朝-
電車に乗るときの
皆のあの私座りたい俺も座りたいというオーラがいやで
先に乗り込んでも窓際とかに立ってしまう
ヨーイドンとか言ってないのに競争しだすのがいやだ
ルールが明文化されて誰か ...
人一倍寂しがりやの俺は
時間に穴が空いたら
友達の数を数えるんだ
そっと心に温めている思い出達を
リボンをほどいて立ち上げる
短い時間旅行
見たこともない明日に向かっ ...
襲ってきた願いが
貴方に似ていた。
深夜の宴が何度目かの乾杯を迎える頃
僕たちはまだ少し冷たいテラスで
指切りをすることと同じ意味を持たせた
短い 短い キスをす ...
耳をすませる
聞こえない何かを聞きたくて
あなたの心の声
とても小さな声
死んだと思って身体を焼かれてみたのだが
どうもやっぱりまだ死んでいなかったみたい
あついなあ あつい
心頭を滅却すればファイアもまた涼し
ということばを思い出したのだけれども
...
昨日までやわらかかった
祖母の手には
取り返しのつかない
岩石が生えてしまった
気味悪がる僕をよそに
つうんとした口調で
おこづかいをあげる
なんて言い出したから僕は
* ...
大都会にひとりのバレリーナ
彼女はバレリーナとしての誇りをもち
くるくる回りながら生活をしている
だがそういった生活はやはり不便なので
明日からは回るのを止めようと考えている
...
カナダからやって来た転校生は
ハリウッドスターのようにキラキラしていた
ブロンドの髪に色白の肌
僕は人目で魔法にかかった
I fall in love with her.
...
いくら、
書いても、
晒してしまえば、
それで死んでしまう。
次の瞬間には、
なにも書けていない気分。
気が付けば、
また死体を漁って、
屍書き、
...
黄色い菜の花畑
いつも綺麗に咲いている
いつも美しく咲いている
いつも健気に咲いている
夜にも
風にも
雨にも負けず
咲いている
人に必要とされ
人に愛を与えて
人に喜ばれ ...
ひとつの出来事も観察者によってさまざまに解釈される。
また、画一的な解釈の反復と強化は、一種の暴力であり他者の排除に繋がるとされる。
ひとつの出来事を多面的に読み取る、または読みかえる努力が広くに ...
空と 空のかたちの窓と
空のかたちの音が重なり
幾つもひらくものの内の
悲しいものが言葉だった
小鳥が鴉のうたをついばみ
鴉が小鳥のうたをついばみ
小鳥は鴉に 鴉は小鳥 ...
見知らぬ空を仰いで
温もりを感じる日々
ときおり舞い降りる
透き通った言葉を
奥深い森の落ち葉で包んで
肉体のない愛情を知る
交じり合うことのなかった
細い光の線が
一瞬の ...
明日死んでも良い生き方を
私はしたいと思う
そこでふと考えた
今、私は死ねるだろうか…
ダメダメダメダメ
最低限の事さえも
私はまだやっていない
この次回復することができたら
...
あれも違う
これも違う
探し続けているのに、どこにもない
似ているものを見つけた
光が差して
ゆく手が開けた
「これかもしれない」と思ったのだ
でも、またすぐに色褪せた
無色に ...
ちうちうちうしゃきでくすりをながしこみ ちう
ちうちうちうしゃきでなにかをながしこみ ちう
死体の群れ達 を わくちん と よんで
化学と科学の果て おくすり と よんで
ち ...
My spirit's been up to the heavens
Taking my soul on a ride
Up to the ends of the rainbow
and ...
その頃、私は建築請負の会社の現場代理人として働いていた。
朝の六時半に目覚まし時計を合わせ、車で出勤する。途中、牛丼屋チェーンで納豆の朝食をとり、タバコに火をつける。ヘルメットを被り現場に入ると ...
僕には見えない
昔は見えていたはずの繋がった糸は
まだ君の目には映っているのだろうか
君が僕の言葉に
いちいち反応するのは
そう思えるのは
僕の勘違いなのか
想像が出来なくて
...
カードを出すと敵が倒れる
カードを出すと私が笑う
私は悪魔の顔をしている
私の中には誰もいない
私の後ろに誰かがいる
後ろを振り向く事が出来ない
恐怖のあまり
背中が硬直している
辺り ...
僕達が暫くの間歩いてきた細い道の意識はとうとう砕けて、
女は僕の横で微光点在する白昼の花々を避けて廻り始める、
言葉を 一つ 一つ呪うように吐き出しながら ...
