
古蝶石
砂木
自由詩
14*
07/3/11 14:46
目
たもつ
自由詩
13
07/3/11 14:19
仲間外れの扇形
ぽえむ君
自由詩
9*
07/3/11 14:08
絵てがみ
weed &...
未詩・独白
2*
07/3/11 13:16
つかの間の再会
1486 1...
自由詩
6*
07/3/11 13:04
梱包王
シリ・カゲル
自由詩
2*
07/3/11 12:54
処方箋
塔野夏子
自由詩
12*
07/3/11 12:28
冬彗星
uminek...
自由詩
11*
07/3/11 12:13
ワールズエンド・スーパーノヴァ
AB(なかほ...
自由詩
10*
07/3/11 12:12
水の男
maynar...
自由詩
1
07/3/11 11:57
下手糞な5首
奥津 強
短歌
1
07/3/11 11:06
さくら雲
uminek...
自由詩
6*
07/3/11 10:00
ぽえむ君の旅−水と土−
ぽえむ君
自由詩
5*
07/3/11 7:20
「自己嫌悪」
BM
自由詩
2*
07/3/11 6:21
リセットボタン
倉持 雛
自由詩
3
07/3/11 5:37
肥後童唄
soft_m...
自由詩
6*
07/3/11 4:23
コンビニまで
大覚アキラ
自由詩
6
07/3/11 3:15
新宿
知風
自由詩
5
07/3/11 3:04
夜へ
んなこたーな...
自由詩
0
07/3/11 2:55
*雨路物語*
ちと
自由詩
1*
07/3/11 2:51
寄り添う夜
かのこ
自由詩
6
07/3/11 1:55
鼓動
P.B.
自由詩
0
07/3/11 1:41
完全燃焼
山崎 風雅
自由詩
2
07/3/11 1:27
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
加筆訂正:
まい・れぼりゅ〜しょん ー僕の太陽ー
/
服部 剛
[07/3/11 7:32]
一部書き直しました。
5.67sec.