味方が一番近くにいる。 アカ シロ キイロ

濡れるまばたき
闇のコマ送り

向き合い吐く息の
どこまでが僕のもの


ヨル アイ ミチ

連なるつぶやき
意味の小旅行

放たれた声の
いつから ...
傾いた四月の窓枠に
腰をかけて

うかれる風の様子を
ぼんやりと眺めていた


風は僕の前を通り過ぎ
木々の葉をペロリ
と捲ったかと思うと

今度は地面に急降下し
土とワサワサ ...
おまえはきいろいねとむかしいわれた
そういうあなたはびょうきみたいとしかえした
あうたびにだきあっていたから
わたしたちみえなくなってしまって
わたし
ひこうきでかえってきたの

きみは ...
これはたぶん
とくいのポーズ

なんだか
亀じゃないみたい
{引用=
久方の            (日の光がのどかな春の日だ)
光のどけき春の日に       (それなのにどうして桜は忙しく散っていくのだろう)
静心なく      ...
狂った眼で

おまえが拳を震わせている

恐い と思う

そして 負けない と思う

大きくなったおまえに

かなうわけはないけれど

それでもなぜか

おまえなんかに負け ...
立ち止まる少女 頬をほんのり膨らまして
空白が過ぎる 歩道の横に青い家 白い
カーテンが揺れている 微風に誘われて
春の兆し 桃色の折り紙 鶴を真似る 
飛べない羽 海上で踊る光の群れ やがて ...
東へ行けば犬が跳ね
雨が降り
子供は傘をささずに
自転車で走り抜け
車は水しぶきをあげて
一瞬で通り過ぎる

西へ行けば
オヤジは傘で私の頭を刺し
自転車の親子連れは
右に曲がって ...
歯をみがく
歯のすべての面を
みがくように
歯をみがく
いくら丁寧にみがいても
数時間後には
忘れている
だからこそ
細かいところまで幾度も
歯をみがく




...
コイツいっぺん殺したろか
しょっちゅう思うのは
殺しても死ななさそうだから
安心だなんて安っぽい心だなって笑う?

ここにいてよ
いなくなんないでね
死んだら殺す
舞う君の
姿にこの瞳を
奪われて
映る世界は
光に染まる
 
 
粉散らし
光に煌めく
その姿
天女のごとき
神々しさよ
冬になったら
彼が凍ってしまって
まるきり目を覚まさなくなったもんだから
やさしく体を開いてあげたら
ふたつあるうちの腎臓の
ひとつが石化してしまっていた
両手で上手に取り出し ...


好きと嫌いが
ギアの上で揺れていました
わたしはちょっと迷いましたが
結局どちらとも決められないまま
右手で好きも嫌いも
すっかり覆い隠して
細心の注意を払い
...
 彼女を死なせてしまった罪なんて背負って生きないでって
 君は泣きながら僕に言ってくれた
 空は悲しみ色に染まって大地を包んでいる
 あの時からずっとあのまま
 最後にお別れしたあの郵便局は
...
 体が熱い
 熱病にかかったようだ
 一ミリも動けない
 君を想う気持ちがこんなにも苦しいものだったなんて
 最高の片思いだ
 僕の想いが飛んでいって体を冷まし君の元に届けばいいのに
 こ ...
 この星から遠く離れていても
 君を忘れない
 詩に深みが出るように
 ハチミツのような心に愛情をどっぷりと浸からせるよ
 君の魂の故郷に
 僕の想いはしゃぼん玉のように飛んでいくよ
 も ...
いつの間にか骨が凍っていたから
熱っぽいあなたの言葉で
解凍された体液が流れ出る
うっとりとするひとときが過ぎたら
肉が痛んだ
焦がれるほどに泣けるほどに
肉に刻みつけたいと望んだのは私で ...
青空を白く
音の粒がわたり
とどめようとする目は
まぶしくまばたく
坂を下る陽
みどりを連れて
歩み去る金
指の花粉を
雪へ散らす


