雪に覆われた心の中のバス停の小屋の中
僕はバスを待っている
しかしバスは来ることはない
雪は静かに降り続いている
思い出の人達は記憶として僕の脳裏に現れる
僕はその記憶をなくすつ ...
記憶を遡り 苦痛と恐怖を味わう
もう二度と戻らない時間 しかし愛おしい
僕は気分が少し楽になる 呪縛が通り過ぎていったおかげだ
夜空の波を漂う 僕はもう少しこうしていたいだけ
腰に雲 ...
傷口に口づけ。
(塩を舐めて、)
どれぐらい痛くして欲しいの。
沈黙には沈黙。
出したくなったら出してもいいのよ。
口の中。
...
2月は節分でしょう?
3月はひな祭り
なのになぜか今のこの時期に
うちにサンタクロースがやってきた
あわてんぼうじゃなくてせっかちなサンタクロース
それとも大遅刻?
やだな、ち ...
競うみたいにして あたしたち
みんなが欲しいものを欲しがる
脅されてるみたいに あたしたち
誰かのまねをして安心する
そうやって色を確実に消していって
どんどん透明になっていく
...
囚われて、捕らわれて みずうみ
蒼を重ねたら君になるの
遠くでひっくり返って
白い足すら放り投げて
グラスグリーンの波の中で
傷だらけで笑わないで
膝に乗った小象が悲鳴をあげてるよ
聞こ ...
たとえば
それは、
晴れわたる夢に
やさしい雨がのこした跡
テーブルのオレンジは
断続的におとずれる早朝、
半透明のまま
ころがっていて
方向性をなくした部屋に
ふりそそ ...
君のために、いつか
この空の下、いっぱいの奇跡を見せるから、
僕の隣で、一緒に歩くことを
どうか、選んでくれないか。
甘い夢ばかりあるようなことを、僕は君に囁かない。
この世の ...
お好み焼きという言葉を聞くたびに
私は自由について考える
君はお好み焼きの名の由来を知っているか?
自分の好みに合わせて具材を入れるからお好み焼きなのだ
ところがどうだい?
たいていのお好み ...
そこに咲く花の名前を知らない
知らないからと言って嫌いなわけじゃない
いや好きだ
この時代にあまりにも早足で飛び込んだから
花の名前を覚える暇がなかった
それでも 名前を知ら ...
僕ら、心の中どこかで繋がっていること、
互いに分かっていたから、何気なく別れたんだ。
涙も感慨もなく、当たり前に笑って別れてから
電話もメールも、ずっと、やり取りしていない。
でも、疑って ...
こわれてしまったものがある
いつまでも続く夕暮れの中で
何も変わっていないのに
こわれてしまったものがある
見えるものは何も変わっていない
やっていることも 何も変わって ...
空気読めよ
話聞いてた?
優柔不断
何それ全然おもしろくないんだけど
わがままだな
ついていけない
自分さえ良ければいいんだな
知りたくもない、そんな不幸話
違う生き物だから無 ...
快速急行の扉にもたれるはりつく
体を支える一枚の板
堅いものはもろくもあり
安心してはいられない
となりに見えるレールがなめらかにうねっていく
滑らかな流れは
どこからやってくるのだろ ...
私は御前を赦さないだらう。
御前は私を忘れないだらう。
さうだ弟よ。
此の呪ひが在る限り、
私達は永劫に結ばれてゐるだらう。
おい、
此れは何の告白なのだ。
...
もしもこの手の
指が6本あったなら
もう少し
白く小さな君の手を
しっかりつかんでいれたのかな
もしもこの手の
指が7本あったなら
もう少し
離さないでと言った君を
ぎゅっと ...
例年より早い春が訪れたので
終わりしかゆるされない
季節の砂浜を素足のままあるく
お供のみいは白い前あしを落陽色に染めて
青い波間で遊んでいる
頭上には錆びついちまった青空が
枯れ木に ...
闇が迫る
光が逃げてゆき闇がやってくる
さぁ、月と星たちのショーが始まるよ
今夜はどんな踊りをみせてくれるのかな?
ふわっ、ふわふわっ。
綿毛になって一週間になる。
何を間違って
自分はタンポポの綿毛になんてなってるんだろう。
ついさっき母体であるタンポポを飛び出したところだ。
せっかく仲良くなった他の綿 ...
夜に出でし月は
右より欠けて浮きつつも
心鎮むる情けありて
ただひたすらに眺むらむ
何をか語らむその月は
暗き空に染むるる色は
今に咲く黄梅と思ほえ
心なつかし
夜に出でし月は ...
西の空たかく
かがやく星
私の行く先を
照らしてください
私を愛で
満たしてください
あんたの1メートル上空の
地上権と
あたしの1メートル上空の
地上権を
交換するの
そレで
あたしの匂い
あたしの甘やかな匂いを
あんたにいっぱい嗅がせて
あんたの一切の先取特権 ...