日が暮れて今日も塩屋に
ナメクジたちが集まる
口々に死にたい死にたいと言いながら
塩を求めにやってくるのだ
けれど感情が昂りすぎて
みな自分の流した涙で溶けてしまう
翌朝塩屋の前は
粘液 ...
ぼくらの夢が一つ消えていった
ずっと空き地だった場所に
高層マンションが建つらしい
みんなでゲームをしたり
自転車で走り回ったり
喧嘩になったりもしたけれど
いつも気軽にみんなが集まって
...
透明な流れやその匂いが
蒼い夕暮れに僕を連れて行ってくれる いつも
繊細な指先やその動きが
貴方の人生を物語っているように思える
目の前で貴方がグラスの水を飲む時に
水が煌めいて波を打ってい ...
寝っ転がってると殻に当たった。
殻の向こうでは大きな嘴が、
こつこつと、
ぼくを喚んでいる。
ごめん。
午後の昼寝には、
少し遅れてしまいそうだ。
...
別れるために付き合う恋と、
別れ話で確認しあう恋と、
恋に溺れないようにするセックス、
というのがあります。
別れるために付き合う恋はまた別れるためにすぐ終わって恋か何か ...
三毛猫は憩う
幻燈の夜
羨望にすました
猫の瞳に膨らむ
ブリキの月
悪戯な黒雲が
月光の尻尾を隠し
この乳白の森を
蒼い舌で塗らしてく
魔法が解けてくようだと
きみは云 ...
君を思う
とき
上と
下に
僕は
引かれて
風も冷たく高く高く上り
落下を予感する
ケラの様に深く僕を隠し
浮揚のしかたを知る
地平からすれば同じこと
君から ...
高曇る
淡い灰色の空
ほどよい
緊張と弛緩
パステルで空に
輝く雲を 描いて
金色の輪郭を 希望で埋めつくしたら
そっと 諸天 善神が めくばせをするから
微笑みのなかで ...
読まれて落ちる卵には、
きっとわたしの顔は付いていない。
だからどうぞお好きなように、
割って食べてくださいませ。
わたしの伺いしらぬ、
卵でございましょう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
東京日記 33歳
馬野ミキ
未詩・独白
5
07/3/15 19:16
羽を広げて
山崎 風雅
自由詩
3
07/3/15 19:00
在る男は一目ぼれの恋をこう言い訳た
瑠音
自由詩
1
07/3/15 18:51
聞かせてください
weed &...
携帯写真+...
2*
07/3/15 18:30
生きている
闇夜に尻を振...
自由詩
0
07/3/15 18:28
ゲル状
仲本いすら
自由詩
9*
07/3/15 18:24
バレリーナ
闇夜に尻を振...
自由詩
2
07/3/15 18:20
留学生
1486 1...
自由詩
6+*
07/3/15 18:02
「 詩体。 」
PULL.
自由詩
4*
07/3/15 17:57
今を生きる
ペポパンプ
自由詩
5*
07/3/15 17:51
グルーブは可能か
んなこたーな...
散文(批評...
0
07/3/15 17:51
ひとつ ことのは
木立 悟
自由詩
6
07/3/15 17:49
見知らぬ空
乱太郎
未詩・独白
8*
07/3/15 17:35
願い
愛穂
未詩・独白
4
07/3/15 17:18
回り道
海月まりも
自由詩
2
07/3/15 16:59
Chu☆Chu中の血中宙歌
影山影司
自由詩
3
07/3/15 16:15
ゴッホ
生田 稔
自由詩
4
07/3/15 16:11
十年間
MOJO
散文(批評...
4*
07/3/15 15:27
Bullying
RIKU
自由詩
3*
07/3/15 15:24
怪奇電波錯乱地帯
狩心
自由詩
5*
07/3/15 15:01
眩めく昨日
結城 森士
自由詩
3*
07/3/15 14:02
結晶
たもつ
自由詩
15
07/3/15 13:35
高層マンション
ぽえむ君
自由詩
13*
07/3/15 13:15
セレモニー
結城 森士
散文(批評...
3*
07/3/15 13:14
「 卵の午後。 」
PULL.
自由詩
3*
07/3/15 11:42
恋愛単語帳
猫のひたい撫...
散文(批評...
0
07/3/15 11:27
月猫
たね。
自由詩
8*
07/3/15 11:25
colors
水町綜助
自由詩
18*
07/3/15 10:53
世界平和を祈念する
アハウ
自由詩
4*
07/3/15 10:11
「 詩卵。 」
PULL.
自由詩
9*
07/3/15 8:40
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
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5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
加筆訂正:
ゲル状
/
仲本いすら
[07/3/15 18:37]
「*」修正
「 詩卵。 」
/
PULL.
[07/3/15 11:49]
失礼しました。
5.71sec.