海から来た透明が
近づくもの ...
起き上がれ
この声で
うずくまる貫く閃光
言葉なくとも
迷わずまっすぐ、届け、彼方へ
花を
花を摘みます
何度経ても
懐かしいと思う
春先
まだ小雪がちらつく

柔らかい
萌黄をすり潰した指先を
ほんの少しだけ
口に入れ
ほろ苦い
顔を
思い出しまし ...
ツチノコを一夜干ししてゴボウかなぁ

吊革も揺れもくしゃみもおんなじ速さ

いもうとがミミズちぎって破顔する
かさぶたを剥がす勇気を持てないまま 大人になって
涙目の思い出も忘れて
心の水気が渇いてしまう前に もっと遊ぼう
繰り返し繰り返し 遠くへ飛ぼう

ゆらゆら ゆらゆら たよりなく揺れて やが ...
あたしのほしい車を買うには
あたしの貯金は
ちょっと足りない
なのでう〜んと悩んでいる
磨いたウィンドウのなかのレッドがまぶしい


あたしのほしいブーツを買うには
あたしの給料は
...
太陽を越えようか。

どこまでも。

神も理屈も。

無視してさ。
たまには立ち止まって
振り返ってみようかな
たいした事はない人生だったけど
心なしか誇らしい気持ちになるんだ

道なんてほどじゃないね
轍だらけだし
ただ通れないほど
荒れ果てても ...
ヨーグルト味のキャンディー

黒のパーカー

ファンタグレープ

コンバース

日本語だけの 流行の歌

これ全部

あんたの好きなもの


そして


あたし ...
図書館前のCDショップで 貴女の姿を見つけました


貴女が あまりにも眩しかったので

つい 逃げ出してしまいました


...
光って闇に落ちるガラスの中で

ゆっくりやさしくながれるメロディの

音符との闘い

君を捜しにいったホワイトキャッスルで

君がうすく消えかかる自然現象

僕は胸のうず ...
さがしてみても
しっぽは見つからない

まるで
気泡のような午後だから、
いつの窓にも
ふたりは
求めて


 やわらかな、視線

 だれにも始まる
 デッサンの
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
銃口吉岡孝次自由詩007/3/11 21:48
五月の宇宙松本 涼自由詩007/3/11 21:41
四月の窓枠自由詩307/3/11 21:39
しろいはだミゼット自由詩7*07/3/11 21:32
亀だよねweed &...携帯写真+...5*07/3/11 21:07
静心なく蒸発王自由詩8*07/3/11 20:56
Motheryaka自由詩3*07/3/11 20:51
立ち止まる少女乱太郎未詩・独白6*07/3/11 20:50
東へ西へツキミサキ自由詩1*07/3/11 20:43
ノート(歯をみがく)木立 悟未詩・独白507/3/11 20:13
あいらびゅーべいべリヅ携帯写真+...5*07/3/11 19:43
天女秋桜短歌107/3/11 19:16
彼の腎臓の秘密吉田ぐんじょ...自由詩1407/3/11 19:15
仕事の話自由詩2507/3/11 19:12
Hello,Again 〜昔からある場所〜はじめ自由詩1*07/3/11 18:03
それでいいんだ自由詩4*07/3/11 18:02
世界>宇宙自由詩2*07/3/11 18:01
凍った骨九谷夏紀自由詩4*07/3/11 17:41
ひとつ ながれ木立 悟自由詩407/3/11 17:38
紀茉莉自由詩007/3/11 17:33
花摘む乙女さき自由詩1407/3/11 17:10
無題07/03/11しみまん川柳1*07/3/11 16:52
ブランコ遊び八布自由詩407/3/11 16:42
ちょっと足りないふぁんバーバ...自由詩7*07/3/11 16:10
太陽と塔。狠志携帯写真+...707/3/11 15:59
優飛自由詩3*07/3/11 15:46
好きなもの愛心自由詩1*07/3/11 15:42
CDショップ北大路京介自由詩13*07/3/11 15:32
輪廻こめ自由詩707/3/11 15:03
オクターブ千波 一也自由詩16*07/3/11 14:59

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加筆訂正:
これを描いたのはあなただ/雨露 流[07/3/11 17:10]
3/11 修正
5.78sec.