優しさにぶらさがる
重なる星の巡り合わせに
ふたりだけの夜
ドブ板通りの古びたカウンターで
わたしをみつめる
瞳と
Never mind
歯並びの良い口元が闇に浮ぶ
迷路のような船底で ...
暗い道でも みうしなわずに
ついて行けるように と
契りを むすんだ
おとこの 背中に
灯火と星を 刺繍した
お三時に彼はハンドルを回し
胸の部分の扉をパカリとひらいて
よい風を招くために
陶器のオルゴールを鳴らした
それは凛とした音色なのだけれど
彼はハンドルを回すことに執心していたの ...
天の岩戸の完全黒体
まっくろくろの黒助と
揶揄された記憶も忘れ
世間は今も
岩戸景気に浮かれてる
黒体炉の中で目を覚ます
スペクトルの子供たち
明るい光に迎えられ
わいわい ...
鳴り止まない携帯
飛び交うノイズ
満員の電車で圧殺未遂
忙しいってさ
心を亡くすって書くけど
心を亡くしたら
忘れることもできるんだよ
感覚異常
点滅するシグナル
...
それはある夏のワンシーン
暑い暑い昼が過ぎてヒグラシが鳴き始めた夕暮れ
まだ残るむせ返るようなジメジメした空気が僕と君を包み込む
君はうつむいたまま答えに ...
流れてきた涙は、
どこに消えたのかな。
いつかは見失ってしまうと、
解っては居たけど。
忘れてしまうとは、
僕も思わなかったんだ。
流れて、落ちて、広がって。
涙は、消え ...
秤にかけることも難しい
揺られない天秤は
俺に囁く
「意味の無い評価を与えよう」
黒い壁が越えられない
迫り来る圧迫感
足元から寄ってくる黒い影に怯え
侵食して行く事恐れている
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春の土手
はじめ
自由詩
3*
07/2/8 6:53
大樹
〃
自由詩
2*
07/2/8 6:52
「 っくす、のきずぐち。 」
PULL.
短歌
4*
07/2/8 6:05
メリークリスマス
蒼依
未詩・独白
1
07/2/8 6:02
芽吹き
〃
自由詩
5
07/2/8 5:31
みずうみ
りぃ
自由詩
1
07/2/8 4:28
ブルー、
yuri.
自由詩
15*
07/2/8 4:01
「君と生きることは、僕の奇跡」
和 路流(N...
自由詩
1*
07/2/8 2:27
お好み焼きと自由
新守山ダダマ
自由詩
6
07/2/8 1:50
メリーゴーランド
山崎 風雅
自由詩
5*
07/2/8 1:21
“Dear my company”
和 路流(N...
自由詩
1*
07/2/8 0:41
夕暮れ
こむ
自由詩
5*
07/2/8 0:25
78、イメージダウン 【いめーじだうん】
雨宮 之人
自由詩
2*
07/2/8 0:20
ひとくみの
ポッケ
自由詩
2*
07/2/8 0:18
目眩めく
ヴィリウ
自由詩
0
07/2/8 0:14
10本の指
うにかぜ
自由詩
2
07/2/8 0:10
液体となった太陽が滴りおちる青い波間で(その2)
青色銀河団
未詩・独白
0
07/2/7 23:52
夕闇の幕
テルテル坊主
携帯写真+...
3
07/2/7 23:38
タンポポ・ドロップス
ブルース瀬戸...
自由詩
5*
07/2/7 23:29
夜に出でし月は(「古語の宴」例示作品)
ぽえむ君
自由詩
12*
07/2/7 22:43
宵の明星
weed &...
携帯写真+...
0*
07/2/7 22:38
液体となった太陽が滴りおちる青い波間で
青色銀河団
未詩・独白
7
07/2/7 22:30
ヨコスカ物語
恋月 ぴの
自由詩
30*
07/2/7 22:28
そろもん(ステッチャーの話)
みつべえ
自由詩
7
07/2/7 22:06
小丘
嘉村奈緒
自由詩
13
07/2/7 21:46
光がもどってこない
あおば
自由詩
7*
07/2/7 21:41
忙殺
衿野果歩
自由詩
2
07/2/7 21:34
中学の夏
テルテル坊主
自由詩
2
07/2/7 21:24
涙と共に。
狠志
自由詩
3
07/2/7 21:00
DESPAIR
流希-Яuk...
自由詩
1
07/2/7 20:57
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
加筆訂正:
78、イメージダウン 【いめーじだうん】
/
雨宮 之人
[07/2/8 0:20]
2007.01.30初出。少し改変
虚空に繁る木の歌 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/2/7 23:36]
数行加筆訂正します。
8.08sec.